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2010.08.25

映画『ひぐらしのなく頃に』(お薦め度★★)

監督・脚本、及川中。2008年日本。ホラー映画。PG-12指定。出演、前田公輝(前原圭一)、飛鳥凛(園崎魅音)、松山愛里(竜宮レナ)、あいか(古手梨花)、小野恵令奈(北条沙都子)、三輪ひとみ(知恵留美子)、谷口賢志(富竹ジロウ)、米山善吉(前原伊知郎)、星ようこ(前原藍子)、田中幸太朗(入江京介)、川原亜矢子(鷹野三四)、杉本哲太(大石蔵人)。

作品紹介(WOWOWオンラインから引用)
村祭りの夜、誰かが死ぬ……。口コミから累計50万本の大ヒットとなった人気ゲームを映画化! 古い因習の残る村に越してきた少年が、謎の連続怪死事件に巻き込まれて行く。

解説
コミケなどで販売される同人ゲームとしてスタートし、口コミが拡がり、やがて累計50万本を売り上げる人気作となった「ひぐらしのなく頃に」。そのシリーズ第1作となる「鬼隠し編」を基に、「富江 BEGINNING」の及川中監督が映画化。東京から古い因習の残る村の分校に転校してきた少年が、やがて恐るべき秘密、そして恐怖に巻き込まれて行く。美少女の同級生たちに囲まれた学校生活が一転、恐怖の舞台に変わるというゲーム版のエッセンスは映画版でも健在。残された謎の真相に迫る続編「ひぐらしのなく頃に 誓」も作られた。

ストーリー
家庭の事情で東京から地方の雛見沢村に引っ越した高校生・圭一。そこは村の守り神、“オヤシロさま”への信仰が深く根付いた小村だった。分校に通い出した彼は、魅音やレナたち同級生とも打ち解け、楽しい新生活を送り始める。だがそんな矢先、彼はカメラマンの富竹から、かつてのダム建設反対運動と、それに関した惨殺事件の話を聞く。やがて圭一は、似たような変死事件が何度も同じ夜、村祭りの晩に起きていることを知り……。

期待外れです。
脚本が物足りません。舞台設定や人物像の描き方が中途半端です。所々辻褄が合わなくなってしまうため、ほとんど怖さを感じさせない作品です。とにかく残念だったのが、杉本哲太演じる刑事でした。正常な登場人物で描かなければならない重要人物なのに、意味不明な台詞や信頼が置けない行動で怪しい人物のひとりとなっていました。これでは物語の世界に共感できる拠りどころが生まれません。
村の分校には美少女しかいないという演出はアクセントとなっていましたが、先生の存在が希薄で主人公に絡んでこないのはリアリティをほとんど感じさせませんでした。

及川中監督作の『富江 BEGINNING』は散々な内容だった記憶があります。本作はそれほどではないにしろ、やはりという印象は拭えません。

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