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2010.07.31

千葉ロッテ無残、投壊で3連敗(第95-H戦/50勝43敗2分)

●千葉ロッテ5-14福岡ソフトバンクホークス○ 千葉マリン(18:15)TV観戦

□責任投手
勝利投手 杉内 (13勝 4敗 0S)
敗戦投手 吉見 (3勝 5敗 0S)

□バッテリー
H○杉内、金澤、水田=田上、高谷
M●吉見、大谷、松本、根本、古谷、伊藤=里崎

□本塁打
H
M 里崎10号ソロ(7回・杉内)

惨敗だった。
観るに耐えない試合で3回に大量8点を失い、0対9となったところでライブ観戦を止めた。気分を変えるために、アクション映画『トランスポーター』にチャンネルを切替て、試合後録画でチェックした。それほど痛すぎる試合だった。

ソフトバンク先発が杉内なので、絶対に先制されてはいけない。
しかし、2回に吉見は先頭の4番小久保のサードゴロをサード・細谷が1塁送球エラーで2塁に進めてしまった不運があったとはいえ、踏ん張ることができず7番森本にタイムリーを浴びて1点失ってしまった。最小失点とはいえ致命的。さらに3回には4番小久保、5番多村、6番松田に3連続タイムリーを打たれて4失点、0対5。試合はこの時点で終わったも同然。情けない。先発の意地をみせることができずに降板。続く大谷も9番田上、1番川崎、2番本多に3連続タイムリーで4点追加され、0対9。火に油を注いでしまった。

3回からリリーフした松本は5回に3失点し、0対12。

6回には4番手根本がツーアウトで代打・柴原をファーストゴロに打ち取っていながら、ベースカバーでベースを踏めずに1点失い、さらに5番城所にタイムリーを許し0対14。

先発の崩れ方もどうしようも無いが、中継陣の無能さも限界だ。出てくる投手たちがこれほど酷いとどうにもならない。

負け方がどんどん悪化しているのが気になる。流れを変える選手の登場に期待するしかない。

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2010.07.30

粘投の成瀬を見殺し、千葉ロッテ連敗(第94-H戦/50勝42敗2分)

●千葉ロッテ0-2福岡ソフトバンクホークス○ 千葉マリン(18:15)TV観戦

□責任投手
勝利投手 山田 (2勝 2敗 0S)、セーブ投手 馬原 (4勝 0敗 22S)
敗戦投手 成瀬 (8勝 9敗 0S)

□バッテリー
H○山田、甲藤、攝津、ファルケンボーグ、S馬原=田上
M●成瀬=里崎

□本塁打
H
M

らしい負け方をしてしまった。
ソフトバンクの先発を早めに攻略できずに、6回から甲藤、攝津、ファルケンボーグ、馬原の必勝リレーに千葉ロッテは手も足もです、完封負けを喫した。このような負け方は何回も観ているので慣れているが、良いピッチャーには反撃できない姿がもどかしい。

成瀬の好投も味方打線が沈黙して報われなかった。体調不良から3試合ぶりにスタメン復帰した金泰均は3回のツーアウト3、1塁では見逃しの三振。5回のワンアウト満塁ではセカンドへの併殺打に倒れチャンスをものにできなかった。3打数無安打のブレーキ。打線が苦しいときに4番が打ってくれないと勝てない。

首位から3位千葉ロッテまで1.5ゲーム差で、なんとしてもソフトバンクを叩いて浮上したかったにもかかわらず、負けてしまって首位と2.5ゲーム差に開いてしまった。

残り2試合を勝って、首位戦線に何とか留まって欲しい。

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2010.07.29

千葉ロッテ投壊で連勝ストップ、3位に後戻り(第93-L戦/50勝41敗2分)

○埼玉西武ライオンス12x-5千葉ロッテ● 西武ドーム(18:00)ライブTV観戦

□責任投手
勝利投手 小野寺 (1勝 1敗 0S)
敗戦投手 橋本健 (0勝 1敗 0S)

□バッテリー
Mコーリー、●橋本健、古谷、大谷、根本、伊藤=里崎
L大沼、○小野寺、土肥、岡本篤、工藤、長田、シコースキー=上本

□本塁打
M
L フェルナンデス3号3ラン(4回・コーリー), 石井義6号ソロ(6回・大谷)

いや~な負け方をしてしまった。
西武とのカードは勝ち越したが、今日の負けで帳消しになったような印象を受けた。

観戦を開始したのは4回ウラ西武の攻撃から。
0対5でコーリーが好投しているようだ。
ところが、先頭の2番原にフォアボール、3番栗山を三振にした後に4番中島にもフォアボールでワンアウト2、1塁のピンチ。
味方に5点もらって、価値を意識して自分を見失ってペースを崩してしまった。高目にボールがすっぽ抜けていてとても危険な状態に見えた。
里崎がベンチに駄目だと首を横に振っているが、ベンチは交代しない。
5番フェルナンデスにストライクを取りに行ってインコース高目に甘くは入ってしまいスリーランホームラン。3対5の2点差。コーリーをここで交代。
その後、橋本健、古谷が食い止められずに3点を失い、合計6失点で逆転された。

昨日、渡辺監督が温情による判断ミスで傷口を広げたが、今日は逆に千葉ロッテが判断を躊躇したことで不様な負けを喫してしまった。それにしても、里崎があれほど明確に首を横に振って続投は無理とアピールしたのに、ベンチは動かなかったのだろうか?

・4回なのでこの回を抑えさせたい。
・5点差あるので失点するのは止むを得ない。
・リリーフの準備が出来ていない。

いづれにしろ残念だ。あの時里崎の判断にベンチが従っていたら、間違いなく勝っていた試合だろう。
投手陣が四死球を9も与えてはどうにもならない。自滅の試合は本当に凹む。

明日から首位ソフトバンクを千葉マリンに迎える。気持ちを切り替えて臨んで欲しい。

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2010.07.28

千葉ロッテ3連勝で2位浮上(第92-L戦/50勝40敗2分)

●埼玉西武ライオンス4-9千葉ロッテ○ 西武ドーム(18:00)ライブTV観戦

□責任投手
勝利投手 渡辺俊 (8勝 4敗 0S)
敗戦投手 平野 (1勝 2敗 0S)

□バッテリー
M○渡辺俊=里崎
L●平野、土肥、岡本篤、工藤、谷中、藤田=上本

□本塁打
M 井口10号ソロ(1回・平野)
L 石井義5号2ラン(9回・渡辺俊)

千葉ロッテにとっては幸運な試合展開となったが、監督の温情が仇となる試合をまざまざとみてしまった。
西武の渡辺監督は2対4と2点差で迎えた8回表にベテランの工藤をマウンドに送った。西武にとってこれ以上追加点を与えてはいけない大事な場面での起用だったが、致命的な采配ミスとなってしまった。工藤がワンアウト取るごとに祈るような表情で見守る渡辺監督の姿が映し出される。ツーアウト満塁となっても西武ベンチは動かない。工藤を信じたかったのだろう。

このチャンスに千葉ロッテの7番細谷が2点タイムリーヒットで2対6。勝利を引き寄せた。

ダメ押しされてから、5番手・谷中に交代。
8番里中がセンターに弾き返して、ショート・中島が横っ飛びするが届かずタイムリーヒット、2対7。このとき中島は左肩を打撲して退場するアクシデント発生。ショートにサード・原が入り、サードに阿部が入った。
9番岡田は代わったばかりの阿部のグラブの横を抜ける強い打球を放ち、タイムリーとなり2対9。記録はヒットとなったが、エラーに近い守備のまずさをみせてしまった。
千葉ロッテはこの回5点追加するビッグイニングとした。

渡辺監督は工藤に頼ったばかりに、中島が負傷し、急造の守りで傷口を広げる負の連鎖を生じさせてしまった。監督は時に非情でなければならないということだろう。とうとう6連敗で3位に沈んだ。

お陰で千葉ロッテが2位に浮上。

渡辺俊は完投勝利を収めたが、9回ウラツーアウトから6番石井義にツーランホームランを浴びてしまう詰めの甘さをみせた。完勝といえないところに一抹の不安を覚える。気を抜かないように頑張ってほしい。

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2010.07.27

千葉ロッテ逆転勝利、後半戦を白星スタート(第91-L戦/49勝40敗2分)

●埼玉西武ライオンス3-5千葉ロッテ○ 西武ドーム(18:00)ライブTV観戦

□責任投手
勝利投手 マーフィー (9勝 2敗 0S)、セーブ投手、小林宏 (2勝 1敗 17S)
敗戦投手 許 (5勝 7敗 0S)

□バッテリー
M○マーフィー、古谷、薮田、S小林宏=里崎
L●許、藤田、小野寺、岡本篤=細川、上本

□本塁打
M 里崎9号ソロ(3回・許), 福浦7号ソロ(7回・許), 大松14号ソロ(8回・小野寺)
L

良い勝ち方をした。
マーフィーが粘投し、打線がそれに応えて逆転。中継陣が踏ん張って、最終回の小林宏が1点返されるものの逃げ切った。西武は5連敗で首位陥落し、3位の千葉ロッテがゲーム差0.5に迫る。

今日は6回ウラ西武の攻撃から観戦開始。
2対2の同点。
マーフィーがいつもの通り好投している。
この回も4番中島、5番フェルナンデス、6番ブラウンを3者凡退に仕留めて危なげないピッチング。

7回に西武先発の許から、7番福浦が価値ある勝ち越しソロホームランで2対3。その後に右肩痛でスタメンを外れた今江の代わりに先発した5年目の細谷が今季初打点となるタイムリーで2対4と差を広げる。

7回ウラにマーフィーは左手指先のマメがつぶれたため降板。古谷がしっかりと抑えた。

8回表に5番大松が6月27日以来のソロホームランで2対5。貴重なダメ押し。

8回から薮田にスイッチ。
先頭の1番片岡にいきなりヒットを打たれたものの、後続をシャットアウト。勝利に近づいた。

9回は守護神・小林宏。
5番フェルナンデスをショートフライ。ボールが低目に切れがある。今日も大丈夫だ。しかし、6番ブラウンにフォアボール。力みがみられる。7番高山にカウントを取りにいった真ん中インコース寄りの高目のストレートを左中間を破るタイムリーツーベースを浴びて1点取られ、3対5。今日の出来からすると意外な展開。その後抑え切って逃げ切り成功。

マーフィは9勝目。ほんとうに頼もしい。
首位に浮上したソフトバンクと1.5ゲーム差。千葉ロッテは良い位置をキープしている。後半戦が楽しみだ。

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2010.07.26

2010F1第11戦ドイツGP

ホッケンハイムリンク、67周。

・後半戦スタート。

7/25決勝(晴れ、ドライコンディション)
優勝[予選2位]フェルナンド=アロンソ(フェラーリ)
2位[予選3位]フェリペ=マッサ(フェラーリ)
3位[予選1位]セバスチャン=ベッテル(レッドブル)

11位[予選12位]小林可夢偉(ザウバー)

