<交流戦:M対C>マエケンに引き分けた千葉ロッテ(第60戦/35勝23敗2分)
千葉ロッテ2-2広島東洋カープ 千葉マリン(18:15)TV観戦
□責任投手
□バッテリー
C 前田健、高橋、上野、ベイル=石原
M 成瀬、秋親、小林宏、薮田、伊藤=里崎
□本塁打
C 栗原7号2ラン(4回・成瀬)
M
成瀬とマエケンの両エースの投げ合い。完封負けを喫した5月27日のお返しは絶対にしたかったが、勝てなかった。
立ち上がりは成瀬が3回までパーフェクトピッチングを披露するが、逆球が多く顔をしかめる場面が何度かみられた。本人としては調子がイマイチの模様。打者2順目となった4回につかまった。ツーアウト2塁で4番栗原にストレートをライト方向にツーランホームランで0対2。ここ2試合本塁打を打たれていなかった成瀬だが、今季通算18本目の被本塁打は致命的な先制となってしまった。
一方、マエケンに対して2回までは千葉ロッテは出塁したが、3回以降は完璧に抑えられてしまう。隙の無い見事なピッチング。千葉ロッテに反撃の機会が訪れない。
成瀬はマエケンに負けじと5回以降力投。
9回表にワンアウトで2番梵のサードゴロを今江がトンネルで2塁に行かれてしまう。3番會澤をレフトフライに打ち取ったところでベンチが動く。追加点を絶対に与えないという判断でピッチャー交代、2番手・秋親。4番栗原をフォアボール。5番廣瀬にセンター前にヒットを打たれツーアウト満塁とピンチを広げてしまった。ここで代打・前田智。しかし、秋親が踏ん張って空振り三振に仕留めた。追加点を許さず、最終回の攻撃に託す。
9回ウラ、千葉ロッテの攻撃。
1番西岡はサードへ強い打球を転がし、サード・小窪がダイビングキャッチ。ボールを握り損ね一塁送球できず。2番今江はレフトフライ、ワンアウト1塁。3番井口は打ち上げて3塁線にファールフライ。キャッチャー・石原とサード・小窪が捕球できなかったが、落ちたボールはファールゾーンに転がり、ファール。命拾いをした井口だったが、結局キャッチャーファールフライでツーアウト1塁。4番金泰均はここまで3三振。望み薄。しかし、フルカウントから粘ってフォアボールを選んだ。ツーアウト2、1塁。マエケンにとって今日初めてのフォアボール。ここで5番大松が右中間へ大きな当たり。スタンドへ行ったかと思われたが、フェンス前に落ちてタイムリーツーベース、2対2の同点。土壇場でやっと追いついてくれた。当然サヨナラを期待したが、ロッテの反撃はここまで。
10回は小林宏、11回は薮田、12回は伊藤と“新勝利の方程式”の逆リレーで広島の勝ち越しを許さなかったが、12回の伊藤はアップアップだった。
いきなり先頭の5番廣瀬にレフト2ベースヒット、6番天谷にフォアボール。ノーアウト2、1塁。代打・フィオがバントしてピッチャーゴロ、伊藤が3塁に送球して2塁ランナーをフォースアウト。8番石原がライト前ヒットでワンアウト満塁。最大のピンチ。9番木村のピッチャーライナーを伊藤が捕球して3塁に送球、飛び出していた3塁ランナーは戻れずアウト。ダブルプレーで何とか凌いだ!!
マエケンの完封を阻止して同点に追いついたにもかかわらず、サヨナラ出来ない千葉ロッテがもどかしい。
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