<交流戦:M対D>超美技連発の守備力で千葉ロッテ連勝(第45戦/27勝17敗1分)
○千葉ロッテ3x-1中日ドラゴンズ● 千葉マリン(18:15)TV観戦
・天気予報では、明日から雨が1日早まる中での試合。
□責任投手
勝利投手 マーフィー (2勝 0敗 0S)、セーブ投手 小林宏 (1勝 0敗 10S)
敗戦投手 吉見 (6勝 2敗 0S)
□バッテリー
D●吉見、高橋=谷繁
M○マーフィー、伊藤、薮田、S小林宏=里崎
□本塁打
D
M
先発ローテーションが苦しい中で、またしてもマーフィーが2度目の先発も結果を出してくれた。7回に先頭打者から2連続フォアボールで降板したが、6回まで無失点に抑える好投をみせた。
千葉ロッテ打線も中日エース・吉見を初回から攻める。
ツーアウト2、1塁で5番大松がレフトフェンス直撃のタイムリーツーベースヒットで先制、1対0。3回には先頭の2番荻野貴が11球粘ってレフト線にツーベースヒット。3番井口のサードゴロでは動けなかったが、4番金泰均のサードゴロではサード・森野が1塁に送球するタイミングで3塁に走り、これに森野が動揺してファーストに悪送球で荻野貴は一気にホームイン。足を武器に1点を追加する技ありな走塁攻撃は芸術的。2対0。さらにワンアウト2塁で5番大松はサードファールフライでツーアウト2塁。6番福浦に対して中日バッテリーは敬遠策、7番南との勝負に出た。ここで南が詰まりながらもセンター前にタイムリーで3対0。意地をみせた南の勝ち、試合を有利に進める。
7回にマーフィーが7番大島と8番谷繁にフォアボールを出してしまいマウンドを降りる。2番手は伊藤。ノーアウト2、1塁で9番岩崎達が初球をバント。ファールゾーンに小フライが上がり、ファースト・金泰均がダイビングキャッチする大ファインプレー。ワンアウト2、1塁。1番荒木にライト前ヒットを打たれ、ワンアウト満塁の大ピンチが訪れた。続く2番野本にフォアボールで押し出し、3対1。ここで打率4割と好調な3番森野。さらなる追加点を覚悟したが、伊藤が三振に仕留め、4番ブランコをショートゴロに抑えてピンチを脱した。
8回は薮田。
先頭の5番和田にセンター前に浅いフライを打たれる。これをセンター・荻野貴がダイビングキャッチ。スーパープレイで中日に反撃させない。これで薮田は後続を三振に討ち取り、逃げ切り万全。
9回は守護神・小林宏。
8番谷繁をライトフライ。9番岩崎達は一二塁間に強い当たり、これをセカンド・井口がダイビングキャッチし、すかさず一塁送球アウト。素晴らしい!1番荒木にレフト前ヒットを打たれるが、2番小池を空振り三振。ゲームセット。
まさに西村監督の掲げる「和」の勝利でチーム一丸となって中日を連夜に渡って撃破。文句無しの試合だった。
ヒーローインタビューは、初お立ち台となるマーフィー。
割とクールなコメントだったが、「チームに勝つことが1番」と熱く語っていた。観客席に挨拶を終えて、観客席のファンにハイタッチして引き上げる時は、丁寧にしかもサインをする姿勢にファンを大切にしていることが感じられて非常に好感が持てた。今後も頑張ってほしい。
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