スパフランコルシャンサーキット、44周。
8/29決勝(小雨→雨、ドライ/ウェットコンディション)
優勝[予選2位]ルイス=ハミルトン(マクラーレン)
2位[予選1位]マーク=ウェバー(レッドブル)
3位[予選3位]ロバート=クビサ(ルノー)
8位[予選19位]小林可夢偉(ザウバー)
中途半端に降る雨に翻弄され、2度に渡るセーフティーカー導入される荒れたレースになった。ハミルトンは終始トップをキープして今季3勝目をあげ、ドライバーズポイントでトップに返り咲いた。ウェバーはスタートを大失敗して一時は7位まで後退したが、粘り強い走りで盛り返して2位でフィニッシュ。一方のチームメイトのベッテルは17周目にバトンのサイドポットに突っ込んで、フロントノーズを交換するアクシデント。バトンはその場でリタイア。ベッテルにはドライブスルーペナルティ。26周目にはリウッツィ(フォース・インディア)を抜く時に、左リアをリウッツィのフロントウイングに接触させてパンク。何とかピットに戻るものの20位まで順位を落とす不本意な内容で15位でレースを終えた。アロンソは出遅れを挽回するために、2周目でレインタイヤを選択して賭けに出たが、雨が降らずにすぐにスリックタイヤに交換して追い上げる。38周目にクラッシュを起こし、コース上にマシンが止まってリタイア。これにより2度目のセーフティーカーが入った。
【スターティンググリッド】
1番手 ウェバー
2番手 ハミルトン
3番手 クビサ
4番手 ベッテル
5番手 バトン
6番手 マッサ
7番手 バリチェロ
8番手 スーティル
9番手 ヒュルケンベルグ
10番手 アロンソ
19番手 小林
21番手 山本
スタートでウェバーが動かない。後続に抜かれた後にようやく走り出し7位まで順位を下げる。ウェバーを残して上位陣はハミルトン、クビサ、ベッテル、マッサの順。最終シケインでコースオフと接触が多発。F1300戦となるバリチェロとアロンソがクラッシュし、アロンソは緊急ピットインし、レインタイヤで賭けに出る。バリチェロは大破してリタイア。これにより2周目からセーフティーカーが入る。
4周目、レース再開。
5周目、思ったほど雨が降らず、アロンソはピットインしてスリックタイヤに交換。
17周目、2位バトンに迫っていた3位ベッテルがスピンしてバトンのサイドポットに頭から突っ込んで、バトンのマシンを壊し、バトンはリタイア。ベッテルは緊急ピットインでノーズを交換。
20周目、ベッテルの行為にドライブスルーペナルティの裁定。
21周目、雨が降り始める。ベッテルがペナルティのためにピットレーンに入る。
23周目、ウェバーがピットイン。4位で戻る。この頃から晴れてくる。
25周目、ハミルトンがピットイン。1位で戻る。
26周目、リウッツィを抜くときに、ベッテルは左リアを接触させてパンクする。
28周目、ベッテルは何とかピットに戻って、コースに戻るものの20位に大きく後退。
34周目、大粒の雨が落ちてくる。
35周目、ヘミルトン、クビサ、ウェバーの順でピットイン。クビサが作業ミスで時間がかかり、ウェバーが2位に浮上。
38周目、ベッテルがピットイン。アロンソがクラッシュしてコース上でマシンを止め、リタイア。セーフティーカー2回目の導入。
41周目、レース再開。
上位陣は変動無く、そのままの順位でフィニッシュ。
【ドライバーズポイント ランキング】
①ハミルトン 182pt
②ウェバー 179pt
③ベッテル 151pt
④バトン 147pt
⑤アロンソ 141pt
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