2010F1第6戦モナコGP
モンテカルロ市街地コース、78周。
5/16決勝(晴れ、ドライコンディション)
優勝[予選1位]マーク=ウェバー(レッドブル)
2位[予選3位]セバスチャン=ベッテル(レッドブル)
3位[予選2位]ロバート=クビサ(ルノー)
リタイア[予選16位]小林可夢偉(ザウバー)
ウェバー(33)が2戦連続ポールトゥウイン。今季2勝目、通算4勝目。レッドブルはワンツーフィニッシュ。セーフティカーが4度も入る大波乱のレースになったが、スピードでアドバンテージのあるマシンを冷静にコントロールして、1959年に優勝したジャック=ブラバム(84)以来、オーストラリア人として世界選手権史上2人目の68代モンテウィナーとなった。F1レーサーとして、昨年唯一間近で見たことがある方だけに非常に感慨深い。
【スターティンググリッド】
1番手 ウェバー
2番手 クビサ
3番手 ベッテル
4番手 マッサ
5番手 ハミルトン
6番手 ロズベルグ
7番手 シューマッハ
8番手 バトン
9番手 バリチェロ
16番手 小林
1周目、スタートはグリッド順で続く、9番手バリチェロが6位に浮上。ヒュルケンベルグ(ウィリアムズ)がトンネル内でクラッシュ。1回目のセーフティカー導入。
3周目、バトンがマシントラブルでリタイア。
7周目、レース再開。
8周目、ピットスタートして20位のアロンソが19位のディグラッシの後ろにつく。
9周目、ウェバー、ファステスト。
10周目、アロンソがヌーベルシケインで飛び込み、ディグラッシを抜き19位。
12周目、アロンソがヌーベルシケインでトゥルーリをかわし、18位。
15周目、アロンソがティモ=グロッグをヌーベルシケインで抜き、17位。
17周目、コバライネンをヌーベルシケインでアロンソが抜いて16位。ウェバーが後続を離す。
18周目、ハミルトンがピットイン、アロンソの前15位でコースに戻る。
20周目、マッサ、バリチェロ、シューマッハの順でピットイン。シューマッハがバリチェロの前に出る。
22周目、クビサ、ピットイン。ロズベルグがファステスト。ペトロフ、ピットイン。
23周目、ベッテルがピットインして3位で戻る。アロンソ8位。デラロサはピットインしてマシンが止まり出られない。ウェバー、ピットイン。
24周目、ティモ=グロックがスローダウン、リタイア。
25周目、ウェバーのすぐ後ろにロズベルグが追走。
28周目、デォグラッシ、リタイア。小林もマシンが止まり、リタイア。
29周目、ロズベルグ、ピットイン。コースに戻ってシューマッハが前。コバライネン、ピットイン。
31周目、アロンソ6位、シューマッハ7位。ペトロフ、ピットイン。
32周目、バリチェロがウォールにクラッシュして、コース上でスピンし大破。リタリア。2回目のセーフティカーが入る。上位はウェバー、ベッテル、クビサ、マッサ、ハミルトン、アロンソの順。
34周目、レース再開(2回目)。
44周目、3回目のセーフティカー導入。バリチェロがクラッシュした場所が危険との判断だった模様。
46周目、レース再開(3回目)。
54周目、ウェバー、ファステスト。
64周目、ウェバーは1分15秒台。
72周目、ベッテルがファステスト。
74周目、ベッテルがファステストを連発し、追い上げをみせる。14位のチャンドックを15位のトゥルーリが抜こうとして乗り上げるクラッシュ発生。
76周目、4度目のセーフティカーが入る。
78周目、セーフティカーが戻って、そのままウェバーがチェッカーフラッグを受ける。シューマッハはゴール直前にレースが再開されたとしてアロンソを抜いて6位でフィニッシュ。しかし、最終周での追い抜きは違反との裁定で、レース後にペナルティ20秒が加算されポイント圏外の12位となった。アロンソは6位に繰り上がり。メルセデスチームはこの裁定に対して上訴を提出。
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