映画『悪人』(お薦め度★★)
監督、李相日。脚本、吉田修一、李相日。原作、吉田修一。2010年日本。犯罪映画。出演、妻夫木聡(清水祐一)、深津絵里(馬込光代)、満島ひかり(石橋佳乃)、岡田将生(増尾圭吾)、柄本明(石橋佳男)、宮崎美子(石橋里子)、韓英恵(谷元沙里・佳乃の同僚)、中村絢香(安達眞子・佳乃の同僚)、塩見三省(佐野刑事)、池内万作(久保刑事)、樹木希林(清水房江)、光石研(矢島憲夫・祐一の大叔父)、余貴美子(清水依子・祐一の実母)、井川比佐志(清水勝治)、松尾スズキ(堤下・漢方薬の悪徳商法の販売人)、山田キヌヲ(馬込珠代・光代の妹)、永山絢斗(鶴田公紀・増尾の同級生)。
深津絵里がモントリオール映画祭最優秀女優賞受賞したと話題になりましたが、何と言っても今一番注目している若手女優の満島ひかりが目的で行きました。残念ながら被害者という重要な役柄ではありましたが、演技らしい演技を確認する間もなく登場シーンが終わってしまって、彼女の出演作としては消化不良に終わりました。
宣伝が浸透していた割には期待外れでした。
ともかくテンポがゆっくりし過ぎで、集中が途切れそうになりました。
深津絵里の演技もそれほど特別なものは感じませんでした。主役の妻夫木聡においては、殺人を犯してしまう狂気を表現できていたとは思えません。そのため最大の見せ場となるラストで馬込光代に対して行う行為は意味が伝わってきませんでした。
一番感心したのは、被害者の父を演じた柄本明でした。娘を失った無念を晴らすために取る行動や葛藤はストレートに胸に響きました。彼に共感する永山絢斗の演技も印象に残りました。
どうもこの作品は、悪人は主人公だけで無いということを言いたかったようです。しかし、人殺しという一線を越えることと他に描かれる悪とを比べることに意味があるとは到底思えません。
| 固定リンク
トラックバック
この記事へのトラックバック一覧です: 映画『悪人』(お薦め度★★):
» 真実が潜む場所。『悪人』 [水曜日のシネマ日記]
モントリオール世界映画祭で最優秀女優賞を受賞した作品。九州で起きた殺人事件の被害者と加害者を取り巻く人たちの物語です。 [続きを読む]
受信: 2010.09.12 23:14
» 悪人 [LOVE Cinemas 調布]
芥川賞作家・吉田修一の同名ベストセラー小説の映画化。九州で起きた殺人事件、その犯人の男と、男が出会い系サイトで知り合った女が愛し合い出口の無い逃避行を繰り広げる。主演は『ノーボーイズ、ノークライ』の妻夫木聡と『女の子ものがたり』の深津絵里。共演に岡田将生、満島ひかり、柄本明、樹木希林といったベテランと若手の演技派が揃う。監督は『フラガール』の李相日。... [続きを読む]
受信: 2010.09.12 23:16
» 『悪人』・・・真の悪人は誰なのか [SOARのパストラーレ♪]
原作は未読ながら、ボリュームある小説を一本の映画にするための省略や圧縮の苦労(工夫)が随所に感じられた。登場人物一人一人の描写、さらにはそれぞれの係わり合いの描写がより掘り下げて描かれていればもっとインパクトある作品になったのではないだろうか。またこの手の作品に欠かせないハードさも少々ヌルめな気がする。それなりの見応えがあっただけにこのあたりが残念に思えた。... [続きを読む]
受信: 2010.09.12 23:17
» 「悪人」・・・・すごい映画だ! [逃げないほうが楽なんだよ]
右手の「橈骨神経麻痺」のため、今週中ごろに、装具ができるまで、仕事を休まざるを得 [続きを読む]
受信: 2010.09.12 23:27
» 悪人 [to Heart]
なぜ、殺したのか。
なぜ、愛したのか。
ひとつの殺人事件。引き裂かれた家族。誰が本当の“悪人”なのか?
製作年度 2010年
映倫 PG12
原作 吉田修一
脚本 吉田修一/李相... [続きを読む]
受信: 2010.09.12 23:43
» 悪人 [ダイターンクラッシュ!!]
