« 2010年1月 | トップページ | 2010年3月 »

2010.02.28

ドラマ「ハーパーズ・アイランド 惨劇の島」[全13話](お薦め度★★)

【エピソード】
#1 ハーパーズ島への船出
#2 獲物を高く吊るせ!      
#3 タトゥー・ガールの眼は赤い      
#4 水の中のワイフ      
#5 頭上の凶器      
#6 偉大なるウェリントン家の人々      
#7 私をキャンプに連れてって      
#8 彼らはフェリーに間に合わなかった      
#9 明るくなるまで待って      
#10 裁かるるミルズ      
#11 地下道は出たけれど      
#12 崖の上のトリッシュ      
#13 悲しみは海の彼方に 

結末にはがっかりさせられました。
あまりにも動機が弱すぎます。陳腐過ぎて大殺戮の理由になりません。全く納得できない話でした。特にラストは情けなくなりました。第1話から設定であからさまに無理があったので全部観るのをどうしようか躊躇したのですが、もしかすると「ツインピークス」のような作品かもしれないと期待したのが間違いの元でした。
登場人物を表面的にしか描いておらず、物語に深みがわりません。ただ単に猟奇的殺人のオンパレードに振り回されます。次々に行方不明者が出てくるのに、あまり疑問に感じない登場人物たちの行動も違和感を感じました。ともかく脚本が弱い印象しか残りませんでした。

番組紹介(WOWOWオンラインから引用)

ひとり、またひとり…。美しい島で起きた連続殺人、犯人はこの中にいる!?

 全米CBSネットワークで2009年4~7月に放送された、サバイバル・サスペンスを日本独占初放送。
 製作総指揮の1人と第1話の監督は、映画「ナショナル・トレジャー」シリーズの監督などハリウッドで活躍するジョン・タートルトーブ。企画は映画『ハイド・アンド・シーク/暗闇のかくれんぼ』の脚本家、アリ・シュロスバーグ。
 シアトル沖に浮かび、自然に恵まれたハーパーズ島だが、7年前、6人が惨殺される凶悪事件が起きた。平和を取り戻したかに見えるその島で現在、ヘンリー(TV「アグリー・ベティ」のクリストファー・ゴーラム)と裕福な家の娘トリッシュ(ケイティ・キャシディ)という幸せなカップルが結婚式を行うことに。そこに7年前に母を惨殺された、ヘンリーの幼なじみであるアビーも式に出席する為、島に戻ってくる。
 2人の友人や家族は船で島に渡るが、それは恐怖の始まりだった。宴のムードが盛り上がった頃、人々は謎の殺人鬼によってひとり、またひとりと残忍な手口で惨殺され始める。一方、人々の間には愛と憎しみ、陰謀と裏切りの関係があることも同時に暴かれていく……。
 TVドラマの常識を超えたサスペンス度、ホラー描写、そして予測できない渦を巻く人間関係。見る者も、この島から逃げることはけっして出来ないのだ。

出演
出演:エレイン・キャシディ(アビー・ミルズ役/声:本田貴子)、クリストファー・ゴーラム(ヘンリー・ダン役/声:内田夕夜)、ケイティ・キャシディ(トリッシュ・ウェリントン役/声:竹田まどか)、C・J・トマーソン(ジミー・マンス役/声:津田健次郎)

スタッフ
製作総指揮:ジョン・タートルトーブ 脚本:アリ・シュロスバーグ

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2010.02.26

アニメ「BLEACH~尸魂界救出篇~」[22話](お薦め度★★★★★)

間違いなくアニメ史に残る傑作です。
面白さに圧倒されました。
過去に観てきたアニメの中でも最高の一品です。エクスタシーを感じました。
BLEACH(ブリーチ)の世界観は圧巻です。壮大かつ緻密に構築されています。さらに登場人物の豊富さとそれぞれのキャラクターの深さに脱帽です。激闘の合間に過去が語られ、より深く人物像を理解して感情移入させられます。阿部記之監督の演出はホレボレさせられます。死闘の最高潮から一気にギャグで逆サイドに着地させるキレはお見事の一言です。

第1話から第63話で次の3篇をかけてようやく一区切りとなりました。

死神代行篇
尸魂界潜入篇
③尸魂界救出篇

よくぞここまで大ドラマを構成できたものです。物語の勢いは右肩上がりで尸魂界救出篇をもって堂々の第1部完結をしました。原作者の久保帯人は並みではありません。卓越した才能を持っています。

ストーリーについて書くとネタバレになってしまいますので一切止めますが、アニメファンの方はBLEACHの第63話までは必ず観たほうが良いでしょう。絶対に見逃してはいけない作品です。

【エピソード】~尸魂界救出篇~

第42話 「瞬神夜一、舞う!」
第43話 「卑劣な死神」
第44話 「石田、極限の力!」
第45話 「限界を越えろ!」
第46話 「実録!死神の学校」
第47話 「仇討つ者たち」
第48話 「日番谷、吼える!」
第49話 「ルキアの悪夢」
第50話 「よみがえる獅子」
第51話 「処刑の朝」
第52話 「恋次、魂の誓い!白哉との死闘」
第53話 「市丸ギンの誘惑、崩された覚悟」
第54話 「果たされる誓い!ルキア奪還なるか!」
第55話 「最強の死神!究極の師弟対決」
第56話 「超速の戦い!武の女神、決す」
第57話 「千本桜、粉砕!天を衝く斬月」
第58話 「開放!黒き刃、奇跡の力」
第59話 「死闘決着!白き誇りと黒き想い」
第60話 「絶望の真実、振り下ろされた凶刃」
第61話 「藍染、立つ!恐るべき野望」
第62話 「集結せよ!最強の死神軍団」
第63話 「ルキアの決意、一護の想い」

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2010.02.25

JR東京駅の東京キャラクターストリートに行った

P1000005

今週の火曜日に仕事の関係でJR東京駅八重洲口に行きました。反対の丸の内側は時々出かけるのですが、八重洲口側は数年ぶりでした。現在八重洲開発計画が進行しており、工事中でした。JR東海の看板を確認しました。JR東日本でないのが意外でした。

Mapimg

大分様子が変わっていました。八重洲口に直結するフロア(B1F~2F)が東京駅一番街と呼ばれる商業施設で、東京みやげ店からレストラン、雑貨などの店舗が集結しています。その中の目玉区画として「東京キャラクターストリート」と「東京ラーメンストリート」があります。「東京ラーメンストリート」は知っていたのですが、「東京キャラクターストリート」は知らなかったので覗いて見ました。B1Fにあります。

P1000003_2

2008年3月8日に開店したキャラクターグッズ専門店街です。在京キー局のテレビキャラクターグッズショップが勢揃いしています。

・NHKキャラクターショップ
・フジテレビショップ
・JUMP SHOP(「週刊少年ジャンプ」)
・Ctの小部屋 MAY(キティ)
・テレ東本舗
・TOMICA SHOP
・スヌーピータウンミニ
・TBS store 東京駅店
・ウルトラマンワールドM78
・RASCAL SHOP
・テレアサショップ 東京駅店
・レゴ クリックブリック
・Donguri Garden(スタジオジブリ作品)
・日テレや
・tama cafe

P1000001

これはもう東京の新名所ですね。
時間が無かったので、JUMP SHOPだけ入りました。お目当てのブリーチやリボーンのコーナーがありました。もちろんワンピースも。アニメファンには垂涎のグッズが所狭しと陳列されています。嬉し楽しです。今度子供たちを連れて来たいと思います。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2010.02.24

