<交流戦:M対YB>延長11回、里崎がサヨナラ本塁打!千葉ロッテ連勝!!(第53戦/32勝20敗1分)
○千葉ロッテ1x-0横浜ベイスターズ● 千葉マリン(13:00)TV観戦
□責任投手
勝利投手 薮田 (1勝 1敗 1S)
敗戦投手 山口 (1勝 5敗 13S)
□バッテリー
YB 加賀、牛田、●山口=武山
M 渡辺俊、小林宏、○薮田=里崎
□本塁打
YB
M 里崎7号ソロ(11回・山口)
サヨナラホームラン、やった~!里崎!!
劇的なエンディングに目頭が熱くなった。どちらかというと終盤になるほど横浜が押し気味。重苦しい試合の最後に最高の仕事をしてくれた。
試合は序盤から両チームの先発が素晴らしい内容で、両チームともに得点が入らない。渡辺俊は今季最高のピッチングを披露している。あとは千葉ロッテ打線がいつ相手投手を捉まえるか待つだけと思われた。しかし、横浜の加賀も素晴らしい制球で、内角に厳しいボールをコントロールしてロッテ打線に隙を与えず、千葉ロッテに流れが傾かない。
9回はツーアウトからピンチを招いたのをしのいで渡辺俊はマウンドを降りた。
10回には小林宏が登板。
ワンアウト後、当たりの出ていない5番スレッジにヒットを打たれ、代走・梶谷。6番下園の打席で梶谷が単独盗塁を試みるが、キャッチャー・里崎がナイス送球で盗塁を阻止。梶谷はベンチに戻るなり、ヘルメットを床に投げつける。相当に悔しい様子。その後すぐ下園はレフトへヒット。続く7番金城をファートゴロに仕留める。エンドランの場面で単独盗塁する横浜のチグハグな攻撃に救われる。
10回ウラはロッテの反撃。
2番南は三振した球ががワイルドピッチとなり振り逃げで1塁。3番井口がセンターヒットでノーアウト2、1塁。願っても無いサヨナラのチャンス。しかし、4番金泰均は三振、5番大松と6番サブローはセンターフライで2番手・牛田を打ち崩せない。本当にもどかしい。
11回表は薮田に交代。
8番武山にヒットされ、いきなりピンチ。9番藤田はレフトフライを打たせたが、1番石川に本日初となるフォアボールでワンアウト2、1塁。2番井出はセンターフライとするがなおもツーアウト2、1塁のピンチが続く。3番内川は粘った10球目をピッチャー返しでセンターに抜けるライナーと思われたが、薮田の右手親指付近に当たって、2塁ベース付近に転がりセカンド・井口がファーストへ送球してアウト、チェンジ。薮田がヒットを素手で止める気迫で何とか乗り切った。薮田の右手は大丈夫だろうか?4回に盗塁を試みて足を負傷した早坂の状態も気になる。内川はベンチに戻るなり、ベンチに踵落し。外見から優しいとばかり思っていたが、激しい闘争心を感じさせた。
そして11回ウラ、ロッテの攻撃。横浜は3番手・山口投手を投入。
7番福浦はレフトフライ。8番福浦が3球目のアウトコースを振り抜いてライトスタンドへソロホームラン。思わずテレビの前で両手を挙げて万歳。1周した里崎がホームでチームメイトから手厚い歓迎を受ける。これほどうれしい瞬間はそうそう観ることはできない。本当に良かった!
ヒーローインタビューは当然里崎。
里崎には珍しく顔が紅潮させて受け答えていた。
本当にうれしそうだ。
ところで、インタビュー後にお立ち台でサッポロビールから懸賞品が里崎に贈呈されていた。プレゼンターはサッポロイメージガールの中村果生莉。カメラマンの注文で里崎の右腕に寄り添うツーショットが観られた。美女とヒーロー・里崎、絵になるな~、ウラヤマシイ(涎)。
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