<交流戦:M対T>井口のサヨナラ本塁打、千葉ロッテが交流戦最終戦を締めた(第63戦/36勝25敗2分)
○千葉ロッテ9x-8阪神タイガース● 千葉マリン(13:00)TV観戦
□責任投手
勝利投手 小林宏 (2勝 1敗 11S)
敗戦投手 藤川球 (2勝 1敗 13S)
□バッテリー
T スタンリッジ、上園、川崎、西村、渡辺、●藤川球=城島
M 渡辺俊、古谷、内、伊藤、薮田、○小林宏=里崎
□本塁打
T ブラゼル19号2ラン(5回・渡辺俊)
M 井口5号ソロ(10回・藤川球)
井口ありがとう!
先発・渡辺俊とストッパー・小林宏の失敗を帳消しにしてくれた。3連敗中の阪神に一矢を報い、交流戦最終戦を勝利で締めてくれた。
千葉ロッテの攻撃陣は、阪神に初回に1点先制されるものの、そのウラに2点を返して素早く逆転し、2回ウラには3点、4回にも2点を追加して7対2と大量点で渡辺俊を強力に援護した。
しかし、渡辺は5回に6番ブラゼルにツーラン、9番林にタイムリーを打たれ7対5の2点差に追い上げられてしまい勝利投手の権利を得る直前で降板させられてしまう。2番手・古谷は1番鳥谷を打ち取り反撃を断ってくれた。
6回は3番手・内。
2番平野と3番マートンに連打を浴びてノーアウト2、1塁のピンチを作ってしまったが、4番金本をファーストゴロ、5番新井を三振、6番ブラゼルを三振に仕留め無失点で、“新勝利の方程式”に繋いだ。
7回は4番手・伊藤。
先頭の7番城島にいきなりツーベースヒットを許し、9番林にライト犠牲フライで7対6と1点差に追い着かれてしまった。
7回ウラの千葉ロッテはツーアウト2塁で9番岡田に代打・根元を送った。根元はアウトコースのストレートをレフトに打ち上げてしまったが、レフト・林が背走しながら追い着いたが、グラブのドテに当てて落球。林のエラーでランナーが生還して8対6の2点差とした。ロッテに流れが戻った。
8回は5番手・薮田。
ツーアウト2、1塁で6番ブラゼルをサードゴロに仕留め、ピンチを凌いだ。
2点差で迎えた9回は、6月10日の広島戦で同じく2点差を守れなかった守護神・小林宏。今日は大丈夫か?
先頭の7番城島にセンター前ヒット、8番関本にフォアボールでノーアウト2、1塁。9番林にタイムリーツーベスヒットされて8対7の1点差。ノーアウト3、2塁。1番鳥谷の打席でワイルドピッチでランナー生還し8対8の同点。2試合続けてストッパー失敗。
9回ウラに千葉ロッテはワンアウト2、1塁とサヨナラのチャンスを作るが、阪神は藤川球を投入。9番南、1番西岡が空振り三振。今の千葉ロッテにはサヨナラは無理なのか?????
延長戦突入。
10回表も小林宏が続投。
先頭の4番金本にライト前ヒットでどうにも締まらない。しかし、5番新井、6番ブラゼル、7番城島を打ち取ってくれた。
10回ウラも藤川球が続投。
2番今江は空振り三振。好調今江でも打てないのではこの試合も12回までもつれ込むかもしれない。3番井口は初球アウトコース低めを振り切った!右中間スタンドに打球がのびてゆく!入った、ホームラン!!逆転サヨナラ!!。
井口が4時間51分の長い試合を終わらせてくれた。この一発で最近ストレスが溜まった憂さを晴らしてくれた。これで金曜日から再開されるペナントレースに気分良く繋がっていける。本当に価値あるホームランだった。
| 固定リンク
コメント