大ヒット曲「千の風になって」は新井満のパクリだった!
インターネット新聞JanJanから3月24日に「アクセス数が1日で13万に達したブログ、その理由とは・・・」の記事が配信されました。奇妙なタイトルにつられて読みました。該当のブログは南風椎(はえ=しい)さんという翻訳者のブログで、昨年11月11日から連載されている「『1000の風』と『千の風になって』」にアクセスが集中したとのことです。
書かれていた中身とは、2006年大晦日のNHK紅白歌合戦で歌われたのがきっかけとなり大ヒットした歌謡曲「千の風になって」は、南風椎さんが翻訳した本『1000の風』を新井満がパックって作詞していたことでした。衝撃の事実でした。俺も「千の風になって」を気に入ってCDシングルで購入しています。以前このブログで記事にしていました。その中で新井満を絶賛していたのですが、南風椎さんのブログを読んでその人間性にガッカリしました。仲間内では新井満のパクリは常習的だったようです。しかも、元々作者不詳の詩にもかかわらず、「千の風になって」を商標登録して独占して儲けたようです。著作権違反が明らかなのに南風椎さんに対して非礼の数々でとてもまともな社会人とは思えません。さらに朝日新聞が昨年の10月15日に「亡くなった大事な人に、あなたの気持ちをつづってみませんか―「千の風になったあなたへ贈る手紙」を募集中」という告知を行って、選考委員長に新井満を立てて今年の2~3月にかけて表彰イベントと作品集発行を行った模様です。
朝日新聞は2003年8月23日の「天声人語」で「1000の風」とCD『千の風になって』について書いたようですが、両方の作品を知っていながら、ブームが終ってもいまだに新井満側に立ったイベントを開催するとはジャーナリズムとしての看板が情けなさ過ぎます。俺は2006年に見限って朝日新聞購読を止めていますが、社会正義の多くを教えてくれた大新聞社だっただけに残念で仕方ありません。
それにしてもマスコミは新井満の不正を告発しないのでしょうか?
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