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2010.06.30

大嶺の好投で連敗脱出、千葉ロッテ2位再浮上(第72戦/39勝31敗2分)

○千葉ロッテ7x-3福岡ソフトバンクホークス● 千葉マリン(18:15)TV観戦

・4月25日以来の3rdユニフォームでげんかつぎ(効果あった~!)。

□責任投手
勝利投手 大嶺 (3勝 3敗 0S)
敗戦投手 小椋 (3勝 5敗 0S)

□バッテリー
H●小椋、金澤、藤岡、森福=田上
M○大嶺、伊藤、薮田、小林宏=的場

□本塁打
H
M 今江5号ソロ(1回・小椋)

千葉ロッテは落とせない試合を勝ってくれた。久しぶりにホッとした。

大嶺の立ち上がりは、ボールが低めにコントロールされて悪くないものの、好調ソフトバンク打線に1、2回とつかまって3点を献上してしまう。
しかし、千葉ロッテも1回に2番今江のソロホームランで1点。2回には9番的場の何でもないサードフライをサード・松田がボールを見失って捕球できず、2塁ランナー・大松が生還して1点。2対3の1点差で試合の流れをソフトバンクに渡さない。

3回から大嶺は自分のリズムを取り戻し、素晴らしいピッチングを見せ始める。

5回ウラにツーアウト3、2塁で4番金泰均が左中間に2点タイムリーで逆転に成功、4対3。金泰均の右中間への大飛球はセンター・長谷川が背走して落ちてきたボールをグラブに当てたものの、捕球できなかったソフトバンクにとっては不運なプレー。さらにツーアウト2、1塁となったところで6番サブローがライトフェンス直撃となる2点タイムリーで6対3。7番竹原もタイムリーで続き7対3。猛打爆発で一気に5点を取った。ソフトバンク先発の小椋はこの回ノックアウト。

大嶺は6回まで好投をみせて降板。
7回からは伊藤、8回は薮田、9回は小林宏の“新勝利の方程式”できっちり逃げ切った。

大嶺は4月14日以来の3勝目。好不調が激しいし、投げてみないとわからない不安定さがいまだに払拭できないので今後の活躍は見えないが、チームの4連敗を止めた功績は大きい。昨日の大敗によるものか里崎がスタメンから外れ、的場がマスクをかぶったのもチームにとって気分転換になって良かったのだろう。5回表に本多の盗塁を刺したのは見事だった。

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2010FIFAワールドカップ 南アフリカ大会 日本敗退0-0(3PK5)

120分間の死闘はスコアレスドロー。

PK戦に突入。
パラグアイが最初に蹴る。

①パラグアイ1人目 バレット ○
②日本1人目 遠藤 ○
③パラグアイ2人目 バリオス ○
④日本2人目 長谷部 ○
⑤パラグアイ3人目 リベロス ○
⑥日本3人目 駒野 × クロスバーに外す
⑦パラグアイ4人目 バルデス ○
⑧日本4人目 本田 ○
⑨パラグアイ5人目 カルロス ○

1試合ごとに強くなっていった日本代表。
世界ランキング31位のパラグアイと消耗戦に突入。
両チームともにディフェンシブ、決め手を欠く攻防となった。
徐々に体力が失われていったが、日本代表は集中して全員攻撃、全員守備で乗り切った。

PK戦で負けたが素晴らしい試合だった。
今大会の日本代表は、間違いなく従来の実力を突き破った。
歴史を変えた日本代表に感謝したい。

■日本の先発メンバー

GK 川島
DF 駒野、中沢、闘莉王、長友
MF 遠藤、長谷部、松井、本田、阿部
FW 大久保

23時に試合開始、26時に試合終了。本当にお疲れ様でした。

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2010.06.29

投壊し大量失点で今季初4連敗、千葉ロッテ3位転落(第71戦/38勝31敗2分)

●千葉ロッテ1-19福岡ソフトバンクホークス○ 千葉マリン(18:15)TV観戦

□責任投手
勝利投手 杉内 (10勝 3敗 0S)
敗戦投手 吉見 (2勝 4敗 0S)

□バッテリー
H○杉内、藤岡=田上
M●吉見、相原、松本、秋親、古谷、薮田=里崎、的場

□本塁打
H 田上2号3ラン(2回・吉見), 森本1号2ラン(3回・吉見), オーティズ18号3ラン(5回・松本), 松田7号ソロ(6回・秋親), 柴原4号ソロ(6回・秋親)
M 金泰均18号ソロ(4回・杉内)

無残な惨敗。
吉見はパ・リーグで通用しないのだろうか?
オリックス戦に続きソフトバンク戦でも大量失点で先発を失敗した。
2回にワンアウト3、1塁で打率1割台の9番田上からスリーラン、2番本多、3番松田に連打され4失点。どうして踏ん張れないのだろう。さらに3回はツーアウトから7番長谷川にストレートのフォアボール、8番森本にプロ入り初ホームランとなるツーランで2点追加され大量6失点。早々と試合を潰した。下位打線に本塁打を打たれる情けないピッチング。

4回は2番手・相原。本日内が抹消され、代わりに登録された。
2008年以来の登板だったが、3番松田、4番多村を空振り三振。5番ぺタジーニをショートフライと目の覚める堂々たる内容で3者凡退。

相原の好投に応えるかのように、4回ウラに4番金泰均が杉内からパ・リーグ単独ホームランキングとなる18号ソロホームランで1対6。オーティズの目の前でやってくれた! 

相原が好投すれば試合を立て直すことができるかもしれないと期待した。

しかし、5回は全くの別人。6番オーティズにヒットを打たれランナーが出ると7番長谷川にデッドボールでノーアウト2、1塁。8番森本に背中の後ろを通す大暴投でランナー進塁し3、2塁。プロと思えない凡ミス。森本にはタイムリーを打たれ2者生還し、1対8。9番田上をライトフライに抑えたところで降板。

3番手・松本は嫌な予感がする。彼しかいないのか?
1番川崎をサードゴロでツーアウト1塁。今日は抑えてくれるかと期待したが、2番本多、3番松田、4番多村、5番ぺタジーニに連打され、6番オーティズにスリーランで6点追加され1対14。金泰均に再び並んだ。さらに7番長谷川にフォアボール、8番森本、9番田上に連続タイムリーで1対16。あ~ぁ、大炎上。

6回からは4番手・秋親。このところ調子を落としているが何とかしのいでくれるだろうと願ったが...
3番松田、4番柴原に連続ソロホームラン、6番オーティズにヒット、7番長谷川にタイムリーで3点追加され、1対19。もはや秋親も駄目だ。

それでも7、8回に5番手・古谷が好投。9回は何と6番手に薮田を投入。終盤の2人が無失点に抑えて惨めにならずに済んだ。

杉内に対して金泰均の一発だけで終わってしまった。

今週は梅雨が本格化してきた。明日以降何試合か流れると予想される。何とか先発が立ち直れる恵みの雨になってもらいたいものだ。

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2010.06.28

2010F1第9戦ヨーロッパGP

バレンシア市街地コース、57周。

6/27決勝(晴れ、ドライコンディション)
優勝[予選1位]セバスチャン=ベッテル(レッドブル)
2位[予選3位]ルイス=ハミルトン(マクラーレン)
3位[予選7位]ジェンソン=バトン(マクラーレン)

7位[予選18位]小林可夢偉(ザウバー)

ベッテルがポールtoウィンで今季2勝目、第3戦マレーシアGP以来6戦ぶり。チームメイトのウェバーは10週目にコバライネンを抜こうとしてミスして追突。その瞬間に宙を舞って一瞬裏返る大クラッシュして、タイヤバリアに突っ込んだ。ショッキングな映像が流れマシンが大破するものの、ウェバーは無事だった。
何よりも素晴らしかったのが、小林の走りだった。ウェバーの事故でセーフティカーが入ると、続々とピットインする他チームを他所に小林はコース上に留まり、レース再開時は3位をキープ。4位にバトンを従えて堂々の走りを見せた。54周目でピットインしてタイヤ交換し9位で戻る。残り2周でみせた2台の追い抜きは天晴れ!8位アロンソを抜き、最終ラップで7位ブエミも抜く「魂の走り」で7位入賞を果たした。

【スターティンググリッド】
1番手 ベッテル
2番手 ウェバー
3番手 ハミルトン
4番手 アロンソ
5番手 マッサ
6番手 クビサ
7番手 バトン
8番手 ヒュルケンベルグ
9番手 バリチェロ
10番手 ペトロフ

18番手 小林

スタート直後、ハミルトンがウェバーを抜いて、ベッテルにも並びかけタイヤとタイヤが接触させる。何とかベッテルが首位をキープ。ハミルトン、アロンソが続く。ウェバーは9位まで後退。

5周目、トゥルーリがリタイア。

8周目、ウェバー、ピットインし19位で戻る。

9周目、アロンソがファステスト。ロズベルグ、ピットイン。

10周目、ウェバーがコバライネンを抜こうとして、追突し宙を舞って一瞬裏返ってタイヤバリアーに大工ラッシュ。セーフティカーが入る。7位以下の各チームが続々とピットイン。

11週目、ベッテル、ハミルトン、アロンソ、マッサら上位陣もピットイン。1位ベッテル、2位ハミルトン、3位シューマッハ。4位小林、5位バトン、6位バリチェロの順。

12周目、シューマッハ、ピットインで19位。

14周目、シューマッハ、ピットインで21位。

15周目、レース再開。3位小林、4位バトンの順。

25周目、ハミルトンにドライブスルーペナルティの裁定。セーフティカーをオーバーラップしたことによるもの。

27周目、ビール瓶がコース上に入ってしまった。17コーナー付近。

28周目、ハミルトンがドライブスルーペナルティを行い、順位に変動無く2位で戻る。

30周目、オフィシャルがビール瓶を素手で回収。

37周目、シューマッハがピットイン、17位で戻る。

40周目、シューマッハがファステスト。

49周目、ハミルトンがファステスト。1位ベッテルに近づく。

50周目、ヒュルケンベルグがリタイア。タイヤウォールを蹴って悔しがる。

54周目、小林が初めてピットイン。9位でコースに戻る。

55周目、バトンがファステスト。

56周目、7位ブエミ、8位アロンソ、9位小林の順で3台のマシンが急接近。

57周目、小林がアロンソをかわし、8位浮上。1位ベッテル、2位ハミルトン、3位バトン、4位バリチェロ、5位クビサ、6位スーティル、そして最終コーナーでブエミをかわした小林が堂々の7位フィニッシュ。

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2010.06.27

小野でも止められず、千葉ロッテ3タテ喰らう(第70戦/38勝30敗2分)

○北海道日本ハムファイターズ10x-3千葉ロッテ 札幌ドーム(13:00)ライブTV観戦

□責任投手
勝利投手 ケッペル (10勝 1敗 0S)
敗戦投手 小野 (3勝 2敗 0S)

□バッテリー
M●小野、古谷、秋親、松本、内、伊藤=里崎
F○ケッペル、加藤武、宮西=鶴岡

□本塁打
M 大松13号ソロ(8回・加藤武)
F

5月25日阪神戦での右肩直撃のアクシデントからカムバックした小野投手に何とか流れを断ち切ってもらいたいと期待した。
初回に得点圏にランナーを背負うも4番小谷野をショートゴロに討ち取ってチェンジとなるところで、ショート・西岡がエラーしてツーアウト2、1塁のピンチにしてしまった。大事な復帰戦であまりに痛い味方のエラー。これで小野のリズムが崩れたのか5番糸井、6番二岡、7番高橋に3連打されて3点を失った。

その後、小野は持ち直すが5回に4番小谷野にタイムリーを打たれ1点追加されたところで降板。

日ハムは昨年好調だった頃の打線の繋がりが蘇って来ている。

6回からリリーフした3番手・秋親。
中継陣では比較的安定しており失点が少ない秋親だが、日ハムを止められない。1番田中賢、2番森本に連続タイムリーで3点を失う。7対2。

7回は5番手・内。
制球が悪く2つフォアボールを出して、ツーアウト2、1塁と得点圏にランナーを貯めたところで9番金子誠、1番田中賢に連続タイムリーで3点ダメ押し。10対2。

千葉ロッテの得点は2回に9番南のタイムリー、6回にケッペルのワイルドピッチで3塁ランナー生還、8回の5番大松のソロホームランの3点止まり。

日ハムに3試合とも力負けしてしまった。

来週、ホームに戻ってソフトバンクと西武との6連戦が待っている。何とか踏ん張って立て直して欲しい。

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2010.06.26

映画『宇宙ショーへようこそ』(お薦め度★)

