万全の継投策で千葉ロッテ快勝、9連戦勝ち越す(第90-F戦/48勝40敗2分)
●北海道日本ハムファイターズ2-6千葉ロッテ○ 札幌ドーム(18:00)ライブTV観戦
□責任投手
勝利投手 渡辺俊 (7勝 4敗 0S)
敗戦投手 八木 (1勝 3敗 0S)
□バッテリー
M 吉見、○渡辺俊、古谷、伊藤、薮田、小林宏=里崎
F●八木、榊原、菊地、宮西、武田久=大野
□本塁打
M 井口9号ソロ(1回・八木), サブロー13号2ラン(4回・八木)
F 小谷野8号2ラン(4回・吉見)
前半戦最後の試合を飾るに相応しい勝ち方をしてくれた。
西村監督の継投策が見事に決まって、日ハムに2勝1敗と勝ち越し、9連戦も5勝4敗とした。
今日は6回表の千葉ロッテの攻撃から観戦した。
2対3で1点リードしている。
どうやら吉見が試合をつくっているようだ。
6回ウラに渡辺俊が投げているので驚いた。先発は吉見のはずなのだが、一瞬勘違いしたのかと思った。なんと4回ウラに吉見が日ハムに2点返されて2対3となったところから、渡辺俊がリリーフしていたとのことで、オールスターブレイクを前に投手陣をつぎ込む継投策に入っていた。
3番稲葉をセカンドゴロ、4番小谷野にヒットを打たれてワンアウト1塁としたところで、西村監督は躊躇せず、渡辺俊から古谷にスイッチ。5番糸井は見逃しの三振。
そしてすかさず伊藤に交代。いよいよIYKリレーが始まる。
6番中田をキャッチャーフライに仕留めて日ハムの反撃を振り切った。
7回ウラも伊藤が続投。
ツーアウト2、1塁のピンチとなるが2番陽を空振り三振に仕留めた。
8回は薮田。
3番稲葉、4番小谷野、5番糸井をねじ伏せて危なげないピッチング。
9回は守護神・小林宏。
7番紺田にフォアボールを出したが、後続を封じてゲームセット。
千葉ロッテの攻撃も素晴らしかった。
初回に3番井口のソロホームランで先制、0対1。4回には6番サブローのツーラン、0対3。7回には3番井口のタイムリーヒットで貴重な追加点、2対4。ほぼ日ハムの勢いを止めた。そして9回には5番大松の2点タイムリーでダメ押し、2対6で日ハムを突き放した。
交流戦の後から苦しんだ千葉ロッテだが、何とか貯金8の3位で折り返すことができた。良い位置をキープしている。オールスター後の後半戦に期待したい。
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