単行本『フリー<無料>からお金を生みだす新戦略』

著者、クリス=アンダーソン。「ワイアード」誌編集長。
2009年11月25日発行。日本放送出版協会。

大作です。珍しくヒットしている最中に読み終えました。知的好奇心を大いに刺激させられました。
世界的ベストセラー『ロングテール-「売れない商品」を宝の山に変える新戦略』の著者が、フリー(無料)の歴史から、21世紀のフリー誕生について紐解きます。今後のすべての企業はフリーを利用することや、フリーと競い合うことを余儀なくされると予言しています。フリーを説明するために経済学や心理学など広範に分析を試み、SFや宗教までに言及しています。まさにフリーのバイブルといった内容です。これからのインターネットのビジネスモデルを構築する際には避けて通れないキーワードだということが理解できました。

特に「第12章非貨幣経済-金銭が支配しない場所では、何が支配するのか」で、グーグル経済と贈与経済について、一ブロガーとして非常に参考になりました。

グーグル経済は次のように要約できます。
・無料で提供されるオンライン市場では、評判と注目のふたつの非貨幣要因が浮上する。
・グーグルのページランク・アルゴリズムが評価の通貨を実現しており、それに伴ってウェブ・トラフィックが注目の測定基準となる。
・評価を注目に変えて、現金に換算する(グーグル・アドセンス広告をシェア)。

また、贈与経済における動機の主な理由は次の通りです。
①コミュニティ:コミュニティの一員であることを感じ、その繁栄に貢献したい。
②個人の成長 :マズローの欲求段階で最上階にある自己実現に当たる。
③助け合い  :社会学者が「熟練者」と呼ぶ、自分の知識を喜んで分け与える。

納得出来ます。これほど明確に考察するとは驚きました。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2010.02.23

映画『ラブリーボーン』(お薦め度★★★)

監督、ピーター=ジャクソン。脚本、フラン=ウォルシュ、フィリッパ=ボウエン、ピーター=ジャクソン。原作、 アリス=シーボルド『ラブリー・ボーン』。原題『THE LOVELY BONES』。2009年アメリカ・イギリス・ニュージーランド。サスペンス映画。出演、シアーシャ=ローナン(スージー=サーモン)、マーク=ウォールバーグ(ジャック=サーモン・父)、レイチェル=ワイズ(アビゲイル=サーモン・母)、ローズ=マクアイヴァー(リンジー=サーモン・妹)、クリスチャン=トーマス=アシュデイル(バックリー=サーモン・弟)、スーザン=サランドン(リン・おばあちゃん)、スタンリー=トゥッチ(ミスター・ハーヴィ/町内の住人)、マイケル=インペリオリ(レン=フェナマン刑事)、リース=リッチー(レイ・初恋の相手)、キャロリン=ダンド(ルース・同級生)。

際どい作品です。
一歩間違うと宗教映画となってしまう可能性がありました。しかし、ぎりぎりメジャーのエンターテインメント作品として踏みとどまりました。サスペンス映画としては抜群の展開でした。ピーター=ジャクソン監督の死生観というか現世から天国の中間世界を想像力溢れる美しい映像で満たしていました。主演のシアーシャ=ローナンの若さ、美しさ、かわいさが十分に堪能できました。『つぐない』に出演していたのですね。しかも助演女優賞にノミネートしていたとは知りませんでした。鑑賞後に本作のオフィシャルサイトでわかりました。彼女は華があります。将来大女優になる可能性を秘めていると思います。

それにしてもこのタイトルは何なんでしょう。過去に『ボーン・アイデンティティ』でボーンという人の名前を“骨”と勘違いしました。本作ではシアーシャ=ローナンの顔が宣伝の前面に登場するので全く“骨”という解釈をせずに、「愛らしいボーンちゃん」という人名として認識していたら、なんと『美しい骨』という意味だったのですね。どっか~んです。映画会社さん、邦題はよく考えて付けてください。わかりにくい表記で日本人には酷過ぎます。で、結局タイトルの意味がわかりませんでした(笑)。

000006657 今回の劇場鑑賞は、「TOHOシネマズお年玉プレゼントキャペーン」を利用しました。末尾が「1」もしくは「4」の「お年玉付き年賀はがき」を持参すると、1月9日(土)~2月28日(日)の期間中、入場料が1000円になるキャンペーンです。前回映画館で気付いて、期間が終る間際になって初めて利用しました。以前からキャンペーン告知ポスターは見ていたのですが、内容を理解していませんでした。勿体無いことをしたもんです。

| | コメント (2) | トラックバック (21)

2010.02.22

映画『ノーカントリー』(お薦め度★★★)

監督・脚本・編集、ジョエル=コーエン、イーサン=コーエン。原作、コーマック=マッカーシー『血と暴力の国』。原題『No Country For Old Men』。2007年米。クライム映画。R-15指定。出演、トミー=リー=ジョーンズ(エド=トム=ベル保安官)、ハビエル=バルデム(アントン=シガー・殺し屋)、ジョシュ=ブローリン(モス)、ウディ=ハレルソン(カーソン=ウェルズ)、ギャレット=ディラハント(ウェンデル)、ケリー=マクドナルド(カーラ=ジーン・モスの妻)。第80回(2007)アカデミー賞(脚色賞、作品賞、助演男優賞、監督賞)受賞。

作品紹介(WOWOWオンラインから引用)
「ブラッドシンプル/ザ・スリラー」「ファーゴ」など、今や米映画界にとって貴重となった作家性を刻み続ける鬼才コンビ、コーエン兄弟がC・マッカーシーの「血と暴力の国」を映画化。全編にわたって緊張感あふれるサスペンス&バイオレンスが展開する一方、T・L・ジョーンズ演じる老保安官が時代の荒廃を嘆く姿も描くなど現代への警告も盛り込み、単なる娯楽を越えた見ごたえ満点の傑作に仕上げた。キャストでは、不思議な髪形(?)も含め、圧倒的な恐怖感を醸した殺し屋役J・バルデム(アカデミー助演男優賞受賞)がやはり圧倒的。

息苦しいほど重たい作品でした。
何んといっても得体の知れない最悪の殺し屋シガーには参りました。情け容赦ない彼のルールは理不尽過ぎて嫌悪感しか与えません。恐怖のシンボルとして圧倒的な存在感を示しました。彼こそが米国の暗部を象徴しており、社会正義が通用せずにラストを迎えるところに、いまだにこの国が抱える闇を表現していたように思います。老保安官との対決も無いまま、何んともスッキリしない終わり方でした。それだけ根が深いということなのでしょう。

過去にジョエル=コーエン監督作の『ディボース・ショウ』を非常に評価しました。ロマンチック・コメディとしての傑作でした。バイオレンスでもこれだけの骨太な作品を手掛けるとは恐れ入りました。

| | コメント (0) | トラックバック (2)

2010.02.21

映画『デス・レース』(お薦め度★★)

監督・脚本、ポール=W=S=アンダーソン。2008年米。PG-12指定。バイオレンス映画。出演、ジェーソン=ステーサム(ジェンセン=エイムズ)、ジョアン=アレン(ヘネシー・女所長)、ナタリー=マルティネス(エリザベス)、イアン=マクシェーン(コーチ)、タイリース=ギブソン(マシンガン=ジョー=メイソン)、マックス=ライアン(バチェンコ)。

