ドラマ「コヨーテ、海へ」(お薦め度★)
監督、堤幸彦。脚本、堤幸彦、似内千晶。音楽監修、佐野元春。プロデューサー、大村英治(WOWOW)、神康幸(オフィスクレッシェンド)。2011年1月3日WOWOW放送。
出演、林遣都(北村春哉)、長渕文音(デイジー)、飯塚清秀マルコス(カルロス・旅行ガイド)、遠藤憲一(山本亮介・秋男のミュージシャン仲間)、佐野史郎(北村秋男・春哉の父親)。
作品紹介(WOWOWオンラインから引用)
佐野元春の音楽にインスパイアーされてきたという堤 幸彦が、佐野が影響を受けたジャック・ケルアックに代表されるビート・ジェネレーションにオマージュを捧げたオリジナル脚本を映像化。世代を超えた、解放と融和をテーマにした魂の旅を描くロードムービー。2010年初旬に、ニューヨーク、ブラジル、更には長崎県五島列島や東京都内と、世界各地で撮影を行った本作。
突然失踪した父の秘密を探しにニューヨークに降り立つ青年“ハル”を演じるのは、この作品がテレビドラマ初主演となる、今最も活躍が期待される若手実力派俳優・林遣都。林演じる“ハル”がニューヨークで出会う魅力的なダンサー“デイジー”を、『三本木農業高校・馬術部』で鮮烈な女優デビューを飾り、テレビドラマ初挑戦となる長渕文音が演じる。そして、突然失踪した父を演じるのは、ますます円熟味を増し、深みのある演技に定評のある佐野史郎。
音楽監修を佐野元春が担当。作品のタイトルにもなっている「コヨーテ、海へ」を始め、全編に渡り佐野の楽曲が使用されている。更に本人もドラマにカメオ出演しているので、お見逃しなく。佐野元春の音楽と共に成長を遂げた世代や、堤作品に影響を受けた方のみならず、世代を越えてお楽しみ頂けるロードムービーとなっている。
堤 幸彦は80年代後半のニューヨーク滞在時、くじけそうになった時に何度も佐野の音楽に大きなエネルギーを貰ったという。そんな堤 幸彦と佐野元春のコラボレーションは見逃せない!
ドラマの骨格となる「ビート」の知識がほとんどないので、ドラマを理解することができませんでした。
ドラマというよりも「ビート」を巡るドキュメンタリー番組のような作りで、作品の世界にどう入っていいのか戸惑ったまま終わってしまいました。父と息子の2つのロードムービーが描かれますが、それぞれが繋がったのかどうかよくわかりません。難解さは無いものの、単に堤幸彦×佐野元春のキーワードだけで観てしまって消化不良を起こしました。ウッドストックなどにまつわる洋楽の知識が無いとついていけないと思います。
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