アロンソが開幕戦以来の今季2勝目、通算23勝目となった。2位はマッサで、フェラーリはワン・ツーフィニッシュ。ベッテルが3位で母国グランプリで表彰台に登った。小林可夢偉は3戦連続ポイント獲得ならず11位、ヒスパニアレーシングの山本左近は19周リタイアに終わった。

レース後、国際自動車連盟(FIA)は、フェラーリがF1では禁止されているチームオーダーを発令したとして、10万ドル(約875万円)の罰金を科した。フェラーリはこの裁定に対して控訴しない模様。

【スターティンググリッド】
1番手 ベッテル
2番手 アロンソ
3番手 マッサ
4番手 ウェバー
5番手 バトン
6番手 ハミルトン
7番手 クビサ
8番手 バリチェロ
9番手 ロズバルグ
10番手 ヒュルケンベルグ
11番手 シューマッハ
12番手 小林

スタート、ベッテルがアロンソを牽制してマシンを寄せる。それによりマッサの前が開いてそのままトップに躍り出る。2位アロンソ。ベッテルはフェラーリ2台にかわされて3位、ウェバーが4位とレッドブルが続く。後方で複数台のマシンが接触。ハミルトンがウェバーを抜いて4位に浮上。

2周目、スーティルやアルグエルスアリなど接触があった数台のマシンが続々とピットイン。

3周目、トゥルーリ、スローダウン。

5周目、小林10位をキープ。スーティルが2回目のピットイン。

6周目、アロンソ、ファステスト。

10周目、アロンソ、ファステスト。山本左近は19位。

13周目、ベッテル、ピットイン。6位で戻る。

14周目、アロンソ、ピットイン。ウェバー、ピットイン。9位でコースに戻る。10位の小林がウェバーを追走。

15周目、マッサがピットインし、2位で戻る。ハミルトン、ピットイン。6位で戻る。

19周目、クビサがピットイン。11位で戻る。12位のシューマッハがクビサを抜こうとするがクビサは抜かせない。

20周目、バトンが1位を走行。

21周目、2位マッサに3位アロンソが仕掛ける。

22周目、バトンがピットインして、5位で戻る。ハミルトンの後ろ。

25周目、ペトロフに小林は抜かれて13位。ロズベルグ、ピットインして10位で戻る。シューマッハの前。

26周目、上位陣の順位は1位マッサ、2位アロンソ、3位ベッテル、4位ハミルトン、5位バトン。マッサはアロンソを引き離している。

32周目、アロンソがファステスト。マッサを追う。

35周目、ヒュルケンベルグを抜いてデラロサが7位にアップ。

39周目、マッサとアロンソが近づき、1.7秒差。

44周目、ベッテル、ファステスト。

45周目、ベッテル、ファステスト。

48周目、アロンソ、ファストスト。マッサに肉薄。

49周目、アロンソがマッサを抜いて首位に立つ。

52周目、デラロサがピットイン。14位で戻る。

55周目、ディグラッシ、リタイア。

59周目、2位マッサと3位ベッテルの差が1.4秒。コバライネンとデラロサが接触。

60周目、デラロサ、ピットイン。

65周目、アロンソ、ファステスト。

67周目、アロンソ、ファステスト。チェッカーを受けてアロンソ今季2勝目。

【ドライバーズポイント ランキング】
①ハミルトン 157pt
②バトン 143pt
③ウェバー 136pt
④ベッテル 136pt
⑤アロンソ 123pt

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2010.07.25

映画『鴨川ホルモー』(お薦め度★★)

監督、本木克英。脚本、経塚丸雄。2009年日本。コメディ映画。出演、山田孝之(安倍明)、栗山千明(楠木ふみ)、濱田岳(高村幸一)、石田卓也(芦屋満)、芦名星(早良京子)、石橋蓮司(居酒屋の店長)、荒川良々(菅原真)。

作品紹介(WOWOWオンラインから引用)
何やら怪しげなサークルに入部したダメ新入生たちが、京都の町で奇想天外なバトルを繰り広げる様子を、おバカでキッチュな笑い満載で描いた青春コメディ。山田孝之ら共演。

解説
先にTVドラマ化され、話題を呼んだ「鹿男あをによし」の原作者、万城目学の同名小説を、「電車男」の山田孝之の主演で映画化。何やらいわくありげな謎のサークルに入部した京大の新入生たち。やがて“ホルモー”なるものが、何と京都の町に古くから伝わる伝統行事であることを知った彼らが、“ゲロンチョリ!”などと奇怪な言葉を発しながら、小鬼の群れを操っておかしなバトルを繰り広げる様子を、おバカな笑い満載で活写。百聞は一見に如かず。その問答無用の荒唐無稽な不思議世界を楽しみたい。

ストーリー
二浪の末、遂に念願の京都大学に入学した安倍は、“京大青竜会”というサークルの新歓コンパに出席。やはりそのコンパに顔を出した美人の早良に一目惚れした彼は、彼女目当てに同サークルへの入部を決意。当初サークルの活動の実態は謎に包まれていたが、祇園祭の宵山の夜になって、ついにその目的が明らかになる。それは、京大、立命館大など、京都の4つの大学の対抗戦で“ホルモー”なる奇怪な伝統行事を行うことにあった……。

“ホルモー”とう言葉が何なのか気になって気になって、観てしまいました。
学園群像劇としての青春映画を期待したのですが、脚本のレベルが低く奇怪なSFコメディ映画で終わっていました。
設定が突飛過ぎても、もっと脚本が練り込まれて主人公たちの成長物語としてまとめあげられたら、秀作となった可能性があったでしょう。残念です。様々なアイデアが組み込まれていながら、人間関係を描く台詞が上手ではありません。大学サークルの新歓コンパから始まっているにもかかわらず、仲間同士の会話にお互いの関係が深まって行く過程が感じられません。最初から最後までサークル同期の間に他人行儀な一定の距離感がありました。大体サークル内で誰と誰が付き合っているかはすぐにわかるはずです。主人公が横恋慕していたことがわかるまでの期間が長過ぎてリアリティを感じませんでした。
また、コメディでありながら、それほど笑わせるつくりではなく中途半端さを感じました。主人公の親友・高村幸一を演じた濱田岳が突き抜けた怪演をしていただけに勿体無さがありました。

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2010.07.24

ドラマ「HEROES/ヒーローズ <シリーズ2>」[全11話](お薦め度★★★)

製作総指揮・原案、ティム=クリング。製作総指揮、デニス=ハマー、アラン=アーカッシュ。2007米NBCで放映。SFドラマ。

「HEROES/ヒーローズ シーズン2」は元々全24話ある予定だったが、2007年11月から2008年2月まで3か月以上続いた全米脚本家組合(WGA)のストの影響で、全11話で終わった(スーパー!ドラマTVサイトから引用)。

ゲスト、デヴィッド=アンダース(アダム=モンロー、別名タケゾウ=ケンセイ)、田村英里子(ヤエコ、ケンセイの妻)、ニコラス=ダゴスト(ウエスト=ローゼン・クレアのボーイフレンド)、アデール=ティシュラー(モーリー=ウォーカー・千里眼能力)、アリ=ラーター(ニキ=サンダース・マイカの母親)、ダナ=デイヴィス(モニカ=ドーソン・DLの姪、コピーキャット能力)、ジョージ=タケイ(カイト=ナカムラ・ヒロの父)、スティーブン=トボロウスキー(ボブ=ビショップ・組織のエージェント、エルの父)、アシュレイ=クロウ(サンドラ=ベネット・ベネットの妻)、ランドール=ベントリー(ライル=ベネット・ベネットの長男)。シャリム=オルティス(アレハンドロ=ベレラ・マヤの双子の弟)、ケイティ=カー(ケイトリン・リッキーの妹)、ホルト=マッキャラニー(リッキー・アイルランドコークのギャング)、ジミー=ジャン=ルイ(ハイチ人)、ドミニク=キーティング(ウィル・リッキーの仲間)、ニシェル=ニコルズ(ナナ=ドーソン・DLのおば)、カーロン=ジェフリー(デーモン=ドーソン・モニカの弟)、アラン=ブラメンフェルド(マウリー=パークマン・マットの父)、イリヤ=バスキン(イワン=スペクター・組織の元エージェント)、ケーリー=ヒロユキ=タガワ(刀鍛冶・ヤエコの父)、レナード=ロバーツ(DL=ホーキンス・ニキの夫)、中村佐恵美(キミコ=ナカムラ・ヒロの姉)、ジョアンナ=キャシディ(ビクトリア=プラット・組織の創立メンバーの一人)。

【エピソード】
第1話「4ヵ月後」
第2話「呪われた力」
第3話「仲間」
第4話「クレアの恋」
第5話「悪夢との闘い」
第6話「境界線」
第7話「ウイルス」
第8話「4ヵ月前」
第9話「父の教え」
第10話「陰謀」
第11話「パンドラの箱」

シーズン1は突飛なエピソードのオンパレードでドラマ自体にあまり魅力を感じませんでしたが、本シーズン2は血が通った人間ドラマとして共感できました。今回のテーマは兄弟愛。ピーターとネイサンのペトレリ兄弟の絆に涙しました。ドラマチックでダイナミックな展開はシーズン1を超えていると思います。

シーズン1はニューヨークが核爆発する危機、今度は未来がウィルスで蔓延する危機にヒーローたちが立ち向かいます。相変わらず“組織”が巨大で不可思議な存在として成立しています。シーズン1の謎が明かされつつ、更に深まる謎があってサスペンス性が高まっています。

11話で終わるシーズンですが、内容が濃く緊張感の連続で非常に楽しめました。これだけ多量の要素を加えていながら、散漫にならずに怒涛の流れを作り出すストーリー性に圧倒されて、段々ハマリつつあります(笑)。

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衝撃?!のソーダ味プリンが期間限定で登場

うだるような強烈な暑さが続いています。何か冷たくて美味しいデザートはないかとイオンに寄ったところ、驚くべき商品を発見しました。グリコのプッチンプリン-ソーダ味ソース-です。水色のパッケージが一際目立っていました。思わず家族買いです。

早速、お皿に出しました。水色のカラメルは美味しそうではありません。

予想外でした。

普通にプリンです。

プリンの味に後からソーダ味がついてくる感じで、意外性は全くありません。主役はプリンで、ソーダが脇役です。ホッとしたというかちょっとがっかりというか、微妙でした。ソーダのシュワシュワ感が全面に出るのかと思われましたが、無炭酸とのことでソーダの刺激は皆無でした。これだと物足りないですね。インパクトは見た目だけでした(笑)。

期間限定商品とのことで、ひと夏の体験に終わりそうです。

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2010.07.23

映画『クローズZERO Ⅱ』(お薦め度★★)

監督、三池崇史。脚本、武藤将吾、水島力也。2009年日本。学園バイオレンス映画。PG-12指定。出演、小栗旬(滝谷源治)、やべきょうすけ(片桐拳)、黒木メイサ(逢沢ルカ)、山田孝之(芹沢多摩雄)、岸谷五朗(滝谷英雄)、金子ノブアキ(鳴海大我)、三浦春馬(美藤竜也)、高岡蒼甫(伊崎瞬)。

作品紹介(WOWOWオンラインから引用)
鈴蘭高校の不良高校生たちは新たに、他校の恐るべき不良高校生軍団と壮絶バトルへ。小栗旬、山田孝之らイケメン俳優陣が三池崇史監督のもとに集った青春アクションの続編!

