映画『劇場版BLEACH Fade to Black 君の名を呼ぶ』(お薦め度★★★)
監督、阿部記之。脚本、高橋ナツコ、大久保昌弘。原作・企画協力、久保帯人。2008年日本。アニメ映画。声の出演、森田成一(黒崎一護/くろさき=いちご)、折笠富美子(朽木ルキア/くちき=るきあ)、真殿光昭(コン・ライオンのぬいぐるみ)、伊藤健太郎(阿散井恋次/あばらい=れんじ・護廷十三隊六番隊副隊長)、置鮎龍太郎(朽木白哉/くちき=びゃくや・護廷十三隊六番隊隊長、ルキアの義兄)、三木眞一郎(浦原喜助/うらはら=きすけ・元護廷十三隊十二番隊隊長)。TVアニメ「BLEACH(ブリーチ)」の劇場版第3弾。
「週刊少年ジャンプ」で2001年から連載中の少年漫画「BLEACH(ブリーチ)」第1巻を子供から借りて読みました。なかなか面白かったので本作を鑑賞しました。
結果は予想以上に面白いです。大人の鑑賞にも十分耐えられる作品でした。
悪霊に成りそうな魂を成仏させる死神が活躍する物語です。キャラクターデザインに癖があってとっつきにくいのですが、戦闘シーンのスリリングさと主要人物の死神たちの振る舞いが格好良く、本作だけでファンになりました。どことなくエヴァを連想させるものがあります。
舞台となる世界に異変が生じ、主人公が記憶を失った仲間達と望まない戦いを強いらます。主人公が孤軍奮闘でヒロインを救い出そうとする切なさと異変の原因となる名も無い姉弟の悲しい宿命に鷲掴みにされました。死神たちの戦いにおけるセリフと振る舞いにダンディズムを感じさせます。
子供たちがハマルのも頷けます。久しぶりに期待させる熱いアニメに出会えました。
| 固定リンク
コメント