エース対決で成瀬が涌井に投げ勝ち、千葉ロッテ3連勝(第74戦/41勝31敗2分)
○千葉ロッテ7-1埼玉西武ライオンズ● 千葉マリン(18:15)TV観戦
□責任投手
勝利投手 成瀬 (8勝 7敗 0S)
敗戦投手 涌井 (10勝 4敗 0S)
□バッテリー
L●涌井、岡本洋=細川、野田
M○成瀬=的場
□本塁打
L
M
成瀬も昨日の渡辺俊に続いて完投勝利。素晴らしい出来だった。打線も成瀬の好投に応えて7得点。今日も文句無しの快勝で連勝を3に伸ばした。
エース対決らしい投手戦が展開し、6回ウラに千葉ロッテが均衡を破った!
4番金泰均、5番大松が連続ヒット。6番サブローが送りバントを成功させ、ワンアウト3、2塁。当たっている7番福浦に対して西武バッテリーは敬遠、ワンアウト満塁。
勝負の時、3試合スタメンで好リードを続ける8番的場はスライダーを強引に引っ張り、3塁線に強烈なゴロ。しかし、サード・黒瀬が逆シングルで捕球し、3塁を踏んで1塁に送球。ゲッツーかぁ~と思った瞬間、1塁への送球が大きく山なりに外れて、1塁セーフ。3塁ランナー・金泰均が生還して1点先制。記録は黒瀬のエラー。何はともあれ強い気持ちが相手のエラーを誘って涌井から先取点を取った。
なおもツーアウト3、2塁で9番岡田。ハッキリ言って期待していなかった。彼の打撃成績では打ち取られて1点止まりと思われた。後は成瀬に抑え切ってもらうしかないと弱気が頭をもたげたところ、初球からレフト線に落とす2点タイムリーヒット、何と涌井から殊勲打だ!3対0。願っても無い岡田の活躍で勝利に近づいた。
7回も涌井は続投。
ツーアウトから4番金泰均がライト前にヒット。5番大松がライトフェンス直撃のタイムリースリーベースで4対0。6番サブローはフォアボールで7番福浦がタイムリーツーベースヒットで5対0。涌井を打ち崩した。
8回から2番手・岡本洋に交代。
9番岡田がセンター前ヒット。プロ入り初の猛打賞となる大活躍。見直したぜ!1番西岡はショートゴロ、2番今江は三振。3番井口はフォアボールでツーアウト2、1塁。4番金泰均がタイムリーツーベースで2点追加、7対0。金泰均も猛打賞。
6回から連続得点で終盤になってマリンガン打線に火がついた。
後は、成瀬が完封を目指す。
9回表、2番栗山にセンター前ヒット。先頭打者を出してしまった。しかし、3番中島はセンターフライに仕留める。今日は彼を完璧に抑えた。4番ブラウンに1塁線に強烈な打球を転がされ抜けた。打球が速すぎてワンアウト2、1塁となっただけ。5番高山にセンターへタイムリーヒットを打たれ1点返され、7対1。ワンアウト2、1塁のピンチが続く。6番平尾をサードゴロ、サード・今江が3塁を踏んで、1塁送球ダブルプレー。ゲームセット!
成瀬は8勝目を今季3度目の完投勝利で飾った。
終わってみれば首位の西武に1ゲーム差。本当に不思議だ。今週の頭は日ハムに3タテ喰らってホームに戻り、ソフトバンクに1対19の大敗で今季初の4連敗を喫したのに、大嶺、渡辺俊、成瀬の先発陣が復活して3連勝して首位争いを演じている。これほど楽しませてくれるチームは今まで無かった。これも西村監督が掲げる「和」の力だろうか。
恐るべし西村マリーンズ!!このまま首位に返り咲いてちょ~だい♪
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