解説
高橋ヒロシの人気コミック「クローズ」を独自のオリジナル・ストーリーで実写映画化して大ヒットした「クローズZERO」の続編。引き続いて鈴蘭高校の“てっぺん(頂点)”をめざすワイルドな高校生、滝谷だが、“殺しの軍団”の異名を持つ他校、鳳仙学園の不良軍団を相手に、命がけの戦いに臨むことに……。滝谷に真のリーダーシップが問われるという、新たなテーマが魅力的。前作同様、三池監督ならではのキレのいい演出、キャストの体をはったアクションも見ものだ。金子ノブアキ、三浦春馬といった新キャストも要注目。

ストーリー
不良生徒たちが抗争を繰り広げるも、天下を統一する存在がいまだにいない鈴蘭高校。そんなある時、好戦的な鳴海をリーダーとし、鈴蘭すら圧倒しかねないパワーで勢力を拡大する鳳仙学園が、かつての休戦協定を破って鈴蘭の生徒たちに襲撃をしかけるという非常事態が。ケンカの強さで一目置かれる存在になった鈴蘭の3年生、滝谷だが、今何をすべきか分からず、只でさえまとまりに欠ける鈴蘭の不良たちは彼への苛立ちを隠せず……!?

期待外れです。
前作が意外と面白かったので、続編である本作は楽しみにしていました。しかし、面白くありません。魅力も無くなりました。敵対する学園同士の抗争がテーマとなっていて、シリアスな単なる“やくざ映画”と何ら代わらない作品になっていました。また、話も学園と暴力団の関係が難しくてほとんど内容を理解することができませんでした。前作ではコメディがバランス良く随所に組み込まれていましたが、本作ではほとんど笑える箇所はありませんでした。
物語の中では学園抗争が継続されることを前提とした三浦春馬が演じる美藤竜也という新キャラクターが登場して、第3作が作られる前提で展開されています。しかし、シリーズとしての勢いにストップをかけてしまったので、次回作が製作されるのか微妙だと思います。もしも第3作が作られたとしてもよっぽど評判が高くない限り、観ないと思います。

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2010.07.22

映画『ウルトラミラクルラブストーリー』(お薦め度★)

監督・脚本、横浜聡子。2009年日本。青春映画。出演、松山ケンイチ(水木陽人)、麻生久美子(神泉町子)、ノゾエ征爾(田中太)、ARATA(島田要)、原田芳雄(三沢医師)、渡辺美佐子(柴田もつ)、藤田弓子(三上のカミサマ)。

作品紹介(WOWOWオンラインから引用)
人気俳優、松山ケンイチが主役を熱演。自主製作映画「ジャーマン+雨」で一躍注目を浴びた新人女性監督・横浜聡子が2009年、待望の商業映画デビューを飾った衝撃の話題作。

解説
自主製作した長編映画「ジャーマン+雨」が、異例の全国公開を経て2007年度日本映画監督協会の新人賞を獲得し、一躍注目を浴びた女性監督の横浜聡子。彼女が本作でいよいよ待望の商業映画デビュー。監督の故郷・青森県を舞台に、1人の純朴な青年が、東京からやってきた美しい保育園の先生に恋をして、奇想天外な行動に打って出る様子を、シュールな笑いを交えてパワフルに描く。やはり青森出身で今や映画にTVにひっぱりだこの人気俳優・松山ケンイチが、青年主人公を体当たりで熱演するのが何より見ものだ。

ストーリー
青森県の田舎町の畑で野菜を育てながら、1人で気ままに暮らす、子供のように純真な青年、水木陽人。ある日、野菜を売りに出かけたかねしろ幼稚園で、東京からやってきた新任保育士の町子先生と出会った彼は、生まれて初めての恋心を覚え、以来、すっかり彼女のあとをつけ回すようになる。しかし町子は、事故で死んだ元カレのことが忘れられず、まだ見つからぬ彼の首のことで占い師に相談するため、青森にやって来たのだった……。 

なんじゃこりゃ・・・でした。
全く理解できません。作品のテーマが見えません。
監督は何を描きたかったのでしょうか。コメディとファンタジーとホラーを組み合わせた新ジャンルに挑戦したかったのかしら。
松山ケンイチと麻生久美子の若手実力派俳優が共演するので興味がありました。彼らは良い演技をしていると思います。しかし、映画そのものについていけないのでなんともお気の毒としか言いようがありません。

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2010.07.21

万全の継投策で千葉ロッテ快勝、9連戦勝ち越す(第90-F戦/48勝40敗2分)

●北海道日本ハムファイターズ2-6千葉ロッテ○ 札幌ドーム(18:00)ライブTV観戦

□責任投手
勝利投手 渡辺俊 (7勝 4敗 0S)
敗戦投手 八木 (1勝 3敗 0S)

□バッテリー
M 吉見、○渡辺俊、古谷、伊藤、薮田、小林宏=里崎
F●八木、榊原、菊地、宮西、武田久=大野

□本塁打
M 井口9号ソロ(1回・八木), サブロー13号2ラン(4回・八木)
F 小谷野8号2ラン(4回・吉見)

前半戦最後の試合を飾るに相応しい勝ち方をしてくれた。
西村監督の継投策が見事に決まって、日ハムに2勝1敗と勝ち越し、9連戦も5勝4敗とした。

今日は6回表の千葉ロッテの攻撃から観戦した。
2対3で1点リードしている。
どうやら吉見が試合をつくっているようだ。

6回ウラに渡辺俊が投げているので驚いた。先発は吉見のはずなのだが、一瞬勘違いしたのかと思った。なんと4回ウラに吉見が日ハムに2点返されて2対3となったところから、渡辺俊がリリーフしていたとのことで、オールスターブレイクを前に投手陣をつぎ込む継投策に入っていた。

3番稲葉をセカンドゴロ、4番小谷野にヒットを打たれてワンアウト1塁としたところで、西村監督は躊躇せず、渡辺俊から古谷にスイッチ。5番糸井は見逃しの三振。

そしてすかさず伊藤に交代。いよいよIYKリレーが始まる。
6番中田をキャッチャーフライに仕留めて日ハムの反撃を振り切った。

7回ウラも伊藤が続投。
ツーアウト2、1塁のピンチとなるが2番陽を空振り三振に仕留めた。

8回は薮田。
3番稲葉、4番小谷野、5番糸井をねじ伏せて危なげないピッチング。

9回は守護神・小林宏。
7番紺田にフォアボールを出したが、後続を封じてゲームセット。

千葉ロッテの攻撃も素晴らしかった。
初回に3番井口のソロホームランで先制、0対1。4回には6番サブローのツーラン、0対3。7回には3番井口のタイムリーヒットで貴重な追加点、2対4。ほぼ日ハムの勢いを止めた。そして9回には5番大松の2点タイムリーでダメ押し、2対6で日ハムを突き放した。

交流戦の後から苦しんだ千葉ロッテだが、何とか貯金8の3位で折り返すことができた。良い位置をキープしている。オールスター後の後半戦に期待したい。

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2010.07.20

大嶺が毎度の大炎上で、千葉ロッテ大敗(第89-F戦/47勝40敗2分)

○北海道日本ハムファイターズ12x-6千葉ロッテ● 札幌ドーム(18:00)ライブTV観戦

・サブローが通算100本塁打を達成。初本塁打は2000年5月18日のダイエー戦。おめでとう。

□責任投手
勝利投手 木田 (4勝 0敗 0S)
敗戦投手 大嶺 (3勝 6敗 0S)

□バッテリー
M●大嶺、橋本健、古谷、秋親、根本=里崎
F○木田、ウルフ、建山、武田久=大野、鶴岡

□本塁打
M 福浦6号ソロ(2回・木田), サブロー12号ソロ(5回・木田), 井口8号3ラン(5回・木田)
F 小谷野7号3ラン(2回・大嶺), 中田1号ソロ(5回・大嶺), 金子誠5号ソロ(6回・橋本健)

7回ウラから視聴開始。
すでに9対6で日ハムが勝っていた。

6回ツーアウトから古谷が次のイニングも投げている。
3番稲葉、4番小谷野に連打されノーアウト3、2塁。5番糸井は浅いレフトフライで何とかしのいだかと思われたが、レフト・大松がもうちょっとのところで捕球ができず、不運にもヒットとなり10点目が入ってしまった。しかし、古谷は後続を退けた。

8回ウラに千葉ロッテは秋親をマウンドに送った。
直感的に追加点が入ると感じた。秋親は必ず失点している。ピッチャーがいないのはわかるが、ベンチの判断は理解できない。案の定、9番金子誠にヒットを打たれ、1番田中賢にフォアボールを出してノーアウト2、1塁。

すかさず西村監督は根本に交代。何故まだ根本がいたのに秋親を先に投げさせたのか?秋親に関しては同じことを繰り返しているとしか思えない。根本は守りきれず、3番稲葉に2点タイムリーを打たれ12点目となり止めを刺された。

ところで、何故これだけの大量失点になっていたのか、ハイライトで確認したところ、2回に大嶺が7失点と大炎上していた。連続フォアボールでピンチを招きワンアウト3、2となったところで、サード・今江の本塁への送球エラーが引き金となり、3番稲葉に2点タイムリー、4番小谷野にスリーランを打たれ一気に7点を失っていた。相変わらずの頭の悪さが出てしまったようだ。何度も無様な投球をされると今後も一軍で通用できるのかと心配になってしまう。

さらに、情けないのは味方が5回表に反撃して7対6の1点差に追い上げたのに、5回ウラに6番中田にプロ入り初ホームランを浴びてしまっていた。この一発で千葉ロッテの流れが途絶えた。

同点もしくは逆転していたら5回ウラは大嶺を交代させたいたのだろうが、投手陣が厳しい中での続投は仕方が無かった。だいたい早い回に7点も大量失点する先発では意味が無い。

これで1勝1敗となった。明日の吉見で何とか勝ち越しを期待したい。

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2010.07.19

コーリーがギリギリ試合をつくり、F+IYKトリオで千葉ロッテ逃げ切る(第88-F戦/47勝39敗2分)

●北海道日本ハムファイターズ3-5千葉ロッテ○ 札幌ドーム(18:00)ライブTV観戦

□責任投手
勝利投手 コーリー (2勝 2敗 0S)、セーブ投手 小林宏 (2勝 1敗 16S)
敗戦投手 ケッペル (10勝 3敗 0S)

□バッテリー
M○コーリー、古谷、伊藤、薮田、S小林宏=里崎
F●ケッペル、宮西、建山=鶴岡、大野

□本塁打
M
F 田中賢5号ソロ(3回・コーリー), 糸井12号ソロ(4回・コーリー)

苦手の日ハムから初戦を勝ったのは大きい。
コーリーが何とか5回まで3点に抑えてくれた。不安定な先発陣において頑張ってくれた。
それでも3、4、5回と1点ずつ追い上げられたのは心配した。
ベンチも早めに継投策を選択して、6回から古谷をマウンドに送った。先頭の5番糸井にフォアボールを出したが、後続を抑えた。
7回からは好調のIYKトリオが日ハムの反撃を抑え切り、逃げ切りを成功させた。