監督、舛成孝二。演出、畑博之。原作、ベサメムーチョ。脚本、倉田英之。キャラクターデザイン、石浜真史。メカニック作画監督、渡辺浩二。サブキャラクターデザイン、藪野浩二、森崎貞。作画監督、石浜真史。CG監督、那須信司。プロダクションデザイン、okama、神宮司訓之、竹内志保、渡辺浩二。2010年日本。SFアニメ映画。声の出演、黒沢ともよ(小山夏紀)、生月歩花(鈴木周)、鵜澤正太郎(佐藤清)、松元環季(西村倫子)、吉永拓斗(原田康二)、藤原啓治(ポチ=リックマン)、中尾隆聖(ネッポ)、五十嵐麗(マリー)、小野坂昌也(ポグナー)、竹田雅則(ヘストン)、宮本充(ロビー)、飯野茉優(インク)、江川央生(ルビーン)、斎藤千和(ヤプー)、伊藤和晃(タロー)、日高のり子(ハナコ)、銀河万丈(ゴーバ)、飛田展男(トニー)。

外れです。
第9回文化庁メディア芸術祭アニメーション部門優秀賞受賞作「かみちゅ!」の舛成孝二監督作ということで、雑誌「日経エンタテインメント7月号」が“完成度の高い新世代宇宙冒険SF”として紹介していました。新たな才能に出会いたいと考えて公開初日に観ました。ほとんど良いところはありません。これだけアニメ作品でがっかりさせられたのは初めてかもしれません。ともかく脚本が失敗しています。あり得ない会話が多く、終盤にかけてイラっとさせられ続けました。テンポもゆるく、SFといいながらアイデアは並以下で惹きつけるものは皆無でした。
作品の舞台背景がさっぱりわかりません。物理法則があってないようなものなので、何が危機的な状態なのか把握できません。前提が破綻しているので登場人物の行動が正しいのか正しくないのかチンプンカンプンでした。これだけ話を理解させない作品でメジャーを狙うのは信じられません。
久しぶりに鑑賞したことを後悔させられました。

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マーフィーも撃沈、千葉ロッテ連敗(第69戦/38勝29敗2分)

○北海道日本ハムファイターズ10x-4千葉ロッテ 札幌ドーム(14:00)TV観戦

□責任投手
勝利投手 ダルビッシュ (7勝 4敗 0S)
敗戦投手 マーフィー (6勝 1敗 0S)

□バッテリー
M●マーフィー、内、古谷=里崎、的場
F○ダルビッシュ、榊原、ウルフ、石井=鶴岡

□本塁打
M
F

先発に回って6連勝中と好調のマーフィーだったが、制球に苦しみピンチを招いて痛打され3回までに7失点。早々と試合を終わらせてしまった。成瀬に続いて先発連続KO。

千葉ロッテ打線は、調子が良くないダルビッシュに6回まで抑えられた。7回にツーアウト2、1塁で2番今江がタイムリーでやっと1点を返し、7対1。この回でダルビッシュはマウンドを降りた。

8回から2番手・榊原から7番福浦、9番南のタイムリーで2点。3番手・ウルフから1番西岡がタイムリーで1点。この回3点を返して7対4。3点差に追い上げる。

マーフィーは4回から立ち直り7回まで投げ、8回から2番手・内に交代。テンポ良くこの回を抑えてくれると千葉ロッテに流れが出来て面白くなる。
しかし、内も自滅。不運な内野安打でランナーを許すと、連続フォアボールでワンアウト満塁で降板。3番手・古谷が抑えられず、4番小谷野の3点タイムリーを浴びて10対4。6点差に広げられて止めを刺されてしまった。

マーフィーも崩れてしまって、先発陣が本当に苦しくなってしまった。明日は5月25日以来復帰する小野がマウンドに上がる。何とか気合で踏ん張って欲しい。

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2010.06.25

成瀬が撃沈、千葉ロッテの足踏みは続く(第68戦/38勝28敗2分)

○北海道日本ハムファイターズ7x-3千葉ロッテ 札幌ドーム(18:00)ライブTV観戦

・金泰均はスタメンを外れ、代打でも出場無し。

□責任投手
勝利投手 金森 (1勝 0敗 0S)
敗戦投手 成瀬 (7勝 7敗 0S)

□バッテリー
M●成瀬、秋親、古谷、松本=里崎
F○金森、ウルフ、建山、武田久=鶴岡

□本塁打
M 竹原1号3ラン(2回・金森)
F 小谷野5号2ラン(1回・成瀬), 糸井8号2ラン(5回・成瀬)

7回ウラから観戦したが、すでに7対3で試合が決まっていた。
8回、9回の千葉ロッテの攻撃はあっさり終わってしまった。

ダイジェストで確認。

成瀬が初回に4番小谷野にツーランを浴びて先制を許して2対0。

千葉ロッテは2回表に、7番竹原がスリーランで逆転。2対3。

しかし、3回ウラにワンアウト3、2塁からまたしても4番小谷野に2点タイムリーヒットで、4対3。

5回ウラには4番小谷野にタイムリー、5番糸井にツーランで3点追加され、7対3。成瀬はKO。

成瀬は日ハムキラーのはずだったが、全て小谷野に決められてしまった。被本塁打は21に更新、今シーズンの最大の弱点で沈んだ。

エースで3連戦の初戦を落としたのは痛い、波に乗れない苦しい時期だが是非とも敵地の巻き返しを期待したい。

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2010FIFAワールドカップ 南アフリカ大会 日本勝って決勝トーナメント進出!!

○日本3-1デンマーク●

日本サッカーの歴史を変える画期的な一戦となった。
世界ランキング36位のデンマークを撃破!

前半17分、本田圭佑が右サイドのFK。35メートルの距離からブレ球で、ゴール。日本が先制!
前半30分、遠藤保仁が、ゴール正面27メートルのFK。デンマークの壁を超えてゴール右にゴール。2点目!
後半36分、ペナルティーエリア内で長谷部誠がファウルを取られてしまい、デンマークにPK。トマソンが左へキック、GK川島は読んでクリアしはじくが、こぼれ球をトマソンが詰めて1点返される。2対1。
後半42分、大久保嘉人のパスから本田圭佑がゴール前に抜け出し、DFを素晴らしい個人技でかわしてGKを引き付け、岡崎慎司にパス、これを押し込んで日本がダメ押しの3点目。

先制、追加点、ダメ押しと従来の日本代表では考えられなかった、完璧ともいえる攻撃力でグループEを2位通過。

早朝3時からの観戦は眠かったが、本田の先制で目が覚めた。日本代表は後半、運動量が明らかに落ちたが、集中力を切らさずに戦った。4大会目にしてやっと訪れた最高の試合。歴史的瞬間を目撃できて本当にうれしい。 

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2010.06.24

ロッテ打線の頑張りでヘロヘロの渡辺俊が勝利投手(第67戦/38勝27敗2分)

○千葉ロッテ6x-2オリックス・バファローズ 千葉マリン(18:15)TV観戦

・昨日は雨天中止。夕方から急速に天候は回復したが、球団側は大事をとったのかもしれない。

□責任投手
勝利投手 渡辺俊 (5勝 3敗 0S)
敗戦投手 金子千 (4勝 7敗 0S)

□バッテリー
Bs●金子千、鴨志田、西=日高
M○渡辺俊、内、伊藤、薮田、小林宏=里崎

□本塁打
Bs
M 井口6号ソロ(7回・鴨志田), 金泰均17号ソロ(7回・鴨志田)

どうにも渡辺俊が締まらない。
毎回長打を浴びて得点圏にランナーを背負うピッチングで4回まではなんとか無失点の綱渡り状態が続いたが、5回にとうとう失点してしまう。
ノーアウト満塁で5番T-岡田を空振り三振。6番セギノールをファーストゴロに仕留め、ファースト・福浦がつかんで2塁へ送球しフォースアウト。ゲッツーかと思われたが、ピッチャー・渡辺俊の1塁へのベースカバーが遅れて、ショート・西岡が一瞬待って送球しセーフ。3塁ランナーがホームインしてしまい2対1。この1点を失ったことで渡辺俊は5回でマウンドを降りた。ともかく内容が悪過ぎる。要所を締めたというよりも、オリックスが打ち損じた印象だった。

一方の千葉ロッテ打線は、初回にツーアウト2、1塁で5番大松が右中間を破るタイムリーツーベースで早々とオリックス先発の金子千から先制点を奪った。

2対1とされた5回ウラには、2番今江と3番井口の連続タイムリーで4対1。

6回にも1点返され4対2。2点差に追いつかれて7回には3番井口、4番金泰均のアベックホームランで6対2として試合をほぼ手中に収めた。

5回で渡辺俊を諦めたロッテベンチは、6回からは内を投入。1番坂口、2番荒金に連打を許して1点を失ったが後続を断った。7回は伊藤、8回は薮田、9回は小林宏がそれぞれ3者凡退のパーフェクトリレーでゲームセット。終盤はすっきりと試合を運んでくれた。渡辺俊は5月18日中日戦から1ヶ月ぶりの勝利を飾った。

勢いが下降気味で苦しい試合が続く。明日からの日ハム戦も踏ん張りどころだ。敵地・札幌ドームで頑張って欲しい。

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2010.06.23

映画『ミラーズ』(お薦め度★★)

監督、アレクサンドル=アジャ。脚本、アレクサンドル=アジャ、グレゴリー=ルヴァスール。2008年米。ホラー映画。R-15指定。出演、キーファー=サザーランド(ベン=カーソン)、ポーラ=パットン(エイミー=カーソン・元妻)、エイミー=スマート(アンジェラ=カーソン・妹)。

作品紹介(WOWOWオンラインから引用)
呪われた鏡の奥に秘められた、忌まわしい過去とは何か? 人気TVシリーズ「24 TWENTY FOUR」でおなじみのK・サザーランドが怪現象の謎に挑む戦慄のサスペンス・ホラー!

解説
2003年に発表された韓国製ホラー映画「Mirror 鏡の中」をハリウッド・リメイク。人気TVシリーズ「24 TWENTY FOUR」のジャック・バウアー役でおなじみのK・サザーランドが、主演に加えて共同の製作総指揮も務め、「ヒルズ・ハブ・アイズ」のA・アジャが監督を手がけた注目の衝撃作。荒廃した建物の中で不気味にきらめく巨大な鏡。その歪んだ鏡像の奥に見てはならないものを見てしまった主人公は、最愛の家族を守るため、究極の恐怖に立ち向かうが……!?

ストーリー
同僚を誤って射殺して停職処分となり、以後酒に溺れてすっかり転落の道を歩むことになった元NY市警のベン。愛する妻エイミーや2人の子供たちと別居して、現在は妹アンジェラの住む部屋で居候の身となっているが、ようやく仕事を得て、火災に遭ったデパートの焼け跡を夜警で巡回することに。現場に取り残された巨大な鏡にふと見入るうち、そこに非現実的な恐ろしいイメージを見出したベンは、以後も次々と怪現象に見舞われ……!?

