<交流戦:G対M>成瀬が撃沈、交流戦初黒星で首位転落(第42戦/25勝16敗1分)
○読売ジャイアンツ4x-2千葉ロッテ● 東京ドーム(18:00)TV観戦
□責任投手
勝利投手 東野 (7勝 1敗 0S)、セーブ投手 クルーン (0勝 0敗 6S)
敗戦投手 成瀬 (5勝 4敗 0S)
□バッテリー
M●成瀬、秋親、松本、古谷=的場、金澤
G○東野、Sクルーン=阿部
□本塁打
M
G 小笠原11号ソロ(3回・成瀬), 坂本9号ソロ(4回・成瀬), ラミレス13号ソロ(5回・成瀬)
成瀬の初回の立ち上がりは見事だった。低めに制球され球威があって3者凡退に仕留め幸先の良いスタートを切った。この調子ならば巨人の重量打線を抑えることができると期待させた。しかし、2回に5番阿部にインコース低め直球の厳しい球をライトフェンス直撃となるクリーンヒットにされ、さらに6番谷にも右中間フェンス直撃のツーベースヒットを打たれたことで自信を失ってしまったようだ。降板後のコメントでも「逃げてしまった」とあるように、この2連打の余波は予想外に大きく彼本来の勝負強さを失わせてしまっようだ。結局この回は8番エドガーをフォアボールとしてツーアウト満塁でピッチャー・東野と勝負することになったが、タイムリーヒットを打たれ1点先制されてしまう。続く3回には3番小笠原、4回に1番坂本、5回に4番ラミレスと巨人の看板打者にソロホームランを打たれてしまった。
4対0と4点リードされたものの、リリーフ陣が素晴らしい働きをして追加点を与えずロッテ打線の反撃を待った。
なかなか東野を捕らえることができなかったが、9回表にチャンスが訪れた。
3番井口がセンター前ヒット。4番金泰均がフォアボールでノーアウト2、1塁。5番大松は三振に倒れたが、代打・福浦がセンターへタイムリーヒットで1点を返し、ワンアウト2、1塁。やっと東野をマウンドから引き摺り降ろした。ピッチャーはクルーン。ロッテの応援が盛り上がる。7番今江はフォアボールでワンアウト満塁。8番金澤が一二塁間を抜いてタイムリーヒット、4対2。
もう一発でれば...
代打・根元、三振。1番西岡、三振。ゲームセット。
今年のロッテは確かに粘り強いが、試合をひっくり返すだけの底力は無い。残念だ。今日は先発が崩れても中継陣が踏ん張り試合を壊さなかったので、そろそろ大逆転劇を見せて本当に強いところを証明して欲しい。
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