渡辺俊サブマリン復活、千葉ロッテ連勝(第73戦/40勝31敗2分)
○千葉ロッテ7x-2福岡ソフトバンクホークス● 千葉マリン(18:15)TV観戦
□責任投手
勝利投手 渡辺俊 (6勝 3敗 0S)
敗戦投手 山田 (1勝 2敗 0S)
□バッテリー
H●山田、金澤、藤岡、甲藤、森福=田上、高谷
M○渡辺俊=的場
□本塁打
H 多村14号ソロ(9回・渡辺俊)
M 井口7号2ラン(1回・山田)
渡辺俊も大嶺に続いてくれて連勝、今季初めてソフトバンクとの3連戦を勝ち越した。
渡辺俊は前回6月24日オリックス戦での情けない内容が嘘のような、安定して余裕のピッチング。8安打2失点の完投で今季6勝目を挙げた。緩急をつけた彼らしい間合いで、付け入る隙を与えない。連打を許したのは6回の2番本多、3番松中、4番多村の3連打だけで最小失点に抑えた。9回の4番多村のソロホームランはご愛嬌だ。今日もキャッチャーは的場で良いリードをしていた。何といっても初回に2番本多に出塁され、これを牽制で刺した場面だ。非常に研究しており、ソフトバンクの出鼻を挫くには最高の守備をみせた。
千葉ロッテの攻撃は文句無しだった。
初回に井口が先制ツーランで2対0とし、昨日からの良い流れに弾みをつけてくれた。
3回にはフォアボールで出塁した西岡がピッチャー山田の1塁牽制と同時に2塁に駆け込み盗塁を決めた。素晴らしい判断力で2番今江の打球がライナーだったので、ヒットを確認してから走り始めたので3塁でストップしたが、中継に入ったショート・川崎がボールをグラブに当ててこぼしたのを見逃さず、西岡はホームに駆け込んで1点追加、3対0とした。
4回には、4点追加。
フォアボールで出塁した竹原が、8番南打席でエンドランを行う。高目のボールに南は空振りしてしまい、竹原が単独スチールのようになったが、キャッチャー・田上が2塁に悪送球で竹原は一気に3塁に進んだ。南は三振に倒れたが、9番的場がフォアボールでワンアウト3、1塁。1番西岡、2番今江の連続タイムリーで2点追加、5対0。2番手・金澤から4番金泰均が2点タイムリーヒットで7対0。
先発が試合をつくってくれれば、千葉ロッテの勝ちパターンとなる。試合後、ベンチから帽子を脱いでスタンドに手を振って挨拶する西村監督の笑顔が堪らない。今日はいつにも増して格別の笑顔だった。
明日から首位・西武との3連戦。チームに良い流れが来ている。強い気持ちで立ち向かって欲しい。
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