ラストの不条理だけは評価できますが、そもそもそこに至るまでの話しが成り立っていません。
主人公が廃墟同然のデパートの夜警に使命感を出すところからついていけませんでした。あのような場面に遭遇したら、普通は気味悪がって仕事を辞めるはずです。自ら進んで怪奇現象に喰いつくはずはありません。前半の不可解な恐怖に対してボランティア的とも思える主人公の行動にホラーものとしての興味は半減してしまいました。グロいシーンも勘弁して欲しい。後半からの謎解きは極端な辻褄合わせとなっています。ただし、その強引さがホラーらしからぬアクションシーン満載となり、キーファー=サザーランドということでドラマ「24 TWENTY FOUR」のジャック=バウアー役を意識させる展開でかなり見応えがありました。

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2010.06.22

吉見は大誤算、千葉ロッテ完敗(第66戦/37勝27敗2分)

●千葉ロッテ1-9オリックス・バファローズ 千葉マリン(18:15)TV観戦

□責任投手
勝利投手 木佐貫 (7勝 5敗 0S)
敗戦投手 吉見 (2勝 3敗 0S)

□バッテリー
Bs○木佐貫、岸田=日高
M●吉見、秋親、服部、古谷=里崎

□本塁打
Bs
M 大松12号ソロ(2回・木佐貫)

好投手の木佐貫に対して、序盤の2回に幸先良く5番大松が一発を浴びせてくれたので、今日こそは打ち崩せると期待した。しかし、打線が繋がらず要所要所を押さえられて完投を許してしまった。

吉見にとって、交流戦後のペナントレースでパ・リーグと初対戦となるオリックス戦はボロボロとなってしまった。コントロールにこだわったためだろうか、吉見の持ち味である長身から投げ下ろす球のキレが感じられなかった。移籍後2連勝してくれたが、これで3連敗。

初回からナーバスに映った。1番坂口のピッチャーゴロを処理することができず、記録はヒットとなると必要以上に牽制球を投げた。自らのミスで先頭バッターを出塁させたことが気になったのだろうか。その後は後続を断つものの、丁寧というよりも慎重に行こうとする姿勢に感じられた。警戒しすぎたためだろうか3回に3点奪われたときは、カウントを悪くしないように初球からストライクを取りにいって痛打されている。結局、吉見は5回7安打5失点で降板した。

中継陣も2番手・秋親以外はボロボロ。
7、8、9回と追加点を奪われ、終わってみれば1対9の大差で負けてしまった。がっくり...

打線が下降気味なので、是非とも投手陣に踏ん張ってもらわなければならない。特に難敵・オリックスなのだから。明日の渡辺俊には何とか頑張って欲しい。

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イオンが低価格88円「第3のビール」を発売開始

明日から発売の第3のビール「TOPVALU BARREAL(トップバリュ バーリアル)」がイオンからリリースされました。明日からとありますが、既に店頭に並んでおり昨日飲んでみました。

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味わい(コク)と喉ごし(キレ)ともにライトで、スイスイ飲めます。これから夏にかけてマッチしていると思います。飲んだ後に酔いがきますが、軽くも重くも無く丁度良い感じです。低価格ながら他メーカーと比べて遜色ありません。

個人的に、ビールと違って発泡酒や第3のビールに対してそれほどこだわりはありません。安くてそこそこ美味いものであれば購入することになると思います。

イオンは昨年7月24日にサントリーに生産委託したプライベートブランド(PB)の第3のビールを100円で販売しましたが、両者に価格戦略などで溝が生じて今春に販売を終えていました。イオンとしては前回の失敗を挽回すべく新商品の投入です。生産は、韓国のビール大手に委託しています。1缶88円、6缶488円、1ケース(24缶)1880円で業界最安値になるそうです。

[リリース情報]
88円でこの旨さ!イオンが、極める。
新ジャンルビール売上№1へ!「TOPVALUトップバリュBARREALバーリアル」発売
あす6月23日(水)より、イオングループ3,000店舗で展開

イオンは、プライベートブランド(PB)「トップバリュ」の新商品として、1缶(350ml)88円(税込)、ケースでお買上げいただくと1缶あたり78円となる新ジャンルビール類「トップバリュ バーリアル」を明日6月23日(水)、全国のイオングループGMS(総合スーパー)、SM(食品スーパー)、スーパーセンター、ドラッグストア、コンビニエンスストアなど約3,000店舗にて発売いたします。

~BARLEY(大麦)本来の良さを引き出し、REAL(本物)の味わいとキレを実現~
イオンは、「トップバリュ バーリアル」の商品仕様を決定するにあたり、国内で一番人気の高い新ジャンルビール類商品を徹底的に研究し、ビールの主原料である「BARLEY=大麦」の比率を高くすることで麦芽本来の良さを存分に引き出し、さらにホップの香りを際立たせる「REAL=本物」の味わい(コク)と喉ごし(キレ)を実現しました。

~イオングループの総力を挙げ、「真」のPBビール類商品を開発。だから旨い、だから安い~
「トップバリュ バーリアル」は、イオングループの総力を結集した真のPBです。グループの品質管理を担う「㈱生活品質科学研究所」が日本人の好む「しっかりとしたコク」と「飲みごたえのあるキレ」を実現するベストな成分比率を科学的に研究し、この成果を踏まえて「イオントップバリュ㈱」が、原材料の指定も含め自社で作成した商品仕様書に基づき、韓国の世界的メーカーに製造委託しました。製造された商品は、イオングループの輸出入・卸会社「アイク㈱」が輸入し、サプライチェーンマネジメントを担う「イオングローバルSCM㈱」の物流網を通して、全国の3,000店舗に配送されます。
グループシナジーを徹底活用した仕組みにより、コストの削減を実現すると共に、生産から販売に至るまで徹底した品質管理を実現し、「旨い」「安全・安心」な商品をお買い得価格で販売いたします。

~イオングループ店舗において新ジャンルビール売上NO.1を目指します~
イオンは、「トップバリュ バーリアル」を全国約3,000店舗で展開し、グループ店舗において
新ジャンルビール類NO.1となる年間7,200万缶の売上を目指します。

【「トップバリュ バーリアル」の展開概要について】
◇ 商品名: 「トップバリュ バーリアル」
◇ 規格/価格: 350ml/1缶88円(税込)、6缶488円、1ケース(24缶)1,880円(6缶パックなら1缶あたり81.3円、ケースなら1缶あたり78.3円)
※ミニストップでは、350ml/1缶88円(税込)、6缶528円となります。
なお、ミニストップは関東地区にて先行販売いたします。
◇ 商品分類: リキュール(発泡性)①
◇ アルコール分: 5%
◇ 発売予定日: 2010年6月23日(水) 全国発売
◇ 目標販売数: 年間7,200万缶 (350ml 缶換算)
◇ 展開店舗数: 全国のイオングループ約3,000店舗
◇ 商品名由来: 「BARLEY(バーリー)=大麦」と「REAL(リアル)=本物、本当」をあわせた造語です。

●「BARREAL」旨さの秘訣
1. イオングループの㈱生活品質科学研究所が国内外で人気の高いビールや新ジャンルビールの成分比率を科学的に研究。
2. 上記成果をもとにイオントップバリュ㈱が、日本人の好むコクとキレを実現するための商品仕様書を作成し、メーカーに製造委託。製品検査も㈱生活品質科学研究所が実施。
3. 味覚特長と製法
・大麦の比率を研究し、本物のビールに近いコクを出しています。
・ガス圧を若干高めにすることで、国産新ジャンルビールに負けないキレを実現。
・ホップ由来の香りを醸し出し、コクと香りの両面から本物のビールに近い旨さを再現。

●「BARREAL」安さの秘訣
1. グループの輸出入・卸会社であるアイク㈱が輸入することで、中間コストをカット。
2. イオングローバルSCM㈱による自社物流網を通し最短の物流で店舗へ。物流コストもカット。
3. グループの約3,000店というスケールメリットを活かして、一括仕入することにより仕入れ価格を抑える。製造から販売まで一貫して管理することで「安全・安心」も担保。

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2010.06.21

映画『ドロップ』(お薦め度★★★★)

監督・原作・脚本、品川ヒロシ。2009年日本。青春映画。PG-12指定。出演、成宮寛貴(信濃川ヒロシ)、水嶋ヒロ(井口達也)、本仮屋ユイカ(みゆき)、上地雄輔(木村ヒデオ)、中越典子(信濃川ユカ・ヒロシの姉)、波岡一喜(森木隆)、若月徹/若月(山崎秀樹/ワン公)、綾部祐二/ピース(安城豊/ルパン)、増田修一朗(赤城亨)、住谷正樹/レイザーラモン(加藤宏次郎)、坂本雅仁/アオマイルド(石川照美/テル)SUGURU(住田清彦)、宮川大輔(小野)、遠藤憲一(達也の親父)、藤本敏史/FUJIWARA(体育教師)、村上知子/森三中(ファミレスの店員)、河本準一/次長課長(宅配便社員)、哀川翔(刑事)、坂井真紀(高校教師)、益岡徹(医師)。

作品紹介(WOWOWオンラインから引用)
お笑い芸人の品川祐(品川ヒロシ名義)が自伝的小説&コミックの映画化で、長編映画監督デビュー。成宮寛貴、水嶋ヒロらがケンカに明け暮れる不良少年たちに扮した話題作!

解説
人気お笑いコンビ《品川庄司》の品川が書いた同名自伝的小説はベストセラーとなり、コミック化もされ、これも大ヒット。その映画化の監督に原作者、品川自身が挑んだのがこの青春バイオレンス・ムービー。自身が所属する吉本興業のお笑い芸人たちを多数キャストに迎え、漫才のような会話をちりばめるなど、品川らしい意匠がふんだんな一方、アクション場面の数々は近年多いTV局主導のTVドラマ風映画と一線を画し、バイオレンス度の高さに驚かされる。そんな監督の狙いに全身で応えた成宮、水嶋らの熱演にも問答無用の迫力がたっぷり!

ストーリー
お坊ちゃんばかり集まった私立中学に通うヒロシは不良に憧れ、公立の狛江北中学に転校。さっそく不良生徒のリーダー、達也にタイマン勝負を挑んで負けるも、達也とその仲間たちに気に入られて彼らの不良仲間になる。学外の不良たちとケンカに明け暮れるヒロシだが、姉ユカの恋人であり元不良でもあるヒデと交流する一方、達也の恋人、みゆきに対して好意を抱きだす。そんなヒロシと仲間たちは中学を卒業し、高校に進学するが……。

品川ヒロシの才能は驚くべきものがあります。
本作が長編監督デビュー作とは思えません。完成度が非常に高い作品です。冒頭から繰り広げられる喧嘩シーンは圧巻でした。そのリアリティとキレは一級品で、邦画の中でも傑出した映像を提供してくれました。

自らの自伝的ベストセラー小説を基に撮るとなると、とかく思い込みが激しくなって客観性を欠いてしまい、観客に共感を与えられない作品に閉じてしまいがちですが、そのような気負いは皆無でした。場面展開は軽快でテンポが良く、編集も見事としか言いようがありません。クライマックスからの男気溢れる怒涛の展開は、心の深い部分に熱情がダイレクトに伝わってきました。

キャスティングがともかく絶妙です。特にカリスマ不良の達也を演じた水嶋ヒロの超弩級演技に驚嘆しました。彼の成りきり度120%の切れっぷりは尋常ではありませんでした。想像以上に上手い役者だということを実感しました。

加藤宏二郎を演じたレイザーラモンも凄い。初めてサングラスを取った素顔を観ましたが、男らしい良い面構えです。不良の中でも別格の強いワルがはまっていました。演技もプロの俳優と比べて遜色は全くありませんでした。鍛えられた肉体も素晴らしいの一言です。

個性派ベテラン俳優・哀川翔と遠藤憲一の起用の仕方も監督がお笑い芸人ならではアイデアと配慮がなされていました。2人のコミカルな掛け合いは意外性があって、非常に新鮮でした。また、出演者に多くのお笑い仲間が登場していますが、効果的に機能させていました。通常、本物の俳優陣と比べて演技力が落ちるのでギャップが生まれるものですが、違和感を全く感じさない巧みな演出が光っていました。品川ヒロシは間違いなくプロの映画監督としてトップクラスでやっていける人材だと思います。

話題性だけが先行しているようにも感じられて、評判が高い割には敬遠していましたが、観なければならない映画でした。次回作も期待したいと思います。

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2010.06.20

千葉ロッテ逆転勝ち、マーフィー6連勝(第65戦/37勝26敗2分)

○千葉ロッテ3x-1東北楽天ゴールデンイーグルス● 千葉マリン(13:00)TV観戦

・金泰均が右太もも裏を痛め、今季初めてスタメンから外れた。4番は大松が繰り上がり、ファーストの守備は福浦が入った。

・昨日欠場した今江は、スタメン復帰。

□責任投手
勝利投手 マーフィー (6勝 0敗 0S)、セーブ投手 小林宏 (2勝 1敗 12S)
敗戦投手 永井 (4勝 4敗 0S)

□バッテリー
E●永井、片山、青山=嶋
M○マーフィー、薮田、S小林宏=里崎

本塁打
E
M

マーフィーは2回にフォアボールを3つも出して、押し出しで1点を楽天に献上して自滅寸前まで行ってしまった。しかし、その後は立ち直ってくれた。後は味方の反撃を待つだけになるが、楽天先発の永井が6回まで付け入る隙を与えない見事なピッチング。

