<交流戦:M対T>久保の好投を許して、千葉ロッテ連敗(第62戦/35勝25敗2分)
●千葉ロッテ2-4阪神タイガース○ 千葉マリン(14:00)スタジアム観戦③
□責任投手
勝利投手 久保 (5勝 4敗 0S)、セーブ投手 藤川球 (2勝 0敗 13S)
敗戦投手 吉見 (2勝 2敗 0S)
□バッテリー
T○久保、S藤川球=城島
M●吉見、内、古谷、秋親=里崎
□本塁打
T ブラゼル18号ソロ(2回・吉見), 城島10号ソロ(4回・吉見), 金本6号ソロ(7回・古谷)
M 今江4号ソロ(8回・久保)
先発の久保に好投されて、千葉ロッテは連敗を喫した。
久保は低めにボールが走っており、千葉ロッテは好機が2回しか訪れなかった。
8回の今江のソロホームランで1対4、最終回にツーアウト1塁で8番里崎に代打・竹原が起用され、期待に応えてタイムリーツーベースで1点追加、2対4。2点差になったが、9番南の代打・ムニスは空振りの三振でゲームセット。
どうもここに来て千葉ロッテの勢いが下降気味となった感じがする。明日の交流戦最後の試合も心配だ。
毎年、交流戦の阪神戦1試合はマリンで観戦している。今年も例年通り勝ってくれるだろうと予想して、球場入りした。開始時間を少し遅れて、席に着いたときにはちょうどブラゼルがホームランを打った後だった。
吉見は移籍後4試合目の先発で、あまりホームランを打たれないピッチャーとの印象を持っていたので嫌な胸騒ぎがした。それにしても1塁側というのに阪神ファンが目立つ。いつもながらロッテファンに囲まれていることを少しも気にしていない応援の仕方に驚かされる。
4回にも城島にホームランを打たれ、従来の千葉ロッテの投手陣との違いが無くなったのを感じた。5回には、3番マートンに右中間フェンスにワンバウンドで運ばれツーアウト2塁。4番金本にライトへタイムリーを打たれ0対3。吉見の球威が今日は通じていない。5回を終えたところで吉見は降板した。ベンチの判断は少し早い気もしたが、久保が好投しているので仕方が無いところだろう。
6回は2番手として内が登場。
9番浅井にツーベースヒットは打たれたものの、1番鳥谷をセカンドライナーに仕留めて無失点。今年はあまり登板の機会は少ないが、調子が悪いわけではなさそうだ。昨年のようにもっと活躍して欲しい。
7回は3番手・古谷。
2番平野、3番マートンをレフトフライに打ち取り、良いピッチングに思えたが、4番金本にホームランを打たれる誤算で0対4とさらに得点を離されてしまった。
8回途中から秋親は9回を投げ切り、追加点を許さなかった。
9回ウラの千葉ロッテの攻撃は粘りをみせたが、1点返したのみで終わってしまった。最後のバッターとなったムニスだが、期待するほどのバッティングをしないにもかかわらず、ベンチが代打起用する意図がよくわからない。ホームランバッターでなく、安打製造機でもない外国人バッターでは今後もチームに貢献するとは思えない。
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