2010.12.02

堀選手、サヨウナラ(泣)

さびしい。

残念だ。

23年間ロッテ一筋の堀幸一内野手(41)が現役を引退の報道が流れました。共同通信から引用します。

ロッテの堀内野手が引退 通算1827安打
ロッテは2日、堀幸一内野手(41)が現役を引退すると発表した。3日に会見する。今季は1軍出場がなく、9月に戦力外通告を受けていた。

堀は合同トライアウトを受け、現役にこだわったが所属先が見つからなかった。球団を通じて「そろそろけじめをつけないといけない時期に来ていると思った」とコメントした。ロッテはフロント入りを打診する。

堀は長崎・海星高からドラフト3位で1988年に入団。通算2064試合で1827安打、打率2割6分9厘、183本塁打、810打点。92年に川崎から千葉に本拠地を移転する前のロッテオリオンズ時代から在籍した最後の選手だった。

2010/12/02 11:37   【共同通信】

昨シーズンはチャンスの場面で代打で登場して必ず結果を出してくれていたので、2010年シーズンは再び1軍に呼ばれるものだとばかり思っていました。右バッターの代打として、阪神からトライアウトで獲得した今岡誠に押し出される形で、出場する機会が無く9月11日に戦力外通告されていました。今季はを2軍で頑張っていたようなので本当に残念でしかたありません。個人的には今岡選手よりも堀選手のほうが活躍できると思っていました。

何とか他球団に獲得してもらって現役続行して欲しいと応援していました。2000本安打目前だったので悔しくてなりません。

それにしても、ロッテに長年貢献してきたのに球団はもっと別の扱いが出来なかったのでしょうか。勝負の世界は厳しいというよりも千葉ロッテ球団が厳しすぎると感じます。報道によると来年引退試合を計画するようですが、優勝パレードで彼の姿が見れなかったのが大いに心残りです。

【追記:千葉ロッテオフィシャルサイトから引用】
2010/12/03
堀幸一選手が引退会見

堀幸一選手が本日12月3日、千葉マリンスタジアムにて引退会見を行いましたのでお知らせいたします。

堀選手コメント
「全く悔いがないと言えば嘘になるところはありますが、戦力外と通告されて、やっぱりやりたいという中でトライアウトも受け、一人で練習、やることはやったので、すっきりしています。
やっぱり野球が大好きですし、この先も野球をやりたいという気持ちは正直今でもありますが、そうも言ってられない事情もありますし、まず第一に家庭のことを家族のことを考えていかないといけないというのが、ここ何日間か頭に入るようになってきたので、もうそろそろけじめをつけたほうがいいかなと思うようになりました。
弱いチームから入って、優勝したいということを口にできないチームだったのですが、2005年、今年と同じくレギュラーシーズンは1位ではなかったですけど、ソフトバンクとの試合で優勝を決められたというあの試合はやっぱり一生忘れないと思います。
良いときも悪いときも温かい声援を数多くいただきました。本当に感謝しています。これからどういう方向に進んでいくかはわかりませんが、恩返しが少しでもできたらなと思います。本当にありがとうございました。」

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2010.11.21

2010年千葉ロッテ日本一パレードで西村監督と西本コーチにエールを送る

11月21日(日)「千葉ロッテマリーンズ優勝パレード」に行ってきました!

西村監督を乗せたオープンカーが近づき、「監督、おめでとうございます」と声を掛けたところ、手を振ってこちらを見て会釈をしてくれました。いつも拝見している通り、にこやかでファンを大切にする姿勢は立派です。新人監督ということもあり、決して勝負師としてずば抜けているわけではありませんが、千葉ロッテを預かるトップとして本当に相応しい人物だと思います。この一年試合後の西村監督の笑顔が観たくて応援を続けた甲斐がありました。ファン冥利につきます。改めて西村監督のお人柄に感服しました。

また、退団するのではと騒がれた西本コーチへもエールを送りました。大きく手を振ったところ、こちらを向いて手を振ってくれました。間違いなく彼が幾度も訪れた投手陣崩壊を何とか持ち応えさせた功労者だと思います。本人オフィシャルサイトの11月19日で「現役選手ではないのですから、自分への評価などは必要ありません。」と書かれたように、パレード隊列の最後となるスカイバスの一番後ろ沿道の観衆に手を振り続けていました。二軍コーチ異動でいろいろな憶測が書かれましたが、期するものがあったのでしょう。本日付けで二軍コーチを受諾されたとのことです。来シーズンから若手育成に尽力していただきたいと思います。