作品紹介(WOWOWオンラインから引用)
B級映画の雄ロジャー・コーマンが製作した1975年のSFアクション映画「デス・レース2000年」は、低予算ゆえのチープな娯楽作ながら奇抜なアイディアなどが支持され、カルトな1本に。今回は「バイオハザード」第1作や「エイリアンVS.プレデター」など、やはりSF活劇に強いP・W・S・アンダーソン監督が原典よりもたっぷりと製作費を注ぎ、大迫力のカーチェイス場面など見せ場を満載し、スリリングな近未来バイオレンス・アクションに仕立て直した。主演は「トランスポーター」シリーズの人気タフガイ男優、J・ステーサム。

チープ過ぎてガッカリでした。
せっかくジェーソン=ステーサムを主演に迎えても、構成と脚本が悪すぎてはどうにもなりません。
視聴率を取りたいために、運転の巧い男をはめてデス・レースに参加させるという貧相な物語です。デス・レース自体が自動車の競争でなく、兵器としての生き残りを図る戦いなのでわざわざフルスロットルの速さを競わせる意味がありません。ましてや第3ステージあるレースの第2ステージで、主催者側がコンボイクラスの車を登場させたのはデス・レースを否定するだけの行為です。そもそも視聴率を狙っているのに自殺行為と思える演出は全く意味不明でした。

脚本が失敗しているのに制作に一杯お金をつぎ込んだ駄作です。

| | コメント (0) | トラックバック (3)

2010.02.20

チムニーグループの低価格居酒屋「やきとり道場」は旨い!

Gbnr_etc03

先週の「うまいもん酒場えこひいき」に引き続き、金曜日の夜はチムニーグループの313円均一居酒屋「やきとり道場」に行きました。JR駅から数十メートルの立地条件にもかかわらず、週末というのに意外なほどに閑散としていました。先客は3組ほどです。

今回は予約せず、飲み放題も利用しませんでした。
料理・ドリンク共に全て313円です。
ドリンクはいつもの通り生ビールです。この店はキリン一番絞りでした。
料理に関しては+α料金でお刺身などのおすすめメニューがあったので、こちらを中心に注文しました。驚いたことに数百円高いだけですが、全てが美味しい料理でプチ豪華気分を味わえました。

2人で約1時間半、5584円でした。割り勘で1人2792円です。
若干高いものの、コロワイドグループの「うまいもん酒場えこひいき」よりも満足しました。

今後もトレンドになっている格安居酒屋を開拓して行こうと思います。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2010.02.19

映画『或る旅人の日記 赤い実』(お薦め度★★★)

監督・脚本、加藤久仁生。音楽、近藤研二。2004年日本。アニメ映画。上映時間7分。2003年度作品『或る旅人の日記』の続編。

作品紹介(WOWOWオンラインから引用)
黒い服を着て、首には白いマフラーを巻き、頭にシルクハットをかぶり、手足が長い豚のような動物に乗って旅する男性、トートフ・ロドル。前作「或る旅人の日記」で知られることになったこの主人公が、同じ舞台である不思議の国トルタリアで体験する、もう1つの事件を描いたのが本作。より色彩感豊かに生まれ変わった作品世界に、加藤監督のアニメ作家としての成長を伺わせるファン必見編だ。前作のエピソード4「月夜の旅人」にも登場したモチーフ、ウサギ人の再登場も興味深い。

ストーリー
豚のようだが脚が長い生き物に乗ったトートフ・ロドルは、引き続いて幻想の国トルタリアで旅を続ける。その道中、おいしそうな赤い実を見つけたロドルは、好奇心にかられて実をかじってみることに。その味の虜となったロドルは他の実も次々と食べてしまう。気分が高揚した彼は、偶然出会ったウサギ人にその赤い実を差し出してみるが……!?

もう少し内容を膨らませて上映時間を長くして欲しかったです。
前作よりも背景のトーンが明るくなっています。赤い実に酔っ払って妖精のいる異空間に触れてしまう情景がユーモラスでした。妖精は女の子なのですが、描かれる様子は期待以上の出来でした。今後も更なる続編を期待したいと思います。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2010.02.18

映画『或る旅人の日記』(お薦め度★★★)

監督・脚本、加藤久仁生。音楽、近藤研二。2003年日本。アニメ映画。上映時間17分。短編ファンタジー・アニメ6話からなる連作。

作品紹介(WOWOWオンラインから引用)
5年後の「つみきのいえ」と同様、加藤監督自身がすべての原画を鉛筆で描いた労作にして力作。不思議な国で1人の旅人が遭遇する出来事、出会いなどが、幻想的なタッチで展開。インターネットでフラッシュアニメとして公開され(一部の映画祭でも上映)、加藤監督ならではの繊細かつ素朴な表現が、日本のみならずネット経由で鑑賞した海外の観客からも高く評価されたという逸話を残す。「つみきのいえ」への助走としてアニメ・ファンならずとも見逃せない。2004年には続編「或る旅人の日記 赤い実」も発表された。

ストーリー
不思議の国トルタリアを旅する1人の男性、トートフ・ロドル。エピソード1「光の都」北の草原を旅するロドルは、南の丘の街で宿を探すことに。だが丘は巨大な豚の背中の上にあって……。/エピソード2「真夜中の珈琲屋」ロドルは1軒の珈琲店に立ち寄るが、その夜、1匹の虫が飛んできて……。ほか、エピソード3「小さな街の映画会」、エピソード4「月夜の旅人」、エピソード5「憂鬱な雨」、エピソード6「花と女」からなる。

つみきのいえ』よりも楽しめました。
上映時間が4分増えただけですが、非常に充実しています。アイデアも豊富で感情移入しやすい雰囲気を持っています。エピソード3の映画の銀幕は考えたことも無かったもので大いに癒されました。優しさに溢れています。エピソード6に登場する女性は本当に美しいと感じさせる佇まいがありました。音楽もメリハリが効いていてアニメらしさを感じました。本作のほうこそ評価すべき作品です。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2010.02.17

映画『つみきのいえ』(お薦め度★★)

監督、加藤久仁生。脚本、平田研也。音楽、近藤研二。2008年日本。アニメ映画。上映時間13分。第81回(2008年)アカデミー賞短編アニメ賞受賞。

作品紹介(WOWOWオンラインから引用)
第81回アカデミー賞で、受賞した加藤監督がオスカー像を受け取った壇上、「どうもありがとう、ミスター・ロボット」(自身が所属する会社《ROBOT》と米国のロック・バンド、スティクスのヒット曲「ミスター・ロボット」の歌詞をかけたジョーク)で笑いを誘ったのも話題に。何と加藤監督自身が約1年間をかけて全原画を鉛筆で描いたという労作。物語や演出、音楽に豊かな抒情がこめられ、短編アニメながら深い感動がある傑作となった。加藤監督が先がけて発表した他の作品、「或る旅人の日記」「或る旅人の日記 赤い実」も必見だ。

ストーリー
海面が上昇し続け、多くの建物が水没した世界。おじいさんがひとり暮らしをしているのは、海面が上昇する度におじいさんが屋上に部屋を作り足してそこに移り住み、まるで縦に長い積み木のようになった家。ある日お気に入りのパイプを下の部屋に落としてしまったおじいさんは、潜水服を手に入れて下の部屋に潜る。そこでおばあさんがまだ生きていた頃を思い出したおじいさんはさらに下の階へと潜っていき、自分の人生を振り返る。

率直に言ってどこが評価されたのかわかりません。
狭い空間において1人の老人の回想が穏やかに流れるアート系のようなアニメです。水没する世界でブロックを積み上げた住居で水上に暮らすという設定は、ピンとくるものはありませんでした。描かれる世界観は地球規模のスケールはありませんし、未来の地球を暗示しているようにも感じられませんでした。アカデミー賞を受賞しなければ観ることはなかった作品でした。

| | コメント (0) | トラックバック (1)

