ドラマ「夏の恋は虹色に輝く」(お勧め度★★)
演出、澤田鎌作、小原一隆。脚本、大森美香。主題歌、嵐「Love Rainbow」。挿入歌、YUI「Please Stay With Me」。音楽、延近輝之。プロデューサー、三笠玲子。制作、フジテレビドラマ制作センター。2010年7月クルー(月9ドラマ)。
キャスト、松本潤(楠大雅)、竹内結子(北村詩織)、小林星欄(北村海)、沢村一樹(楠大貴)、桐谷美玲(宮瀬桜)、笠原秀幸(植野慶太)、永山絢斗(伊良部譲)、松重豊(青木久雄)、伊東四郎(楠航太郎)、松坂慶子(楠真知子)。
作品紹介(フジテレビサイトから引用)
2010年7月スタートの月9は、今や日本中が認めるトップアイドルグループ・嵐の松本潤(26)が主演を務めることが決まった。松本は、ドラマ、バラエティ、音楽、映画、CMなど実に幅広いジャンルで活躍の場を広げている。フジテレビでは、今年1月の嵐主演・新春ドラマスペシャル『最後の約束』や、4月に三夜連続で放送したフジテレビ開局50周年記念特別企画『わが家の歴史』での好演が記憶に新しいが、月9ドラマの主演は今回が初めてで、フジテレビの連続ドラマ自体の主演も初めてとなる。
ヒロイン役には、透明感溢れる美しさと幅広い演技力で見るものを魅了する竹内結子(30)。竹内はこれまで『ランチの女王』『プライド』『不機嫌なジーン』『薔薇のない花屋』と数多くの月9出演経験がある。ドラマのタイトルは『夏の恋は虹色に輝く』。松本は、大物俳優を父に持つ売れない二世俳優で、偉大な父を持つ二世ならではのコンプレックスに悩む役どころ。そんな彼が、ある問題を抱えた年上の訳あり美人(竹内)に恋をするラブストーリー。「親の七光り」と揶揄されるのが嫌でたまらず、仕事においても恋愛においても、純粋に自分自身だけを見てくれることを願っているが…。
自分の見え方を気にするあまり、頭でっかちで理屈っぽい今どき男子が、悩みなど笑って吹き飛ばす元気な女性と出逢い、迷いながらも恋に、仕事に、奮闘する姿を等身大で描く、この夏にぴったりの爽快なラブストーリーだ。松本潤がこの夏、訳ありの年上美女に出逢った瞬間、恋に落ちる! そんな彼の姿に、見ているあなたも必ず胸キュンするはず! 松本潤が月9の初主演を飾ることにより、また、松本潤×竹内結子という新しい二人の組み合わせが生まれることにより、フジテレビの月9に新たな風を吹き込むことになるだろう。
今旬の主演二人の魅力で観てしまいました。
物語の設定はピンときませんし、盛り上がる要素も乏しかったのでラブストーリーとしては凡庸でした。二人の出会いがありえない設定だったので、その後の展開を期待したものの偶然だけが重なるだけのご都合主義で、竹内結子の登場の仕方が謎めいていたにもかかわらず、全然普通の人だったのには肩透かしを喰らいました。松本潤が演じる二世俳優も極々普通の感覚の持ち主で意外性もなく、ヒロー&ヒロインの性格付けが目指したところに行かなかった印象を受けました。特に前半のドラマのオープニングの描写とドラマの内容が異なっていたため、最終回の終わり方はある意味拍子抜けでした。結局、脚本にはほとんど魅力を感じませんでした。
しかしながら、年上のヒロインと年下の主人公が清く正しく微笑ましく交際する様子は、安心して観られました。ほのぼのとした雰囲気を松本潤と竹内結子の美男美女が伸び伸びと演じていたと思います。ゲストが後半になると贅沢でした。第9話には佐藤浩市、最終話には 市村正親、北村有起哉、深田恭子、二宮和也、夏木マリが登場して盛り上げてくれました。本当にキャスティングだけで楽しめたドラマとなりました。
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