永井にこのまま完封されるかもと心配したが、7回に千葉ロッテにチャンス到来。
先頭の6番サブローがフォアボールで出塁。7番竹原にベンチはバントをさせず強行策。これに見事に応えてレフト前ヒット、ノーアウト2、1塁。ここでベンチは8番里崎にバントを指示。しかし、バントを失敗してヒッティングに切り替える。アウトコース低目を流し打ちしてライトポール手前に飛ぶ、タイムリーツーベースヒットで同点に追いついた。ノーアウト3、2塁となって9番岡田に代打・金泰均。一打逆転の舞台は揃った!しかし、金泰均はショートゴロ。続く1番西岡も空振り三振でツーアウト3、2塁。2番今江がアウトコースを流し打ちしてライト前にヒットで2者生還して逆転3対1。とうとう繋がった!永井は3番井口をフォアボールとしたところで降板となった。

残る8、9回を逃げ切るのみ。

8回薮田は3番鉄平にフォアボールを与えたものの、後続を断つ。

9回は小林宏だ。連続3試合クローザーを失敗しているが大丈夫だろうか?
6番ルイーズを空振り三振。7番高須をセカンドゴロでツーアウト。しかし、8番草野に真ん中高目のストレートを打たれた。やはりピシャリと3人で終わらすことができない。1人出塁しただけでピンチが訪れたと感じてしまう。9番渡辺直をファーストゴロ。エラーをして守備で精彩の無い福浦がしっかりボールをキャッチして小林宏にトス、ゲームセット。ヒヤヒヤながら“勝利の方程式”が戻ってきた。

マーフィーは無傷の6試合連続勝利で、外国人ピッチャーとしてチームタイ記録になった。打線が下降気味の中で、彼の踏ん張りに本当に助けられた。いまや先発ローテーションの柱だ!!次は新記録に挑戦して欲しい。

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2010.06.19

2010FIFAワールドカップ 南アフリカ大会 日本惜敗、オランダに0-1

世界ランク45位の日本が、同4位のオランダに善戦した。惜敗という名にふさわしい試合を見せてくれた。過去の日本代表には感じたことが無い力強さがあった。

日本はカメルーンとの初戦と同じメンバー。本田をトップ、阿部をアンカーに置く4-1-4-1の布陣。前半はオランダのペースだったが、徐々に日本が良い流れをつくって0対0で終えた。

後半は立ち上がりからオランダが攻め込む。後半8分にペナルティエリア左手前にこぼれ、これをスナイダーが強烈なミドルシュート。GK川島が両手でブロックしたが、両手をはじき飛ばされる圧倒的なゴール。失点直後から日本も反撃を開始する。大久保が2回ほどシュートを行い、オランダと互角の戦いをした。オランダのカウンターに対してGK川島が何度も勇気あるセーブを繰り返した。日本代表は後半終了間際からロスタイムにかけて、パワープレーを展開。久々に心が躍った。数少ないチャンスも生まれ、もしかしたら得点が奪えるかもしれないと感じさせる勢いがあった。しかし、得点を挙げることができない。ロスタイムが3分あるにもかかわらず、1分早く試合終了となってしまった。本当に残念。

勝ち点3のまま。決勝トーナメントをかけて5月24日午後8時半(日本時間25日午前3時半)にデンマークと最終戦を戦う。

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千葉ロッテ、今季3度目のシャットアウト負け(第64戦/36勝26敗2分)

●千葉ロッテ0-3東北楽天ゴールデンイーグルス○ 千葉マリン(14:00)TV観戦

・昨日、雨で試合が流れ、今日からペナントレース再開。

・今江がスタメン落ち、代わりに根元が2番サードで出場。

□責任投手
勝利投手 岩隈 (5勝 4敗 0S)、セーブ投手 川岸 (2勝 1敗 11S)
敗戦投手 成瀬 (7勝 6敗 0S)

□バッテリー
E○岩隈、小山、S川岸=嶋
M●成瀬、内、秋親=里崎

□本塁打
E 高須3号ソロ(5回・成瀬)
M

岩隅に好投を許し、楽天に完封リレーされてしまった。

成瀬は立ち上がりから球が走っているものの、ボールが全体的に高い。4回までは球の勢いとチェンジアップで楽天打線を抑えていた。しかし、5回に7番高須に真ん中高目に入ってしまい、ソロホームランされてしまった。0対1.成瀬にとって今季被本塁打19本目。8番草野はショートゴロに討ち取ったが、9番渡辺直、1番聖澤、2番嶋に3連打され、さらに1点を追加されてしまった。0対2。

7回には先頭の8番草野にヒットを許し、9番渡辺直に送りバントを決められワンアウト2塁。1番聖澤をショートゴロに打ち取ったが、ショート・西岡がトンネル。ワンアウト3、1塁のピンチとなってしまう。2番嶋にタイムリーを打たれ、0対3。成瀬は3番鉄平をサードフライに打ち取り、ツーアウト3、1塁としたところで2番手・内に交代。内は4番中村を三振に仕留めて踏ん張った。

8回も内が続投。9回は秋親が追加点を許さない。

最終回の粘りを期待したが、楽天3番手・川岸に3者凡退に切って取られた。

エース級のピッチャーに好投されると、千葉ロッテ打線は沈黙してしまう。5月25日阪神戦、5月27日広島戦に続き3度目、ホームで初となる手の打ちようがない試合となってしまった。

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2010.06.18

映画『アマルフィ 女神の報酬』(お薦め度★★★)

監督、西谷弘。主題歌、サラ=ブライトマン「タイム・トゥ・セイ・グッバイ」。2009年日本。サスペンス映画。出演、織田裕二(黒田康作)、天海祐希(矢上紗江子)、戸田恵梨香(安達香苗)、佐藤浩市(藤井昌樹)、大塚寧々(羽場良美)、伊藤淳史(谷木幹安)、小野寺昭(菊原清文)、平田満(川越亘)、佐野史郎(西野道生)、大森絢音(矢上まどか)、サラ=ブライトマン(本人)、福山雅治(佐伯章悟)。声の出演、中井貴一(片岡博嗣)。

作品紹介(WOWOWオンラインから引用)
織田裕二が主演し、2009年の日本映画として興収第5位の大ヒットとなった話題作。イタリアで日本人少女が失踪した陰で、巨大なテロ計画が。イタリアの名所の数々が見もの!

解説
かつて織田主演で映画化されてヒットした「ホワイトアウト」などの人気作家、真保裕一が企画の段階から参加し、大々的なイタリア・ロケを敢行するなど、フジテレビ開局50周年記念作品として同局がこれまで製作した映画としては最大のスケールになったという話題作。ローマ歴史地区、コロッセオ、アマルフィの町など、世界遺産を中心にイタリア各地でロケをし、それらを舞台に、壮大なサスペンスを展開させたのが売り。監督は、織田が主演したTV「ラストクリスマス」や映画「県庁の星」の西谷弘。

ストーリー
G8に参加している国の外相会議がイタリアで開かれることになるが、同国で日本人を標的にしたテロが予告され、外交官の黒田康作はクリスマス目前のローマへ。すると1人の日本人少女が失踪する事件が起き、黒田は少女の母親、紗江子の通訳をしながら犯人探しと少女の奪回に乗り出す。しかし現地の警察から越権行為と批判され、黒田は在イ日本大使館内でも孤立。やがて犯人一味の真の目的が、あるVIPへのテロだと判明していく。

贅沢です。贅沢過ぎるほどの映画でした。
バブリーな時代ならともかく、世界的に景気が危なくなっている世相に逆行する絢爛豪華な日伊友好作品です。まるでイタリア観光名所に誘うプロモーションビデオのようで、主題歌の「タイム・トゥ・セイ・グッバイ」が非常に格調高く演出面で抜群の効果的を発揮していました。
ともかく主演の織田裕二の奥歯にものが詰まったような演技には脱帽しました。自意識過剰というか一歩間違えるとクドイだけの頓珍漢なキャラクターとなってしまうのですが、流石は織田裕二です。ギリギリのところでバランスを保ってくれました。外交官の役柄でしたが、アクションが加わったなら間違いなくスパイ映画“邦画版007シリーズ”になっていたでしょう。それほど微妙なズレを感じました。そこがもしかすると製作の狙いだったのかもしれません。
ともかく意外だったのは、事件となる背景設定でした。通常、陽動作戦とくれば小物を狙っていながら実は大物狙いという予想外の展開を形成するのですが、本作では逆の構成になっていました。スパイ映画ならば竜頭蛇尾の印象を与えるところです。外交官の物語ということで本作のあり余る贅沢さがすべてを包み込んでくれました。納得です。続編が作られるのであれば、是非とも期待したいと思います。

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2010.06.17

服を消臭するマンダム「ウェアデオドラントスプレー グリーンシトラス」は優れもの!

職場に着ていく背広の臭いが夕方に気になることがあります。特に夏場は雨に濡れて乾いた後の臭い、ワイシャツから漏れた汗の臭いなど、どうしても臭いの元となっているようです。

テレビCMで盛んに「ファブリーズ」で服に付いた臭いを消臭できると宣伝されていたので、試したことはあります。効果はありました。しかし、渡辺雄二著『ファブリーズはいらない』が出版されているようで使用を止めました。除菌成分として入っている第四級アンモニウム塩という化学物質に危険性があるようです。

脱臭には日陰干しが良いようなのですが、なかなか手入れが行き届きません。梅雨に入ったこの時期にどうしようかと思案していたところ、5月29日放送の情報バラエティ番組「知っとこ!」で消臭グッズが紹介されました。下着なども防臭効果のあるものが発売されているようです。その中で服の上からスプレーをして消臭するタイプの商品、マンダムから発売されている「ウェアデオドラントスプレー グリーンシトラス」に注目しました。

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服を着てから脇の下にスプレーしているビデオが流れて、その使い勝手のカッコ良さと手軽さが気に入って早速イオンで478円で購入しました。使い方は簡単です。

・缶を軽く振って、服から10cm以上離して噴射。

注意事項としては、直接皮膚に使用しないことです。

次の部分に試して、出勤です。
①ジャケットを開けて脇の下や胴回り
②ズボンの太もも辺り
③靴の中

①②については一日中、臭いを気にすることはありませんでした。③については靴の中の臭いは残っています(笑)。ただし、靴下は臭いませんでした!

結果は上々です。

なかなか、良い商品が登場しました。残念ながら、商品名やパッケージデザインに存在感がありません。商品についている自身のポップが無いと探すのに苦労しまので、今後の商品寿命が気になります。
ちなみに成分ですが、植物由来消臭成分・除菌剤・香料・エタノールと缶のボディに記載されています。除草剤の詳細は分からないのですが、化粧品メーカーの商品なので「ファブリーズ」よりは安心できると考えています。

[リリース情報]
マンダム、服についた男の汗臭・体臭を消臭する「ウェアデオドラントスプレー グリーンシトラス」を発売
食事やタバコなどの生活臭はもちろん、男の体臭・汗臭がついた服のニオイを一撃消臭!

