映画『Sweet Rain 死神の精度』(お薦め度★★★)
監督、筧昌也。脚本、筧昌也、小林弘利。原作、伊坂幸太郎『死神の精度』。2007年日本。ファンタジー映画。出演、金城武(千葉)、小西真奈美(藤木一恵)、富司純子(かずえ)、光石研(藤田敏之)、石田卓也(阿久津伸二)、村上淳(青山)、奥田恵梨華(竹子)、吹越満(大町健太郎)。
作品紹介(WOWOWオンラインから引用)
金城武、小西真奈美ら競演。人気作家・伊坂幸太郎の連作短編集「死神の精度」を原作にして、風変わりな死神と死が予定されている人々の交流を描いたファンタジー・ドラマ。解説
不慮の死が予定されている人間を7日間観察した後、その死を実行するか否かの判定を下す風変わりな死神を主人公に、小説の映画化が相次ぐ人気作家・伊坂幸太郎が書き綴った連作短編集「死神の精度」を、「レッドクリフ」の金城武の主演で映画化。美しい声を持つOLら、3人のターゲットと彼が織り成すドラマをファンタジー仕立てで切なく描く。「のんちゃんのり弁」の小西真奈美がOL役の藤木一恵名義で主題歌も披露するほか、「めがね」の光石研らが共演。ストーリー
死が予定されている人の前に現われて相手を7日間観察した後、その死を“実行”にするか“見送り”にするかの判定を下す、死神の千葉。雨男の彼は、今まで晴れた青空を眺めたためしがない。そんな彼の今回の観察相手となるのは、27才の薄幸なOL、藤木一恵。とある電機メーカーの苦情処理係をする彼女は、最近あるクレーマーからの執拗な電話に悩まされていた。そんな彼女にほだされた千葉は、珍しく“見送り”の判定を下し……。
金城武という良い男を観て癒されるだけの作品です。
死神というキャラクターを用いて、何を表現したかったのかわかりませんでした。生と死を題材としているわりには、深みが無く登場人物に共感できる部分は皆無です。のほほんとしたミュージック好きの死神が、ゆる~く対象者とあさ~く繋がっていくだけです。それはそれで微笑ましくあるのですが、だから何があるのかというとさっぱりでした。最後にどんでん返しを用意してくれているわけでなく、物足りなさだけが残りました。評価も★2つにしようかとも考えたのですが、金城武はお気に入りの俳優なので、男前の彼を堪能できたのでギリギリ★3つとしました(笑)。
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