[日本シリーズ第1戦]千葉ロッテ、投打がかみ合い快勝(1勝)
●中日ドラゴンズ2-5千葉ロッテ○ ナゴヤドーム(18:00)
・日本シリーズで36年振りに千葉ロッテと中日が対戦。
□責任投手
勝利投手 成瀬 (1勝 0敗 0S)、セーブ投手 小林宏 (0勝 0敗 1S)
敗戦投手 吉見 (0勝 1敗 0S)
□バッテリー
M○成瀬、薮田、内、伊藤、S小林宏=里崎
D●吉見、鈴木、平井、清水昭=谷繁
□本塁打
M 清田1号ソロ(3回・吉見), 井口1号ソロ(7回・平井)
D 和田1号ソロ(2回・成瀬), 谷繁1号ソロ(2回・成瀬)
千葉ロッテにとって文句無しの試合だった。
2回表に4番サブローの詰まった内野フライを中日の内野陣は捕球できずない。5番今江が初球に送りバントを成功させてワンアウト2塁。6番金泰均は空振り三振に倒れたが、7番大松がライトフェンス最上部にタイムリーツーベースヒットして鮮やかに先制した。しかし、大松は2塁直前で肉離れを起こしたようでベンチに下がった。クライマックスシリーズから徐々に調子を上げてきたのに大松の離脱は痛い。
折角の先制だったが、いきなり暗くなってしまった。さらに2回ウラには成瀬がペナントレースで被本塁打29本の悪い癖が出てしまい4番和田、7番谷繁にソロを2発打たれて逆転された。ナゴヤドームで8連敗中というジンクスが生きているのか。
しかし、3回表に逆転!
CSで2発打っている2番清田がソロホームランで2-2の同点。さらに5番今江がワンアウト2、1塁でセンターにタイムリーヒットで2-3の逆転。千葉ロッテは力強い攻撃をみせた。中日先発の吉見はこの回で降板。
さらに3回ウラに好守備!
成瀬は先頭の9番小池にヒットを打たれた。1番荒木が送りバントしようとした打球が小フライとなって、キャッチャー・里崎がダイビングキャッチ。倒れこみながら1塁へ送球してダブルプレー。一瞬にしてピンチを脱出。成瀬を援護。
成瀬は何とか5回を投げ切って先発の役割を果たした。
千葉ロッテは6回に1番西岡のタイムリーで1点、7回には3番井口のソロで2-5と中日を突き放した。
千葉ロッテは6、7、8回は薮田、内、伊藤で磐石の継投策。
最終回は小林宏。2本のヒットを許したものの、締めくくった。毎度のことながら守護神・小林宏はピリッとしない。
大松の離脱による戦力ダウンと最後の砦である小林宏の不安定さが気になるものの、日本シリーズは良いスタートが切れた。いつもながら試合後に西村監督の笑顔が見られるのがうれしい。
このまま4タテ目指しちゃってください。
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