2010.02.16

映画『ブーリン家の姉妹』(お薦め度★★★)

監督、ジャスティン=チャドウィック。脚本、ピーター=モーガン。原作、フィリッパ=グレゴリー『ブーリン家の姉妹』。原題『The Other Boleyn Girl』。2008年イギリス・アメリカ。歴史劇映画。出演、ナタリー=ポートマン(アン=ブーリン)、スカーレット=ヨハンソン(メアリー=ブーリン)、エリック=バナ(ヘンリー8世)、デヴィッド=モリシー(トーマス=ハワード/ノーフォーク公爵)、クリスティン=スコット=トーマス(レディ・エリザベス=ブーリン)、マーク=ライランス(トーマス=ブーリン卿)。

作品紹介(WOWOWオンラインから引用)
16世紀イングランド、王妃との間で世継ぎに恵まれなかった国王ヘンリー8世のもとへ、愛人として差し出されることになったブーリン家の美しい姉妹、アンとメアリー。新興貴族の家名と権勢を高めるための道具として利用され、挙げ句は姉妹同士、国王の寵愛をめぐって熾烈な闘いを繰り広げるはめとなった2人の哀しい運命を、ハリウッドの2大人気若手女優の競演で鮮烈に描く。「ミュンヘン」のE・バナ、「ルパン」のK・スコット・トーマスと共演陣も豪華。監督はこれが長編劇映画デビューとなるJ・チャドウィック。

価値ある作品です。
ナタリー=ポートマンとスカーレット=ヨハンソンの美人女優が競演することばかりに目が行っていましたが、作品の格調の高さと史実としての圧倒的な物語の重みに圧倒されました。ブーリン家について全く知りませんでしたが、欧州の歴史を大きく揺さ振った存在であったことが理解できました。また、当時の王室において王妃が男の子を産めないことが処刑にまで発展してしまう恐ろしさに驚愕しました。

アン=ブーリンという女性の成り上がろうとする野望は尋常ではありません。国王を骨抜きにして、思い通りに操ります。しかし、僅か数年の後に身から出たサビとはいえ世継を巡って身を滅ぼすという、天国から地獄へと転がり落ちてしまう運命はあまりにも哀れでした。しかも彼女の生んだ娘が英国を背負って立つ人物であったとはなんと言う歴史の皮肉でしょうか。英国王室を知る上でも必見の映画です。

ところで両女優でどちらの演技が優れていたかというとスカーレット=ヨハンソンに軍配が上がりました。セクシー女優のイメージが強いのですが、見事なまでに初々しい役を演じていました。また、姉との複雑な葛藤が何度も訪れる難しい役どころでしたが、微妙な心理状態を演じ分けていました。童顔のナタリー=ポートマンより年齢が上だと思っていましたが、実年齢で3歳下でした。

| | コメント (2) | トラックバック (4)

2010.02.15

アニメ「BLEACH~尸魂界潜入篇~」[21話](お薦め度★★★★★)

「BLEACH(ブリーチ)」死神代行篇に続く尸魂界潜入篇もますます絶好調です。面白スギ!

現世から死後の世界である尸魂界(ソウル・ソサエティー)に入り、流魂街(るこんがい)から死神がいる瀞霊廷(せいれいてい)に潜入します。

黒崎一護(くろさき=いちご)、井上織姫(いのうえ=おりひめ)、石田雨竜(いしだ=うりゅう)、茶渡泰虎(さど=やすとら)、黒猫・夜一(よるいち)、花火師・志波岩鷲(しば=がんじゅ)が4組に分かれてそれぞれが護廷十三隊の隊員を各個撃破して朽木ルキアが幽閉されている懺罪宮(せんざいきゅう)を目指します。

想像以上に度肝を抜く展開が待っていました。

主人公・黒崎一護の阿散井恋次(あばらい=れんじ)との2度目となる壮絶な戦い、十一番隊隊長・更木剣八(さらき=けんぱち)との凄絶を極めた戦いは圧倒されました。正々堂々の真剣勝負は古来からの武士道を意識させます。戦う相手の半生が挿話として描かれることによって、単なる戦闘シーンが繰り広げられるだけでなくそれぞれの人生が激突する深い物語として心に迫ってきます。少年向けとは思えない格調高さがあります。その生死をかけた究極の美学に感動すら覚えました。

護廷十三隊における不協和音と五番隊隊長・藍染惣右介(あいぜん=そうすけ)の悲劇によって重厚な世界観に深みが増しています。

次篇で、朽木ルキアに再会し奪還なるか?そこに立ちはだかる六番隊隊長・朽木白哉(くちき=びゃくや)との対決はいかに?

こんなに凄くて面白い作品、やめられません!!

【エピソード】~尸魂界潜入篇~

第21話 「突入!死神の世界」
第22話 「死神を憎む男」
第23話 「ルキア処刑、14日前」
第24話 「結集!護廷13隊」
第25話 「巨大砲弾で中央突破?」
第26話 「結成!最悪のタッグ」
第27話 「必殺の一撃を放て!」
第28話 「狙われた織姫」
第29話 「突破せよ!死神包囲網」
第30話 「立ちはだかる恋次」
第31話 「斬る為の覚悟」
第32話 「星と野良犬」
第33話 「奇跡!謎の新ヒーロー」
第34話 「夜明けの惨劇」
第35話 「藍染暗殺!忍び寄る闇」
第36話 「更木剣八、迫る!」
第37話 「拳の理由」
第38話 「絶体絶命!折られた斬月」
第39話 「不死身の男」
第40話 「ガンジュの見た死神」
第41話 「再会、一護とルキア」

| | コメント (0) | トラックバック (1)

2010.02.14

映画『ゴールデンスランバー』(お薦め度★★)

監督、中村義洋。脚本、中村義洋、林民夫、鈴木謙一。原作、伊坂幸太郎『ゴールデンスランバー』。主題歌、斉藤和義「Golden Slumbers」。2010年日本。クライム映画。出演、堺雅人(青柳雅春・宅配ドライバー)、竹内結子(樋口晴子・大学時代の恋人)、吉岡秀隆(森田森吾・大学時代の友人)、劇団ひとり(小野一夫・大学時代の友人)、濱田岳(キルオ)、香川照之(佐々木一太郎・警視庁警備局総合情報課課長補佐)、永島敏行(小鳩沢・警視庁警備局総合情報課刑事)、柄本明(保土ヶ谷康志・入院患者)、渋川清彦(岩崎英二郎・青柳の先輩ドライバー)、相武沙季(井ノ原小梅・ラジコンへりが趣味の女)、ソニン(鶴田亜美・一夫の恋人)、貫地谷しほり(凛香・青柳が救ったアイドル)、伊東四郎(青柳平一・父)、木内みどり(青柳照代・母)、大森南朋(樋口伸幸・晴子の夫)、ベンガル(轟静夫・「轟煙火」社長)。2008年本屋大賞・山本周五郎賞を受賞した若手ナンバーワンのミステリ作家・伊坂幸太郎の逃亡劇を映画化。

人を喰った作品です。
観て損したは感じはしないものの、得をした気にもなれません。劇場鑑賞しなくていい作品です。適当な上映時間が無くて断念しましたが、もう1つ気になっていた『ラブリーボーン』を選択すべきでした。