前日の試合から千葉ロッテの打線が繋がりを見せ始めた。
3回表に8番里崎がフォアボールで出塁すると、9番岡田が送りバント。1番西岡がライトフライに倒れてツーアウト3塁。2番今江、3番井口の連続タイムリーで2点先制、0対2。

4回表は5番大松がセンター前ヒット、6番サブローがレフトフライに倒れてワンアウト1塁。7番福浦がタイムリーツーベースヒットで1対3。8番里崎はサードゴロに倒れてツーアウト2塁。9番岡田が引っ張って一二塁間を破りライト前にタイムリー、2塁ランナー・福浦がキャッチャー・鶴岡のタッチをうまく避けてホームイン、1対4。

5回ウラに1点返され、3対4と1点差に追い上げられて迎えた7回にダメ押し。
ワンアウトで9番岡田がヒットで出塁。1番西岡の打席で岡田が盗塁を成功させ、西岡がセンターに弾き返して、ワンアウト3、1塁。2番今江はスクイズを試みるがファースト・稲葉が捕球し素早くバックホーム、3塁ランナー・岡田はキャッチャー・鶴岡の好ブロックでアウト。ツーアウト2、1塁。チャンスを逸したと思ったが、3番井口がセンターへタイムリーヒットで2塁ランナー・西岡が生還し、3対5と2点差に広げた。

マリンガン打線が復活しつつある。IYKも磐石だ。こうなればこちらのものだ。残り2試合ももらいたい。

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2010.07.18

マーフィー来日初完投、千葉ロッテ打線も爆発して連敗ストップ(第87-L戦/46勝39敗2分)

○千葉ロッテ9x-1埼玉西武ライオンズ● 千葉マリン(17:00)TV観戦

□責任投手
勝利投手 マーフィー (8勝 2敗 0S)
敗戦投手 帆足 (8勝 7敗 0S)

□バッテリー
L●帆足、岡本洋、岡本篤、小野寺、土肥=上本、岳野
M○マーフィー=里崎

□本塁打
L
M

神様、仏様、マーフィー様。
苦しいときのマーフィー頼みで今季5回目の連敗ストップ。

本当に素晴らしい。いまや千葉ロッテのエースだ!

千葉ロッテ打線も繋がった。
4回までに13安打、8得点の大量得点で試合を決めた。

初回から1番西岡、2番今江、3番井口の連打で満塁。4番金泰均が空振り三振、5番大松がピッチャーゴロに倒れるが、6番サブローがセンターに転がし2点タイムリーで2対0。何とか先制に繋がった。

2回には先頭の8番里崎がヒットで出塁し、9番岡田が送りバント。1番西岡、2番今江タイムリー、3番井口、4番金泰均タイムリーの4連打で3点追加、5対0。先発・帆足をノックアウト。

3回から岡本洋に交代。7番竹原がフォアボール、8番里崎がヒット。9番岡田はセカンドゴロでワンアウト3、2塁。1番西岡がピッチャー返しで岡本洋の右手に当たって内野安打となりワンアウト満塁。岡本洋は負傷退場で3番手・岡本篤。2番今江と4番金泰均がフォアボールを選んで押し出しで2点追加、7対0。

4回は、6番サブローがヒット。7番竹原は空振り三振。8番里崎がヒットでワンアウト3、1塁。9番岡田がセンターへ犠牲フライで1点。8対0。

7回、5番手・土肥が9番岡田にフォアボール。1番西岡はセンターフライでワンアウト1塁。2番今江がレフト前ヒットでワンアウト3、1塁。3番井口がセンターに犠牲フライで3塁ランナー・岡田がタッチアップ。9対1。

序盤からのワンサイドゲームで気持ちの良い勝利を収めてくれた。3試合目で西武にお返しができた。
明日から札幌ドームで9連戦最後の日ハムとの3試合が待っている。良い流れを持ち込んで結果を出して欲しい。

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映画『借りぐらしのアリエッティ』(お薦め度★★★)

監督、米林宏昌。企画、宮崎駿。脚本、宮崎駿、丹羽圭子。プロデューサー、鈴木敏夫。原作、メアリー=ノートン『床下の小人たち』。2010年日本。アニメ映画。声の出演、志田未来(アリエッティ)、神木隆之介(翔)、大竹しのぶ(ホミリー)、三浦友和(ポッド)、藤原竜也(スピラー)、竹下景子(貞子)、樹木希林(ハル)。

全体的にゆる~い展開と内容で、全体的にメリハリが無く少々期待外れに終わりました。
スタジオジブリが宮崎駿の後継者で勝負しなければならなくなった重要な位置付けの作品で、スタジオジブリのエースが登板したのでしょうが、高揚感も躍動感も感じさせることが出来ないキャラクターや物語では物足りなさしか残りませんでした。企画と脚本に宮崎駿が参加しているので、米林宏昌監督には相当の重圧があったことでしょう。作風は宮崎駿らしいもので、それ以上でもそれ以下でもない無難な演出でした。

そもそも企画自体に無理があったように感じます。日本を舞台にして小人は馴染めません。小人の名前が横文字なのも違和感を感じました。欧州では妖精の物語も多く、小人の話もたくさんあるのでしょうが、日本の昔話では一寸法師くらいで他に聞いたことがありません。

声優も難がありました。本職がいなくなってほとんどが有名な俳優ばかりでした。アリエッティの母を演じた大竹しのぶは全く合っていませんでした。演技が悪いということではなく、声の質感が調和していない印象を持ちました。樹木希林に関しては、本人らしさが強調されてしまい、ハルというよりも樹木希林本人を意識させました。

夏の映画として注目度があり、劇場は満員なので興行的に成功するでしょうが、後継者としてスタジオジブリを背負って立てるかというと難しいと思います。後継者作りに関しては成功したとは言い難いと思います。それよりも宮崎駿が手を出さなかった『ゲド戦記』のほうが後継らしさはありました。宮崎駿の呪縛から逃れることがスタジオジブリの根本的な課題だと思います。

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2010.07.17

成瀬ボコボコ、千葉ロッテが連敗し3位転落(第86-L戦/45勝39敗2分)

●千葉ロッテ3-9埼玉西武ライオンズ○ 千葉マリン(18:15)TV観戦

□責任投手
勝利投手 大沼 (2勝 1敗 0S)
敗戦投手 成瀬 (8勝 8敗 0S)

□バッテリー
L○大沼、岡本篤、長田、藤田、小野寺=上本
M●成瀬、秋親、古谷=的場、里崎


本塁打
L フェルナンデス1号ソロ(2回・成瀬), 坂田6号ソロ(3回・成瀬), フェルナンデス2号ソロ(5回・成瀬)
M 今江6号2ラン(3回・大沼)

大事な一戦を落とした。
それもかなり衝撃的な大敗となった。成瀬にとって今後のピッチングに影響してしまうかもしれない。

成瀬は初回から2安打され、不安な立ち上がりだったが、何とか修正してくれるはずと期待していたが...
2回表、先頭の6番フェルナンデスにレフトへソロホームランを打たれたことで全てが狂ってしまった。修正どころか動揺してしまい、デッドボールやフォアボールでランナーを出してはタイムリーを打たれ、一気に5失点で早くも試合を潰してしまった。

通常ならば、ピッチャー交代とすべきところだったが、9連戦の最中なので中継陣が使えない事情で8回まで続投したが、その後も立ち直れず3回と5回にホームランで追加点を許し、8回にはダメ押しされた。このとき1点取られて3対8とされ、ツーアウト2、1塁でこの日2本塁打されている6番フェルナンデスのところで秋親にスイッチしたが、相変わらず秋親は抑えることができずにフェルナンデスにタイムリーを許してしまい3対9とされてしまった。ワンアウトも取れずにすぐに古谷に交代している。

成瀬は投球数151、被安打13、被本塁打3、奪三振5、与四死球5、失点9で今季最低の内容だった。投手陣が持ち直してきていると楽観視していたが、先発ローテーションの柱である成瀬が大崩れしたのは大き過ぎる。オールスターの期間中に何とか立ち直って欲しい。

明日はマーフィーに是が非でも勝ってもらわなければならない。頑張ってほしい。

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2010.07.16

エース対決で渡辺俊が沈み、千葉ロッテが完封負け(第85-L戦/45勝38敗2分)

●千葉ロッテ0-2埼玉西武ライオンズ○ 千葉マリン(18:15)TV観戦

□責任投手
勝利投手 涌井 (11勝 5敗 0S)
敗戦投手 渡辺俊 (6勝 4敗 0S)

□バッテリー
L○涌井=上本
M●渡辺俊、伊藤、古谷=的場

□本塁打
L
M

今日の負けは仕方が無い。
渡辺俊は素晴らしいピッチングをみせた。それでも負けることはある。ちょっとだけ運がなかっただけなのだ。

千葉ロッテ打線は繋がりが悪い時期で、そもそも良いピッチャーに良い投球をされると打てないのだから涌井にとって組みやすかったと思う。

間違いなく、投手陣が立ち直ってきている。後はマリンガン打線がいつ復活するかだけだ。もう少しの辛抱だ!

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2010.07.15

吉見がパ球団に初勝利、千葉ロッテが9連戦最初のカードを勝ち越す(第84-Bs戦/45勝37敗2分)

○千葉ロッテ3x-1オリックス・バファローズ○ 千葉マリン(18:15)TV観戦

□責任投手
勝利投手 吉見 (3勝 4敗 0S)、セーブ投手 小林宏 (2勝 1敗 15S)
敗戦投手 長谷川 (0勝 1敗 0S)

□バッテリー
Bs●長谷川=鈴木、日高
M○吉見、伊藤、薮田、S小林宏=的場

□本塁打
Bs
M

強風のためフライが上がるたびにボールの行方を心配するという、落ち着かない試合だった。

吉見が3回に1点先制されたものの粘りの投球をみせるが、5月に広島から移籍したオリックスの先発・長谷川昌幸は制球が定まらないためか千葉ロッテ打線が繋がらない。なんとももどかしい攻撃が続いた。何とか5回に同点、6回に勝ち越ししたが、どちらもサード・バルディリスのエラー絡みだった。相手のミスにつけ込んだというよりも、オリックスの守備の乱れに助けられた得点だった。

それでも6回ウラに2対1としてたところで、7回からのIYKトリオで逃げ切れると確信。一昨日の内容から考えて大丈夫だと踏んだ。

7回の伊藤(I)、1番坂口にレフト前ヒットされるが文句無し。

8回の薮田(Y)、ツーアウトを取ってから大ピンチ。
6番北川に左中間へツーベースヒットされ、7番バルディリスと代打・日高に連続フォアボールでツーアウト満塁(泣)。9番山崎浩をファーストファールフライに仕留めるが、強風で流される~、ファースト・金泰均がどうにかキャッチ♪よくぞ取った。ファインプレーでチェンジ。薮田が紙一重でかわしてくれた!!