2010年9月11日(土) 21:30~ TOHOシネマズ川崎6 料金:1200円(レイトショー料金) パンフレット:未確認 『悪人』公式サイト 深津絵里が賞を取ったからか、TOHOシネマズで延々と予告編を流していたからか、初日とは言えレイトショーの終映が12時だというのに妙に混んでいる。銀座地区ではみゆき座での公開だが、小さいみゆき座で収容できる客の倍ぐらい入っている。これだとみゆき座の席は、全回ほとんど完売か。 能天気な好青年のイメージの強い妻夫木が、何を考えているか判らない物凄い暗い男を... [続きを読む]
受信: 2010.09.13 02:41
» 「悪人」みた。 [たいむのひとりごと]
例によって原作は未読なため、予告編から判っているのは”逃亡劇”だということのみ。しかし、主演から脇の脇まで実力派俳優陣がそろっているこの映画。単なる逃亡劇でなさそうなのは予告編からでもジワジワと感じら... [続きを読む]
受信: 2010.09.13 09:27
» 悪人 [Akira's VOICE]
善くもあり悪くもある。それが人間。
[続きを読む]
受信: 2010.09.13 10:25
» 映画「悪人」@朝日ホール [masalaの辛口映画館]
今回はyahoo!映画ユーザーレビュアーとして試写会に招かれました。客入りは女性客を中心に9割くらい。 【送料無料】久石譲/悪人【CD】 映画の話 若い女性保険外交員... [続きを読む]
受信: 2010.09.13 13:10
» 悪人 [花ごよみ]
試写会で見てきました。
原作は吉田修一の同名小説。
監督は李相日。
出会ってしまった孤独な男と女。
その二人を、妻夫木聡と深津絵里が演じます。
福岡・佐賀・長崎 が舞台。
保険外交員、佳乃(満島ひかり)が何者かに
命を奪われる事件が発生。
まず最初に大学生増尾(岡田将生)に、
嫌疑が掛かるが、
捜査が進んで行くにつれ、
清水祐一(妻夫木聡)という土木作業員が
容疑者として浮かび上がってくる。
妻夫木聡、深津絵里、柄本明、樹木希林等、
配役はぴったり。
妻夫木に祐一の役が、
合... [続きを読む]
受信: 2010.09.13 16:33
» 2010-28『悪人』を鑑賞しました。 [はっしぃの映画三昧!]
#63704;映画を鑑賞しました。#63893; 2010-28『悪人』(更新:2010/09/12) 評価:★★★☆☆(★★★★☆との間) 深津絵里がモントリオールで最優秀女優賞を受賞。 おめでとうございます。 予定していなかったのですが、観賞しま…... [続きを読む]
受信: 2010.09.13 21:40
» 映画「悪人」 [JAZZと映画・本]
映画「悪人」http://www.akunin.jp/index.html 原作 [続きを読む]
受信: 2010.09.14 00:24
» 悪人 (2010) 139分 [極私的映画論+α]
一番「悪人」は誰だ? [続きを読む]
受信: 2010.09.14 06:37
» 悪人 [キューピーヘアーのたらたら日記]
え?それだけ?
どこが好評を博しているのか?
キューピーの感性が鈍いのか?
監督(李相日)や原作者(吉田修一)には他に言いたいことがなかったのか?
この程度の映画がもてはやされているようでは日本映画界はダメになる。
... [続きを読む]
受信: 2010.09.14 17:16
» 悪人 [ゴリラも寄り道]
<<ストーリー>>若い女性保険外交員の殺人事件。ある金持ちの大学生に疑いがかけられるが、捜査を進めるうちに土木作業員、清水祐一(妻... [続きを読む]
受信: 2010.09.15 00:52
» 「悪人」 [みんなシネマいいのに!]
