千葉ロッテは投手陣ボロボロ、ホームで3タテ喰らって4連敗(第96-H戦/50勝44敗2分)
●千葉ロッテ9-12福岡ソフトバンクホークス○ 千葉マリン(17:00)TV観戦
□責任投手
勝利投手 甲藤 (2勝 0敗 0S)、セーブ投手 馬原 (4勝 0敗 23S)
敗戦投手 伊藤 (1勝 2敗 0S)
□バッテリー
H 小椋、金澤、○甲藤、攝津、ファルケンボーグ、S馬原=田上
M 香月、古谷、●伊藤、薮田、小林宏=里崎
□本塁打
H 多村16号3ラン(4回・古谷)
M
想定外の負け方にがっくり。
千葉ロッテは3回までに大量9得点を挙げながら、投手陣が守りきれず逆転を許し敗北。
先発の香月は1回表こそ最小失点でソフトバンクの猛攻を乗り切ったが、3回にはアッサリと反撃されて3点を失って5対4と一点差に追いつかれてしまった。香月の制球が悪いうえにボールが高目でカウントを悪くしては打たれる内容。今日で3試合目だが先発として試合を任せられる安定さは無い。
千葉ロッテベンチは3回で香月を諦め、4回から古谷を投入。香月にこだわらず交代のタイミングとしては良かったし、現状の中継陣ではベストの選択をした。当たっている1番川崎をレフトフライに仕留め幸先よかったものの、2番本多にフォアボールを出して、3番オーティズにヒットを許してしまう。オーティズのカウントをツーストライクと追い込んでいながら、アウトコースにボール球ではなくストライクを投げてしまった。1球遊ばなければいけない場面で、里崎の強気のリードが裏目に出てしまった。的場であればこのような展開にならなかったのではないだろうか。ランナーが2人でたところで、5番多村にスリーランを打たれソフトバンクの勢いに火をつけてしまった。
それでも5回から伊藤を投入して何とか火消しをしようと試みたが大誤算。
ツーアウトから2番本多、3番オーティズ、4番小久保の3連打とセンター・清田のエラーで同点とされ、6回にはフォアボールの後に3連打と犠牲フライで2点追加され、9対11。
7回に交代した薮田も犠牲フライを打たれ、9対12と点差を広げられてしまった。出てくる投手が失点を繰り返した。
一方のソフトバンクは4回から甲藤、攝津、ファルケンボーグ、馬原の必勝リレーを展開。千葉ロッテは4回からはヒットが出ずにゼロ行進。雲泥の差の投手力でねじ伏せられた。やっぱり良い投手に好投されると今季の千葉ロッテは手も足も出なくなる。
首位争いに残ることが出来ず、ゲーム差は4.5に広がった。ホームでの3タテは痛すぎる。
しかしながら、4番金泰均が1回ウラに1対1となる同点タイムリーを打って復調してくれた。再び打線に繋がりが出てきそうだ。悲観し過ぎる必要は無い。
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