<交流戦:D対M>薮田が復調せず、千葉ロッテ延長11回サヨナラ負け(第56戦/34勝21敗1分)
○中日ドラゴンズ5x-4千葉ロッテ● ナゴヤドーム(18:00)TV→Web観戦
・登録 【投手】大嶺 祐太
□責任投手
勝利投手 平井 (1勝 1敗 0S)
敗戦投手 小林宏 (1勝 1敗 11S)
□バッテリー
M 大嶺、古谷、秋親、伊藤、薮田、橋本健、松本、●小林宏=里崎
D チェン、浅尾、高橋、岩瀬、○平井=谷繁
□本塁打
M 大松11号ソロ(6回・チェン)
D 和田17号3ラン(8回・薮田)
全ては8回ウラ、ツーアウト1塁で4番ブランコのサードゴロを、サード・今江がエラーしたことに尽きる。この後、薮田投手は踏ん張れず5番和田にスリーランを許してしまった。今江は打撃で非常に貢献したが、守備で足を引っ張ってしまった。
本日登録して久しぶりの登板となった大嶺は、ボールが高目で制球が悪い。初回に3番森野にタイムリーを打たれ先制されてしまう。いつものように安心して観ていられない。それでも3回表に2番今江がタイムリーで1対1の同点とし、早い段階で大嶺を援護する。
大嶺は3回までは得点圏にランナーを背負う苦しい内容だったが、4、5回と三者凡退に仕留めて尻上がりに調子をあげてきた。
6回のロッテの攻撃で5番大松がソロホームランで1対2として、8番大嶺に打順が回ってきたので代打・青野で交替となった。
6回ウラから、2番手・古谷が登板。ワンアウト1塁となったところで、3番手・秋親にスイッチ。4番ブランコの打席で1塁ランナー・大島がスタートして2塁タッチアウト、盗塁失敗。ブランコはフォアボールとしたが、5番和田を空振り三振に仕留めた。万全の投手リレーで逃げ切りを狙う。
7回ウラ、“新勝利の方程式”で4番手・伊藤。
ワンアウト後、7番セサルは打球をたたきつけてサードゴロ、今江がキャッチして1塁へ悪送球で、ファースト・金泰均が弾いて1塁セーフ。記録は今江のエラー。8番谷繁にバントを決められ、ツーアウト2塁。得点圏にランナーを進められる。伊藤は踏ん張って9番野本をサードファールフライに打ち取り、中日の反撃を封じた。
8回表には、今江が3打点目となる2点タイムリーで1対4とリードを広げた。3点差で逃げ切れる。
8回ウラは、5月30日に右手に打球を当てて負傷したのではと心配していた薮田投手。
先頭の1番荒木にフォアボール。腕が振れておらず、調子が戻っていない様子。それでも2番大島をセカンドゴロを打たせてダブルプレーにできた。しのげるか?3番森野をフォアボール。再びランナーを出してしまった。4番ブランコはサードゴロに打ち取った。しかし、サード・今江がミットからボールをこぼしてツーアウト2、1塁。またしても今江のエラー。薮田が本調子でないのだから、ここはアウトにして欲しかった。そして、5番和田。初球が真ん中高目に入ってしまった。和田は見逃さず強振され同点スリーラン。4対4の同点に追いつかれてしまった。今江の猛打で試合を有利に運んでいたのに、彼の今日2回目のエラーで窮地に陥った。
9回表は中日は岩瀬を投入され、ロッテは3者凡退。
9回ウラから千葉ロッテは6番手・橋本健。2つのフォアボールでツーアウト2、1塁となったところで、7番手・松本を投入。3番森野にヒットを打たれ、ツーアウト満塁とピンチを広げてしまった。しかし、4番ブランコをレフトフライに仕留めて、延長戦突入。
10回表は中日は5番手・平井に交替。ロッテ3者凡退。
10回ウラは守護神・小林宏。中日無失点。
11回表も平井が続投。ロッテ得点できず。
11回ウラも小林宏が続投。1番荒井の不運なサード内野安打でランナーを許す。2番大島は送りバント。3番森野の打席でワイルドピッチ。ツーアウト3塁。森野は結局フォアボール。4番ブランコの打席で1塁ランナー・森野に盗塁されて、ツーアウト3、2塁の絶対絶命のピンチ。4番ブランコに三遊間の真ん中を破られサヨナラ、ゲームセット。とうとう小林宏は今季初失点してしまった。
ナゴヤドームで7連敗。2006年6月7日以来、勝っていない。
今年の千葉ロッテは強いが、勝ちパターンはあくまで先行逃げ切りで、粘りの逆転劇は少ない。同点に追いつかれてから、跳ね返すだけのパワーが無いのが残念だ。
明日は気持ちを切り替えて頑張ってほしい。
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