仕事は土木作業員で、年老いた祖父母の面倒見るだけの寂しい生活をしている清水祐一 [続きを読む]
受信: 2010.09.15 02:10
» 『悪人』 [京の昼寝〜♪]
□作品オフィシャルサイト 「悪人」□監督 李 相日□脚本 李 相日、吉田修一□原作 吉田修一□キャスト 妻夫木 聡、深津絵里、樹木希林、柄本 明、岡田将生、宮崎美子■鑑賞日 9月12日(日)■劇場 チネチッタ■cyazの満足度 ★★★(5★満点、☆は0.5)<感想> 映画が終わってから、しばらく何も言葉にできなかった・・・。 それは、感動とかではなく、なんかむなしい喪失感が全身を覆ったからだ。
誰が「悪人」って、こんな映画(... [続きを読む]
受信: 2010.09.16 08:42
» 映画:「悪人」♪。 [☆みぃみの日々徒然日記☆]
平成22年9月16日(木)。 映画:「悪人」レポ。 【監督・脚本】李相日 【原作・脚本】吉田修一 【 美術監督 】種田陽平 【音 楽】久石譲 【 キャスト 】妻夫木聡・深津絵里・岡田将生・満島ひかり・樹木希林・柄本明 【ストーリー】 出会い系サイトで知り…... [続きを読む]
受信: 2010.09.16 12:53
» 悪人 やっぱ役者ってすごいわ〜! [労組書記長社労士のブログ]
【{/m_0167/}=41 -12-】 モントリオール世界映画祭で深津絵里が最優秀女優賞を受賞したり、初日舞台あいさつで妻夫木くんが感極まって号泣しちゃったり、と話題は満載。
予告編の流し方も良かったからか、前評判はさておき、自分も是非観たいなと思っていた。
長崎在住の清水祐一は、博多で働く石橋佳乃と待ち合わせをしていた。しかし、待ち合わせ場所で佳乃は他の男の車に乗って行ってしまった。佳乃を追いかけた祐一は、福岡県の三瀬峠で彼女を殺してしまう。その後、長崎でいつも通りの日常を送っていた祐一は、... [続きを読む]
受信: 2010.09.17 10:06
» 【悪人】 [日々のつぶやき]
監督:李相日
出演:妻夫木聡、深津絵里、満島ひかり、樹木希林、柄本明、岡田将生
なぜ、殺したのか。
なぜ、愛したのか。
「長崎に住む祐一は車で博多までやってきて待ち合わせをしていた佳乃に合うが、目の前で他の男の車に乗られてしまう。頭に... [続きを読む]
受信: 2010.09.17 11:21
» 『悪人』 ('10初鑑賞121・劇場) [みはいる・BのB]
☆☆★-- (10段階評価で 5)
9月11日(土) 109シネマズHAT神戸 シアター8にて 14:00の回を鑑賞。 [続きを読む]
受信: 2010.09.17 20:03
» 『悪人』 [kuemama's_webryblog]
2010年/東宝/139分
【オフィシャルサイト】
監督:李相日
出演:妻夫木聡、深津絵里、岡田将生、満島ひかり、柄本明、樹木希林 [続きを読む]
受信: 2010.09.18 16:59
» 悪人 [だらだら無気力ブログ]
芥川賞作家・吉田修一の同名ベストセラーを「涙そうそう」の妻夫木聡と 「博士の愛した数式」の深津絵里主演で映画化したヒューマン・ミステリー・ ドラマ。長崎の漁村で孤独な人生を送り、ふとしたことから殺人者となって しまった不器用な青年と、そんな男と孤独の中で…... [続きを読む]
受信: 2010.09.19 02:07
» 悪人 [萬歳楽の酒飲み日記]
公式サイト http://www.akunin.jp/
原作は未読。
ヒロイン役の深津絵里さんが、モントリオ... [続きを読む]
受信: 2010.09.19 06:42
» 「悪人」 無表情の感情 [はらやんの映画徒然草]
深津絵里さんがモントリオール世界映画祭で主演女優賞を受賞しましたが、作品を観れば [続きを読む]
受信: 2010.09.19 09:01
» 悪人 [迷宮映画館]
役者がすごい。とにかくすごい!! [続きを読む]
受信: 2010.09.19 09:14
» 「悪人」 大切な人は? [ももたろうサブライ]
監督 李相日少しあらすじ若い女性保険外交員が殺され、その直前まで彼女を車に乗せていた金持ちの大学生(岡田将生)に疑いがかけられる。しかし捜査が進むうちに土木作業員、清水... [続きを読む]
受信: 2010.09.19 21:03
» 悪人 [C'est joli〜ここちいい毎日を〜]
悪人'10日本◆監督:李相日「フラガール」「69 sixty nine」◆出演: 妻夫木聡、深津絵里、岡田将生、満島ひかり、樹木希林、 柄本明◆STORY◆長崎在住の清水祐一は、博多で働く石橋佳乃と待ち合わせをしていた。しかし、待ち合わせ場所で佳乃は他の男の車に乗って行ってしまっ...... [続きを読む]
受信: 2010.09.21 13:29
» 悪人 [日っ歩~美味しいもの、映画、子育て...の日々~]
吉田修一の同名小説を映画化した作品。原作は、既に読んでいます。
保険外交員の女性の遺体が発見されます。当初、彼女が待ち合わせをしていると友人に話していた地元の大学生に疑いの目が向けられますが、捜査が進み、彼女と出会い系サイトで知り合っていた土木作業員の清水祐... [続きを読む]
受信: 2010.09.22 00:15
» 悪人(2010) [銅版画制作の日々]
なぜ、殺したのか。なぜ、愛したのか。
ひとつの殺人事件。引き裂かれた家族。誰が本当の“悪人”なのか?
