映画『或る旅人の日記』(お薦め度★★★)
監督・脚本、加藤久仁生。音楽、近藤研二。2003年日本。アニメ映画。上映時間17分。短編ファンタジー・アニメ6話からなる連作。
作品紹介(WOWOWオンラインから引用)
5年後の「つみきのいえ」と同様、加藤監督自身がすべての原画を鉛筆で描いた労作にして力作。不思議な国で1人の旅人が遭遇する出来事、出会いなどが、幻想的なタッチで展開。インターネットでフラッシュアニメとして公開され(一部の映画祭でも上映)、加藤監督ならではの繊細かつ素朴な表現が、日本のみならずネット経由で鑑賞した海外の観客からも高く評価されたという逸話を残す。「つみきのいえ」への助走としてアニメ・ファンならずとも見逃せない。2004年には続編「或る旅人の日記 赤い実」も発表された。ストーリー
不思議の国トルタリアを旅する1人の男性、トートフ・ロドル。エピソード1「光の都」北の草原を旅するロドルは、南の丘の街で宿を探すことに。だが丘は巨大な豚の背中の上にあって……。/エピソード2「真夜中の珈琲屋」ロドルは1軒の珈琲店に立ち寄るが、その夜、1匹の虫が飛んできて……。ほか、エピソード3「小さな街の映画会」、エピソード4「月夜の旅人」、エピソード5「憂鬱な雨」、エピソード6「花と女」からなる。
『つみきのいえ』よりも楽しめました。
上映時間が4分増えただけですが、非常に充実しています。アイデアも豊富で感情移入しやすい雰囲気を持っています。エピソード3の映画の銀幕は考えたことも無かったもので大いに癒されました。優しさに溢れています。エピソード6に登場する女性は本当に美しいと感じさせる佇まいがありました。音楽もメリハリが効いていてアニメらしさを感じました。本作のほうこそ評価すべき作品です。
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コメント
素晴らしいブログを読ませていただきありがとうございます。
これからも更新頑張ってください。
投稿: 外国の言葉であいさつ | 2010.02.20 21:29
>外国の言葉であいさつさん、お褒めのコメントありがとうございます。
これからも更新を継続したいと思います。
今後ともよろしくお願いします。
投稿: erabu | 2010.02.20 22:37