9回の小林宏(K)、圧巻の3者凡退!!
先頭の1番坂口のセンターに抜けそうなショートゴロをショート・西岡が横っ飛びして素早く送球しアウト。この超ファインプレーが大きかった。IYKリレー完成!オリックスに2勝1敗で勝ち越した。

本来の打線が戻ってくるまで辛抱が必要だが、投手陣が立ち直ってくれつつあるので、残り西武と日ハムの2カードも勝ち越しが期待できる。

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2010.07.14

千葉ロッテ完封負け、連勝ストップ(第83-Bs戦/44勝37敗2分)

●千葉ロッテ0-5オリックス・バファローズ○ 千葉マリン(18:15)TV観戦

□責任投手
勝利投手 金子千 (7勝 7敗 0S)
敗戦投手 大嶺 (3勝 5敗 0S)

□バッテリー
Bs○金子千=鈴木
M●大嶺、古谷、秋親、根本、橋本健=的場、里崎

□本塁打
Bs 後藤8号ソロ(1回・大嶺)
M

昨日のお返しをされてしまいました。
金子千尋投手の要所要所を締めるピッチングに千葉ロッテ打線が翻弄されてしまいました。この結果、パ・リーグ記録に並ぶ3連続試合完封をマークされてています。1995年のグロス(日本ハム)以来で通算7人目、8度目となるそうです。千葉ロッテ打線は、エース級の投手に良いピッチングをされると歯がたたないところは今季のパターンなので、仕方が無いところでしょう。

それにしても、相変わらずピンチとなったときベンチの采配で悪い流れをつくるところが気になります。

先発の大嶺はいつも通り、インテリジェンスを感じさせないグダグダの内容でしたが、6回まで2失点と試合をつくっていました。
7回表、大嶺は先頭の3番後藤をフォアボールにして、4番カブレラをライトフライに打ち取ってワンアウト1塁となったところで、5番T-岡田となりました。前打席が右中間にツーベースだったので、ベンチは迷わずワンポイントとして左の古谷をマウンドに送りました。しかし、抑えられず再びツーベースを浴びてしまいました。そして3番手として秋親に交代させました。彼はここのところ必ず打たれて失点しています。現在のところ大事な場面を任せられるリリーフではないはずです。案の定、6番北川はショートゴロにしたものの、7番バルディリスにフォアボールを与えてツーアウト満塁とピンチを広げてしまい、打率1割台の8番鈴木にややアウトコース寄りの真ん中高目に投げて走者一掃のタイムリースリーベースヒットを打たれ0対5としてしまいました。これで止めを刺されました。

結果論かもしれませんが、可能な限り成功率の高い選択をしてもらえればと思います。そうすれば必ず良い流れが生まれ次に繋がると思います。

明日は久々の先発となる吉見に期待したいと思います。

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2010.07.13

コーリー初先発勝利、千葉ロッテ9連戦を白星スタート(第82-Bs戦/44勝36敗2分)

○千葉ロッテ1x-0オリックス・バファローズ ● 千葉マリン(18:15)TV観戦

□責任投手
勝利投手 コーリー (1勝 2敗 0S)、セーブ投手 小林宏 (2勝 1敗 14S)
敗戦投手 木佐貫 (8勝 6敗 0S)

□バッテリー
Bs●木佐貫=鈴木、日高
M○コーリー、伊藤、薮田、S小林宏=的場

□本塁打
Bs
M

この勝ちは大きい。
先発ローテーションの一員にコーリーが加わることができたこと、久々に伊藤・薮田・小林宏の“新勝利の方程式”がしっかりと機能し虎の子の1点で逃げ切りが出来たこと、特に薮田の復活がうれしい。
オールスターに向けた9連戦の初戦を獲れたことが何よりもチームに勢いをつけることができた。

千葉ロッテ打線は2回に、4番金泰均がセンター前ヒットで出塁し、5番大松、6番サブローが倒れた後に7番福浦が右中間を真っ二つに割るタイムリーツーベースヒットで1点先制。1塁ランナー・金泰均が激走してホームイン。苦手・木佐貫を完璧に捉えた。

前回の登板で好投していたコーリーが先発2試合目となるマウンドで最高のピッチングを披露してくれた。6回を投げ無失点、投球数101、被安打2、与四死球2、奪三振4の内容で、チェンジアップが冴え渡っていた。リリーフから先発に回って成功しているマーフィーに続く2人目として今後大いに期待したい。今日はスタンドに家族が観戦に来ており、ヒーローインタビューの時に可愛い娘さんたちが映し出されていた。

今日の勝利はチーム一丸となってもぎ取った勝利だと思う。
特にキャプテン・西岡が素晴らしかった。チームを引っ張るリーダーに相応しい活躍だった。
3回表の先頭の7番バルディリスのレフトに抜けるようなショート頭上のライナーをキャッチするファインプレー。
2番目は5回表にワンアウト1塁で8番鈴木の打席のときにバルディリスが盗塁し、ベースカバーに入った西岡の足にバルディリスがスライティングで接触、西岡がその場に倒れ込んで怪我をしたのではと心配したが、担架を制止して自ら立ち上がりそのまま守備についた。ガッツ溢れる姿がチームを鼓舞した。
5回ウラにはレフト前ヒットを放ち、足を痛めていながら盗塁を成功させた。
6回表には3番後藤のセンターに抜ける当たりをキャッチして、1塁に送球するファインプレーをみせた。守備でコーリーを強力に援護してくれた。

この9連戦は期待したい。頑張れマリーンズ!

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2010.07.12

2010F1第10戦イギリスGP

シルバーストン サーキット、52周。

・アリーナ区間が追加され1周5.89km(750m延長)の超高速サーキット。名物の3連コーナーは健在。

7/11決勝(晴れ、ドライコンディション)
優勝[予選2位]マーク=ウェバー(レッドブル)
2位[予選4位]ルイス=ハミルトン(マクラーレン)
3位[予選5位]ニコ=ロズベルグ(メルセデスGP)

6位[予選12位]小林可夢偉(ザウバー)

ウェバーが今季3勝目。ドライバーポイントは128で3位に浮上した。
チームメイトのベッテルはスタート直後、ウェバーをブロックしようとしてコースアウトしてタイヤをパンクさせ、最後尾に落ちた。チーム内での確執は相当深いと感じる。
2位は母国グランプリとなったハミルトン、3位にはシューマッハのチームメイトであるロズベルグが入った。日本人ドライバーの2人、小林が前レース7位に続き堂々の6位入賞で、3年振りに緊急参戦した山本左近は20位完走。2010年のF1は前半戦が終了した。

【スターティンググリッド】
1番手 ベッテル
2番手 ウェバー
3番手 アロンソ
4番手 ハミルトン
5番手 ロズベルグ
6番手 クビサ
7番手 マッサ
8番手 バリチェロ
9番手 デラロサ
10番手 シューマッハ

12番手 小林

24番手 山本左近(ヒスパニア レーシング)
9番手 バリチェロ
10番手 ペトロフ

18番手 小林

スタート直後、ベッテルは出足の良かったウェバーを必要以上にマシンを寄せてブロックしたため、逆にコースから押し出されて大幅に順位を下げる。ハミルトンはウェバーの背後につく。

1周目、小林9位、山本22位。

2周目、マッサがピットイン。チームメイトのアロンソと接触して右リアパンク。ベッテルもピットインし、最後尾に落ちてしまう。

4周目、ウェバー、ファステスト。

8周目、1位ウェバーは2位ハミルトンに2.4秒差に差を広げる。

10周目、8位バトンを9位小林が追い上げる。

12周目、ベッテルの後ろに、ウェバーとハミルトンのマシンが映る。シューマッハ、ピットイン。

13周目、アロンソ、バリチェロ、小林の順でピットイン。小林がコースに14位で戻ると、すぐ後ろにシューマッハが来ている。小林は抜かせない。クビサがピットイン。

17周目、ハミルトンがピットンし、2位のままコースに戻る。バトンの前。7位クビサと8位アロンソがドックファイト、アロンソがコースを押し出されショートカットしてクビサを抜いて7位に浮上。

18周目、ウェバーがピットインして、1位のままコースに戻る。

19周目、ロズベルグが5位アルグエルスアリを抜く。続いてアロンソも抜く。アロンソは6位にアップ。

20周目、ウェバー、ファステスト。クビサがスローダウン、ピットに戻ってそのままリタリア。

22周目、バトンがピットインし、5位アロンソの後ろで戻る。ロズベルグのパーツが飛ぶ。

25周目、18位のグロックをベッテルが抜く。ウェバー、ファステスト。

26周目、11位デラロサのリアウイングの部品が飛ぶ。後ろを走っていたスーティルが抜く。

27周目、17周目でクビサを抜いたアロンソの行為が審議対象となって、アロンソにドライブスルーペナルティの裁定が下される。

28周目、セーフティーカーが入る。デラロサが落としたパーツ回収のため。主な順位は1位ウェバー、2位ハミルトン、3位ロズベルグ、5位バトン、8位小林、17位ベッテル。

31周目、レース再開。運悪くここでアロンソがペナルティを受ける。大幅に後退。

33周目、スーティルにシューマッハが抜かれる。抜いたときに接触あり。

34周目、15位ブエミと16位アロンソがドッグファイト。アロンソが抜く。

38周目、ペトロフ抜いてベッテル10位。

39周目、ヒュルケンベルグを抜いてベッテル9位。

40周目、マッサがピットイン。単独スピンして丁度ピットレーン入った。緊急過ぎてチームはタイヤの用意が出来ていなかったため、大幅にロス。

41周目、シューマッハがブロックするがベッテルは抜いて8位。ペトロフがピットイン。

43周目、ハミルトンがファステスト。

44周目、7位スーティルをベッテルが猛然と追い上げる。

46周目、スーティルはベッテルを抜かさせない。アルグエルスアリはリタイア。

50周目、アロンソ、リウッツィを抜いて接触し右リアタイヤパンクでピットイン。

51周目、7位スーティル、8位ベッテル、9位シューマッハ、10位ヒュルケンベルグのドイツ人ドライバー4人のバトルが展開。

52周目、ベッテルがスーティルに接触しながら前にでる。トップチェッカーを受けたのはウェバー、2位ハミルトン、3位ロズベルグ、4位バトン、5位バリチェロ、6位小林、7位ベッテル、8位スーティル、9位シューマッハ、10位ヒュルケンベルグ。

【ドライバーズポイント】
①ハミルトン 145pt
②バトン 133pt
③ウェバー 128pt
④ベッテル 121pt
⑤アロンソ 98pt

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劇作家つかこうへい死去/遺言

【追記 2010.7.13】
つか氏らしい遺言です。悲しい...

asahi.comから引用
 
「つかさん遺言「日韓の間に散骨を」 多くの俳優ら悼む声」2010年7月13日0時51分

(前略)

 10日に死去した劇作家のつかこうへいさんが、今年1月1日付で「遺言」を書き、4月上旬にマネジャーに「死んだら開けるように」と手渡していた。遺族の同意を得て、つかさんの事務所が公開した。

(以下の通り)