東宝シネマズ二条にて鑑賞。本作で、深津絵里さんがモントリオール映画祭で主演女優賞を獲得。凄いですね。ところで深津さん、もう37歳にもなられていたとは驚きです。いつまでもお若いイメージがあり、、、、。実は深津さんの作品ってあんまり観てません。確か三谷幸喜さん監督作品で一度観ただけかな?
監督はあの「フラガール」の李相日。フラガールは本当に感動作でしたね。今回はまったく違ったティストなので、どんな... [続きを読む]
受信: 2010.09.23 00:38
» 「悪人」とはなにか [再出発日記]
何度も何度も予告編を見た。出演俳優も派手な者は一人も出ていなくて、テーマもひどく地味なものなのであるが、モントリオール国際映画祭でラッキーにも深津絵里が最優秀女優賞を獲... [続きを読む]
受信: 2010.09.23 06:33
» 悪人 [しぇんて的風来坊ブログ]
悪人の原作小説を読んでいないし、予備知識もなく観た。なので妻夫木が、どんな極悪人を演じるんだろうと思って観た。わざわざ茶髪? てのもそういう(所謂その時点でこの映画的にダメ的なわたしだが)先入観と後半に至るまでのdondonギャップ。。。悪ということは難しい。しかし重大な犯罪というのはある程度決まっている。もちろん人を殺めると言うのは最たるもの。この映画の不敵なところは、実際はそう簡単に言ってはいけない事だが、殺人者より<<< こいつの方が、こいつの方が、こいつの方が悪いじゃん的な様子がまずもって観... [続きを読む]
受信: 2010.09.24 00:23
» 悪人とは? [笑う学生の生活]
16日のことですが、映画「悪人」を鑑賞しました。
殺人を犯してしまった男、出会い系サイトで出会った女
惹かれ合う2人の逃避行・・・
骨太の人間ドラマ
悪人とは何なのか 考えさせられます
加害者の母、被害者の父も重要となってき...... [続きを読む]
受信: 2010.09.25 22:08
» 「悪人」 [元・副会長のCinema Days]
不満点がけっこうある。吉田修一の同名小説の映画化である本作の惹句には“いったい誰が本当の悪人なのか”といったフレーズが踊っているが、そんなのは考えるまでもなく、殺人を犯した者が“悪人”に決まっているではないか。
では他の者は“悪人”ではないのか・・・・などという突っ込みは、この場合は無意味だ。道徳的に徹頭徹尾“善人”である者なんかいない。誰だって暗い部分を持っている。ただしいくら性根が意地悪であろうと、違法行為をやっていなければ、実際に人を殺した者に比べれば“悪人度”は天と地ほどの違いがある... [続きを読む]
受信: 2010.09.25 22:23
» 悪人 [監督:李相日] [自主映画制作工房Stud!o Yunfat 映評のページ]
被害者、加害者、被害者の父、加害者の祖母、加害者を愛した女、被害者を捨てた男
それぞれのドラマを重層的に展開させることで、人の善意・悪意とは何かというテーマを深く掘り下げていく構成が上手い。大切な人の幸せを願うこと、つまり愛によって人は幸せになれるのだという結論を導きつつも、愛を得られない者たちが孤独の淵に沈んでいく様を突きつける。
もう少しサスペンスに力を入れ、物語にひねりを加えれば「ミスティックリバー」とか「母なる証明」とかにも対抗できる傑作になったと思うが、それでも物語の奥深い味わいは充分... [続きを読む]
受信: 2010.09.26 13:32
» 悪人 [映画的・絵画的・音楽的]
この映画に出演した深津絵里がモントリオール世界映画祭で最優秀女優賞を獲得したということもあって、『悪人』を渋谷のシネクイントで見てきました。
(1)この映画は、出会い系サイトで知り合った佳乃(満島ひかり)を殺してしまった清水祐一(妻夫木聡)が、これも同じようにして知り合った光代(深津絵里)と逃避行を続けるも、最後は逮捕されてしまうという物語です。
こう書いてしまうと、殺人犯の祐一が「悪人」であって、随分と単純なタイトルでありその内容ではないかと思われてしまうかもしれません。
ですが、この映... [続きを読む]
受信: 2010.09.26 18:23
» 悪人 [いい加減社長の日記]
なんか、重そうな感じもして、「どうしようかなぁ・・・」と思ってたんだけど。
深津絵里さんが賞を取ったり、ピグとものゆきちゃんから、「実家近くがロケに使われてるから観ろ」と脅されたりで。
金曜日に「悪人
」を鑑賞。
「UCとしまえん
」は... [続きを読む]
受信: 2010.09.26 22:20
» 「悪人」運命の人と逃避行した先にみた運命の人への愛情と加害者にした死人に口なしの悪人 [オールマイティにコメンテート]