それに対して、選手たちの中途半端な態度は少し興ざめしました。大松、サブロー、小林宏、清田はそれなりの笑顔で対応してくれましたが、西岡は終始暗い表情でしたし、唐川は気の抜けた表情でした。5年前の選手たちの喜び方と比べると嬉しさがほとんど伝わってきませんでした。日本一から期間があったからなのでしょうか。それとも沿道からの声援が少なかったからでしょうか。岡田選手はほとんど無表情なのが気になりました。ホテル ザ・マンハッタンの向かい側でパレードを観たのですが、成瀬、里崎、渡辺俊、今江など主力選手を確認することができず残念でした。

[本日の行動]
①JR幕張本郷駅から直通バスに乗って10時40分頃に聖地である千葉マリンスタジアムに到着。11月下旬だというのにジャンパーを脱ぐほどの陽気。いまだ寒くない。温暖化は激しさを増しているのか?

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②千葉マリンスタジアムに入る人の多さに優勝報告会は断念して、沿道の優勝パレード会場に向かう。国際大通りの歩道橋から選手たちのバスを撮影。前の窓側席に西村監督が座っているのを確認。

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③国際大通りに飾られた垂れ幕を撮影。

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④11時半頃にようやく隊列が来て、西村監督が乗ったオープンカーを撮影。広角で撮影してしまい小さいお姿しか撮れなかった。トホホ...それにしても、周りの人は声を掛けることをしないので、俺の声が監督の耳に届いたようだ。

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⑤ポスティングで大リーグ挑戦を表明した西岡の表情が暗過ぎる。

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⑥薮田コールが起こり、人気の高さを示した。

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⑦唐川は声を掛けてもほとんど反応無し。岡田は無表情でどうしたの?

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⑧清田はひょうきんで、清田コールに一番良い反応。彼のサービス精神は見習うべき!

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⑨西本コーチ、俺は応援するぜ!!

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⑩パレードが通過して大混雑。しかし、10分もすると人混みは解消。

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⑩パレードが終わってから、公式ガイドをもらう。係員の様子ではかなり余っていた。思ったほど観客が集まらなかったのではと感じた。

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2010.11.13

[日韓クラブチャンピオンシップ]さらば西岡と小林宏、千葉ロッテ最終戦を有終の美で飾る

○千葉ロッテ3x-0SKワイバーンズ● 東京ドーム(14:00)

・テレビ東京が16時~17時半まで録画ダイジェスト中継を実施。

□責任投手
勝利投手 唐川 (1勝 0敗 0S)、セーブ投手 小林宏 (0勝 0敗 1S)
敗戦投手 門倉 (0勝 1敗 0S)

□バッテリー
SK●門倉、全炳斗、鄭ウラム、李承浩=鄭相昊
M○唐川、薮田、内、伊藤、S小林宏=里崎

□本塁打
SK
M 今江1号ソロ(5回・全炳斗)

日本一を決めて、日韓戦も勝利を飾ってくれた。

金泰均は広州アジア大会の野球で韓国代表に合流するため欠場した以外は、ベストメンバーで臨んだ。SKワイバーンズのキム=ソングン監督は、京都桂高校出身で2005~6年に千葉ロッテでコーチを務め、2007年に就任後3度韓国覇者に導いている。先発の門倉健は日本球界で76勝し、今季30試合に登板し、14勝7敗、防御率3.22の成績。

千葉ロッテが2回ウラに2点先制。
6番福浦はファーストゴロ。ワンアウト。
7番里崎はボテボテのゴロが3塁線に転がり内野安打。
8番塀内は空振り三振。ツーアウト。
9番岡田はピッチャー強襲で門倉がボールを弾いた間に出塁、里崎は3塁へ進塁。
1番西岡はフォアボール、満塁。
2番清田がセンターに弾き返し、二遊間を渋く抜けて、里崎と岡田が還って2-0。日本シリーズで優秀選手賞を獲得した通り、好調を維持している。

