2010F1第2戦オーストラリアGP
アルバート パーク サーキット、58周。
・公道サーキットで、毎年セーフティカーが入る荒れたレース模様となることが多い。
3/28決勝(雨→曇/ウェット→ドライコンディション)
優勝[予選4位]ジェンソン=バトン(マクラーレン)
2位[予選9位]ロバート=クビサ(ルノー)
3位[予選5位]フェリペ=マッサ(フェラーリ)
9位[予選7位]ミハエル=シューマッハ(メルセデスGP)
リタイア[予選16位]小林可夢偉(ザウバー)
【スターティンググリッド】
1番手 ベッテル
2番手 ウェバー
3番手 アロンソ
4番手 バトン
5番手 マッサ
7番手 シューマッハ
11番手 ハミルトン
16番手 小林
スタート直後にアロンソとシューマッハ、バトンが接触。アロンソはスピンし大きく後退。シューマッハはフロントウィング大破し、すぐにピットイン。
小林のウィングが脱落してコントロールを失いウォールにぶつかって、ニコ=ヒュルケンベルグに追突する大クラッシュ。2戦連続リタイア。
セーフティカーが入る。
5周目、ベッテル、マッサ、ウェバー、クビサ、ロズベルグ、バトン、ハミルトンの順でレース再開。
6周目、ウェバーがマッサを抜いて、レッドブルがワン・ツー体制。
7周目、チームメイトのハミルトンに抜かれ、バトンはすぐにピットイン。ドライタイヤに交換して戻るが、コースがまだ濡れた状態でコースオフをしてしまう。
9周目、続々とマシンがピットインしてピットレーンは大混乱。各チームともにドライタイヤに交換。
10周目、バトンがクビサを抜いて、4位に浮上。ベッテルがピットイン。
14周目、ベッテル、バトン、クビサ、ロズベルグ、マッサの順。
22周目、ハミルトン5位、マッサ6位、ウェバーがアロンソを抜き7位に上がる。
26周目、ロズベルグを抜いて、ハミルトンが4位。1位のベッテルがコースオフ、リタイア。
29周目、クビサ2位、ハミルトンが追い上げる。
32周目、マッサ6位、アロンソ7位の順。
33周目、ウェバーが2度目のピットイン。
34周目、ロズベルグが2度目のピットイン。
35周目、ハミルトンが2度目のピットイン。ハミルトン5位、ウェバー6位の順。
41周目、クビサ2位、マッサ3位、アロンソ4位、ハミルトン5位、ウェバー6位、ロズベルグ7位の順。
57周目、アロンソを追い上げていたハミルトンにウェバーが追突。ハミルトン後退。ウェバーはフロントウィングを交換するために3度目のピットイン。
バトンが大波乱のレースを逃げ切り、ジョン=トラボルタの振るチェッカーを受けた。今季初優勝で通算8勝目。マシンから降りて、恋人の日本人モデル、道端ジェシカとキスした後、右手でガッツポーズをしながら日本語で「やったー、やったー」と喜びを表していた。
残り2周で追突されたハミルトンは6位でフィニッシュ。母国グランプリが鬼門のウェバーは9位でレースを終えた。
ベッテルは2戦続けてマシントラブルに泣いた。
予想通り荒れたレースとなりセーフティカーが導入された。小林がいきなり大クラッシュに驚いたが、怪我が無くて安心した。雨によってマシンパワーの差が小さくなって、いろいろな場面でバトルが観られてとても刺激的なレースとなった。中でもハミルトンの速さは群を抜いていた。ただし、タイヤ交換の作戦で失敗したうえ、追突というアクシデントによって6位となった。
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