ウェアデオドラントスプレー

2010年2月22日 新発売

 マンダムは2010年2月22日(月)、『ギャツビー デオドラントスプレー』から、服についた男の汗臭・体臭を消臭する『ウェアデオドラントスプレー グリーンシトラス』を新発売します。
 ギャツビーのデオドラント技術を応用した3つの消臭機能により、服から漂うイヤなニオイを一撃消臭。人と会う前など外出先でも、服を着たまま手軽にスプレーできます。

1.発売背景

■服から匂う汗のニオイが気になる男性たちに、服に使えるデオドラントを提案します。

 汗のニオイや体臭に対してケア意識が年々高まってきている男性たち。スプレーやボディペーパーなどデオドラントアイテムの充実もあり、ボディのケアをしっかり行うようになってきました。しかし、体のニオイはきちんと抑えられているのに、上着から「自分の汗臭・体臭がする」という悩みが新たに顕在化してきています。
 服のニオイが気になる場面で多いのは「バスや電車に乗っているとき」「仕事で汗をかいたとき」など、主に外出中です。しかも、服についた汗臭・体臭は自分でもそのニオイがわかるほど不快で、タバコのニオイのように後から着いたニオイだと言い訳できず、すぐにでも消してしまいたいと思っています。現在市販の衣類用消臭剤を使ってみても「すぐに消えない」「外出先で使いにくい」「一番消したい、汗や男のニオイが残ったまま」など、十分なものではありませんでした。
 マンダムは「男の体臭ケア技術」を応用し、汗臭・体臭をすばやく消臭し、タバコや食事のニオイなどの生活臭もカットする衣類用デオドラント『ウェアデオドラントスプレー』を新発売します。服を着たままでもスプレーできる手軽さで、外出中でもしっかりケアしたいと考える男性の気持ちに応えます。

2.商品概要

商品名
 ギャツビー ウェアデオドラントスプレー グリーンシトラス

商品特徴
 消臭成分配合で服についた汗臭・体臭も強力カット!
 外でも手軽に使える衣類デオドラントスプレー。

 1.3つの消臭機能で、服についた男の汗臭・体臭を強力に消臭します。
  (1)化学的消臭
   バイオ由来の消臭成分が、服についたいやなニオイをキャッチして消臭します。
  (2)生物的消臭
   ギャツビーのデオドラント技術を応用したWの除菌成分により、ニオイの発生を元から防ぎます。
  (3)感覚的消臭
   ペアリング消臭香料がイヤなニオイと調和して、不快感をすばやく消し去ります。
 2.服を着たまま、手軽に使えます。広範囲に噴射できて、逆さでも使えるエアゾールスプレー仕様です。
 3.持ち運びにも便利なコンパクトサイズです。
 4.焼肉などの食事やタバコのニオイもすばやく消臭します。
 5.衣類への影響を考えた処方で、服のシミになりません。
 6.爽やかなシトラス系の香りです。

容量/希望小売価格
 130ml/¥630(税抜 ¥600)

発売場所/全国のドラッグストア、ホームセンター、スーパー、その他

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2010.06.16

映画『チーム・バチスタの栄光』(お薦め度★★★)

監督、中村義洋。脚本、斉藤ひろし、蒔田光治。2008年日本。サスペンス映画。出演、竹内結子(田口公子)、阿部寛(白鳥圭輔)、吉川晃司(桐生恭一)、池内博之(鳴海涼)、玉山鉄二(酒井利樹)、井川遥(大友直美)、田中直樹(氷室貢一郎)、佐野史郎(垣谷雄次)。

作品紹介(WOWOWオンラインから引用)
竹内結子&阿部寛の主演で海堂尊の同名ベストセラー小説を映画化。エリート手術チームによる意外な連続術中死の原因究明に乗り出した珍コンビの活躍を描く娯楽サスペンス。

解説
第4回「このミステリーがすごい!」大賞に輝いた海堂尊の同名ベストセラー小説を、中村義洋監督が映画化。原作では本来、男同士だった主役の人物設定を、映画では竹内結子&阿部寛という男女の顔合わせに変えて、2人の異色コンビぶりをコミカルに際立たせた上、吉川晃司、佐野史郎ほか、豪華多彩なキャストが魅力的な競演を披露。本作のヒットを受けて同名のTVドラマ・シリーズも作られたほか、主要スタッフ・キャストが再び顔を揃えた海堂尊原作の映画化第2弾、「ジェネラル・ルージュの凱旋」も生み出された。

ストーリー
難度の高い心臓手術をこれまで連続して成功させてきた東城大学付属病院の桐生率いるエリート手術チームが、ここにきてたて続けに手術に失敗して患者も死亡。その原因究明調査を頼まれた、心臓手術はまるで門外漢の女性医療内科医・田口は、チームのメンバー1人1人に聞き取り調査をした末、事故として報告書を提出する。ところが後から調査に加わった厚生労働省出身の白鳥は、それを一笑に付して彼独自の強引な調査を始める……。 

予想以上に面白い作品でした。
竹内結子が良い味だしてました。弱弱しいナイーブな役柄をしっかりと演じていました。彼女の演技力は出演作を増やすごとに向上していると感じています。昔は苦手な女優でした。どちらかというと引き出しが少ない演技で物足りなさをずっと感じていました。しかし、『いま、会いにゆきます』のハマリ役で一気に注目するようになりました。最近の『なくもんか』も良かったですね。大画面で映える顔立ちと彼女の存在感は日本映画界を支える一人であることは間違いありません。この作品に主人公として竹内結子を起用した監督の勝利だと思います。
他のキャスティングでは吉川晃司のエリート医師も良かったです。彼がこれほど知的な役が似合うとは思いもしませんでした。医師役で他の作品に登場して欲しいと感じました。阿部寛はこのところ変な人が板に付いてきていて、文句無しでした。竹内結子との組み合わせでキャラクターが引き立っていました。
重いテーマでありながら、コミカルで軽快なテンポでサックリと楽しめました。続編が出来たのも納得できます。

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2010.06.15

2010FIFAワールドカップ 南アフリカ大会 日本初戦勝利、カメルーンに1-0

世界ランキングは日本が45位で、カメルーンは19位。日本は本田圭佑(CSKAモスクワ)をワントップに置く布陣。前半39分に松井大輔(グルノーブル)がしゴール前に右クロスを入れ、これを本田がゴール左でトラップし、冷静に左足で押し込んだ。

後半はカメルーンは前がかりで攻撃をするが攻めきれず、終盤にはパワープレーで日本ゴールに迫るが日本は集中力を切らさず、逃げ切った。

ともかく審判が判断が公平で良かった。スムーズな試合進行と的確な判定は気持ちが良かった。

4大会連続出場の日本は、1次リーグの初戦で勝ったは初めて。1998年フランス大会で指揮を執った岡田武史監督にとってもワールドカップ初白星となった。

本田は、昨日誕生日で24歳となったばかり。

初戦で勝ち点3は素晴らしい。サッカーの内容はどうであれ勝てたことは日本にとって喜ばしい。

[試合データ]
6月14日(月)
グループE 第1節試合開始: 23:00
試合会場:フリー ステイト スタジアム
主審:ベンケレンサ(ポルトガル)

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2010.06.14

2010F1第8戦カナダGP

ジル ヴィルヌーヴ サーキット、70周。

6/13決勝(晴れ、ドライコンディション)
優勝[予選1位]ルイス=ハミルトン(マクラーレン)
2位[予選4位]ジェンソン=バトン(マクラーレン)
3位[予選3位]フェルナンド=アロンソ(フェラーリ)

リタイア[予選18位]小林可夢偉(ザウバー)

ハミルトンがポールtoウィンで2連勝。マクラーレンは2戦連続ワンツーフィニッシュ。速いマシンのレッドブルがとうとうマクラーレンにつかまった。レースは中盤までタイヤがもたずに各チームともピットインを繰り返した。レッドブルは終盤スピードが上がらず、ベッテル4位、ウェバー5位でフィニッシュ。

【スターティンググリッド】
1番手 ハミルトン
2番手 ベッテル
3番手 アロンソ
4番手 バトン
5番手 リウッツィ
6番手 マッサ
7番手 ウェバー ← 2番手だったがギヤボックス交換で5番グリッド降格

18番手 小林

スタート直後に2つの接触が発生。
小林は10位まで順位を上げるが、ヒュルケンベルグの追い越しに気を取られ、マシンを縁石に乗り上げてコースを外しウォールにクラッシュ。リタイア。

2周目、上位陣はハミルトン、ベッテル、アロンソ、バトン、ウェバーの順。マッサがピットイン。

5周目、ウェバーがバトンをかわして4位浮上。マッサがファステスト。

6周目、スーティルをシューマッハが抜く。ロズベルグがピットイン。

7周目、バトンがピットイン。ハミルトンとベッテルがドッグファイト。

8周目、ハミルトンとアロンソがピットイン。レッドブルがワンツー体制。アロンソがハミルトンよりも早くピット作業を終えて前にでる。

10周目、クビサがピットイン。

12周目、ペトロフがジャンプスタートと判定され、ドライブスルーペナルティを取られる。バトンがファステスト。バリチェロがピットインしてフロントウィング交換。

13周目、シューマッハがピットイン。7位でコースに戻ったところで8位クビサとバトルがあり、コースをショートカット。

14周目、ウェバーがピットイン。6位で戻る。

15周目、ベッテルがピットイン。バトンの後ろ5位で戻る。シューマッハが連続ピットインで12位に下がる。

16周目、ハミルトンがアロンソを抜く。

18周目、ロズベルグがファステスト。各マシンのハードタイヤがもたない。

20周目、ペトロフがピットイン。フロントウィング交換。

23周目、ハミルトン、アロンソ、バトン、ベッテル、ウェバーの順。

25周目、6位クビサと7位スーティルがサイドバイサイド。

26周目、ハミルトンとベッテルの差が3.5秒。ハミルトンが2回目のピットイン。5位で戻る。

28周目、ベッテルとバトンがピットイン。スーティルが右リアタイヤをバーストさせながらピットイン。

29周目、アロンソがピットイン。2位ハミルトンの後ろに戻る。1位はウェバー。デラロサがエンジントラブルでリタイア。

33周目、シューマッハは9位。

34周目、ウェバーは19秒台。シューマッハがピットイン。10位で戻る。

38周目、バトンがファステスト。ウェバーはトップをこのままキープする作戦。

39周目、ハミルトンがファステスト。

41周目、ハミルトンは18秒台に突入。ベッテルがファステスト。ウェバーは20秒台に下がる。

42周目、ウェバー、19秒台に戻す。

43周目、マッサがピットイン、14位で戻る。アロンソがファステスト。

48周目、トゥルーリがリタイア。ウェバーにハミルトンとアロンソが追いつく。

50周目、ハミルトンがウェバーを抜き1位。ベッテルは21秒台。

51周目、ウェバーがピットイン、5位に後退。ハードタイヤのアドバンテージでトップをキープする作戦は失敗に終わった。

56周目、ウェバーが自己ベスト。バトンがアロンソを抜き、マクラーレンがワンツー体制。

64周目、シューマッハにマッサが仕掛けるが、フロントウィングが壊れる。シューマッハの行為が審議の対象となる(お咎め無し)。

65周目、マッサがピットイン。フロントウィング交換。

66周目、ベッテルとウェバーに速さが戻らない。

69周目、9位シューマッハに10位リウッツィが追い上げる。

70周目、ハミルトンがチェッカーフラッグを受ける。2位バトン。3位アロンソ。4位ベッテル。5位ウェバー。シューマッハはリウッツィとスーティルにも抜かれポイント圏外の11位で終わる。

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2010.06.13

<交流戦:M対T>井口のサヨナラ本塁打、千葉ロッテが交流戦最終戦を締めた(第63戦/36勝25敗2分)

○千葉ロッテ9x-8阪神タイガース● 千葉マリン(13:00)TV観戦

□責任投手
勝利投手 小林宏 (2勝 1敗 11S)
敗戦投手 藤川球 (2勝 1敗 13S)

□バッテリー
T スタンリッジ、上園、川崎、西村、渡辺、●藤川球=城島
M 渡辺俊、古谷、内、伊藤、薮田、○小林宏=里崎

□本塁打
T ブラゼル19号2ラン(5回・渡辺俊)
M 井口5号ソロ(10回・藤川球)

井口ありがとう!
先発・渡辺俊とストッパー・小林宏の失敗を帳消しにしてくれた。3連敗中の阪神に一矢を報い、交流戦最終戦を勝利で締めてくれた。

千葉ロッテの攻撃陣は、阪神に初回に1点先制されるものの、そのウラに2点を返して素早く逆転し、2回ウラには3点、4回にも2点を追加して7対2と大量点で渡辺俊を強力に援護した。

しかし、渡辺は5回に6番ブラゼルにツーラン、9番林にタイムリーを打たれ7対5の2点差に追い上げられてしまい勝利投手の権利を得る直前で降板させられてしまう。2番手・古谷は1番鳥谷を打ち取り反撃を断ってくれた。

6回は3番手・内。
2番平野と3番マートンに連打を浴びてノーアウト2、1塁のピンチを作ってしまったが、4番金本をファーストゴロ、5番新井を三振、6番ブラゼルを三振に仕留め無失点で、“新勝利の方程式”に繋いだ。

7回は4番手・伊藤。
先頭の7番城島にいきなりツーベースヒットを許し、9番林にライト犠牲フライで7対6と1点差に追い着かれてしまった。

7回ウラの千葉ロッテはツーアウト2塁で9番岡田に代打・根元を送った。根元はアウトコースのストレートをレフトに打ち上げてしまったが、レフト・林が背走しながら追い着いたが、グラブのドテに当てて落球。林のエラーでランナーが生還して8対6の2点差とした。ロッテに流れが戻った。

8回は5番手・薮田。
ツーアウト2、1塁で6番ブラゼルをサードゴロに仕留め、ピンチを凌いだ。

2点差で迎えた9回は、6月10日の広島戦で同じく2点差を守れなかった守護神・小林宏。今日は大丈夫か?
先頭の7番城島にセンター前ヒット、8番関本にフォアボールでノーアウト2、1塁。9番林にタイムリーツーベスヒットされて8対7の1点差。ノーアウト3、2塁。1番鳥谷の打席でワイルドピッチでランナー生還し8対8の同点。2試合続けてストッパー失敗。

9回ウラに千葉ロッテはワンアウト2、1塁とサヨナラのチャンスを作るが、阪神は藤川球を投入。9番南、1番西岡が空振り三振。今の千葉ロッテにはサヨナラは無理なのか?????