9月12日公開の映画「悪人」を鑑賞した。
この映画は吉田修一原作「悪人」を映画化した作品で
先ほどのモントリオール世界映画祭ワールドコンペティション部門で
深津絵里さんが最優秀女優賞受賞した。
出会い系サイトで出会った女を誤って殺してしまった男が
これま....... [続きを読む]
受信: 2010.09.27 01:26
» ★ 『悪人』 [映画の感想文日記]
2010年。「悪人」製作委員会。
李相日監督・脚本。吉田修一原作・脚本。
妻夫木聡と深津絵里という、『ザ・マジックアワー』でも共演していた新鮮味も意外性もないキャスティングに不安を感じながら見た。他にも、柄本明や、樹木希林な... [続きを読む]
受信: 2010.09.27 07:49
» 『悪人』 閉塞の海、絶望の海、希望の海―。そして、それぞれへ続く道…。 [ketchup 36oz. on the table ~新作映画レビュー]
『悪人』
公開直前に、第34回モントリオール世界映画祭・ワールド・コンペティション部門で主演・深津絵里が最優秀女優賞受賞!のタイムリーなニュースが。
さっそく公開初日に観に行ったのですけれども…レビューが随分と遅くなってしまいました、ゴメンナサイ。... [続きを読む]
受信: 2010.09.28 17:29
» 『悪人』(2010)/日本 [NiceOne!!]
監督・脚本:李相日原作・脚本:吉田修一音楽:久石譲出演:妻夫木聡、深津絵里、岡田将生、満島ひかり、樹木希林、柄本明公式サイトはこちら。<Story>長崎在住の清水祐一(... [続きを読む]
受信: 2010.09.30 04:21
» 悪人~大切な人はいますか? [Osaka-cinema-cafe]
原作も好評で、映画も期待がかかります。
早速見てきました。
映画「悪人」
あらすじ:
若い女性保険外交員の殺人事件。
ある金持ちの大学生に疑いがかけられるが、捜査を進めるうちに
土木作業員、清水祐一(妻夫木聡)が真犯人として浮上してくる。
しかし、祐一はたまたま出会った光代(深津絵里)を車に乗せ、
警察の目から逃れるように転々とする。
そして、次第に二人は強く惹(ひ)かれ合うようになり……。
上手いなあ。
映像や編集に驚きと感心... [続きを読む]
受信: 2010.10.01 00:46
» 『悪人』 [+Paraiso*Caprichoso+]
【悪人】STORYひとつの殺人事件。引き裂かれた家族。誰が本当の悪人か土木作業員の清水祐一(妻夫木聡)は、長崎の外れのさびれた漁村で生まれ育ち、恋人も友人もなく、祖父母の面倒... [続きを読む]
受信: 2010.10.01 01:44
» 10-219「悪人」(日本) [CINECHANが観た映画について]
海を目の前にしていると、もうこれ以上先に行けない気がする
長崎のさびれた漁村に生まれ、自分勝手な母に代わり、引き取られた祖父母に育てられた青年、清水祐一。現在は、土木作業員として働き、年老いた祖父母を面倒見るだけの孤独な日々を送っていた。
そんなある日、出会い系サイトで知り合った福岡の保険外交員・石橋佳乃を殺害してしまった祐一。ところが、捜査線上に浮上してきたのは福岡の裕福なイケメン大学生・増尾圭吾だった。
苦悩と恐怖を押し隠し、いつもと変わらぬ生活を送る祐一のもとに、一通のメ...... [続きを読む]
受信: 2010.10.03 01:34
» 金髪の妻夫木。 韓国映画のテイスト。 映画「悪人」 [本読め 東雲(しののめ) 読書の日々]
映画 「悪人」
吉田修一のベストセラー小説「悪人」の映画化作品。
原作の吉田さんも思い入れが強かったようで、脚本に参加しています。
... [続きを読む]
受信: 2010.10.04 00:06
» 「悪人」 [てんびんthe LIFE]
「悪人」TOHOシネマズ六本木ヒルズで観賞
もともと原作がすばらしく面白いと聞いていて映画になるのが待ち遠しいと原作ファンが言ったとか。
悪人というイメージの全くない妻夫木くんが悪人の役を演じると言うのだから、とにかく見ないと。
と思って映画館に足を運びましたが、予想通りすごい混雑。
特に男性の姿が目立ちます。
多分、金髪の見た目はチャラ男でも実際にはすごくいい子で、そんな子のかぎって寂しくて、何かの拍子に切れてしまって取り返しのつかない事をしてしまう。
そんなこと当たり前みたいなん... [続きを読む]
受信: 2010.10.04 00:39
» 「悪人」 [【映画がはねたら、都バスに乗って】]
「悪人」っていうより、「愚か者たち」だな。
「悪人」に出てくる人たちのこと?
