大型液晶テレビは壊れるので、メーカー保証だけでなく“家財保険”と“保護パネル”も必要!!
テレビがブラウン管時代には考えられなかった事故が起こりました。
3月27日に納品された46型液晶テレビがわずか2週間余りの4月14日に息子が誤ってリモコンを液晶画面(パネル)に当ててしまい、パネルが割れてしまいました。まったく画面が映らなくなりました。液晶画面は脆いことは知ってはいましたが、これだけあっさりと破損してしまうとはかなり凹みました。
写真は壊れた箇所です。うまく撮れていないのでわかりにくですが、外傷は傷がついたくらいにしか見えません。
すぐにシャープお客様相談センターに電話しました。
リモコンがぶつかった箇所は、見た目は特に割れているようではないが、画面が映らないと伝えました。相談員の方はパネル交換が必要になるだろうとのことです。メーカー保証で出張費や技術料はかからないが、パネル交換の部品代は次のようになっていると案内してくれました。
・購入から1年未満 7万3000円
・購入から1年以上 11万5000円
メーカーとしては購入後すぐに壊れた場合を考慮して安く設定してくれていますが、どちらにしても高額です。1年以上だと修理してもらうよりも新たに購入したほうがいいぐらいの金額です。
修理担当者に一度確認してからのほうが良いのではないかと提案してくれたので、従うことにしました。4月17日に来訪してもらって症状をみてもらいました。専門家が操作しても画面は映りません。やはりパネル交換になるとの回答です。翌々日の月曜日に対応できるとのことでしたが、パネル交換に立ち会いたかったので1週間後にお願いしました。
4月24日の修理に際しては、2人で来ていただき約30分間で交換をしてもらいました。かなりの数のネジを外していました。大型とはいえ精密機械なので十分すぎるほど慎重に丁寧な作業をされていました。作業中写真を取らせてもらおうと考えていたのですが、緊迫した雰囲気なので迷惑をかけてはいけないと思い止まりました。作業後、修理代は現金で支払いました。
ちなみに修理代ですが、以前から家財保険に加入していたので、修理代が補償されるのではと考えてシャープに連絡した後で保険会社に相談しました。事故の概要を伝えたところ、補償対象になりそうです。担当者から「修理見積書」が必要なことと、現物の写真、全体と破損箇所の2枚を写すように指示がありました。助かりました。
今回はとりあえず、費用負担を最小限にできそうですが、今後使い続けていく上で家族みんなで注意していてもパネルを再び壊してしまう可能性があります。そこで「保護パネル」を購入しました。こちらもイオンショップドットコムで2万2800円で購入しました。台湾製で液晶画面に掛けるだけの単純なものなので、下のほうは隙間が空いています。取扱説明書には気になる場合には両面テープで貼り合わせるように記載されています。後々汚れなどが気になるので見送りました。
ちなみにシャープでは「保護パネル」に相当する付属品は作っていないそうです。純正品を用意していないのは意外な気がしました。修理にこられた方にお聞きしたところ、「保護パネル」を使っている家庭は出張修理で訪問して数件だったそうです。
一度壊すと改めて46型の液晶画面の大きいことが気になります。何かの拍子でぶつけてしまうリスクが高いので、大型液晶テレビには、メーカー保証に加えて、家財保険と保護パネルが必要だと感じました。購入を検討されている方は是非とも我が家の失敗談を参考にしてください。
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コメント
新しTV、大変でしたね。しかし、容易く壊れるものですねぇ。私も液晶が欲しいのですが、イタズラっ子がリモコンでブラウン管をカンカン叩いているのをみて、止めました。二週間はもたないと思いますよ。それと、家財保険が有効活用出来たようで、不幸中の幸いでしたね。非常に参考になりました。
投稿: Tad | 2010.05.07 21:06
液晶テレビは壊れやすいということは、なんとなく理解していましたが、実際に壊れてみてメーカーが保護パネルを作っていない現実にギャップを感じました。
修理の方との会話で、結構パネル交換を出張修理しているようでした。パネル交換をあきらめて、買い替えされるケースも結構あるのではないでしょうか。俺も1年以上経って壊れていたら、家財保険を頭金にして新しいものを購入するかもしれません。
ともかく、液晶テレビは慎重に扱わないといけない商品であることは間違いありません。
投稿: erabu | 2010.05.09 09:04