ドラマ「ハーパーズ・アイランド 惨劇の島」[全13話](お薦め度★★)
【エピソード】
#1 ハーパーズ島への船出
#2 獲物を高く吊るせ!
#3 タトゥー・ガールの眼は赤い
#4 水の中のワイフ
#5 頭上の凶器
#6 偉大なるウェリントン家の人々
#7 私をキャンプに連れてって
#8 彼らはフェリーに間に合わなかった
#9 明るくなるまで待って
#10 裁かるるミルズ
#11 地下道は出たけれど
#12 崖の上のトリッシュ
#13 悲しみは海の彼方に
結末にはがっかりさせられました。
あまりにも動機が弱すぎます。陳腐過ぎて大殺戮の理由になりません。全く納得できない話でした。特にラストは情けなくなりました。第1話から設定であからさまに無理があったので全部観るのをどうしようか躊躇したのですが、もしかすると「ツインピークス」のような作品かもしれないと期待したのが間違いの元でした。
登場人物を表面的にしか描いておらず、物語に深みがわりません。ただ単に猟奇的殺人のオンパレードに振り回されます。次々に行方不明者が出てくるのに、あまり疑問に感じない登場人物たちの行動も違和感を感じました。ともかく脚本が弱い印象しか残りませんでした。
番組紹介(WOWOWオンラインから引用)
ひとり、またひとり…。美しい島で起きた連続殺人、犯人はこの中にいる!?
全米CBSネットワークで2009年4~7月に放送された、サバイバル・サスペンスを日本独占初放送。
製作総指揮の1人と第1話の監督は、映画「ナショナル・トレジャー」シリーズの監督などハリウッドで活躍するジョン・タートルトーブ。企画は映画『ハイド・アンド・シーク/暗闇のかくれんぼ』の脚本家、アリ・シュロスバーグ。
シアトル沖に浮かび、自然に恵まれたハーパーズ島だが、7年前、6人が惨殺される凶悪事件が起きた。平和を取り戻したかに見えるその島で現在、ヘンリー(TV「アグリー・ベティ」のクリストファー・ゴーラム)と裕福な家の娘トリッシュ(ケイティ・キャシディ)という幸せなカップルが結婚式を行うことに。そこに7年前に母を惨殺された、ヘンリーの幼なじみであるアビーも式に出席する為、島に戻ってくる。
2人の友人や家族は船で島に渡るが、それは恐怖の始まりだった。宴のムードが盛り上がった頃、人々は謎の殺人鬼によってひとり、またひとりと残忍な手口で惨殺され始める。一方、人々の間には愛と憎しみ、陰謀と裏切りの関係があることも同時に暴かれていく……。
TVドラマの常識を超えたサスペンス度、ホラー描写、そして予測できない渦を巻く人間関係。見る者も、この島から逃げることはけっして出来ないのだ。出演
出演:エレイン・キャシディ(アビー・ミルズ役/声:本田貴子)、クリストファー・ゴーラム(ヘンリー・ダン役/声:内田夕夜)、ケイティ・キャシディ(トリッシュ・ウェリントン役/声:竹田まどか)、C・J・トマーソン(ジミー・マンス役/声:津田健次郎)スタッフ
製作総指揮:ジョン・タートルトーブ 脚本:アリ・シュロスバーグ
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コメント
たしかに結末はがっかりでしたが、ヘンリーのあの笑顔はずっと惚れ惚れしていました。
1度見終わって、また頭から2度見をしたら、犯人のあまりの演技のうまさはすごいなと感動します。
それから、今でもマディソンも血がつながっているのではないかと疑ってしまう子なのですが。
私としましては、それなりに楽しめました。
投稿: maruko | 2010.02.28 20:25
>marukoさん、コメントありがとうございます。
確かにヘンリーの笑顔は素敵でした。
>1度見終わって、また頭から2度見をしたら、犯人のあまりの演技のうまさはすごいなと感動します。
再鑑賞されたのですね。
本ドラマは、誰が犯人なのか目を凝らして観ていましたので、誰もが隙が無かったと思います。
途中まではそれなりだったのですが、何んと行っても動機が壊れていては辛いです。
きっとすぐに忘れてしまう作品となるでしょう(笑)。
投稿: erabu | 2010.03.01 20:21