3点目は5回。
先頭の5番今江がレフトスタンド上段にソロホームラン。さすがは日本シリーズMVP男だ。

一方の千葉ロッテ投手陣は、先発の唐川が5回を投げ2安打の好投。6回薮田、7回内、8回伊藤、9回小林宏の完封リレー。

海外FA権を行使することを表明した守護神・小林宏は最後は見逃しの三振に切って取った。クローザーとして1年間重責を担ってくれた。

ポスティングシステムでのメジャー挑戦を表明した西岡は8回の最終打席は豪快なフルスイングでの空振り三振。206安打を記録して1年間キャプテンとして本当にチームを引っ張ってくれた。

2人の最後のプレーを記憶に焼き付けた。それぞれの夢へ向かって挑戦して欲しい。

日本シリーズを優勝に導いた清田と今江が今日も得点を叩き出した。
試合後、テレビ東京のスポーツニュース番組「ネオスポ」に2人が登場した。来季から公式戦で使われる低反発球について今江選手が語ったところ、思った以上に飛ぶとの感想。1回のワンアウト満塁で今江はセンターに打ち返したが、手前で落ちると思っていたところ、打球が伸びてキャッチされてしまい、2塁ランナーの清田が戻れずにダブルプレーになったし、3塁ランナーの西岡もタッチアップ体制を取っていなかったとのこと。かなり戸惑ったようだ。

長かった千葉ロッテの戦いも全て終了。
素晴らしい活躍をみせてくれた。
本当に感謝したい。

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2010.11.11

雑誌「ナンバー」を購入して、千葉ロッテ日本一の余韻に浸る

766

今朝、通勤途中キオスクで今江敏晃が表紙の雑誌「Number 766号」(11月11日発売/特価560円)を購入しました。前回優勝の時も同誌を購入しています。
今回の特集は次の通り。

「日本シリーズ完全詳報 大逆転! マリーンズ。BASEBALL Final 2010」

全7戦を徹底分析しています。
目次を抜粋します。

[MVPクローズアップ] 文◎鷲田 康
今江敏晃
「“何でもあり!”の充実感」

[密着ドキュメント] 文◎永谷 脩
落合博満×西村徳文
「“和”の心に屈したオレ流」

[シリーズの核心] 文◎石田雄太
江夏 豊が見たブルペンの激闘

[憂球提言] 文◎鷲田 康
誰がプロ野球を殺すのか

日本シリーズ全7戦 プロフェッショナル解説
文◎石田雄太/永谷 脩/鷲田 康

第1戦 中日 2-5 ロッテ 解説 工藤公康「先発・吉見に秘めた意味」
≫KEYMAN 清田育宏

第2戦 中日 12-1 ロッテ 解説 立浪和義「大勝は“アライバ”から」
≫KEYMAN チェン

第3戦 ロッテ 7-1 中日 解説 仁志敏久「ロッテの“無形”の強さ」
≫KEYMAN 渡辺俊介

第4戦 ロッテ 3-4 中日 解説 矢野燿大「その見逃しを見逃すな」
≫KEYMAN 英智

第5戦 ロッテ 10-4 中日 解説 黒木知宏「積極性が生んだ誤算」
≫KEYMAN サブロー

第6戦 中日 2-2 ロッテ 解説 石井琢朗「“悪い好機”で最長引き分け」
≫KEYMAN 成瀬善久/大島洋平

第7戦 中日 7-8 ロッテ 解説 江夏 豊「苦闘が生きた日本一」

内容が面白いのはさることながら、構成も素晴らしく感心しました。
特に両監督をクローズアップして書かれた「“和”の心に屈したオレ流」が面白いです。何ゆえ千葉ロッテが中日に勝てたのかその背景が理解できます。
中でも次の箇所に共感しました。引用します。

全ての判断を自分一人で背負い込み、ミスをすれば罰を与えるかのような選手起用で発奮を促す落合采配は、選手たちを萎縮させた。「信頼すれば、必ず仕事をしてくれる」と、サブローや金泰均らを起用し続け、復調にかけた“和”の西村野球とは好対照だった。

実際、中日の選手はミスをするとベンチを気にしてビビッている姿しかありませんでした。一方の千葉ロッテはミスしてもベンチを気にするというよりも自身に腹立てていて、悔しがっている姿でした。やっぱり監督と選手の信頼関係においても、千葉ロッテは勝つべくして勝ったのです。

我らが黒木知宏も第5戦を解説しています。中日サイドの事情も噛み砕いて説明してありますので、日本シリーズを振り返るのに相応しい特集です。

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2010.11.09

日本シリーズ第6、7戦を中継したフジテレビを評価する!