友人、知人の皆様、つかこうへいでございます。

思えば恥の多い人生でございました。

先に逝くものは、後に残る人を煩わせてはならないと思っています。

私には信仰する宗教もありませんし、戒名も墓も作ろうとは思っておりません。

通夜、葬儀、お別れの会等も一切遠慮させて頂きます。

しばらくしたら、娘に日本と韓国の間、対馬海峡あたりで散骨してもらおうと思っています。

今までの過分なる御厚意、本当にありがとうございます。

2010年1月1日 つかこうへい

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本日、配信されたニュースで知りました。

ニュースサイトIBTimesから引用

「劇作家つかこうへいさん死去、62歳」2010年07月12日 11:19更新 メール

「蒲田行進曲」「熱海殺人事件」などの作品で知られる、劇作家で演出家のつかこうへいさんが10日午前、肺がんのため千葉県鴨川市の病院で死去した。62歳。

 つかさんは福岡県の出身で、慶応大学に在学中から学生劇団で劇作家として演出家をてがけ、1974年に「熱海殺人事件」で岸田戯曲賞を史上最年少で受賞するなど、笑いの中から人間の根底にある悲しみを表現する作品を多く発表し続けた。
 
 大学在学中からアングラ演劇第二世代の劇作家として人気を呼び1970年代から1980年代にかけて一大 「つかブーム」を巻き起こした。
 
 小説家としても「蒲田行進曲」が1982年に直木賞を受賞し、映画化されて大ヒットするなど幅広い分野への貢献が認められ、2007年に紫綬褒章を受章した。
 
 劇団を旗揚げして、三浦洋一、風間杜夫、平田満、加藤健一、根岸季衣など人気俳優を生み出し、多くの演出家にも影響を与えた。
 
 1985年11月、ソウルで韓国人役者による『ソウル版熱海殺人事件』を上演し大成功を収める。この時の出演者(4人)は後に韓国を代表する俳優となり、ヒロインを演じた金知淑(キム・ジスク)の弟である金知雲(キム・ジウン)は、その後映画監督へ転向し成功する等、韓国演劇界に多大な影響を及ぼした。

当ブログでつかこうへい氏の作品をレビューしたのは6年前の次の1件だけでした。舞台中継をWOWOWで鑑賞しています。

2004.05.04 演劇『飛龍伝』

彼にによって演劇の面白さを知りました。1981年の『熱海殺人事件』が最初で、それ以来『飛龍伝』(1990)、『熱海殺人事件-妹よ』(1993)、『熱海殺人事件-モンテカルロ・イリュージョン』(1994)と計4回観ています。

つかこうへい氏の素晴らしいところは、超売れっ子になっても公演は安い料金で提供してくれたことでした。前述の4回の公演も全て2000円前後だったと記憶しています。本当に庶民的で奢らない偉大な方でした。作品も必ず弱者の視点を意識したものになっていました。どんなに酷い展開になっても、究極の思いやりを感じさせる人間性に心底敬服していました。笑わせて泣かせて、人間愛を逆説的にとことん追求していく展開には、いつも驚かされ感心させられていました。

ここ十数年観劇から遠ざかってしまいましたが、またいつかつかこうへい氏の舞台を観たいと考えていました。早すぎる死は残念でなりません。

謹んでご冥福をお祈りいたします。

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2010.07.11

マーフィーも打線も復活、千葉ロッテ連敗を4でストップ(第81戦H/43勝36敗2分)

●福岡ソフトバンクホークス0-11千葉ロッテ○ ヤフードーム(13:00)TV観戦

□責任投手
勝利投手 マーフィー (7勝 2敗 0S)
敗戦投手 岩嵜 (0勝 3敗 0S)

□バッテリー
M○マーフィー、小林宏=的場
H●岩嵜、藤岡、森福、甲藤、金澤=田上

□本塁打
M 福浦5号2ラン(2回・岩嵜), サブロー11号ソロ(8回・甲藤)
H 

2位をキープ出来て良かった。
更なる連敗を覚悟していたが、マーフィーが見事に復活してくれて、自身の2連敗とチームの4連敗を阻止してくれた。千葉ロッテ打線も14安打11得点と爆発し、昨日の鬱憤を晴らしてくれた。

先発に回って9試合目のマーフィーは、立ち上がりから腕が振れていて高目のボールも勢いがある。そして程よくボールが散っていて的が絞りにくい。彼の場合は低め低めと気にする必要が無い。序盤はランナーを得点圏に背負うものの安心して観ていられた。8回を投げ切り、投球数118、被安打5、奪三振6、与四死球2の素晴らしい内容でソフトバンクを寄せ付けず、9回は守護神・小林宏は3者凡退でシャットアウト、完封リレーで勝利した。

今日の試合で悪い流れを断ち切って欲しい。

明後日7月13日からオールスター前の9連戦が始まる。ホームでオリックス、西武を迎え、札幌ドームで日ハムで前回のリベンジが待っている。苦しい戦いが予想されるが、強い気持ちを持って臨んで欲しい。

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2010.07.10

成瀬の好投空し、延長11回薮田がまたもや痛打されサヨナラ負け、千葉ロッテ4連敗(第80戦H/42勝36敗2分)

○福岡ソフトバンクホークス1x-0千葉ロッテ● ヤフードーム(13:00)TV観戦

□責任投手
勝利投手 ファルケンボーグ (3勝 1敗 1S)
敗戦投手 薮田 (1勝 3敗 1S)

□バッテリー
M 成瀬、小林宏、●薮田=的場
H 和田、攝津、○ファルケンボーグ=田上

□本塁打
M
H

悔しい負けだ。

成瀬と和田の両先発が好投し、互いに9回を投げ切ってドローで延長戦へ突入。
素晴らしい試合だったが、千葉ロッテは10回に2番手として守護神・小林宏を投入せざるおえなかったところで勝負があった。

本来ならば2番手は薮田となるはずなのだが、前の試合でリリーフを失敗している薮田を先にベンチは使いたくなかったのだろうか。

10回ウラを小林宏で何とかしのいだ。11回表は3番手・ファルケンボーグに3人で抑えられてしまった。

そして11回ウラに薮田を登板させた。
9番松田にヒットを打たれ、1番松田は送りバントでワンアウト1塁。2番川崎にフォアボールでワンアウト2、1塁のピンチ。3番オーティズにレフトフェンス直撃のタイムリーでサヨナラ負け。

成瀬が投げている間に、打線が繋がってくれさえすれば勝てた試合だっただけに残念でならない。和田は好投していたとはいえ、1本繋がれば先制できる場面がいくらでもあった。和田に強い7番竹原にヒットが生まれていれば流れが変わっていたに違いない。

先発が好投しても勝てなくなるともうお手上げだ。当面は焦らず粘り強く応援していきたい。

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映画『トイ・ストーリー3<2D>』(お薦め度★★★★★)

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監督、リー=アンクリッチ(『トイ・ストーリー2』『ファインディング・ニモ』共同監督)。脚本、マイケル=アーント、ジョン=ラセター、アンドリュー=スタントン、リー=アンクリッチ。製作総指揮、ジョン=ラセター。製作、ダーラ=K=アンダーソン。音楽、ランディ=ニューマン。2010年米。アニメ映画。声の出演、唐沢寿明(ウッディ)、所ジョージ(バズ=ライトイヤー)、日下由美(ジェシー)、辻萬長(ミスター・ポテトヘッド)、松金よね子(ミセス・ポテトヘッド)、大塚周夫(ハム)、三ツ屋雄二(レックス)、永井一郎(スリンキー・ドッグ)、東地宏樹(ケン)、高橋理恵子(バービー)、勝部演之(ロッツォ・バグベア)、小野賢章(アンディ)、エイリアンたち。

トイ・ストーリーシリーズをご覧になったことがある方は、絶対に観るべき作品です。
期待を裏切らない鉄板アニメのピクサー作品もディズニー映画になってから感動が薄くなった感じがして、それなりのレベルと思って観に行きました。とんでもありません。期待以上のシリーズ最高の感動作でした。
過去にいろいろな絶体絶命シーンを観てきましたが、これほど胸をえぐられる作品はありませんでした。助からないとギリギリの状態でおもちゃたちが取った行動に涙が溢れて止まらなくなりました。まさかハンカチが必要な映画だと思っていなかったので、相当に“やられた感”が襲ってきました。本当に素晴らしい。クライマックスからエンディングにかけて、おもちゃを捨てて大人になってしまった自分に対する自戒を込めて、懐かしくてぬくもりのある別れと出会いに涙しました。

脚本は計算され尽くしたというよりも、され尽くして昇華された完璧さがあります。決して押し付けがましくない、テーマはしっかりと心の奥底に届きました。何か失われてしまった過去に、最上のプレゼントを贈ってもらった幸せな気分になりました。

写真は前売り券です。A4サイズの上質紙で大人用が真ん中の「3」がゴールド、小人用がシルバーです。面白そうなので普通サイズを止めて、こちらにしましたが大き過ぎて丸めなければならず、取り扱いが面倒でした(笑)。

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2010.07.09

映画『東京タワー オカンとボクと、時々、オトン』(お薦め度★★★)

監督、松岡錠司。脚本、松尾スズキ。2007年日本。家族ドラマ映画。出演、オダギリジョー(ボク)、樹木希林(オカン)、内田也哉子(若い頃のオカン)、松たか子(ミズエ)、小林薫(オトン)、渡辺美佐子(筑豊のばあちゃん)、 佐々木すみ江(小倉のばあちゃん)。

作品紹介(WOWOWオンラインから引用)
才人リリー・フランキーが亡き母への思いを切々と綴って空前のベストセラーを記録した同名自伝小説を、オダギリジョーと樹木希林の絶妙の顔合わせで映画化した感動ドラマ。

解説
母と子の絆を物語の軸に、いつの世にも変わらない親子のぬくもりや青春の鬱屈を素直な文体でつづり、国民的ベストセラーとなったリリー・フランキーの自伝小説を、原作者同様、福岡出身の才人・松尾スズキが脚色し、「さよなら、クロ」の松岡錠司監督が映画化。第31回日本アカデミー賞では実に14部門にノミネートされ、作品・監督賞など主要5部門に輝いた感動作。主人公のボクをオダギリジョー、そしてそのオカン役を樹木希林が絶妙の味で好演。また若き日のオカンを彼女の実娘、内田也哉子が演じたのも話題となった。

ストーリー
1960年代。オトンに愛想を尽かしたオカンは、まだ幼いボクを連れて、小倉から筑豊の実家に戻ると、女手一つでボクを育てることに。1980年代、憧れの東京へ出て美大生となったボクは、ただ自堕落な生活を送る毎日。どうにか美大を卒業後、いつしか溜まってしまった借金を返そうと何でも仕事を引き受けるうち、イラストやコラムで次第に食えるようになってきたボクだったが、そんなある日、オカンがガンで入院したとの知らせが入る。

