<交流戦:M対D>千葉ロッテ逃げ切り、連敗を2でストップ(第44戦/26勝17敗1分)
○千葉ロッテ4x-2中日ドラゴンズ● 千葉マリン(18:15)TV観戦
・セパ両リーグ2位同士の対戦。中日は交流戦に入り4連勝。千葉ロッテは2勝2敗。
□責任投手
勝利投手 渡辺俊 (4勝 3敗 0S)、セーブ投手 小林宏 (1勝 0敗 9S)
敗戦投手 朝倉 (2勝 3敗 0S)
□バッテリー
D●朝倉、鈴木、小林正、浅尾=谷繁
M○渡辺俊、伊藤、薮田、S小林宏=里崎
本塁打
D
M
流石だ、千葉ロッテ!!好調をキープしている中日に勝った。
今季はチームの気持ちの切り替えが素晴らしい。今季はいまだに3連敗していない。チームの底力が本物であることを証明している。
先発の渡辺俊が2回ワンアウト3、1塁のピンチを8番谷繁をダブルプレーで仕留めてから調子が上向き、6回まで得点を許さなかった。
味方も3回に1番西岡、4番金泰均、6番福浦のタイムリーで3点先制して、渡辺俊を援護した。
10メートルもの強風が吹くマリンスタジアムで渡辺俊がテンポ良く投げ続けたが、内心いつ捕まるか心配していた。特に5回の7番大島へのファースト・金泰均の走塁妨害でノーアウト2塁となったときには、これで崩れるかもしれないと冷や冷やものだった。野手のミスを渡辺俊は冷静に後続をさばいたのは見事だった。
ただし、昨シーズンから渡辺俊は良いピッチングをしていながら、簡単に失点を繰り返すので安心できない。
突然、7回に捕まった。
先頭の5番和田のサード内野安打はアンラッキーで、6番セシルに初球を打たれノーアウト2、1塁。あっさりピンチが訪れた。7番大島をショートゴロに抑えるが、ランナーは進塁してワンアウト3、2塁。続くバッターは2回にダブルプレーに討ち取った8番谷繁。初球をピッチャー返しされセンターへタイムリーヒットで2者生還、3対2。あっと言う間に1点差に詰め寄られた。だから渡辺俊に全幅の信頼が置けない。力投して試合をつくるものの、簡単に反撃されてしまうこの脆さはいただけない。
しかし、1点ある。しかも7回まで来た。何とか逃げ切れるかもしれない。2番手・伊藤が後続を断ってくれた。
8回は薮田。いきなり2番野本にツーベースヒットでピンチ。もしかするとと悲観したが、ここは薮田が踏ん張って反撃を封じ込めた。
8回ウラには、先制のタイムリーを打った西岡が、ツーアウト2塁でダメ押しとなるタイムリーツーベースを放ち、4対2と点差を広げてくれた。西岡ありがとう。
9回は守護神・小林宏、圧巻の3者連続三振。最後のバッター8番谷繁を空振りに討ち取ってゲームセット。
本拠地に戻って巨人戦での悪い流れを断ち切った。巨人に連敗したのは本当に悔しかった。今日の試合で何とか気持ちが癒された。引き続き千葉ロッテに頑張ってもらいたい。
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