2試合ともに、最後まで真摯に中継をしてくれたフジテレビの姿勢に感謝します。さすがはプロ野球ニュースで一時代を築いただけのテレビ局でした。解説者3人、アナウサー1人の体制で長丁場の延長戦を乗り切ってくれました。若手のアナウンサーは野球実況に適任者だとは思えませんでしたが、視聴者目線で解説者に話を振ってより試合を盛り上げてくれました。

また、延長に入ってからはチェンジのタイミングにもCMを流さずに、ナゴヤドームの熱気を延々と提供してくれたフジテレビの潔さに感銘を受けました。その結果として視聴率も良かったようです。プロ野球の人気が退潮していると話に聞きますが、一概にそうではないことを裏付けたと思います。nikkansports.comの記事を引用します。

ロッテ日本一の興奮感動は最高34・1%

. ロッテが日本一を決めたプロ野球日本シリーズ第7戦(フジテレビ系、7日夜)の平均視聴率が関東地区で20・3%、関西地区で22・0%だったことが8日、ビデオリサーチ社の調べで明らかになった。今年の日本シリーズは史上初めて開幕戦を含む3試合が全国中継されないという異常事態で開幕。第3戦(テレビ朝日系、2日)は6・8%、第4戦(テレビ東京系、3日)は9・7%と、いずれもひとケタ(関東地区)だったが、優勝がかかった局面で急伸した。

瞬間最高視聴率は午後10時27分の34・1%(関東地区)。延長10回裏の中日の攻撃で、2死一、二塁で代打平田の場面。ヒットが出れば中日のサヨナラ勝ちという最大のヤマ場で記録された。ロッテの日本一が決まった試合終了の瞬間は27・9%だった。

シリーズ史上最長の5時間43分に及ぶ激闘で引き分けた第6戦(フジ系、6日夜)の平均視聴率は関東17・9%、関西17・5%だった。日付をまたいで深夜0時4分までの完全中継となったが、高い数字を記録した。こちらの瞬間最高視聴率27・9%は試合終了の午後11時54分だった。

フジテレビ第一スポーツ部の吉田博章プロデューサーは「シーズン最後の日本一をかけた戦いが視聴者の高い関心を示した結果」と評価した。「勝ったら日本一、負けたら終わりという大一番での選手たちの『勝ちたい』『負けない』という思いが日本シリーズ最長となる試合時間の好ゲームを生み出し、選手たちの真剣な姿やプレーが画面上からも伝わったのでは」とし「野球というスポーツが持つ爆発力を再認識しました」と話している。

同局では、第7戦の平均視聴率を20・6%、第6戦を18・9%と発表している。当初、ビデオリサーチに提出していた編成予定表よりも実際の放送が伸びたため、最大1%の誤差が生じた。ビデオリサーチでは「本日発表した視聴率は暫定的なもので、フジテレビからの正式な編成表に基づいて9日に正式な数字を確定します」としている。

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2010.11.08

千葉ロッテの優勝パレードは11月21日(日)

千葉市では、優勝パレードを今月21日にマリーンズの本拠地千葉マリンスタジアム(同市美浜区)周辺の幕張新都心で行うとのことです。

前回2005年の5年前の日本シリーズ制覇時には、千葉市中心部と幕張地区の2カ所で優勝パレードが行われ、計約27万人を動員しています。

天気に恵まれて欲しいです。 
前回同様に参加します。

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2010.11.07

[日本シリーズ第7戦]史上最大の下克上を成し遂げ、千葉ロッテ日本一!(4勝2敗1分)

●中日ドラゴンズ7-8千葉ロッテ○  ナゴヤドーム(18:10)

・延長12回4時間56分の連夜の死闘を制して、5年ぶり日本一!
・最高殊勲選手賞(MVP)には今江敏晃選手(27)が選ばれた!

