2010F1第1戦バーレーンGP
バーレーン インターナショナル サーキット、49周。
・2010年シーズンのF1世界選手権の2つの最大のルール変更は、「戦術的」給油が実施されないピットストップと新しいポイントシステム。
・レース中の給油が禁止され、全レース距離を走るのに十分な175キログラムの燃料を搭載することが出来る燃料タンクが導入。車両の最低重量は、大きくなった燃料タンクと長くなったホイールベースに適合するため、現行の605キログラムから620キログラムへ変更。
・上位10位までにドライバーズポイントが与えられる。1位25ポイント、2位18ポイント、3位15ポイント、4位以降は12、10、8、6、4、2、1。
・2006年に引退したミハエル=シューマッハ(41歳)が4年振りに復帰。91勝で世界王者7回。フェラーリ時代のロス=ブラウンと最強タッグを組む。
3/14決勝(晴れ/ドライコンディション)
優勝[予選3位]フェルナンド=アロンソ(フェラーリ)
2位[予選2位]フェリペ=マッサ(フェラーリ)
3位[予選4位]ルイス=ハミルトン(マクラーレン)
6位[予選7位]ミハエル=シューマッハ(メルセデスGP)
リタイア[予選16位]小林可夢偉(ザウバー)
【スターティンググリッド】
1番手 ベッテル
2番手 マッサ
3番手 アロンソ
4番手 ハミルトン
7番手 シューマッハ
8番手 バトン
16番手 小林
スタートは、レッドブルのセバスチャン=ベッテルが首位をキープ。アロンソが2位に浮上。シューマッハが5位。小林が12位に順位を上げた。
12周目、小林がペースダウン。マシントラブル。
13周目、小林はリタイア。
16周目、ハミルトン、シューマッハがピットストップ。8位、10位で戻る。
17周目、アロンソ、ロズベルグ、ウェバー、バトンがピットストップ。
18周目、ベッテルがピットストップして、1位で戻る。
20周目、バリチェロがピットストップ。10位で戻る。
30周目、アロンソがベッテルに1.5秒差に追い上げる。
34周目、アロンソが最終コーナーでベッテルを捉えて1位。ベッテルのマシンはトラブル発生しパワーが出ない。
35周目、マッサがすぐにベッテルをかわして2位。フェラーリのワンツー体制。
37周目、ハミルトンがベッテルを追い上げる。
38周目、ホームストレートでハミルトンがベッテルを抜いて3位に浮上。
41周目、シューマッハ6位、バトン7位、ウェバー8位の順で追い上げる。
45周目、2位マッサのマシンにトラブル発生か?ペースダウンするものの大きなトラブルにならない。
アロンソが見事に期待に応え、フェラーリ移籍後の初戦を制し通算22勝目を挙げた。昨年のハンガリーGPの事故から復帰したマッサが2位となり、フェラーリ復活のワンツーフィニッシュ。シューマッハは6位をキープしたものの、ニコ=ロズベルク(24歳)は5位でチームメイトに後れを取った。
シューマッハが復帰していきなり復活かと心配(?)したが、ベッテルがレースを引っ張り、アロンソが勝負を決める名門フェラーリの活躍で落ち着いて観ていられた。
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