思ったほどの感動作ではありませんでした。
家族の関係性が表面的で、肉親ならではのエピソードがあるはずなのに描かれていません。その結果、ボク、オカン、オトンともに単に良い人になってしまいました。そこに深い感動を呼び起こさなかった要因があると思います。唯一、生身の人間として表現されていたのはボクの元カノであるミズエだけでした。オカンから結婚するものとばかりにみられていたのに、ボクとの間では終わっていて、それでもオカンのために恋人として振舞う様は健気でした。ミズエだけが葛藤を持ったリアルな人物として登場していました。何故ミズエとボクがそうなってしまったのか、映画の中では語られていません。それはオトンがオカンに対する不実も語られていないのと同じです。主人公のボクは父親と同じように、親子2代に渡って愛する人を幸せにできなかったにも関わらず、その原因や背景も直接説明されていません。行間を読み取れという演出なのでしょうが、もの足りなさがありました。

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2010.07.08

薮田が逆転ツーランを打たれ、千葉ロッテ3タテ喰らう(第79戦/42勝35敗2分)

○東北楽天ゴールデンイーグルス5x-4千葉ロッテ● Kスタ宮城(18:00)TV観戦

□責任投手
勝利投手 青山 (3勝 1敗 0S)、セーブ投手 小山 (3勝 1敗 3S)
敗戦投手 薮田 (1勝 2敗 1S)

□バッテリー
M 渡辺俊、伊藤、●薮田=的場
E 朝井、松崎、山村、○青山、S小山=嶋

□本塁打
M
E リンデン4号2ラン(8回・薮田)

薮田は責められない。2イニングス続投させたベンチの采配ミスだ。

先発・渡辺俊は5回に2点失点、6回にも1点取られて3対4と1点差に追いつかれた。そして8番嶋にヒットされたところでベンチが動いた。タイミングとしては仕方の無いところだった。2番手は伊藤。最近良い働きが出来ていない。案の定フォアボールを出してピンチを広げてしまった。それでも追加点を与えず何とか切り抜けた。アップアップの伊藤では7回に続投させられない。1回早く7回に薮田が登板する。流石に薮田は3者凡退に仕留めてくれた。

8回は誰が投げるのかと思ったが、薮田の続投。楽天に傾く嫌な気配を感じた。
先頭の5番草野に左中間を破られるツーベースヒット。6番山崎武はファーストファールフライに仕留めるが、薮田はボールが全体的に高く浮き苦しそうな投球をみせている。そして7番リンデンにセンターフェンスを越えるツーランホームラン。逆転5対4。

薮田に何故2回を投げさしたのか?8回は別の投手にすべきだった。
どうして徹底的に早め早めに手を講じないのだろう。判断が早かったり、躊躇したり采配のブレが感じられて仕方が無い。

選手もベンチも苦しい状態が続くが、何とか奮起して突破口を開いて欲しい。

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2010.07.07

大嶺がまたもや炎上、千葉ロッテ連敗(第78戦/42勝34敗2分)

●東北楽天ゴールデンイーグルス6x-4千葉ロッテ Kスタ宮城(18:00)TV観戦

□責任投手
勝利投手 松崎 (1勝 0敗 0S)、セーブ投手 小山 (3勝 1敗 2S)
敗戦投手 大嶺 (3勝 4敗 0S)

□バッテリー
M●大嶺、古谷、伊藤、橋本健、吉見=里崎
E井坂、○松崎、川岸、青山、S小山=嶋

□本塁打
M
E 聖澤2号満塁(2回・大嶺)

なんとも勿体無い試合だった。

大嶺は調子が良かったのに、2回ウラに連続フォアボールでワンアウト満塁とピンチを広げ、9番渡辺直にタイムリー、続く1番 聖澤にライトへ満塁ホームランを打たれ一気に5失点で逆転され、チームも沈んだ。

折角、2回表に6番サブロー、7番福浦、8番里崎、9番今江の4連打で3点先制してもらっていながら、本当に情けない。
ピッチング内容が悪いならともかく、良い球を投げられるのに自滅してしまう。どうして同じような失敗を繰り返すのだろうか。ピンチとなったときの投球術の問題だ。その後3、4回と3者凡退に抑えるものの5回から交代させられてしまった。ベンチとしては先発の資格無しとの判断だったのだろう。

それともう1人野手で早々と交代させられた人間がいる。2番岡田だ。
初回に1番西岡がヒットで出塁して、2番岡田は、西岡のスタートに対し、ボールにバットを当ててエンドランを敢行しなければならなかったにもかかわらず空振り。キャッチャー・嶋の送球に西岡タッチアウト。結果は盗塁失敗となってしまった。打撃が向上して2番に上がってきたが、昨日も送りバントを失敗して2番としての役割が出来ていない。続く2回の4連打で3点取った後のノーアウト満塁で打順が回ってきたが、浅いレフトフライで凡退。チャンスを生かすことができなかった。どうして痛烈なゴロを打ち返そうとしないのか理解できない。一生懸命頑張っているのはわかるが、自分の与えられた役割を理解できていないように見える。足が速いのは魅力的だが、2番として自覚が足りないのだ。独りよがりではチームとして機能しない。このままではスタメンとして残ることは無理だろう。

楽天のブラウン監督は、調子の悪い先発の井坂を3回途中で早々と引っ込め、継投策で千葉ロッテの反撃をかわした。
9回表に楽天守護神・小山が登場。9番今江、1番西岡の連打で反撃するが、2番南に代打・根元が登場して昨日に引き続き空振り三振で流れを止めてしまい、3番井口が何とか犠牲フライで1点返すだけで終わってしまった。

チャンスを広げることが出来る2番が今の千葉ロッテに必要だ。

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2010.07.06

来日初先発のコーリーは打線の援護無く、千葉ロッテ完封負け(第77戦/42勝33敗2分)

●東北楽天ゴールデンイーグルス6x-0千葉ロッテ Kスタ宮城(18:00)TV観戦

□責任投手
勝利投手 ラズナー (2勝 7敗 0S)
敗戦投手 コーリー (0勝 2敗 0S)

□バッテリー
M●コーリー、秋親=里崎
E○ラズナー、青山、小山=嶋

□本塁打
M
E ルイーズ4号2ラン(4回・コーリー)

マーフィーの柳の下のドジョウよろしく、中継のコーリーを先発に回した。
先発ローテーションに苦しんでいる現状では妥当な判断だろう。今日一軍登録されたコーリーは粘りのピッチングをみせ、7回まで2点に楽天を抑えていた。打線の援護があれば流れが変わったかもしれない。

楽天先発のラズナーは調子が良いとは思えないが、ピンチとなると三振を奪う好投をみせて、ロッテ打線に付け入る隙を全くみせなかった。

今日の勝敗の鍵を握ったのが8回表・ウラの攻防だろう。

ラズナーは7回で降板し、8回表から2番手・青山に交代。
先頭の8番里崎がセンター前ヒットで出塁した。ここでベンチはチャンスとばかりに9番今江に代打・根元を送る。このところ3試合ヒットが出ていないとはいえ、パワーピッチャーに弱い根元では無理ではないだろうかと最初の心配していたら、案の定、空振り三振。1番西岡はセンター前に弾き返し、ワンアウト2、1塁。再びベンチは代打策。2番岡田に代打・竹原。しかし腑に落ちない。右対右で勝負すべきだろうか。右対左の岡田のほうが分があるのではとまたも2回目の心配していたら竹原は空振り三振。代打策は失敗。3番井口に期待するも、彼も空振り三振。1点も奪うことができなかった。

8回ウラは、コーリーが続投?!
代打策では早目に手を打ったのに、継投策では後手でいいの?と3回目の心配をしていたら、先頭の1番牧田にレフト前にヒット。2番鉄平は送りバント成功で、ワンアウト2塁。持ち応えることはできないだろうと感じたが、西本コーチはマウンドに行ったにもかかわらず続投を指示。3番中村紀にタイムリーツーベースヒットを打たれ、0対3。全くの裏目。

ここで2番手・秋親に交代。
しかし、ここのところリリーフすれば必ず失点する調子の悪い秋親は今日も炎上。6番山崎武、7番聖澤に連続タイムリーを浴びて3点追加され、0対6。

9回には守護神・小山に押さえ込まれ、完封リレーを許してしまった。

今日の負けの大きな要因は西村監督の采配ミスだろう。
代打策で2回、継投策で1回と3回は多過ぎる。成功する確率の低いほうで賭けに出る必要は無いと思うし、交代させられた選手もやる気を無くすのではないだろうか。7月4日西武戦でも先発・小野を早目に交代させて逆転されている。前の試合はシーソーゲームの末に勝ったから采配ミスとは指摘しなかったが、今日のようにシャットアウト負けになるとそうもいかない。

最下位の楽天が目を覚まさないように、明日からの2試合はくれぐれもベンチが足を引っ張ることがないようにお願いしたい。西村監督の冴えた采配を期待する。

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2010.07.04

接戦を制し、千葉ロッテ勝ち越し(第76戦/42勝32敗2分)

●千葉ロッテ9x-7埼玉西武ライオンズ○ 千葉マリン(13:00)TV観戦

□責任投手
勝利投手 古谷 (2勝 0敗 0S)、セーブ投手 小林宏 (2勝 1敗 13S)
敗戦投手 長田 (2勝 1敗 0S)

□バッテリー
L 武隈、岡本篤、小野寺、藤田、●長田、松永=野田、上本
M 小野、吉見、伊藤、○古谷、S小林宏=的場、里崎

□本塁打
L
M

結果良ければ全て良し。負けたら相当凹んでしまう試合になったはずだ。勝てて本当に良かった。

小野が1、2回と1点ずつ失点する重苦しいスタート、しかも西武先発の武隈は制球が悪く毎回ランナーを出すのに3回まで得点できない。ストレスだらけの序盤だったが、4回に8番的場が右中間に2点タイムリーツーベースヒットで2対2の同点に追いついた。続く5回も2点追加して4対2で、やっと千葉ロッテペースとなって気分が晴れた。

6回表に小野は5番高山にフォアボールを出したところで、すぐにベンチが動き吉見にピッチャー交代。小野は苦しんでいるものの2点差ある。これまでの西村監督の采配としては極めて珍しい早過ぎる判断だった。6番ブラウンに対して吉見はフォアボール。吉見にとっては不運だった。今日の秋村球審は低めをとらない。小野が苦しんだ要因も判定が厳しいところにあった。
ノーアウト2、1塁とピンチを広げたところで、千葉ロッテは7回から投入する予定の伊藤を1回早く緊急登板させた。これが全くの裏目となった。
代打上本にライト線に落とすタイムリーを打たれ、ライト・サブローが後逸してしまい。4対4の同点。さらに1番片岡にもタイムリーで4対5と逆転されてしまった。
7回も伊藤が続投。
しかし、5番高山にタイムリーを打たれ4対6と2点差とされた。伊藤は3番手・古谷に交代。古谷が後続を抑え、8回も3人で仕留める好投。

そして、8回ウラが千葉ロッテにとってビッグイニングになる。
ワンアウト後、9番岡田が内野安打で出塁。1番西岡はフォアボール。ベンチは2番今江に代打・福浦。福浦はファーストゴロに倒れたが、ファースト・阿部がエラーでボールをはじき、ワンアウト満塁。3番井口が2点タイムリーで6対6の同点。4番金泰均はライトフライ。5番大松はフォアボールでツーアウト満塁。6番サブローがショートへ内野安打で1点勝ち越し、7対6。さらに7番竹原、8番根元がフォアボールを選んで押し出しで2点追加、9対6。ほぼ勝利を手中に収めた。