□責任投手
勝利投手 伊藤(1勝1敗0S)
敗戦投手 浅尾(0勝1敗0S)

□バッテリー
M 渡辺俊、小野、薮田、内、小林宏、伊藤=里崎
D 吉見、河原、ネルソン、高橋、浅尾、岩瀬=谷繁 

□本塁打

優勝おめでとう。
よくぞ劣勢を挽回してくれた。
先発が序盤で崩れ、クローザーが逃げ切りを失敗したのに、再度追いつき逆転する勝ち方は今シーズン記憶に無い。

本当に西村ロッテは素晴らしかった。
新人監督として9人目となる快挙だ。

正直、今日は勝てると思わなかった。

5回に2番手・河原を攻めて6-6の同点としたが、6回に3番手にネルソンが登板したことでつかまえられないと感じた。7回も簡単にツーアウトとなったが、5番今江がいとも簡単にレフトにツーベースを放ち、続く6番金泰均の打席でよもやのワイルドピッチでランナーが3塁。金泰均が低目のストレートを打ち返してタイムリーで6-7と勝ち越し。

しかし、1点差では危ない。さらに最終回に内を続投させなかったことで、小林宏が逆転サヨナラとなることを考えてしまった。彼は大事な場面で打たれている。日本シリーズもウダウダの内容で必ずつかまると予想した。案の定、先頭の4番和田にあわやホームランの大飛球が左中間フェンス直撃のスリーベース。5番ブランコにセンターへ大きな犠牲フライを打たれ土壇場で同点7-7と追いつかれた。

西村監督は最後は守護神・小林宏で優勝したかったのだろうが、やはり彼では無理だった。

このまま、昨日と同様にサヨナラの場面を迎えるだろうと思われたが、延長12回表にツーアウト2塁の場面で、中日のリリーフの切り札浅尾から前進守備のセンターオーバーとなる値千金のタイムリースリーベースを放ち勝ち越し、7-8!とうとう勝ち越した。

12回ウラは2イニングス目の伊藤が3人で抑えた。最後の打球はショートゴロ、キャプテン・西岡がファーストに送ってゲームセット!

予想を上回る「和」の力で頂点に立った。

監督、コーチ、選手、スタッフ、フロント、ファンが一体となって勝ち取った日本一だ。本当にうれしい。長いシーズンが最高の形で終わった。

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[日本シリーズ第6戦]延長15回5時間43分史上最長決戦はドロー、千葉ロッテ王手のまま(3勝2敗1分)

中日ドラゴンズ2-2千葉ロッテ  ナゴヤドーム(18:11)

□責任投手

□バッテリー

M 成瀬、内、伊藤、薮田、古谷、小野、小林宏=里崎
D チェン、浅尾、高橋、河原、岩瀬、ネルソン、久本=谷繁 

□本塁打

千葉ロッテはよくぞしのいだ!
息詰まる総力戦は引き分け。球史に残る死闘だった。

延長戦に突入してからはホームの中日が有利に試合を進める。
千葉ロッテは防戦一方。毎回ランナーを許してしまった。しかし、何とかリリーフ陣が紙一重でかわして得点を許さなかった。

それにしても、中日のリリーフ陣は厚い。特にネルソンは打てる感じがしない。8回に浅尾からサブローはよくぞタイムリーで同点にしてくれた。初回に先発のチェンから先制タイムリーと素晴らしい活躍だった。

成瀬は初回に3番森野、6回に5番ブランコにそれぞれタイムリーを打たれ1点ずつ失点したが、大切な試合をつくってくれた。その後のリリーフ陣が零点で踏ん張ったのが大きい。

さすがに試合時間は長かった。後6分で日にちを跨ぐところだった。

明日は千葉ロッテにすっきり決めて欲しい。

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2010.11.04

[日本シリーズ第5戦]打線爆発で千葉ロッテ、王手(3勝2敗)

○千葉ロッテ10x-4中日ドラゴンズ● 千葉マリン(18:30)

・今シーズン千葉マリン最終戦。

□責任投手
勝利投手 ペン (1勝 0敗 0S)
敗戦投手 中田賢 (0勝 1敗 0S)

□バッテリー
D●中田賢、清水昭、久本=谷繁、小田
M○ペン、古谷、薮田、吉見、小林宏=里崎

□本塁打
D ブランコ2号2ラン(8回・吉見)
M サブロー1号2ラン(4回・中田賢)