延長戦突入。

10回表も小林宏が続投。
先頭の4番金本にライト前ヒットでどうにも締まらない。しかし、5番新井、6番ブラゼル、7番城島を打ち取ってくれた。

10回ウラも藤川球が続投。
2番今江は空振り三振。好調今江でも打てないのではこの試合も12回までもつれ込むかもしれない。3番井口は初球アウトコース低めを振り切った!右中間スタンドに打球がのびてゆく!入った、ホームラン!!逆転サヨナラ!!。

井口が4時間51分の長い試合を終わらせてくれた。この一発で最近ストレスが溜まった憂さを晴らしてくれた。これで金曜日から再開されるペナントレースに気分良く繋がっていける。本当に価値あるホームランだった。

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2010.06.12

<交流戦:M対T>久保の好投を許して、千葉ロッテ連敗(第62戦/35勝25敗2分)

●千葉ロッテ2-4阪神タイガース○ 千葉マリン(14:00)スタジアム観戦③

□責任投手
勝利投手 久保 (5勝 4敗 0S)、セーブ投手 藤川球 (2勝 0敗 13S)
敗戦投手 吉見 (2勝 2敗 0S)

□バッテリー
T○久保、S藤川球=城島
M●吉見、内、古谷、秋親=里崎

□本塁打
T ブラゼル18号ソロ(2回・吉見), 城島10号ソロ(4回・吉見), 金本6号ソロ(7回・古谷)
M 今江4号ソロ(8回・久保)

先発の久保に好投されて、千葉ロッテは連敗を喫した。
久保は低めにボールが走っており、千葉ロッテは好機が2回しか訪れなかった。

8回の今江のソロホームランで1対4、最終回にツーアウト1塁で8番里崎に代打・竹原が起用され、期待に応えてタイムリーツーベースで1点追加、2対4。2点差になったが、9番南の代打・ムニスは空振りの三振でゲームセット。

どうもここに来て千葉ロッテの勢いが下降気味となった感じがする。明日の交流戦最後の試合も心配だ。

毎年、交流戦の阪神戦1試合はマリンで観戦している。今年も例年通り勝ってくれるだろうと予想して、球場入りした。開始時間を少し遅れて、席に着いたときにはちょうどブラゼルがホームランを打った後だった。

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吉見は移籍後4試合目の先発で、あまりホームランを打たれないピッチャーとの印象を持っていたので嫌な胸騒ぎがした。それにしても1塁側というのに阪神ファンが目立つ。いつもながらロッテファンに囲まれていることを少しも気にしていない応援の仕方に驚かされる。

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4回にも城島にホームランを打たれ、従来の千葉ロッテの投手陣との違いが無くなったのを感じた。5回には、3番マートンに右中間フェンスにワンバウンドで運ばれツーアウト2塁。4番金本にライトへタイムリーを打たれ0対3。吉見の球威が今日は通じていない。5回を終えたところで吉見は降板した。ベンチの判断は少し早い気もしたが、久保が好投しているので仕方が無いところだろう。

6回は2番手として内が登場。
9番浅井にツーベースヒットは打たれたものの、1番鳥谷をセカンドライナーに仕留めて無失点。今年はあまり登板の機会は少ないが、調子が悪いわけではなさそうだ。昨年のようにもっと活躍して欲しい。

7回は3番手・古谷。
2番平野、3番マートンをレフトフライに打ち取り、良いピッチングに思えたが、4番金本にホームランを打たれる誤算で0対4とさらに得点を離されてしまった。

8回途中から秋親は9回を投げ切り、追加点を許さなかった。

9回ウラの千葉ロッテの攻撃は粘りをみせたが、1点返したのみで終わってしまった。最後のバッターとなったムニスだが、期待するほどのバッティングをしないにもかかわらず、ベンチが代打起用する意図がよくわからない。ホームランバッターでなく、安打製造機でもない外国人バッターでは今後もチームに貢献するとは思えない。

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2010.06.11

映画『クライマーズ・ハイ』(お薦め度★★★)

監督、原田眞人。脚本、加藤正人、成島出、原田眞人。原作、横山秀夫。2008年日本。社会派ドラマ映画。出演、堤真一(悠木和雄)、堺雅人(佐山達哉)、尾野真千子(玉置千鶴子)、高嶋政宏(安西耿一郎)、山崎努(白河頼三)、遠藤憲一(等々力庸平)、田口トモロヲ(岸円治)、堀部圭亮(田沢善吉)、マギー(吉井弁次郎)、滝藤賢一(神沢周作)、皆川猿時(伊東康男)、でんでん(亀嶋正雄)、中村育二(粕谷隆明)、螢雪次朗(追村穣)、野波麻帆(黒田美波)、西田尚美(安西小百合)、小澤征悦(安西燐太郎)。

作品紹介(WOWOWオンラインから引用)
1985年、航空機墜落事故を特ダネにしようと奔走する地方紙の記者たちの悪戦苦闘を描いた、人気作家・横山秀夫の同名ベストセラーを映画化。08年、絶賛を浴びた社会派力作!

解説
作家になる前、実際に群馬県の地元紙の記者だった横山秀夫が、自身の体験を基にしたとされる原作を、原田眞人監督(「魍魎の匣」)が映画化。記者たちの知られざる苦悩や葛藤を描く、迫真の力作だ。多彩な登場人物を高いテンションでさばく社会派群像劇に定評がある同監督は、本作でも膨大なカット数を速いテンポでつなぎ、特ダネをめぐって社内でぶつかりあう新聞社員たちを熱いタッチで描ききるのに成功。“クライマーズ・ハイ”とは登山者が岩登りに夢中になるうち恐怖を感じなくなる状態のことで、本作の登場人物たちの心境と重なる。

ストーリー
1985年8月12日、羽田空港を離陸した日本航空123便が行方不明になり、群馬県の山中に墜落したとの一報に、同県の地元紙である北関東新聞の記者たちは緊張し、遊軍記者である悠木が全権デスクとして事件を扱う責任者の座に。しかし苦心して悲惨な事故現場にたどり着いた佐山ら若手記者2人の記事は、ワンマン社長・白河らを中心とする保守的な体制の中でボツに。悠木は憤りつつも、新たな特ダネを1面に飾ろうと奔走するが……。

力作だとは思うのですが、編集が弱点となっています。
主人公の登山している現在と職場での過去のエピソードを並行して描写されますが、うまくリンクしていません。また、事故が起こってからの時系列の描き方もわかり難く、日付が表示されるたびに数日間の出来事に思えたエピソードが、まだ翌日だったのかと時間の経過がほとんど理解できませんでした。特に主人公を演じた堤真一の老け役が失敗しています。冒頭で主人公が登山口に登場した際には、単に顔色が悪く健康を害しているようににしか映りませんでした。時間軸が重要な作品にもかかわらず描き方を失敗していました。

航空機墜落事故が実話で、地元新聞社がフィクションというところも馴染めませんでした。航空機墜落事故がリアルで地元新聞社が超リアルという世界観は感情移入を難しくさせました。事故直後はスリリングだったのですが、時間経過と共に急速に緊迫感が薄れてゆきます。新聞社内の相関図を赤裸々に表現しすぎており、主人公は常に部長に対して敵対的な態度を示し、実在する人物とは到底思えなくなりました。

息子との空港での別れと再開のシーンも、カメラワークが期待通りではなく、演出に違和感を感じました。原田眞人監督の作品はイマイチ馴染めません。

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2010.06.10

<交流戦:M対C>千葉ロッテ、交流戦本拠地での不敗神話崩れる(第61戦/35勝24敗2分)

●千葉ロッテ7-12広島東洋カープ 千葉マリン(18:15)TV観戦

□責任投手
勝利投手 大島 (1勝 0敗 0S)
敗戦投手 川越 (2勝 2敗 0S)

□バッテリー
C スタルツ、上野、梅津、青木高、岸本、高橋、ベイル、○大島=石原
M 大嶺、内、古谷、秋親、小林宏、薮田、伊藤、●川越=里崎、的場

□本塁打
C 石原6号3ラン(4回・大嶺), 嶋2号ソロ(7回・古谷)
M 金泰均16号ソロ(5回・スタルツ)

交流戦では本拠地・千葉マリンスタジアムで9戦8勝1分だった不敗神話が崩れた。

昨日とは逆に最終回に広島に2点差を追いつかれてしまった。
8回ウラに6番サブローのタイムリーツーベースヒットで勝ち越しに成功、7対5。最終回は守護神・小林宏で逃げ切れるはずだった。

しかし、ツーアウト2、1塁で4番栗原に代打・前田智。昨日三振したが、今日はタイムリーツーベースヒットで7対7の同点とされてしまった。まさかの救援失敗。

9回ウラの攻撃は無得点で、連夜の延長突入。

10回は薮田、11回は伊藤が3者凡退に抑えるものの、味方のサヨナラがでない。

12回は川越。とうとう大炎上、一気に5失点。7対12。

今季最長5時間18分、23時を過ぎて痛い敗戦。

ベンチ入りメンバー25人が全員出場した総力戦も実らず、ガックリ。サヨナラできない千葉ロッテが恨めしい。

それにしても、先発の大嶺は相変わらずの制球難で散々な内容。5回ももたずに降板した。今後のローテーションに戻るには相当時間がかかるだろう。

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2010.06.09

<交流戦:M対C>マエケンに引き分けた千葉ロッテ(第60戦/35勝23敗2分)

千葉ロッテ2-2広島東洋カープ 千葉マリン(18:15)TV観戦

□責任投手

□バッテリー
C 前田健、高橋、上野、ベイル=石原
M 成瀬、秋親、小林宏、薮田、伊藤=里崎

□本塁打
C 栗原7号2ラン(4回・成瀬)
M

成瀬とマエケンの両エースの投げ合い。完封負けを喫した5月27日のお返しは絶対にしたかったが、勝てなかった。

立ち上がりは成瀬が3回までパーフェクトピッチングを披露するが、逆球が多く顔をしかめる場面が何度かみられた。本人としては調子がイマイチの模様。打者2順目となった4回につかまった。ツーアウト2塁で4番栗原にストレートをライト方向にツーランホームランで0対2。ここ2試合本塁打を打たれていなかった成瀬だが、今季通算18本目の被本塁打は致命的な先制となってしまった。

一方、マエケンに対して2回までは千葉ロッテは出塁したが、3回以降は完璧に抑えられてしまう。隙の無い見事なピッチング。千葉ロッテに反撃の機会が訪れない。

成瀬はマエケンに負けじと5回以降力投。

9回表にワンアウトで2番梵のサードゴロを今江がトンネルで2塁に行かれてしまう。3番會澤をレフトフライに打ち取ったところでベンチが動く。追加点を絶対に与えないという判断でピッチャー交代、2番手・秋親。4番栗原をフォアボール。5番廣瀬にセンター前にヒットを打たれツーアウト満塁とピンチを広げてしまった。ここで代打・前田智。しかし、秋親が踏ん張って空振り三振に仕留めた。追加点を許さず、最終回の攻撃に託す。

9回ウラ、千葉ロッテの攻撃。
1番西岡はサードへ強い打球を転がし、サード・小窪がダイビングキャッチ。ボールを握り損ね一塁送球できず。2番今江はレフトフライ、ワンアウト1塁。3番井口は打ち上げて3塁線にファールフライ。キャッチャー・石原とサード・小窪が捕球できなかったが、落ちたボールはファールゾーンに転がり、ファール。命拾いをした井口だったが、結局キャッチャーファールフライでツーアウト1塁。4番金泰均はここまで3三振。望み薄。しかし、フルカウントから粘ってフォアボールを選んだ。ツーアウト2、1塁。マエケンにとって今日初めてのフォアボール。ここで5番大松が右中間へ大きな当たり。スタンドへ行ったかと思われたが、フェンス前に落ちてタイムリーツーベース、2対2の同点。土壇場でやっと追いついてくれた。当然サヨナラを期待したが、ロッテの反撃はここまで。

10回は小林宏、11回は薮田、12回は伊藤と“新勝利の方程式”の逆リレーで広島の勝ち越しを許さなかったが、12回の伊藤はアップアップだった。

いきなり先頭の5番廣瀬にレフト2ベースヒット、6番天谷にフォアボール。ノーアウト2、1塁。代打・フィオがバントしてピッチャーゴロ、伊藤が3塁に送球して2塁ランナーをフォースアウト。8番石原がライト前ヒットでワンアウト満塁。最大のピンチ。9番木村のピッチャーライナーを伊藤が捕球して3塁に送球、飛び出していた3塁ランナーは戻れずアウト。ダブルプレーで何とか凌いだ!!

