UEFAチャンピオンズリーグ GL_G 第1節 ミラン2-0オセール(9/15)
会場:スタディオ・ジュゼッペ・メアッツァ(ミラノ)
主審:パベル=クリスティアン=バライ (ROU)
監督:マッシミリアーノ=アッレグリ (ITA) ジャン=フェルナンデス (FRA)
前半:0-0
後半:2-0
ズラタン=イブラヒモヴィッチ(後半21分)1-0
ズラタン=イブラヒモヴィッチ(後半24分)2-0
勝点:ミラン 3、オセール 0
イブラヒモヴィッチがミランに移籍して2試合目で本領発揮、後半の4分間で奪った2点により、ミランがグループGで白星発進。
前半、アウェーのオセールは引き気味で守りを固めるものの、ミランのDFラインが微妙に噛み合わずオセールにボールを奪われゴールを狙われるシーンが多い。全体的にミランのパスと選手のポジショニングが乱れている。前半15分にオセールの選手と絡んだキャプテンのマッシモ=アンブロジーニが足を痛め、ケヴィン=ボアテングと交代。ミランはボールをキープするものの、オセールの守りに阻まれて効果的な攻めがみせられない。前半終了間際には観客からブーイングの声も出始めた。
後半、膠着状況を打破すべくミランがやや積極的に攻撃を開始する。オセールはミランの攻撃に合わせる形で守りを固める。ミランは後半10分にあまり調子が出ていないアレシャンドレ=パト(足の故障)をロビーニョに交代。後半21分に、ロナウジーニョが左から中央へクロスを入れ、ボアティングがヘッドでゴール前に落とし、イブラヒモヴィッチが飛び込んで右足アウトサイドでボールに合わせて先制ゴール!続けざまに後半24分、カウンター攻撃でロナウジーニョが中央にドリブルで持ち込み、DFを引き付けて左から並走してきたイブラヒモヴィッチにパス、これをGKがセービングして僅かに届かない絶妙なコースに転がして右隅にゴール、2点目!!2点失ったことでオセールが積極的に攻撃を仕掛けるが、ミランの守備に若干乱れがあったものの、守りきり試合終了。
セリエA第2節でミランデビューを飾ったイブラヒモヴィッチが、舞台をUEFAチャンピオンズリーグに移して堂々たる活躍をみせた。長友のいるチェジェーナ戦では活躍できなかったが、僅か2試合目で2得点を挙げるとは驚いた。流石は優勝請負人だ。今後も期待できる。
フランスのオセールは初めて観戦したが、攻撃も守備もやや中途半端な印象を持った。ただし、FWはかなりスピードのある選手がいるので、ツボに入ると手強そうだ。
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