接戦を制し、千葉ロッテ勝ち越し(第76戦/42勝32敗2分)
●千葉ロッテ9x-7埼玉西武ライオンズ○ 千葉マリン(13:00)TV観戦
□責任投手
勝利投手 古谷 (2勝 0敗 0S)、セーブ投手 小林宏 (2勝 1敗 13S)
敗戦投手 長田 (2勝 1敗 0S)
□バッテリー
L 武隈、岡本篤、小野寺、藤田、●長田、松永=野田、上本
M 小野、吉見、伊藤、○古谷、S小林宏=的場、里崎
□本塁打
L
M
結果良ければ全て良し。負けたら相当凹んでしまう試合になったはずだ。勝てて本当に良かった。
小野が1、2回と1点ずつ失点する重苦しいスタート、しかも西武先発の武隈は制球が悪く毎回ランナーを出すのに3回まで得点できない。ストレスだらけの序盤だったが、4回に8番的場が右中間に2点タイムリーツーベースヒットで2対2の同点に追いついた。続く5回も2点追加して4対2で、やっと千葉ロッテペースとなって気分が晴れた。
6回表に小野は5番高山にフォアボールを出したところで、すぐにベンチが動き吉見にピッチャー交代。小野は苦しんでいるものの2点差ある。これまでの西村監督の采配としては極めて珍しい早過ぎる判断だった。6番ブラウンに対して吉見はフォアボール。吉見にとっては不運だった。今日の秋村球審は低めをとらない。小野が苦しんだ要因も判定が厳しいところにあった。
ノーアウト2、1塁とピンチを広げたところで、千葉ロッテは7回から投入する予定の伊藤を1回早く緊急登板させた。これが全くの裏目となった。
代打上本にライト線に落とすタイムリーを打たれ、ライト・サブローが後逸してしまい。4対4の同点。さらに1番片岡にもタイムリーで4対5と逆転されてしまった。
7回も伊藤が続投。
しかし、5番高山にタイムリーを打たれ4対6と2点差とされた。伊藤は3番手・古谷に交代。古谷が後続を抑え、8回も3人で仕留める好投。
そして、8回ウラが千葉ロッテにとってビッグイニングになる。
ワンアウト後、9番岡田が内野安打で出塁。1番西岡はフォアボール。ベンチは2番今江に代打・福浦。福浦はファーストゴロに倒れたが、ファースト・阿部がエラーでボールをはじき、ワンアウト満塁。3番井口が2点タイムリーで6対6の同点。4番金泰均はライトフライ。5番大松はフォアボールでツーアウト満塁。6番サブローがショートへ内野安打で1点勝ち越し、7対6。さらに7番竹原、8番根元がフォアボールを選んで押し出しで2点追加、9対6。ほぼ勝利を手中に収めた。
9回は守護神・小林宏。
ピシャと抑えて欲しいが、ボールが高い。先頭の代打・坂田にツーベース。3番栗山にも連続ツーベースで1点を返され、9対7。なおもノーアウト2塁。1発が出たら同点だ。これで追いつかれたら目も当てられない。しかし、4番中島は空振り三振。5番高山をショートゴロ、6番ブラウン空振り三振で逃げ切り成功!それにしても最近の小林宏はファンとしてシンドイ。
首位・西武に2勝1敗とこのカードを勝ち越せた。ゲーム差1で好位置をキープできた。
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