マエケンの完封を阻止して同点に追いついたにもかかわらず、サヨナラ出来ない千葉ロッテがもどかしい。

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2010.06.08

映画『Sweet Rain 死神の精度』(お薦め度★★★)

監督、筧昌也。脚本、筧昌也、小林弘利。原作、伊坂幸太郎『死神の精度』。2007年日本。ファンタジー映画。出演、金城武(千葉)、小西真奈美(藤木一恵)、富司純子(かずえ)、光石研(藤田敏之)、石田卓也(阿久津伸二)、村上淳(青山)、奥田恵梨華(竹子)、吹越満(大町健太郎)。

作品紹介(WOWOWオンラインから引用)
金城武、小西真奈美ら競演。人気作家・伊坂幸太郎の連作短編集「死神の精度」を原作にして、風変わりな死神と死が予定されている人々の交流を描いたファンタジー・ドラマ。

解説
不慮の死が予定されている人間を7日間観察した後、その死を実行するか否かの判定を下す風変わりな死神を主人公に、小説の映画化が相次ぐ人気作家・伊坂幸太郎が書き綴った連作短編集「死神の精度」を、「レッドクリフ」の金城武の主演で映画化。美しい声を持つOLら、3人のターゲットと彼が織り成すドラマをファンタジー仕立てで切なく描く。「のんちゃんのり弁」の小西真奈美がOL役の藤木一恵名義で主題歌も披露するほか、「めがね」の光石研らが共演。

ストーリー
死が予定されている人の前に現われて相手を7日間観察した後、その死を“実行”にするか“見送り”にするかの判定を下す、死神の千葉。雨男の彼は、今まで晴れた青空を眺めたためしがない。そんな彼の今回の観察相手となるのは、27才の薄幸なOL、藤木一恵。とある電機メーカーの苦情処理係をする彼女は、最近あるクレーマーからの執拗な電話に悩まされていた。そんな彼女にほだされた千葉は、珍しく“見送り”の判定を下し……。

金城武という良い男を観て癒されるだけの作品です。
死神というキャラクターを用いて、何を表現したかったのかわかりませんでした。生と死を題材としているわりには、深みが無く登場人物に共感できる部分は皆無です。のほほんとしたミュージック好きの死神が、ゆる~く対象者とあさ~く繋がっていくだけです。それはそれで微笑ましくあるのですが、だから何があるのかというとさっぱりでした。最後にどんでん返しを用意してくれているわけでなく、物足りなさだけが残りました。評価も★2つにしようかとも考えたのですが、金城武はお気に入りの俳優なので、男前の彼を堪能できたのでギリギリ★3つとしました(笑)。

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ドラマ「JIN-仁-」が2011年4月に続編決定!

TBSが昨年大人気となったドラマ「JIN-仁-」の続編決定を発表しました。2011年4月クールに放送され完結するそうです。

前シーズンがあまりに中途半端な最終回を迎えたのに、何も説明しなかったTBSの姿勢にあきれました。

2009.12.20 TBSは何を考えているのか?ドラマ「JIN-仁-」の最終回はひどい(怒)!

放送終了後に出された石丸彰彦プロデューサーのコメントは、最初からあの最終回を想定してスタートしていたとの開き直りともとれる内容で製作者としての価値観を疑いました。

そして、放送(2009年10月クール)終了後に半年たってやっと発表されました。

しかし、何はともあれ喜ばしいことです。最終回視聴率25.3%、平均視聴率:19.02%の大ヒット作が完結するのですから。続編前に前シーズンを再放送をして欲しいと思います。実は、人気が出てから視聴を開始したのでレビューしていません。是非ともお願いしたいと思います。

2009.11.03 TBSドラマ日曜劇場「JIN-仁-」は傑作かもしれない

ところで、偶然かどうかわかりませんが、主演の大沢たかおとヒロインの綾瀬はるかのロマンスが最近話題となっています。番宣としては絶妙のタイミングです。

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2010.06.07

<交流戦:S対M>千葉ロッテ、リーグタイ記録の1イニング10連打で3連敗をストップ(第59戦/35勝23敗1分)

●東京ヤクルトスワローズ2-14千葉ロッテ○ 神宮(18:00)未観戦

□責任投手
勝利投手 マーフィー (5勝 0敗 0S)
敗戦投手 村中 (3勝 5敗 0S)

□バッテリー
M○マーフィー、伊藤、古谷、薮田=里崎
S●村中、増渕、吉川、中澤=相川、衣川

□本塁打
M 金泰均15号満塁(7回・増渕), サブロー10号ソロ(7回・増渕), 里崎8号2ラン(7回・吉川)
S

マーフィーが5回に1対2と逆転を許すものの6回を被安打5と健闘してくれた。

それに応えるかのように7回にマリンガン打線が爆発して、リーグタイ記録となる10連打で10点をあげて、一気に試合を決めた。

ビジター3連敗だったが、何とか1勝をあげてくれた。マーフィーはこれで先発に回って5連勝。本当にありがたい。また、リリーフの伊藤、薮田もナイスピッチングをみせて安心させてくれた。

いよいよ交流戦もホームに戻って広島と阪神との残り4試合。全部勝って欲しい!!

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2010.06.06

<交流戦:S対M>今季初の3連敗(第58戦/34勝23敗1分)

○東京ヤクルトスワローズ6x-3千葉ロッテ● 神宮(15:00)未観戦

□責任投手
勝利投手 増渕 (1勝 2敗 0S)、林昌勇 (0勝 1敗 7S)
敗戦投手 伊藤 (1勝 1敗 0S)

□バッテリー
M 渡辺俊、●伊藤、内=里崎
S 由規、○増渕、松岡、S林昌勇=相川

□本塁打
M
S 田中2号3ラン(7回・伊藤), 相川4号ソロ(8回・内)

とうとう千葉ロッテが今シーズン初の3連敗を喫した。
すべて逆転されてのパターン。
打線が好調であっても、終盤逆転するだけの底力があるわけではないので、投手陣が崩れるともろさを露呈してしまう。
今日は3点先行していたのにもかかわらず、7回まで先発の渡辺俊が試合を作ったのにもかかわらず、“新勝利の方程式”の伊藤が逆転となるスリーランを浴びたのでは一溜りもなかった。
今季一番の我慢のときを迎えた。
ビジター最後の試合となる明日は何とかしのいで欲しい。頑張れ、マリーンズ!

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2010.06.05

映画『告白』(お薦め度★★★★)

監督・脚本、中島哲也。原作、湊かなえ。2010年日本。R15+指定。ヒューマンサスペンス映画。出演、松たか子(森口悠子・1年B組の担任)、芦田愛菜(森口愛美・悠子の娘)、山口馬木也(桜宮正義・愛美の父)、西井幸人(渡辺修哉・少年A)、藤原薫(下村直樹・少年B)、木村佳乃(少年Bの母親)、岡田将生(寺田良輝・2年B組の担任)、橋本愛(北原美月・B組の委員長)、一井直樹(星野祐介・男子生徒)。

なんという復讐劇でしょうか。
観終わって達成感や絶望感など、様々な感覚がないまぜになりました。改めて“罪と罰”とは何なのか考えさせられます。想像以上に深い作品です。中島哲也監督の力量は計り知れません。過去の作品と比べて新たな作風を用いて観客を圧倒します。彼はどれだけの引き出しを持っているのでしょうか。脚本は文句無し、生徒を含めたキャスティングも申し分ありません。特に松たか子のダークサイドに振り切った演技は圧巻でした。苦しみや悲しみを超越したようで、人間らしさを首の皮一枚で残すという表現力は見事でした。間違いなく彼女の代表作になることでしょう。

下妻物語』『嫌われ松子の一生』『パコと魔法の絵本』とコメディ調の良質な作品を快調に提供してくれる中島哲也監督作であることと美人・松たか子主演なので、公開日初日一回目の上映で観ました。当たりです。期待以上でした。帰宅してTVを観ていたら本作のCMが流れていましたが、ラストシーンなのですね。観終った者からすると素直に納得できました。映像化するのが難しかった原作を完璧に仕上げた証と言えます。

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<交流戦:D対M>ナゴヤドームで勝てない千葉ロッテ、連日の逆転負けで首位陥落(第57戦/34勝22敗1分)

○中日ドラゴンズ7x-6千葉ロッテ● ナゴヤドーム(15:00)未観戦

□責任投手
勝利投手 中田賢 (1勝 1敗 0S)、岩瀬 (0勝 0敗 15S)
敗戦投手 吉見 (2勝 1敗 0S)

□バッテリー
M●吉見、橋本健、川越、秋親、古谷=里崎
D○中田賢、浅尾、高橋、S岩瀬=小山、谷繁

□本塁打
M 金泰均14号2ラン(9回・岩瀬)
D 中川1号2ラン(4回・吉見)

吉見が移籍後3試合目の先発登板でついにつかまった。
5回をもたずに被安打8、被本塁打1で6失点。試合が作れなかった。

千葉ロッテは中日のミスに乗じて先制し得点を重ねた。しかし、逆転された。
最終回に守護神・岩瀬から4番金泰均がツーランホームランで1点差に追いすがったが、粘りもここまで。強いロッテだがどうしても同点、逆転につながらない。もどかしい、残念だ。

順位は、パ・リーグと交流戦ともに2位に落ちた。頑張り所だ。流れを取り戻して欲しい。

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2010.06.04

<交流戦:D対M>薮田が復調せず、千葉ロッテ延長11回サヨナラ負け(第56戦/34勝21敗1分)

○中日ドラゴンズ5x-4千葉ロッテ● ナゴヤドーム(18:00)TV→Web観戦

・登録 【投手】大嶺 祐太

□責任投手
勝利投手 平井 (1勝 1敗 0S)
敗戦投手 小林宏 (1勝 1敗 11S)

□バッテリー
M 大嶺、古谷、秋親、伊藤、薮田、橋本健、松本、●小林宏=里崎
D チェン、浅尾、高橋、岩瀬、○平井=谷繁

□本塁打
M 大松11号ソロ(6回・チェン)
D 和田17号3ラン(8回・薮田)

全ては8回ウラ、ツーアウト1塁で4番ブランコのサードゴロを、サード・今江がエラーしたことに尽きる。この後、薮田投手は踏ん張れず5番和田にスリーランを許してしまった。今江は打撃で非常に貢献したが、守備で足を引っ張ってしまった。

本日登録して久しぶりの登板となった大嶺は、ボールが高目で制球が悪い。初回に3番森野にタイムリーを打たれ先制されてしまう。いつものように安心して観ていられない。それでも3回表に2番今江がタイムリーで1対1の同点とし、早い段階で大嶺を援護する。

大嶺は3回までは得点圏にランナーを背負う苦しい内容だったが、4、5回と三者凡退に仕留めて尻上がりに調子をあげてきた。

6回のロッテの攻撃で5番大松がソロホームランで1対2として、8番大嶺に打順が回ってきたので代打・青野で交替となった。

6回ウラから、2番手・古谷が登板。ワンアウト1塁となったところで、3番手・秋親にスイッチ。4番ブランコの打席で1塁ランナー・大島がスタートして2塁タッチアウト、盗塁失敗。ブランコはフォアボールとしたが、5番和田を空振り三振に仕留めた。万全の投手リレーで逃げ切りを狙う。

