ドラマ「ヘブンズ・フラワー」の意外性が楽しめる
1月14日から深夜帯でスタートしたTBSドラマ「ヘブンズ・フラワー」が面白そうです。第2話まで観ました。カワイコちゃん女優の川島海荷が地上波ドラマ初出演しています。舞台は2060年の荒廃した近未来で極悪非道な日常が繰り返されています。ガンアクションが多く、頻繁に殺人が繰り返されます。冷酷非情な女暗殺者を演じるというミスマッチさに違和感を覚えました。川島海荷のキャラクターに全く合いません。小柄の彼女は手足が短いのでアクションシーンが様になりません。深夜帯のドラマなので予算が限られているため、話が進むにしたがってボロが出てくるのではと心配していたのですが、意外に川島海荷の演技力が補っていて観れます。若手ながら演技に定評があるだけのことはあります。殺し屋・アイというハードボイルドな役をシャープに演じています。
アイの所属する暗殺集団「ラストガーデン」のリーダー・片桐薫を大御所の三田佳子、「ラストガーデン」と敵対する中国系マフィア「星龍」のボス・厳小剛 (イム=シャオガン) を本田博太郎が演じていることでドラマに重厚感を持たせています。
ドラマ「カルテット」と並んでダークヒーローものを投入してきたTBSの意気込みを感じます。意外な伏兵が登場しました。両作品ともに楽しめそうです。
作品紹介(「ヘブンズ・フラワー」オフィシャルサイトから引用)
2011年1月14日にスタートする 『 ヘブンズ・フラワー 』 は、今から約50年後の 2060年 を舞台とした、全く新しいタイプの近未来ロマンチックミステリー。ある実験事故によって “ 花 ” が咲かない不毛の世界となり、深刻な食糧危機が続く日本。事故からの再建が進む中、「 第七地区 」 だけは震源地として再建から取り残され、「 見捨てられた街 」 となっていた。そんな第七地区に住む、一人の少女・アイ。天使のように微笑む彼女は、冷酷非情な暗殺者だった!数奇な運命に翻弄されながらもはかなく、そして懸命に生き抜いていくアイ。そこにはある一人の刑事との出会いがあり、それはアイにとって初めてとなる “ 恋心 ” を生むこととなる。「 今まで決して見ることができなかった “ 花 ” をこの手で咲かせたい 」 アイがその手で “ 花を咲かせよう ” と誓ったとき、運命の歯車は思わぬ方向へと進んでいく…。
主人公の女暗殺者・アイを演じるのは、『 ブラッディ・マンデイ 』 『 99年の愛 ~JAPANESE AMERICANS~ 』 など数多くのドラマ・映画・CM で活躍する 川島海荷。連ドラ初主演を果たす彼女が、人生初となる冷酷非情な女暗殺者を体当たりで挑む。「 殺し屋 」 という役どころから、ガンアクションなどのアクションシーンが盛り込まれるほか、中国語でのセリフも用意される予定だ。
また、アイにとって特別な存在になっていく、刑事・真中祐一郎を演じるのは 荒木宏文。若手俳優グループ 「 D-BOYS 」 に所属し、舞台 『 ミュージカル・テニスの王子様 』 で注目を集め、その後も舞台や映画と初主演を果たした彼の演技にも大きな期待がかかる。アイ直属の有能な司令官・シオン役を演じるのは、注目の若手俳優、綾野剛。「 ラストガーデン 」 と敵対する中国系マフィア 「 星龍 」 のボス・厳小剛 (イム・シャオガン) を、本格演技派の 本田博太郎 が演じる。
そして、アイが属する暗殺集団 「 ラストガーデン 」 の謎多き女リーダー・片桐薫を、ベテラン演技派女優の 三田佳子 が演じることに決定した。さらに、「 人物デザイン監修 」 として、大河ドラマ 『 龍馬伝 』 にリアリティ溢れる新しい表現をもたらし、映画 『 おくりびと 』 では死化粧のビューティディレクションを担当した 柘植伊佐夫 を起用。『 ヘブンズ・フラワー 』 に柘植氏の世界観が加わることにより、どんな化学反応が起こるのか。こちらの大型コラボレーションにご期待ください。
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