首相暗殺犯に仕立てられた無実の男の大逃走劇という物語ですが、全くリアリティがありせん。キルオと樋口晴子が何故主人公を助けようとするのか全くわかりませんでした。『ハリソン=フォード 逃亡者』を期待したのですが、全く別次元のコメディとかファンタジーとか解釈するしかない映画でした。ヒットする理由がわかりません。注目されたのは何故なのでしょうか?

| | コメント (2) | トラックバック (26)

2010.02.13

映画『カンフー・パンダ<日本語吹替版>』(お薦め度★★★)

監督、マーク=オズボーン、ジョン=スティーヴンソン。脚本、ジョナサン=エイベル、グレン=バーガー。2008年米。アニメ映画。声の出演、山口達也/TOKIO(ポー)、笹野高史(シーフー老師)、中尾彬(タイ=ラン)、木村佳乃(マスター・タイガー)、石丸博也(マスター・モンキー)、桐本琢也(マスター・カマキリ)、MEGUMI(マスター・ヘビ)、真殿光昭(マスター・ツル)、富田耕生(ウーグウェイ導師)、龍田直樹(ミスター・ピン)。

作品紹介(WOWOWオンラインから引用)
偶然か運命か、思わぬことから伝説のカンフーマスター“龍の戦士”の継承者に選ばれてしまったラーメン屋店員のパンダが、力のみを追い求め、悪のカンフーマスターとなったユキヒョウと対決することに! ドリームワークスがおくるCGアニメのヒット作。臆病で食い意地の張ったさえない主人公パンダが、カンフーの真髄に触れて勇気をふるう姿が痛快で、すでに続編企画も進行中だという。パンダ役のJ・ブラックを始め、武術アドバイザーも務めたJ・チェン、さらにD・ホフマンやA・ジョリーら超豪華な声優キャストも話題を集めた。

結構楽しめました。
主人公が不細工なパンダというキャラクターデザインが馴染めず、観ることを避けていましたが、巷の評判が高いので鑑賞しました。カンフーを習ったことがないさえない主人公が修行をして強くなり、悪のカンフーマスターと戦う単純明快なお話です。前半はそれほど面白いと思わなかったものの、マスター・ファイブとタイ=ランの激突から引き込まれました。マスター・ファイブのキャラクターたちのアイデアは素晴らしく、圧倒的な動きに魅了されました。

続編が2010年に公開されるそうです。日本語吹替版は、主人公ポーとシーフー老師の声が明らかにミスマッチでした。作品の魅力が半減したとも言えますので、次回作は字幕版を検討したいと思います。

| | コメント (0) | トラックバック (2)

2010.02.12

313円均一居酒屋「うまいもん酒場えこひいき」を利用した

コロワイドグループの低価格居酒屋を利用しました。一週間前にぐるナビで予約し、クーポンは「事前ご予約で♪2時間単品飲み放題⇒980円」を選択しました。我ながら不景気の時流にあったトレンドな居酒屋を予約できたと自画自賛していたのですが...

以前の「一瑳」が業態転換して「うまいもん酒場えこひいき」になったお店です。店内の間取りは全く変わっていません。単純に看板が代わっただけのようです。
安くあがると思っていたのですが、意外とかかりました。
レシートは次の通りです。

2

飲み放題980円はメニューが限定されています。300円プラスするとプレミアム飲み放題となって生ビールなど種類が増える仕組みでした。仕方ないので生ビールを諦めて、980円の範囲である瓶ビールにしました(①参照)。結局6本しか飲めなかったので飲み放題1960円を超えることができせんでした(泣)。また、お通しが設定されているため、626円加算されていました(②参照)。これはお店のシステムなので仕方ありません。

ということで次回への教訓は「飲み放題を選択しない」です。そうすれば2時間という時間制限が無くなります。また、飲み放題でメニューが制限されることなく好きな飲み物を注文できます。

低価格のお店も、それなりに考えて使わないとお得になりません。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2010.02.11

映画『築地魚河岸三代目』(お薦め度★★★)

監督、松原信吾。脚本、安倍照雄、成島出。主題歌、秦基博「虹が消えた日」。2008年日本。人情ドラマ映画。出演、大沢たかお(赤木旬太郎)、田中麗奈(明日香)、伊原剛志(英二)、森口瑤子(千秋)、伊東四朗(鏑木惣三郎)、柄本明(真田正治郎)、マギー(雅)、荒川良々(拓也)、江口のりこ(エリ)、温水洋一(アルプスのマスター)、峯村リエ(アルプスのママさん)、鈴木一真(片岡十四郎)、甲本雅裕(駒さん)、田口浩正(ハルオ)、六平直政(牛尾・銚子の親方)、大杉漣(金谷・赤木の先輩)、森下愛子(順子・金谷の妻)、佐野史郎(漆原・常務)。

作品紹介(WOWOWオンラインから引用)
今や海外からの観光客も数多く訪れる世界有数の巨大卸売市場・築地市場を舞台に、魚類卸業=魚河岸の世界に足を踏み入れたサラリーマンの奮闘を綴る人情ドラマ。原作は「ビッグコミック」誌に連載され、累計280万部を越える人気作。この映画版でも、情熱と誠実さで魚河岸の世界にぶつかっていく主人公を軸に、人情味あふれる物語が展開する。「ミッドナイト イーグル」の大沢たかおが、東京湾に落とされる場面にも果敢に挑む熱演を見せた。共演は田中麗奈、伊原剛志、伊東四朗など。公開前からシリーズ化が決定されたことも話題を呼んだ。

温かみのある物語で好感が持てました。
人情劇となるととかくキャラクターの突飛な行動で空回りする危険がしばしばあるのですが、非人間的なサラリーマン生活を見限り、魚河岸の世界に飛び込んで奮闘する主人公を大沢たかおが清々しく演じています。幾重にもエピソードを組み込んで構成された脚本が成功していました。バックミュージックをシーンごとに流す旧来型とも言えるコテコテな演出でしたが、テンポがほど良く観ていて安心感のあるつくりになっています。松竹映画の看板としてシリーズ化されるようですが、今後も期待できると思います。

実力のある俳優陣の中でも、後輩の主人公からリストラを通告される先輩商社マンを大杉漣が見事に演じていました。辛い状況にありながらも、妻のため自分のために前向きに生きようとする姿に感動しました。登場する時間は短かったものの、後輩が実家に訪ねてくれて駅で見送るシーンは名場面として記憶に残ると思います。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2010.02.10

新書『映画にしくまれたカミの見えざる手 ニッポンの未来ぢから』

著者、谷國大輔(たにくに=だいすけ)。
2009/6/20発行。講談社+α新書。

映画に関する国家戦略から身近な映画に関する様々な雑学がひとつの読み物としてまとまっています。製作者側の視点も入っており、映画ファンには楽しめる内容でした。

いろいろな知識を獲得できます。以前から気になっていたハリウッドが何故リメイク権を取得するのかがわかりました。米国人は字幕で映画を観る文化がなく、外国映画を字幕付きで上映する映画館が無いので外国映画のリメイクが生まれたようです。また、ブロックバスター方式と呼ばれる一本の映画から可能な限り利益をあげることを意図して製作されるため、複雑な権利関係を何から何まで総ざらいに買い取ってリメイクする必要があるそうです。
ロケについても、詳しく解説されています。特に日本ロケが難しいことが理解できました。1989年公開の『ブラック・レイン』で日本でのロケが極めて難しいことが世界の映画人に知れ渡ったそうです。東京での予定を大阪に変更したものの不調に終って、結局米国に戻って大規模セットで撮影したそうです。東京などの大都市でのロケは、「縦割り行政と硬直した規制にがんじがらめにされて身動きがとれない状況」で、15年後の『ロスト・イン・トランスレーション』でようやく日本ロケ撮影が可能であることが認識されるようになってきたそうです。