7回ウラ、“新勝利の方程式”で4番手・伊藤。
ワンアウト後、7番セサルは打球をたたきつけてサードゴロ、今江がキャッチして1塁へ悪送球で、ファースト・金泰均が弾いて1塁セーフ。記録は今江のエラー。8番谷繁にバントを決められ、ツーアウト2塁。得点圏にランナーを進められる。伊藤は踏ん張って9番野本をサードファールフライに打ち取り、中日の反撃を封じた。

8回表には、今江が3打点目となる2点タイムリーで1対4とリードを広げた。3点差で逃げ切れる。

8回ウラは、5月30日に右手に打球を当てて負傷したのではと心配していた薮田投手。
先頭の1番荒木にフォアボール。腕が振れておらず、調子が戻っていない様子。それでも2番大島をセカンドゴロを打たせてダブルプレーにできた。しのげるか?3番森野をフォアボール。再びランナーを出してしまった。4番ブランコはサードゴロに打ち取った。しかし、サード・今江がミットからボールをこぼしてツーアウト2、1塁。またしても今江のエラー。薮田が本調子でないのだから、ここはアウトにして欲しかった。そして、5番和田。初球が真ん中高目に入ってしまった。和田は見逃さず強振され同点スリーラン。4対4の同点に追いつかれてしまった。今江の猛打で試合を有利に運んでいたのに、彼の今日2回目のエラーで窮地に陥った。

9回表は中日は岩瀬を投入され、ロッテは3者凡退。

9回ウラから千葉ロッテは6番手・橋本健。2つのフォアボールでツーアウト2、1塁となったところで、7番手・松本を投入。3番森野にヒットを打たれ、ツーアウト満塁とピンチを広げてしまった。しかし、4番ブランコをレフトフライに仕留めて、延長戦突入。

10回表は中日は5番手・平井に交替。ロッテ3者凡退。

10回ウラは守護神・小林宏。中日無失点。

11回表も平井が続投。ロッテ得点できず。

11回ウラも小林宏が続投。1番荒井の不運なサード内野安打でランナーを許す。2番大島は送りバント。3番森野の打席でワイルドピッチ。ツーアウト3塁。森野は結局フォアボール。4番ブランコの打席で1塁ランナー・森野に盗塁されて、ツーアウト3、2塁の絶対絶命のピンチ。4番ブランコに三遊間の真ん中を破られサヨナラ、ゲームセット。とうとう小林宏は今季初失点してしまった。

ナゴヤドームで7連敗。2006年6月7日以来、勝っていない。

今年の千葉ロッテは強いが、勝ちパターンはあくまで先行逃げ切りで、粘りの逆転劇は少ない。同点に追いつかれてから、跳ね返すだけのパワーが無いのが残念だ。

明日は気持ちを切り替えて頑張ってほしい。

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2010.06.03

ドラマ「パンドラⅡ 飢餓列島」[全7話](お薦め度★)

監督、河毛俊作(「パンドラ」「黒部の太陽」)、小林義則(「パンドラ」「アンフェア」)。脚本、井上由美子(「パンドラ」「白い巨塔」「14才の母」「マチベン」)。音楽、佐藤直紀(「パンドラ」「ハゲタカ」「コード・ブルー ドクターヘリ緊急救命」「龍馬伝」)。2010年WOWOW放映。社会派サスペンスドラマ。出演、佐藤浩市(鈴木護・農学博士)、北村有起哉(大倉均・鈴木の助手)、鈴木京香(八木沢周子・刑事)、勝村政信(吉良英彦・キラーズ社長)、水川あさみ(滝口詩織・吉良の秘書)、温水洋一(謎の男)、山本耕史(太刀川春夫・毎朝新聞記者)、余貴美子(平石徳子・内閣総理大臣)、宅麻伸(武藤忠雄・内閣官房長官)、霧島れいか(今川咲子・鈴木の元妻で外科医)、勝部演之(川久保光悦・農水大臣)、半海一晃(熊谷治作・鑑識官)、TETSUYA(磯田俊介・刑事)。

<番組紹介>
連続ドラマW「パンドラ」の製作チームが再結集。井上由美子が脚本を手がけた本格サスペンスドラマ。食糧危機を目前にした日本。その窮地を救う奇跡の穀物が発明されるが…

 東京ドラマアウォード・グランプリをはじめ、数々の賞に輝いた連続ドラマW第1弾「パンドラ」(2008年)の製作チームが再結集!シリーズ第2弾「パンドラII 飢餓列島」が、満を持してWOWOWに登場!前作に引き続き人気脚本家・井上由美子が書下ろす骨太ヒューマンサスペンス。
 日本に食糧危機が迫る中、一人の農学者が7年に及ぶ遺伝子組換え作物の研究の末、通常の4倍のスピードで成長する奇跡の穀物(トウモロコシ)を発明した。飢餓をなくしたいという純粋な良心から生み出された奇跡の穀物が、開発者である農学者自身を巨大な陰謀と欲望の渦に巻き込んでいく。果たして、この奇跡の発明は人類の未来を守るものなのか。それとも――。新たな“パンドラの箱”が開いた後の世界はどのように変化し、何を人類にもたらすのか?
 現在、世界人口68億人中10億人が飢餓状態にあると言われており、実に1日に2万5000人が飢餓で亡くなっている。飢餓の恐怖は、まさに今そこにある危機であり、圧倒的リアリティを持った本格サスペンスドラマである。

<ストーリー>
 地球温暖化に伴う気候変動による不作とバイオ燃料への転化による穀物価格の上昇から世界的に食糧危機が発生。主要穀物の大半を輸入に頼る日本は、輸入がストップした場合半年以内に深刻な飢餓状態に陥ることが判明。政府はその事実をひた隠しにし打開策を検討していた。その頃、通常の4倍のスピードで成長する遺伝子組換えトウモロコシの開発に成功した一人の農学者・鈴木護(佐藤浩市)がいた。周囲から隔絶した山奥の研究所で7年かけて開発にこぎつけた奇跡のトウモロコシ。鈴木はこのトウモロコシを“GOD CORN”と名づけた。一方、刑事の八木沢周子(鈴木京香)は河川敷の男性の焼死体に疑惑を抱く。これは自殺や事故死ではなく殺人ではないかと捜査を始める。驚異の穀物“GOD CORN”の開発成功のうわさを聞きつけ、その権利を何とか手中に収めようとする政府、莫大な利益を生み出す金のなる木を独占しようとするファンド会社など、鈴木は一気に欲望と陰謀の渦巻く世界に巻き込まれていく。今、確かに“パンドラの箱”が開いたのだ。

前作「パンドラ」はそれなりに楽しめたので観ましたが、全然駄目でした。
前作の足元にも及びません。ストーリー構成に失敗しているため、辻褄が合わなくなって空中分解してしまいました。佐藤浩市、鈴木京香、水川あさみといった実力派人気俳優を起用しましたが、脚本の悪さは彼らの演技力をもってしてもどうにもなりません。佐藤浩市が演じる主人公の農学者がそもそも壊れています。飢餓を救う奇跡のトウモロコシを発明したにもかかわらず、「金儲けの道具にしない、誰にも独占させない」と世迷言で周りを混乱に巻き込みます。だからと言ってそれなりの策があるわけでもなく、自分勝手な感情論をただただ振りかざすだけでした。長年研究を支えてきた助手の考えが気に入らないと責め、キラーズ社が信用おけなくなると政府に取り入り、さらに政府が動かないとキラーズ社を乗っ取るといった、矛盾だらけの訳わからん行動を繰り返すばかりで正直しらけました。鈴木京香の刑事も理解できません。替え玉殺人に目をつけるのはいいものの、容疑者よりも農学者を執拗に追う姿はサスペンス性を削いでしまいました。他にもいろいろ気になるところが多く、ほとんどの登場人物にリアリティは感じられませんでした。

WOWOWとしては二匹目のドジョウを狙ったのでしょうが、「パンドラ」での続編はテーマからして制約が多過ぎたのだと思います。力のある製作陣なのですから、別の企画で再結成させるべきでした。

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2010.06.02

<交流戦:M対G>成瀬が巨人にリベンジ、千葉ロッテ4連勝(第55戦/34勝20敗1分)

○千葉ロッテ8x-1読売ジャイアンツ● 千葉マリン(18:15)TV観戦

□責任投手
勝利投手 成瀬(7勝5敗0S)
敗戦投手 ゴンザレス(3勝7敗0S)

□バッテリー
G●ゴンザレス 、オビスポ 、金刃=阿部
M○成瀬=里崎

□本塁打
G
M

成瀬が今季一番のピッチング内容で完投し、巨人に雪辱を果たした。
千葉ロッテは昨日からパ・リーグと交流戦の首位に立っており、これをキープ。貯金は14。

成瀬は初回に先頭の坂本にいきなり初球をツーベースされ、キャッチャー・里崎とのサインミスによるパスボールでランナー3塁。3番小笠原の犠牲フライで1点先制された。しかし、この回の失点のみでボールのキレと低めの制球で、巨人打線を結局散発5安打に抑えた。アウトコースの球が冴えて奪三振は8。まったく危なげなく安心して観ていられた。

千葉ロッテの攻撃陣は、先制された1回ウラに西岡がお返しとばかりにゴンザレスの初球を打って出塁。2番今江が送りバント。3番井口のタイムリーであっさりと同点に追いつき1対1。

2回には7番福浦のタイムリーツーベースで勝ち越し、2対1。成瀬を援護。

4回には、5番大松、6番サブロー、7番福浦、8番里崎、9番岡田の5連打で3点追加してゴンザレスをKO。今江のタイムリーでこの回4点追加、6対1とした。岡田はプロ初スタメンで初ヒット初打点。

6回には、西岡のタイムリースリーベースと今江の犠牲フライで2点追加、8対1と試合を決めた。

成瀬にとって、5月15日の巨人戦で3本塁打を浴びて敗戦投手になっており、絶対に負けられない一戦だった。ホームでキッチリとお返しをしてくれてうれしい。

勝たなければいけない試合に期待以上に勝つ千葉ロッテ。本当に頼もしい。

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2010.06.01

<交流戦:M対G>ミラクル マーフィー!巨人を今季初零敗、千葉ロッテ首位奪還(第54戦/33勝20敗1分)

○千葉ロッテ11x-0読売ジャイアンツ● 千葉マリン(18:15)TV観戦

□責任投手
勝利投手 マーフィー (4勝 0敗 0S)
敗戦投手 内海 (5勝 2敗 0S)

□バッテリー
G●内海、オビスポ、金刃、豊田=阿部、鶴岡
M○マーフィー、橋本健、古谷=里崎、的場

□本塁打
G
M 今江3号2ラン(3回・内海), 金泰均13号2ラン(4回・オビスポ)

とっても気持ち良い~~~試合。
マーフィーが快投をみせて巨人を7回まで散発4安打に抑えた。アリガトウゴザイマシタ!オツカレサマデシタ! (ヒーローインタビューで日本語で一言)。

それにしてもマーフィーは不思議だ。これで先発に回って4連勝。リリーフで登板すると力み過ぎて失点してしまうことが多かったが、先発すると得点を許さない。ボールが先行しようがランナーが出ようが飄々(ひょうひょう)と切り抜けてしまう。コントロールがあるようなないようなピッチングで巨人打線は大いに面喰ったに違いない。ともかく安心して観られた。2番手・橋本健と3番手・古谷も後楽園で2連敗した雪辱に向けて、徹底的に勝つことにこだわって完封リレーを達成した。偉い!

前の試合で2番早坂が負傷したことにより、千葉ロッテは次のオーダーになった。

1 (遊) 西岡 剛 両
2 (三) 今江 敏晃 右
3 (二) 井口 資仁 右
4 (一) 金 泰均 右
5 (左) 大松 尚逸 左
6 (右) サブロー 右
7 (指) 清田 育宏 右
8 (捕) 里崎 智也 右
9 (中) 南 竜介 右

ロッテベンチの采配はズバリ当たった。
巨人先発の内海から初回に先制点を奪い、3回には2番今江のツーラン、5番大松のタイムリーツーベースで早々とノックアウト、4対0。5回には2番手・オビスポからマリーンズ打線が爆発して一気に5点。4番金泰均の止めのツーランはお見事だった。6回にはサブローが自身の誕生日を祝うタイムリーなどで2点を追加し、11対0と大量リードで巨人の息の根を止めた。巨人にとって今季最多失点。快挙だ!

これで千葉ロッテは3連勝。パ・リーグ首位に返り咲いた。この勢いで明日も勝って対戦成績をタイに持ち込みたい。勝て勝て、西村千葉ロッテ!!

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