千葉ロッテ大量得点で連敗を2で止めて、首位返り咲き(第31戦/19勝11敗1分)
●埼玉西武ライオンズ5-10千葉ロッテ○ 西武ドーム(13:00)ライブTV観戦
・千葉ロッテの先発・香月良仁(かづき=りょうじ)投手(オフィシャルイヤーブック2010から引用)
1984年1月22日生(26歳)2年目180cm 右投右打
柳川高→第一経済大→熊本ゴールデンラークス→千葉ロッテ(09年ドラフト⑥)ルーキーイヤーの09年は一軍登板こそなかったものの、イースタン・リーグで23試合に登板し9勝3敗、防御率2.43で最多勝を獲得した。
オフには結婚式も挙げ充実の一年になった。
卓越した投球術で今年は一軍初昇格の最有力として期待されている。
オリックスの実兄・香月良太との投げ合いも間近のようだ。
□責任投手
勝利投手 香月 (1勝 0敗 0S)
敗戦投手 田中 (0勝 1敗 0S)
□バッテリー
M○香月、大谷、秋親、小林宏=里崎
L●田中、岡本洋、野上、星野=細川、上本
□本塁打
M
L中村8号ソロ(2回・香月), 高山3号ソロ(8回・秋親)
小野投手の足の故障で空いた先発ローテーションの穴を今日一軍初昇格の香月投手が代役を見事に果たしてくれた。ただし、勝ち投手の権利を手に入れる5回のピッチングは冷や冷やさせられた。2対9と7点差だったにもかかわらず2点を失った上に、なおもツーアウト満塁のピンチが続いた。ベンチがここで我慢したのは偉かった。若手投手を育てる強い意志が感じられた。香月はギリギリ何とか踏ん張ってベンチの期待に応えた。
6、7回は2番手・大谷が3者凡退を連続する完璧なリリーフで、西武の反撃を押さえ込んだ。8回は香月と一緒に今日昇格した秋親(あきちか)が先頭打者の6番高山にソロホームランを浴びて5対9。どうなるかと心配させたが、後続を抑えてくれた。
9回は守護神・小林宏がツーアウトから3番中島にストレートのフォアボールで出塁させるものの、しっかりと仕留めて一矢を報いた。
首位攻防戦の絶対負けられない試合を香月が初先発、初勝利で結果を残してくれた。やはり今シーズンの千葉ロッテは強い。3連敗をすることなく、故障者を新たな戦力が補ってチーム力を維持している。打線さえ繋がりが戻ってくれば怖いものはない。9連戦の残り6試合も期待できる。
| 固定リンク
コメント