殺人を犯す男も、殺される女も、その殺人犯をかくまう女も、大学生の男も、登場人物はみんな、思慮が足りないだけだ。
{/hiyo_en2...... [続きを読む]
受信: 2010.10.08 21:50
» 「悪人」 堂々巡りをするばかり [明日へのヒント by シキシマ博士]
せっかく2時間以上の時間を費やして観るのだから、そこから何らかの影響を受けたい。
とくに、こういった社会派と言われる映画は、普段あまり考えない問題に意識を向けさせられ、何かを気付かせられ、そこから自分の在り方なり考えの方向性なりを見つけられたら…と期待...... [続きを読む]
受信: 2010.10.08 23:49
» 映画「悪人」誰かと出合いたかった、それだけなのに [soramove]
「悪人」★★★★☆オススメ
妻夫木聡、深津絵里、岡田将生、満島ひかり、柄本明、樹木希林出演
李相日監督、139分 、2010年9月11日公開、2010,日本,東宝
(原題:悪人」)
→ ★映画のブログ★
どんなブログが人気なのか知りたい←
モントリオール世界映画祭で、深津絵里が最優秀女優賞を受賞した。
「原作はここ数年読んだ本の中で
最も好きな作品だったので、
映画を見るのが怖いような気がしていた、
... [続きを読む]
受信: 2010.10.09 23:01
» 「悪人」 [prisoners BLOG]
すぐれた作品であることを認めた上で言うけれど、よく考えてみると、妻夫木聡が満島ひかりを殺す描写は迂回した描き方をしていて、その前に道端に投げ出した 岡田将生の描写の方が印象が強い。誰が悪いのか、という価値判断(というよりマスコミ的な決め付け)があいまい...... [続きを読む]
受信: 2010.10.17 04:40
» 「悪人」 [空想俳人日記]
asahi.com(朝日新聞社):女優賞に「悪人」の深津絵里さん モントリオール映画祭 - 文化
深津絵里さん、おめでとう!でも、ほんとは、妻夫木聡くんにあげたかったな。女優賞じゃないよ。男優賞だよ。
善人未踏 あくなくたたかう 悪い人
深津絵里さん、おめ... [続きを読む]
受信: 2010.10.18 06:55
» 悪人 [にき☆ろぐ]
さて、深津さんが賞をもらったことで注目された作品です。私自身みてみたいな~と思っていたんですがやっとみることが出来ました。監督はフラガールの李相日さんですね。あらすじ若... [続きを読む]
受信: 2010.10.18 23:24
» 『悪人』'10・日 [虎党 団塊ジュニア の 日常 グルメ 映...]
あらすじ若い女性保険外交員の殺人事件。ある金持ちの大学生に疑いがかけられるが捜査を進めるうちに土木作業員、清水祐一が真犯人として浮上してくるが・・・。感想芥川賞作家の吉... [続きを読む]
受信: 2010.10.20 09:25
» 悪人 [映画、言いたい放題!]
