[日本シリーズ第7戦]史上最大の下克上を成し遂げ、千葉ロッテ日本一!(4勝2敗1分)
●中日ドラゴンズ7-8千葉ロッテ○ ナゴヤドーム(18:10)
・延長12回4時間56分の連夜の死闘を制して、5年ぶり日本一!
・最高殊勲選手賞(MVP)には今江敏晃選手(27)が選ばれた!
□責任投手
勝利投手 伊藤(1勝1敗0S)
敗戦投手 浅尾(0勝1敗0S)
□バッテリー
M 渡辺俊、小野、薮田、内、小林宏、伊藤=里崎
D 吉見、河原、ネルソン、高橋、浅尾、岩瀬=谷繁
□本塁打
優勝おめでとう。
よくぞ劣勢を挽回してくれた。
先発が序盤で崩れ、クローザーが逃げ切りを失敗したのに、再度追いつき逆転する勝ち方は今シーズン記憶に無い。
本当に西村ロッテは素晴らしかった。
新人監督として9人目となる快挙だ。
正直、今日は勝てると思わなかった。
5回に2番手・河原を攻めて6-6の同点としたが、6回に3番手にネルソンが登板したことでつかまえられないと感じた。7回も簡単にツーアウトとなったが、5番今江がいとも簡単にレフトにツーベースを放ち、続く6番金泰均の打席でよもやのワイルドピッチでランナーが3塁。金泰均が低目のストレートを打ち返してタイムリーで6-7と勝ち越し。
しかし、1点差では危ない。さらに最終回に内を続投させなかったことで、小林宏が逆転サヨナラとなることを考えてしまった。彼は大事な場面で打たれている。日本シリーズもウダウダの内容で必ずつかまると予想した。案の定、先頭の4番和田にあわやホームランの大飛球が左中間フェンス直撃のスリーベース。5番ブランコにセンターへ大きな犠牲フライを打たれ土壇場で同点7-7と追いつかれた。
西村監督は最後は守護神・小林宏で優勝したかったのだろうが、やはり彼では無理だった。
このまま、昨日と同様にサヨナラの場面を迎えるだろうと思われたが、延長12回表にツーアウト2塁の場面で、中日のリリーフの切り札浅尾から前進守備のセンターオーバーとなる値千金のタイムリースリーベースを放ち勝ち越し、7-8!とうとう勝ち越した。
12回ウラは2イニングス目の伊藤が3人で抑えた。最後の打球はショートゴロ、キャプテン・西岡がファーストに送ってゲームセット!
予想を上回る「和」の力で頂点に立った。
監督、コーチ、選手、スタッフ、フロント、ファンが一体となって勝ち取った日本一だ。本当にうれしい。長いシーズンが最高の形で終わった。
| 固定リンク
コメント
おめでとうございます!!!
素晴らしい試合でしたね!!
中日、しつこすぎ!?
そしてマーリンズ応援団が素晴らしかったです!
投稿: Kutz-chang | 2010.11.08 00:34
>Kutz-changさん、ありがとうございます。
素晴らしい試合でした。今シーズンのベストと呼べると思います。
>そしてマーリンズ応援団が素晴らしかったです!
そう思います。
ナゴヤドームで声援されていた方々の気合が試合に伝わったと感じています。もちろん、直接スタンドへ行けなかったファンの方々も頑張りました。
共に祝いましょう!!
投稿: erabu | 2010.11.08 01:27