ついに中日を追い詰めた。

今日は猛打による大量点で突き放した。

ペンが1回に先制されたが、そのウラに5連打で一気に4-1と逆転した。
ワンアウト1塁で3番井口がレフト前にヒット、ワンアウト2、1塁。
4番サブローはショート内野安打、ワンアウト満塁。
5番今江が初球を引っ叩き、レフト線にライナーで2点タイムリーツーベースで2-1、ワンアウト3、2塁。
6番福浦がライトへタイムリー、3-1。ワンアウト2、1塁。
7番金泰均がセンターへタイムリーヒット、4-1。素晴らしい集中打で中日先発の中田賢を粉砕。

しかし、中日の落合監督は続投させる。試合を捨てたようだ。

その後、両投手ともに立ち直ったかに見えたが、再び千葉ロッテは中田賢をつかまえた。
4回には4番サブローのツーランホームランで6-1。
5回には7番金泰均、8番里崎、9番岡田の3連打でワンアウト満塁。1番西岡がセンターへ犠牲フライで7-1、ツーアウト3、2塁。2番清田が2点タイムリーで9-1。

この回でやっと落合監督は中田賢を降板させた。

一方のペンは6回表につかまる。
5番ブランコにセンターオーバーのフェンス直撃のタイムリーツーベースで1点返され、9-2。すかさず千葉ロッテベンチが動き、古谷に交代させて中日の反撃を抑えた。

大量点で千葉ロッテは鉄壁の継投で逃げ切ると思われた。
7回に薮田で3者凡退。
そのウラに千葉ロッテはワイルドピッチで追加点、10-2。
8回は吉見。ツーアウト後に4番和田にヒットを打たれ、5番ブランコにツーランを浴びて10-4。制球が甘く、大事な場面を任せられない。
9回は小林宏。先頭バッターにいきなりフォアボール。8番中田亮を空振り三振。9番堂上直にレフトへヒットでワンアウト3、1塁。今日もクローザーとしての安定度は無い。しかし、何とか後続を断ってゲームセット。

すっきりと勝てなかったが、よくぞ昨日の不運な負け方から挽回したものだ。凄いぞ、千葉ロッテ!

明日移動日を挟んで、明後日からのナゴヤドームで日本一が決まる。

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2010.11.03

[日本シリーズ第4戦]初の延長戦で千葉ロッテありえない負け(2勝2敗)

●千葉ロッテ3-4中日ドラゴンズ○ 千葉マリン(18:30)

□責任投手
勝利投手 高橋 (1勝 0敗 0S)、セーブ投手 岩瀬 (0勝 0敗 1S)
敗戦投手 伊藤 (0勝 1敗 0S)

□バッテリー
D 山本昌、ネルソン、三瀬、河原、浅尾、○高橋、S岩瀬=小田、谷繁
M 唐川、古谷、小野、内、●伊藤=里崎

□本塁打
D
M 井口2号2ラン(3回・山本昌)

がっかり。
9回ウラ、10回ウラと2度のサヨナラを逃して負けてしまった。

特に10回ウラ、ノーアウト3、2塁から得点できないとは情けない。
4番サブローは浅いレフトフライに倒れてワンアウト。
5番今江は敬遠策でフォアボール、ワンアウト満塁。

ここで、中日は浅尾から左の高橋にピッチャー交代。

ここで6番福浦。決めてくれると思ったが、フルカウントまで粘ってサードライナー、3塁ランナー・清田は戻れずダブルプレー、一瞬にしてサヨナラのチャンスが消えた。

10回からマウンドを預かっていた伊藤は、11回にツーアウト2塁のピンチを招き、9番大島に前進守備のセンター・岡田の頭上を越えるライナーを打たれ、タイムリースリーベースとなって勝ち越された。

伊藤は責められない。

3回の1番西岡の適時打、3番井口のツーランで3点先制したときにはすんなり勝てると思った。
しかし、4回に唐川が崩れ1点差とされ、5回には小野の一人相撲で同点とされてから勢いが止まってしまった。最後までドラゴンズ自慢のリリーフ陣に抑えられてしまった。

明日、再び千葉ロッテに流れを引き戻して欲しい。

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