知っているようで知らない事柄を平易に説明しています。映画に関する話題は限りなく裾野が広いので、どの切り口で本をまとめるかがなかなか難しいものの、身近な疑問からスタートして今後の映画界の明るい未来を感じさせる内容は好感が持てました。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2010.02.09

フレッツ光メンバーズクラブ会員センターから「Edyお届けメール」が届きました

フレッツ光メンバーズクラブポイントの電子マネーEdyへの交換手続きから10日目で「Edyお届けメール」が通知されました。Edyギフトを取得するには交換申し込み後最大2ヶ月かかると注意書きがあったので、気長に待つことにしていましたが、割と早く処理されました。

受取期限は2010年04月10日までとのことで、早速FeliCaポート/パソリで受取ろうとしました。簡単にEdyギフトが受取れると安易に考えていたのですが、結構手間取りました。事前準備が必要ということで次のアプリケーションをインストールすることになりました(電子マネー「Edy(エディ)」サイトから引用)。

(1)  FeliCaポートソフトウェア(FeliCaポート/パソリで動作するアプリケーションソフトウェアを利用するために必要なソフトウェア)

※すでにEdyViewerをご利用されているパソコンには必要ありません。

http://www.sony.co.jp/Products/felica/pcrw/fsc_dl.html

(2)  FeliCaブラウザエクステンション(Edy番号を取得するためのソフトウェア)

http://www.sony.co.jp/Products/felica/pcrw/toolbar.html

(1)は必要ないものの、(2)とあわせて導入しました。インストールに30分ほど時間がかかりました。

導入後はスムーズにEdy1000円分をチャージすることできました。

ポイント交換が上手く出来たので、残りの交換できる2000ポイントを直ぐに2口申込みました。

【追記 2010/2/16】
追加の2口は8日目に「Edyお届けメール」が届きました。
初回よりも2日間短縮されています。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2010.02.08

映画『純喫茶磯辺』(お薦め度★★★)

監督・原作・脚本・編集、吉田恵輔。テーマ曲、クレイジーケンバンド「男の滑走路」。2008年日本。コメディ映画。出演、宮迫博之(磯辺裕次郎)、仲里依紗(磯辺咲子)、麻生久美子(菅原素子)、濱田マリ(麦子)、近藤春菜/ハリセンボン(江頭)、和田聰宏(安田)、ダンカン(小沢)、ミッキー=カーチス(本郷)、斎藤洋介(柴田)。

作品紹介(WOWOWオンラインから引用)
いまどき純喫茶なんてダサい看板を掲げる店に、はたして客が来るの? と不安げな娘の心配をよそに、なぜか風変わりな連中ばかりが店に集まって、不思議な人間模様をおりなしていく様子を、のほほんとしたタッチで魅力的に活写。宮迫博之が愛すべきダメ親父をハマリ役で好演するほか、その娘役を人気急上昇中の仲里依紗、またコスプレ風の衣装で愛嬌を振りまく天然キャラのバイト店員を麻生久美子がキュートに演じるのも見もの。

この作品好きです。近いうちに再鑑賞したいと思います。
主演の仲里依紗が素晴らしいですね。『ガチ☆ボーイ』での妹役から注目していました。フレッシュでキュートな瑞瑞しい美少女です。しかも演技力があって文句無しです。爪切りで足を嗅ぐシーンは最高でした。宮迫博之が演じるダメ親父を罵る口調は、いまどきの女子高生が話すような生身のリアリティを感じました。セリフ回しは天性の才能を感じさせます。もう一人の女優・麻生久美子も良かったです。彼女の印象から想像もできないキャラクターで、そのギャップたるや本当にドン引きしました。上手い役者です。仲里依紗と麻生久美子の競演は見事でした。2人の溢れる魅力にノックアウトさせられました。

吉田恵輔監督は初めてですが、コメディがわかっている方です。相当の力量を感じました。説明過多にならず、人物を描いた脚本と演出が秀逸でした。小技の効いた会話に何回も笑わせられました。今後大いに注目していきたいと思います。

| | コメント (0) | トラックバック (3)

2010.02.07

ドキュメンタリー番組「追跡A to Z:朝青龍 引退の舞台裏~“強さ”と“品格”のはざまで~」では何もわからなかったので...

2月4日の朝青龍引退を受けて急遽2日後に放映された番組でした。引退表明をした朝青龍が国技館から部屋に戻る車中にTVカメラが入った映像が流れました。臨場感はあるもののインタビューらしい中身はほとんど得られていません。記録に挑戦したかったことや日本社会が社会主義のようだったとのコメントがあっただけです。この映像を観ながら辛口ゲストに向けられた内容も、抽象的な“品格”に終始し、引退の背景となる事実が曖昧に分析されただけです。緊急特番なのにほとんど中身の無い番組でした。
番組概要は次の通り(NHKオンラインから引用)。

2010年 2月6日 土曜 午後10時00分〜10時43分
【ゲスト】NHK大相撲解説者…北の富士勝昭,漫画家…やくみつる,【キャスター】鎌田靖,【語り】小谷公一郎

2月4日、横綱・朝青龍が引退届けを日本相撲協会に提出し、自ら土俵を去った。酒に酔って知人に乱暴をしたとされる問題で「横綱の品格を損なった」と批判され、横綱審議委員会に引退勧告を突きつけられるなかでの、突然の引退だった。

優勝回数は史上3位の25回。横綱として7場所連続優勝など、圧倒的な強さで人気を博した朝青龍。しかし、一方で長年にわたり横綱としての「品格」を問われ続けていた。ガッツポーズや相手力士を踏みつけることで強さを誇示したり、ケガで休場を申し出たにも関わらずモンゴルに戻りサッカーに興じたりするなど、その態度は批判を浴びてきた。

相撲界ではここ数年不祥事が相次ぎ、一般社会と常識がかけ離れているのではないか、という不信感が広がっている。朝青龍はどのような思いで引退を決断したのか。姿勢を問われた相撲協会内部では、どのような議論が繰り広げられたのか。そして、朝青龍が相撲界に残した功罪は何なのか。映像ドキュメントと証言をもとに追跡する。

番組視聴は消化不良に終っただけなので、急遽2月4日に発売されていた雑誌「週刊文春2月11日号」を購入しました。

100211

引退の直接原因となった初場所中の1月16日事件の真相が報じられています。さらに、7年前の横綱昇進後の旭鷲山との確執からの暴行の歴史を振り返っており、引退が避けられなかったことがわかりました。要するに酒に酔って暴力沙汰となり身を滅ぼした横綱だったようで“品格”以前の話でした。また、日本相撲協会の武蔵川理事長がさっさと引導をわたせなかった理由は、興行面の配慮よりも、大相撲四百年の歴史で「横綱をクビにした理事長」として名を刻むことをためらったことのようです。世間では通用しない情けない内情を知って馬鹿馬鹿しく感じました。

ところで、「週刊文春」は「セルフレジで買うとSuica ポイント10 倍キャンペーン(期間:2010 年1月19 日~2 月8日)」が実施されていたので、KIOSK(キオスク)で購入しました。店員の近くに平積みされていた雑誌をわざわざ取り寄せてセルフレジで支払いました。我ながらなんともいえない滑稽さがありました。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2010.02.06

映画『秘密結社 鷹の爪 THE MOVIE Ⅱ ~私を愛した黒烏龍茶~』(お薦め度★★★)

