川越のアクシデントを継投で乗り切り、千葉ロッテ連敗を2でストップ(第28戦/18勝9敗1分)
○千葉ロッテ5x-3福岡ソフトバンクホークス● 千葉マリン(13:00)TV観戦
□責任投手
勝利投手 大谷 (1勝 0敗 0S)、セーブ投手 小林宏 (1勝 0敗 5S)
敗戦投手 大隣 (1勝 3敗 0S)
□バッテリー
H●大隣、甲藤、攝津=山崎、高谷
M 川越、○大谷、マーフィー、伊藤、薮田、S小林宏=里崎
□本塁打
H オーティズ7号2ラン(6回・マーフィー)
M 里崎2号ソロ(2回・大隣)
一昨日プロ初先発をしたルーキー・大谷が大事な試合を救ってくれた。
ソフトバンクとのカードは連敗を喫し、どうしても勝たなければならない試合にもかかわらず、先発・川越が2回に先頭の5番多村にヒットを打たれた後に、足の故障によるアクシデントで降板。急遽マンウンドに立ったのは2回目の登板となる新人の大谷投手だった。この回3塁にランナーを進められたがしのいで無失点に切り抜けた。そして5回1/3まで堂々のマウンド捌きをみせてソフトバンクに得点を与えずにマウンドを降りた。
3番手・マーフィーは5回こそ火消しをこなしたが、続く6回に3番オーティズにツーランホームランを浴び、3対2と1点差に詰め寄られた。マーフィーは本当に短いワンポイントならば何とかなるが、すぐに崩れてしまう。左投手が少ないので彼しか選択肢がないので苦しいが、その次に控える伊藤がシャットアウトしくれたので、傷口が広がらずに済んだ。
すかさず6回ウラに、この回から大隣に代わった2番手・甲田投手からツーアウト2塁で5番大松が3連戦で初ヒットとなるタイムリーツーベースで1点追加、4対2と2点差とした。
しかし、その伊藤も7回にツーアウト3、1塁のピンチを招き降板。ロッテとしては1回早く薮田を投入。信頼の厚い彼であったが、2番本多にタイムリーヒットを許して、4対3と再び1点差にされてしまう。
8回にはソフトバンクは3番手に攝津をマウンドに送る。再びツーアウト2塁の場面で5番大松がタイムリーツーベースヒットでダメ押しの1点をあげ、5対3。大事なところで勝負強さを発揮してくれた。
9回は守護神・小林宏が先頭の8番長谷川にヒットを許すものの、後続を断って逃げ切りを成功させた。
先発陣が調子を崩し始めた中で、ルーキー・大谷が踏ん張ってくれてプロ初勝利をあげたのは本当にありがたい。愛すべき“海坊主”を温かく見守って生きたい。
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