『フラガール
』の李相日氏の監督作品。
この作品が優等生的過ぎて、
あまり好きではなかったので、
観る予定はなかったのですが、
主演の深津絵里さんが
モントリオール世界映画祭で主演女優賞を取ったというので
観てみることにしました。
行こうと思った日は連休。... [続きを読む]
受信: 2010.10.22 22:21
» 悪人 [墨映画(BOKUEIGA)]
「誰の中にも」
【STORY】(goo映画様より引用させていただきました。)
長崎在住の清水祐一は、博多で働く石橋佳乃と待ち合わせをしていた。
しかし、待ち合わせ場所で佳乃は他の男の車に乗って行ってしまった。
佳乃を追いかけた祐一は...... [続きを読む]
受信: 2010.11.03 07:50
» 映画「悪人」 [itchy1976の日記]
映画「悪人」(映画.com)
「悪人」オフィシャルサイト
... [続きを読む]
受信: 2010.11.03 22:17
» 悪人 [単館系]
芥川賞作家・吉田修一の同名ベストセラー小説の映画化。
九州で起きた殺人事件、その犯人の男と、男が出会い系サイトで知り合った女が愛し合い
出口の無い逃避行を繰り広げる。
深津絵里さんモントリオ...... [続きを読む]
受信: 2010.11.06 00:21
» 観ました、「悪人」 [オヨヨ千感ヤマト]
「フラガール」が素晴らしかった李相日監督作品。原作は吉田修一。 公開したばっかり [続きを読む]
受信: 2010.12.04 18:11
» 悪人 [まてぃの徒然映画+雑記]
深津絵里がモントリオール世界映画祭で最優秀女優賞を受賞した作品。モントリオール映画祭って『おくりびと』も2008年にグランプリになっているし、日本映画と相性がいいのかな。祐... [続きを読む]
受信: 2010.12.20 22:24
» 「悪人」善人ではない人 [ノルウェー暮らし・イン・London]
昨年のうちにこの映画は見ておかないと・・・・と思っていた。
深津絵里が最優秀女優賞を取った作品だし。
でも、私は昨年のベスト10には、入れなかった。
確かに彼女の寂しげな表情、ふと見せるやさしい笑顔~~どれも巧いとは思うのだけど・・・・・... [続きを読む]
受信: 2011.01.03 16:21
» 『悪人』 映画レビュー [さも観たかのような映画レビュー]
『 悪人 』 (2010)監 督 :李相日キャスト :妻夫木聡、深津絵里、岡田将生、満島ひかり、塩見三省 吉田修一のベストセラー小説を『フラガール』の李相日監督が映画化。原作者の吉田修一は李相日と共同...... [続きを読む]
受信: 2011.02.26 12:37
» なぜ、殺したのか。 なぜ、愛したのか。「悪人」 [Addict allcinema おすすめ映画レビュー]
[続きを読む]
受信: 2011.09.15 00:15
コメント
僕のいいたかったことが書かれてあったので、ほっとしました。
そうですよね、お奨め度☆☆ぐらいが妥当ですよね。
投稿: キューピー | 2010.09.14 17:14
>キューピーさん、コメントありがとうございます。
この作品を持ち上げる理由がわかりませんよね。
大体、被害者は殺されるだけの理由があるとでも言いたかったのでしょうか。
単なる衝動殺人なのに加害者を美化すべきではないと思います。
投稿: erabu | 2010.09.15 00:30
はじめまして、tamacatと申します。
>人殺しという一線を越えることと他に描かれる悪とを比べることに意味があるとは到底思えません。
その通りですね。たぶんそれが正しい感覚なんでしょう、善人として。
でも多くの人は大なり小なり悪人の要素を持っているので、自分が祐一と同じ立場に置かれたとき、同じ行動を取らないとは言い切れないという気になるのだと思います、僕も含めて。
だからといって、祐一に同情はしませんけどね。
投稿: tamacat | 2010.09.16 20:41
>tamacatさん、コメントありがとうございます。初めまして。
>自分が祐一と同じ立場に置かれたとき、同じ行動を取らないとは言い切れないという気になるのだと思います
光代と佳乃に対して両者に手をかけますが、味方と味方じゃない両者に対して同じ行為を行う監督の意図が全くわかりません。
支離滅裂では、悪人というより病人または変人じゃないかとさえ思いました。そんな主人公なので共感が出来ないんだと思います。
投稿: erabu | 2010.09.18 09:52
TBありがとうございます。
光代に手をかけた(???)のは、光代が犯人隠匿の罪に問われるのを防ぐため、乱暴目的に連れ回したと警察に思わせるためで、言ってみれば守るための芝居で筋が通っている。何を持って衝動殺人の時と同じ行為だと書いているのかが分かりませんでしたが、色んな感想があるのだなあと面白く読みました。