監督・脚本・キャラクターデザイン・編集・録音・FLASHアニメーション制作・声の出演、FROGMAN。主題歌、ザ・フージアーズ「Goodbye Mr A」。2008年日本。アニメ映画。Flashアニメの劇場版第2弾。

1月16日から公開中の劇場版第3弾がヒットしているようです。その良い影響で前作がTV放映されました。通常はプロモーションのために公開日にあわせるのでしょうが、低予算映画ならではのリスクを極力取らない展開なのかもしれません。

第3弾と比べると第2弾のほうが、数段面白いです。ただし、映画館では観たいとは思いません(笑)。

ギャグアニメの王道としてパロディ満載です。物語のベースは「マトリックス」でネットワークが舞台となっています。「ハゲタカ」を真似たミスターAと呼ばれる敵とのバーチャル空間での戦いが繰り広げられました。日本が買収され、最後の砦が存在感が乏しい“島根県”というナンセンスさが素直に楽しめました。構成がしっかりしていて、伏線となる戦闘ならぬ銭湯ロボットが非常に機能していました。制作費をかけたクライマックスとそこでの吉田君の活躍も期待通りでした。秘密結社鷹の爪が目指す世界制服が「人々を幸福にしたい」という目的であることが総統の口から語られて、このアニメが指示される理由が少しわかった気がしました。

本作が成功したので、第3弾が作られたことがよくわかりました。第3弾が面白くなかった原因は、第2弾で使ったフォーマットをそのまま使っていたことです。今後シリーズを続けていくのならば、より物語を深く構築してフォーマットを変更することではないでしょうか。

ちなみに、2月4日に配信されたメールマガジン「鷹の爪団員会報 0149」で次の告知がありました。

>■「鷹の爪3」大ヒット御礼企画!DVDを無料配布
>━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
>全国TOHOシネマズ系ほかにて大ヒット公開中!上映終了間近!
>「秘密結社 鷹の爪 THE MOVIE3 ~http://鷹の爪.jpは永遠に~」☆
>
>大ヒットを記念して、ありがとうプレゼントとして、
>2/6(土)2/7(日)の2日間、なんとDVDを無料配布する事に決定しました!
>
>そのDVDとは…?
>
>今巷で人気の“あのDVD”ならぬ、DVD『THIS IS 一等』をなんと無料配布!
>http://www.kaeruotoko.com/merumaga/vol0149/img/this_is_ittou.jpg
>
>その気になる中身は?
>
>★鷹の爪特典エピソード
>★鷹の爪5特報
>★フロッグマン鷹の爪3を語る
>★0巻みたいなの映像版
>★各種CM
>
>が入っているという、盛りだくさんぶり!
>
>現在、映画「鷹の爪3」上映中のTOHOシネマズにて、
>2/6(土)と2/7(日)の全ての上映回のご入場者、全員にプレゼントいたします!
>
>----------------------------------------------------

>■映画「鷹の爪Ⅱ」をテレビ朝日にて放送!前作上映も
>━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
>「鷹の爪3」絶賛上映中の今、テレビ朝日(関東ローカル)で、
>前作「秘密結社 鷹の爪 THE MOVIE II ~私を愛した黒烏龍茶~」の放送が決定しました~☆
>
>★テレビ朝日(関東ローカル)
>★2月5日 27時25分~ (2月6日 午前3時25分~) 「シネマエクスプレス」にて放送
>
>----------------------------------------------------

| | コメント (0) | トラックバック (1)

2010.02.05

映画『スパイダーウィックの謎』(お薦め度★★★)

監督、マーク=ウォーターズ。脚本、カーリー=カークパトリック、デヴィッド=バレンバウム、ジョン=セイルズ。原作、ホリー=ブラック『スパイダーウィック家の謎』。原題『THE SPIDERWICK CHRONICLES』。2008年米。ファンタジー映画。出演、フレディ=ハイモア(サイモン/ジャレッド)、サラ=ボルジャー(マロリー)、メアリー=ルイーズ=パーカー(ヘレン)、ニック=ノルティ(マルガラス)、ジョーン=プロウライト(ルシンダ叔母)、デヴィッド=ストラザーン(アーサー=スパイダーウィック)、アンドリュー=マッカーシー(リチャード)。

作品紹介(WOWOWオンラインから引用)
姉と双子の弟の3人姉弟が、普段は人間の目に見えない妖精たちと共に大冒険を繰り広げるファンタジー。H・ブラックによる児童書のベストセラーシリーズ「スパイダーウィック家の謎」全5巻を、「フォーチュン・クッキー」「ミーン・ガールズ」のM・ウォーターズ監督が映画化した。「チャーリーとチョコレート工場」のF・ハイモアが主人公の双子の兄弟を1人2役で演じた。ゴブリンやトロールなど善悪数々の妖精たちのVFXに加え、性格が正反対の2人を見事に演じ分けたハイモアの熱演も見どころだ。

良く出来た映画でした。珠玉のラストに涙しました。
主人公の少年が家族との絆を再認識しながら、悪い妖精たちとの戦いを通して成長しいく姿を描いています。単なる悪者退治でなく、普遍的なテーマを上手に組み込んでいるため、観終わって清々しい気持ちになりました。ファミリー向けとして、良心的で質の高いファンタジー作品です。

このレビューのために前述の作品紹介を鑑賞後に読んだのですが、双子の兄弟を主演のフレディ=ハイモアが1人2役で演じていたことを知り驚きました。観ている最中は兄弟が同じ画面に登場する機会も多く、2人の演技に違和感が全くなかったのでフレディ=ハイモアに瓜二つの俳優をよくぞ見つけたものだと感心していました。それが彼ひとりだったのですから信じられません。彼の演技力もさることながら1人を2人にみせるマーク=ウォーターズ監督の技も流石です。

| | コメント (0) | トラックバック (2)

2010.02.04

映画『サヨナライツカ』(お薦め度★★)

監督、イ=ジェハン。脚本、イ=ジェハン、イ=シンホ、イ=マニ。原作、辻仁成『サヨナライツカ』。主題歌、中島美嘉「ALWAYS」。2010年韓国。R-15+。ラブ・ストーリー映画。出演、中山美穂(真中沓子)、西島秀俊(東垣内豊)、石田ゆり子(尋末光子)、加藤雅也(桜田善次郎・東垣内の上司)、マギー(木下恒久・東垣内の同僚)。

ガッカリ....(泣)。
名作『私の頭の中の消しゴム』のイ=ジェハン監督作なので、評判が芳しくないながらも彼の才能を信じて観ました。駄目です。登場人物に全くリアリティがありません。出会ってから25年後の設定は作り話としてもお粗末でした。12年ぶりのスクリーン復帰となる中山美穂が大胆な濡れ場を演じたという話題性だけの作品でした。キャスティングが失敗しています。登場人物の行動も奇妙過ぎます。いくら小説とは言え陳腐過ぎました。絶対にありえない人物像です。韓国人監督との息が合わなかったのか、出演者の演技力不足も顕著で、特に西島秀俊の仏頂面には飽き飽きしました。

イ=ジェハン監督には期待していたのですが、前作から6年目の待望の作品だったのに駄作で残念です。カット割りや撮影の視点、映像美はそれなりの片鱗をみせましたが、中身が悪くては問題になりません。

| | コメント (4) | トラックバック (15)