9回は守護神・小林宏。
ピシャと抑えて欲しいが、ボールが高い。先頭の代打・坂田にツーベース。3番栗山にも連続ツーベースで1点を返され、9対7。なおもノーアウト2塁。1発が出たら同点だ。これで追いつかれたら目も当てられない。しかし、4番中島は空振り三振。5番高山をショートゴロ、6番ブラウン空振り三振で逃げ切り成功!それにしても最近の小林宏はファンとしてシンドイ。

首位・西武に2勝1敗とこのカードを勝ち越せた。ゲーム差1で好位置をキープできた。

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2010.07.03

マーフィーが2試合連続の撃沈、千葉ロッテ首位奪還ならず(第75戦/41勝32敗2分)

●千葉ロッテ2-7埼玉西武ライオンズ○ 千葉マリン(14:00)TV観戦

□責任投手
勝利投手 帆足 (8勝 6敗 0S)
敗戦投手 マーフィー (6勝 2敗 0S)

□バッテリー
L○帆足、長田、藤田=野田
M●マーフィー、秋親、橋本健、相原、吉見=的場

□本塁打
L 中島12号ソロ(5回・マーフィー), ブラウン17号2ラン(5回・マーフィー), 平尾2号ソロ(5回・マーフィー)
M

6月26日楽天戦に続いて、マーフィーが5回までに6失点で試合を終わらせてしまった。5回はツーアウトから4番中島、6番ブラウン、7番平尾に3本もホームランを打たれる完全なお手上げ状態。6連勝して先発ローテーションの柱になったが、2試合連続の大量失点で信頼感は失われた。

千葉ロッテの攻撃は5回ウラに9番岡田、1番西岡の連続ヒットに3番井口のタイムリーで1点返す。
そして、8回に5番大松がタイムリーで1点返し、先発・帆足が2番手・長田に交代した後にさらにビッグチャンスが訪れた。ツーアウト満塁。
昨日の立役者に8番的場に打順が回った。代打の選択肢もあったがベンチは彼に任せた。
しかし、的場は消極的なバッティング。カウントが打者有利になってもバットを振らない。フルカウントから7球目にキャッチャー前に凡フライを打ち上げてしまった。万事休すと思われたが、ファールグランドに風で押し戻されてキャッチャー・野田が落球。救われた。神風かもしれない....と思ったが、8球目のアウトコース高目に空振り三振。

千葉ロッテはマーフィーが5回で降板したので、中継陣を各回に1人ずつ投入。6回の2番手・秋親は2つのフォアボールと1つのデッドボールで満塁のピンチを作ってしまい、ワイルドピッチで1点を許してしまう不安定なピッチング。

7回の橋本健、8回の相原は好リリーフ。9回には何と吉見をリリーフに投入した。彼も3人で抑える好投で締めくくった。

今日勝っていれば、勝率で首位に躍り出られたが、うまくはいかなかった。明日は気分を入れ替えて西武に勝ち越しを狙って欲しい。

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erabu2010年上半期映画ベスト5

【2010年1月1日~6月末に観た映画45本の順位】

1位『告白』2010年日本
2位『ドロップ』2009年日本
3位『イーグル・アイ』2008年米
4位『カンフー・パンダ』2008年米
5位『チーム・バチスタの栄光』2008年日本

【総評】
・上半期は全般的に不作だった。

・特に、劇場鑑賞した作品の評価が低く、ランキング上位に顔を出さなかった。

・3D大作がヒットしているが『アバター』は2D鑑賞、『アリス・イン・ワンダーランド』は2D上映がみつからず仕方なく3D鑑賞。映像としてのインパクトは絶大だが、作品としては並に感じた。3D視聴は脳の健康に悪いと思うので可能な限り3D作品は避けたい。

【各作品について】
①『告白』は衝撃作。今年の邦画ナンバー1となるだろう。

②『ドロップ』の品川ヒロシ監督の才能に脱帽。映画監督としての活躍に期待したい。

③『イーグル・アイ』はハリウッド映画らしい作品。

④『カンフー・パンダ』のアイデアはお見事。米アニメの質の高さに改めて驚かされた。

⑤『チーム・バチスタの栄光』の竹内結子が非常に良かった。作品のトーンが絶妙。

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2010.07.02

エース対決で成瀬が涌井に投げ勝ち、千葉ロッテ3連勝(第74戦/41勝31敗2分)

○千葉ロッテ7-1埼玉西武ライオンズ● 千葉マリン(18:15)TV観戦

□責任投手
勝利投手 成瀬 (8勝 7敗 0S)
敗戦投手 涌井 (10勝 4敗 0S)

□バッテリー
L●涌井、岡本洋=細川、野田
M○成瀬=的場

□本塁打
L
M

成瀬も昨日の渡辺俊に続いて完投勝利。素晴らしい出来だった。打線も成瀬の好投に応えて7得点。今日も文句無しの快勝で連勝を3に伸ばした。

エース対決らしい投手戦が展開し、6回ウラに千葉ロッテが均衡を破った!
4番金泰均、5番大松が連続ヒット。6番サブローが送りバントを成功させ、ワンアウト3、2塁。当たっている7番福浦に対して西武バッテリーは敬遠、ワンアウト満塁。
勝負の時、3試合スタメンで好リードを続ける8番的場はスライダーを強引に引っ張り、3塁線に強烈なゴロ。しかし、サード・黒瀬が逆シングルで捕球し、3塁を踏んで1塁に送球。ゲッツーかぁ~と思った瞬間、1塁への送球が大きく山なりに外れて、1塁セーフ。3塁ランナー・金泰均が生還して1点先制。記録は黒瀬のエラー。何はともあれ強い気持ちが相手のエラーを誘って涌井から先取点を取った。

なおもツーアウト3、2塁で9番岡田。ハッキリ言って期待していなかった。彼の打撃成績では打ち取られて1点止まりと思われた。後は成瀬に抑え切ってもらうしかないと弱気が頭をもたげたところ、初球からレフト線に落とす2点タイムリーヒット、何と涌井から殊勲打だ!3対0。願っても無い岡田の活躍で勝利に近づいた。

7回も涌井は続投。
ツーアウトから4番金泰均がライト前にヒット。5番大松がライトフェンス直撃のタイムリースリーベースで4対0。6番サブローはフォアボールで7番福浦がタイムリーツーベースヒットで5対0。涌井を打ち崩した。

8回から2番手・岡本洋に交代。
9番岡田がセンター前ヒット。プロ入り初の猛打賞となる大活躍。見直したぜ!1番西岡はショートゴロ、2番今江は三振。3番井口はフォアボールでツーアウト2、1塁。4番金泰均がタイムリーツーベースで2点追加、7対0。金泰均も猛打賞。

6回から連続得点で終盤になってマリンガン打線に火がついた。

後は、成瀬が完封を目指す。
9回表、2番栗山にセンター前ヒット。先頭打者を出してしまった。しかし、3番中島はセンターフライに仕留める。今日は彼を完璧に抑えた。4番ブラウンに1塁線に強烈な打球を転がされ抜けた。打球が速すぎてワンアウト2、1塁となっただけ。5番高山にセンターへタイムリーヒットを打たれ1点返され、7対1。ワンアウト2、1塁のピンチが続く。6番平尾をサードゴロ、サード・今江が3塁を踏んで、1塁送球ダブルプレー。ゲームセット!

成瀬は8勝目を今季3度目の完投勝利で飾った。
終わってみれば首位の西武に1ゲーム差。本当に不思議だ。今週の頭は日ハムに3タテ喰らってホームに戻り、ソフトバンクに1対19の大敗で今季初の4連敗を喫したのに、大嶺、渡辺俊、成瀬の先発陣が復活して3連勝して首位争いを演じている。これほど楽しませてくれるチームは今まで無かった。これも西村監督が掲げる「和」の力だろうか。

恐るべし西村マリーンズ!!このまま首位に返り咲いてちょ~だい♪

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2010FIFAワールドカップ 南アフリカ大会から帰国した日本代表の記者会見にうるっ!

日テレNEWS24で、昨日(7月1日)行われた日本代表の帰国記者会見の映像がノーカット(20分56秒)で観れます。

サッカー日本代表が帰国 記者会見

岡田監督のコメントが素晴らしく、泣きそうになりました。

本当に素晴らしいチームだったことを実感できる映像です。最後の岡田監督による“ムチャぶり”によるものまねと歌は爆笑しました。

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2010.07.01

渡辺俊サブマリン復活、千葉ロッテ連勝(第73戦/40勝31敗2分)

○千葉ロッテ7x-2福岡ソフトバンクホークス● 千葉マリン(18:15)TV観戦

□責任投手
勝利投手 渡辺俊 (6勝 3敗 0S)
敗戦投手 山田 (1勝 2敗 0S)

□バッテリー
H●山田、金澤、藤岡、甲藤、森福=田上、高谷
M○渡辺俊=的場

□本塁打
H 多村14号ソロ(9回・渡辺俊)
M 井口7号2ラン(1回・山田)

渡辺俊も大嶺に続いてくれて連勝、今季初めてソフトバンクとの3連戦を勝ち越した。

渡辺俊は前回6月24日オリックス戦での情けない内容が嘘のような、安定して余裕のピッチング。8安打2失点の完投で今季6勝目を挙げた。緩急をつけた彼らしい間合いで、付け入る隙を与えない。連打を許したのは6回の2番本多、3番松中、4番多村の3連打だけで最小失点に抑えた。9回の4番多村のソロホームランはご愛嬌だ。今日もキャッチャーは的場で良いリードをしていた。何といっても初回に2番本多に出塁され、これを牽制で刺した場面だ。非常に研究しており、ソフトバンクの出鼻を挫くには最高の守備をみせた。

千葉ロッテの攻撃は文句無しだった。
初回に井口が先制ツーランで2対0とし、昨日からの良い流れに弾みをつけてくれた。

3回にはフォアボールで出塁した西岡がピッチャー山田の1塁牽制と同時に2塁に駆け込み盗塁を決めた。素晴らしい判断力で2番今江の打球がライナーだったので、ヒットを確認してから走り始めたので3塁でストップしたが、中継に入ったショート・川崎がボールをグラブに当ててこぼしたのを見逃さず、西岡はホームに駆け込んで1点追加、3対0とした。

4回には、4点追加。
フォアボールで出塁した竹原が、8番南打席でエンドランを行う。高目のボールに南は空振りしてしまい、竹原が単独スチールのようになったが、キャッチャー・田上が2塁に悪送球で竹原は一気に3塁に進んだ。南は三振に倒れたが、9番的場がフォアボールでワンアウト3、1塁。1番西岡、2番今江の連続タイムリーで2点追加、5対0。2番手・金澤から4番金泰均が2点タイムリーヒットで7対0。

先発が試合をつくってくれれば、千葉ロッテの勝ちパターンとなる。試合後、ベンチから帽子を脱いでスタンドに手を振って挨拶する西村監督の笑顔が堪らない。今日はいつにも増して格別の笑顔だった。

明日から首位・西武との3連戦。チームに良い流れが来ている。強い気持ちで立ち向かって欲しい。

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