投稿: しぇんて | 2010.09.24 00:35
>しぇんてさん、コメントありがとうございます。
>光代に手をかけた(???)のは、光代が犯人隠匿の罪に問われるのを防ぐため、乱暴目的に連れ回したと警察に思わせるためで、言ってみれば守るための芝居で筋が通っている。
そうですね。それならば筋が通っています。
しかし、あのシーンだけでは祐一の行動は全く理解できませんでした。理解させるためには、前もって光代に意図を事前に伝えるか、祐一の語りかナレーションで説明する必要があります。原作には背景が書かれていたのかもしれませんが、映像作品としては説明不足で観客には伝わりません。
また、あれだけカモフラージュで首を絞める必要はあったのでしょうか。一歩間違えれば2人目の被害者になっているような過剰な演技でした。
投稿: erabu | 2010.09.24 17:18
erabuさん、お返事有難うございます。
わたしは原作も読んでいないしパンフも読んでいないし、その後の筋の解説も何も読んでいないので、この書込みは完全にわたし個人の解釈として流れの中で伝わってきたものです。正しいかどうか今でも知りません。
あの場面で力を込めていた手が、ここまでしているんだから絶対にばれるなよ、という怖いまでの絶対に救おうという思い「ギリギリ」、そしてここまでして苦しめてまで救おうとしているのだから、このお互いの苦しみを無にしないために、愛する君(光代)よ、正直なことを証言などするなよ、っという凄まじい気(言葉ではなく、なんつうか愛し合うもの同志が通じ合うテレパシー?以心伝心?オカルト?)を感じました。伝わったという感じはその後の、指を届けようという仕草や描写で感じました。
彼女は共犯に回ってしかも電話で妹にはそのことも知られているので(ただし、この電話が警察には盗聴・傍受されなかったということにしないとおかしくなりますが)、悪人の側に自らまわったのを(最後の最後まで・・・、そしてそれが故に彼の罪がそれで重くなったとしても、それは彼の愛を受けたことだから、理解してあげられている(つもりである、彼が悪人であるという厳然たることも・・)彼のことを自分が待つということに(もし解釈が正しければですが)なるので、過激さの後、事件現場で遺族に顔を合わせられないのも含め、余韻もありました。
ここまで書いて思ったのは、感想ということでいうと、やっぱり単に好みの問題だと思います。わたしも悪を美化するだけだったら、とんでもない作品と同じように多分思うでしょうが、単に美化しているとかいうように思えなかったということかな。。。
そして、解釈が合っているかどうかは、もし気になるのであれば、他のところもあたって確認してくださいませ。全然間違ってるかもしれませんが、私の中では、これでいいんです。正直、傑作とまでは思っていないのですが、どうしようもない駄作とは思いませんでした。
投稿: しぇんて | 2010.09.24 21:38
TB ありがとうございます。
私的には 力作だったと思います
悪人とは ? 大切な人の存在・・・ いろいろ考えさせられて
助演の柄本明はさすがの演技力で
永山絢斗の役も印象に残りましたよね
投稿: リバー | 2010.09.25 22:07
>しぇんてさん、真摯なご意見ありがとうございます。
>どうしようもない駄作とは思いませんでした。
私も駄作とは思っていません。ただし、テンポやテーマ性において物足りなかったと感じました。
>やっぱり単に好みの問題だと思います。
そうですね。
しぇんてさんが感じられた光代に対する祐一の最後の行動ですが、そこまで考えられる人間であればそもそも殺人など犯さなかったのではと思えます。
鑑賞後2週間になりましたが、やっぱり主人公の犯人像が釈然としません。これはもう作品が合う合わないといったレベルなのでしょうね。
投稿: erabu | 2010.09.26 10:05
>リバーさん、コメントありがとうございます。
>助演の柄本明はさすがの演技力で
永山絢斗の役も印象に残りましたよね
同感です。
やはり被害者側の視点で観たとき、2人の好演が心に響きました。
投稿: erabu | 2010.09.26 10:08
erabuさん。こんにちは。
いつもありがとう。
悪人とは?
このテーマ、難しいでしょう。
悪人は、ひとつの方向から見た定義でしかないから。
被害者の立場。加害者の立場。一般的な立場…。
きっと何が悪人かは、変わるでしょうね。
投稿: de-nory | 2010.11.03 07:49
>de-noryさん、スンマセン。
期待外れの作品なので、少し熱くなってしまいました。
ご指摘の通り、悪人の定義はいろいろな見方ができますよね。
作品のつくりとしては、それなりのまとまりをしていたようです。
また、お伺いしますね。
投稿: erabu | 2010.11.07 21:04