ドラマ「外交官・黒田康作」はゆる過ぎっ!
映画『アマルフィ 女神の報酬』の続編がドラマ化されたので期待していました。1月13日にスタートしました。流石はフジテレビ、製作にお金をかけています。東京とサンフランシスコの2つの舞台で物語を進行させており、映画レベルの楽しみを味わえるかと思っていたのですが、最初から展開がゆるく、テンポが悪いままです。そのために見せ場であるはずの発砲シーンもスリリングさを感じることができません。サプライズの出演となるイ=ビョンホンの登場も盛り上がりがありませんでした。初回ということもあって、昨今のドラマでは考えられない豪華キャストが生かされていません。アクションシーンに力を入れてサンフランシスコでカーチェイスも行われましたが、ドラマの枠での予算で撮影されたものに止まっていました。それと香川照之が演じる霜村が死んでいないのはすぐに分かってしまいました。サスペンス性が低いのも気になります。
織田裕二は映画と変わらない演技でクドイ二枚目を演じています。キャラクターとして申し分ないので何とか演出面で建て直しをお願いしたいと思います。
[番組概要]
<キャスト>
黒田康作 … 織田裕二
大垣利香子 … 柴咲コウ
霜村瑠衣 … 夏帆
西園寺 守 … 田中 圭
鴨下祐司 … 大倉孝二
君島祐太朗 … 西島隆弘
山路貴繁 … 岩松 了
新居田一彦 … 田中哲司
斉藤修助 … 近藤正臣
安藤庸介 … 鹿賀丈史(特別出演)
霜村倫世 … 紺野まひる
佐々木藍子 … 片瀬那奈
悠木圭一 … 萩原聖人
観上祥子 … 草刈民代
霜村 毅 … 香川照之<スタッフ>
原作、真保裕一
脚本、古家和尚/池上純哉
音楽、菅野祐悟
企画、臼井裕詞
プロデュース、牧野正
演出、西坂瑞城/永山耕三
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