2010.02.03

NHKスペシャル「無縁社会 ~“無縁死”3万2千人の衝撃~」に凹んだ

1月31日の特番が2ちゃんねるで話題となったということで、やじうまWatchで「“無縁死”を描いたNHK特番、ネットユーザーを精神的に追い込む」の記事が掲載されました。放送前から気になっていたので2月3日再放送で観ました。確かに寒々しい内容でした。NHKの調べによると“無縁死”は年間3万2000人に昇り、内1000人が身元不明とのことです。身元不明の死者は「行旅(こうりょ)死亡人」として官報に公告されることを知りました。住居にて遺体が発見された場合においても、身元不明の場合は該当するのだそうです。

日本では急速に人間関係が希薄になって来ており、生涯未婚率の上昇や、熟年離婚などの増加も“無縁死”に拍車をかけているようです。死後の身辺整理や埋葬などを専門に請け負う「特殊清掃業」やNPO法人が増えており、将来の“無縁死”を恐れる人からの生前予約などで需要が高まっているようです。

何んと惨めな国になってしまったのでしょうか。

そうでなくても少子高齢化が進行する不安な未来なのに、さらに追い討ちを掛ける“無縁死”という「新たな死」を突きつけられて思わず凹みました。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2010.02.02

映画『チェンジリング』(お薦め度★★★)

監督、クリント=イーストウッド。脚本、J=マイケル=ストラジンスキー。2008年米。PG-12指定。ヒューマン・サスペンス映画。出演、アンジェリーナ=ジョリー(クリスティン=コリンズ)、ジョン=マルコヴィッチ(グスタヴ=ブリーグレブ牧師)、ジェフリー=ドノヴァン(J=J=ジョーンズ警部)、コルム=フィオーレ(ジェームズ=E=デーヴィス警察本部長)、ジェーソン=バトラー=ハーナー(ゴードン=ノースコット)。 

作品紹介(WOWOWオンラインから引用)
不意に謎の失踪を遂げ、5か月に及ぶ捜索の後、警察の手で母親のもとに戻された9歳の息子。しかしそれは、愛する我が子とは似ても似つかぬ別人だった……。1920年代のLAで実際に起きた驚くべき事件を、2度のアカデミー監督賞に輝く名匠C・イーストウッドが鮮烈なタッチで映画化。あまりにも明らかな捜査ミスを認めるどころか、その揉み消しに躍起になる警察組織の不正・非道に必死に抗いながら、不屈の闘いを続けるヒロインを人気女優A・ジョリーが迫真の演技で熱演(アカデミー主演女優賞にノミネート)。熱い涙と感動を誘う。

力作です。
おぞましい連続少年誘拐殺人事件と腐敗しきった警察に対峙したシングルマザーの執念を淡々と冷徹に描き切っています。物語の構成が素晴らしく、ラストに展開する聴聞会と裁判、死刑執行の重苦しい場面をを必要不可欠な部分だけ大胆に編集して、シンプルでわかりやすく淀みないテンポで乗り切りました。クリント=イーストウッド監督の豪胆な手腕には驚かされます。年齢からは想像できない若々しい感性がみなぎっていました。

約80年前のゴードン=ノースコット事件とのことですが、ロス市警のあまりの堕落ぶりはこの凶悪事件並みの存在でした。黒を白と言い切って、従わない人間を精神病院送りにする短絡的な権力の暴走は想像を超えていました。それに加担する医師たちの醜さも噴飯ものでした。人並み以上の知識があるにもかかわらず、誰にも通用しない屁理屈で主人公を追い込む、良心のかけらも無い姿は絶望的になりました。よくぞこれらの巨悪に主人公は戦えたものです。その精神力に頭が下がりました。また、警察から嘘つきの子どもを押し付けられても、生活を伴にする責任ある大人の態度は崇高でした。真に勇気ある人間の物語を記憶に留めたいと思います。

| | コメント (0) | トラックバック (4)

2010.02.01

アニメ「BLEACH~死神代行篇~」[20話](お薦め度★★★★★)

完璧にハマリました。革命的なアニメです。
1月20日からレンタルでTVアニメの初回から視聴を開始しました。作品の世界観は驚くほど広大です。コミックが連載されている「週刊少年ジャンプ」の雑誌キーワードである「友情」「努力」「勝利」の全ても網羅しています。アニメ作品としては俺の知る限り最強ではないでしょうか。第1話から第20話まで観ましたが、やっとイントロダクションが終ったところで、次篇からいよいよ主人公・黒崎一護が尸魂界(ソウル・ソサエティ)に行くことになります。

TVアニメなので連続視聴は楽勝と甘くみていましたが、とんでもありません。1話毎に大作特有の観終わった後の疲れが生じます。30分番組なのにこれほどヘビーな作品だとは予想していませんでした。初回の第1話から悪霊・虚(ホロウ)との壮絶な戦いが展開されます。スピーディかつスリリングな熱い物語が進行します。と同時に重苦しい場面を逆サイドに振ってくれるおバカキャラが十分に機能しているため、シビアーながら適度に気を抜くことができるバランスが取れた内容です。

黒崎一護が家族を守るために人間なのに死神なってしまい、それによって死神の朽木ルキアが重罪を犯してしまう運命的なストーリーがドラマチックで心を奪われます。ルキアが一護に悪霊・虚(ホロウ)退治を代行させる展開も明確でわかりやすく、少年向けアニメとして大きく評価できる点です。また、主人公だけのヒーローものでなく、彼の影響によって友人がパワーを獲得して共に戦う設定は物語を重厚にしており、物語の進行と共に主人公たちの成長を確認できるつくりになっています。

死神がヒーローという通常ありえない設定は非常にユニークです。作者の久保帯人は天才かもしれません。これほどの圧倒的な世界観を作り出した構成力はピカ一です。また、どれほどの広がりがあるのかわからない作品の世界に負けないくらい、キャラクターたちが充実しています。それぞれが個性的でわかりやすく存在感があります。

ところで、これまで書いた感想の中でクセがある作画と書きましたが、~死神代行篇~は全く感じません。どうやら回を重ねて複数のキャラクターが登場したことで、キャラをかぶらないようにキャラクターデザインを修正した結果のようです。演出面は文句無しですね。重要シーンで独特の間があり、戦っているキャラクターに感情移入させやすくなっています。効果音や音楽も抜群です。

第255話まで放映されているTVと並行してのレンタル視聴は、追いつくまでに1年以上かかる見込みですが、よりBLEACHの世界を堪能しながら楽しんでレビューして行きたいと思います。

【スタッフ】
原作、久保帯人(集英社「週刊少年ジャンプ」連載中)
監督、阿部記之
構成、きだつよし
キャラクターデザイン、工藤昌史
美術監督、高木佐和子
色彩設計、上谷秀夫
撮影監督、福島敏行
編集、植松淳一
音楽、鷺巣詩郎

【エピソード】~死神代行篇~
第1話 「死神になっちゃった日」
第2話 「死神のお仕事」
第3話 「兄の想い、妹の想い」
第4話 「呪いのインコ」
第5話 「見えない敵を殴れ!」
第6話 「死闘!一護VS イチゴ」
第7話 「ぬいぐるみからコンにちは」
第8話 「6月17日、雨の記憶」
第9話 「倒せない敵」
第10話 「ぶらり霊場突撃の旅!」
第11話 「伝説のクインシー」
第12話 「やさしい右腕」
第13話 「花とホロウ」
第14話 「背中合わせの死闘!」
第15話 「コンのウハウハ大作戦」
第16話 「阿散井恋次、見参!」
第17話 「一護、死す!」
第18話 「取り戻せ!死神の力!」
第19話 「一護、ホロウに墜ちる!」
第20話 「市丸ギンの影」

| | コメント (0) | トラックバック (3)

« 2010年1月 | トップページ | 2010年3月 »