iPod Touchの無線LAN設定をAOSSでも出来た
弟がiPod Touchを無線LANで使っていることを知った長女が自分のニンデンドーDSiも無線LAN通信をしたいと相談してきたので、ニンテンドーDSiの設定を手動で行いました。セキュリティがWEPとなっていて、現在導入しているWPA-PSKの項目がありませんが、とりあえずパスワードを入力しました。通信できません。すると長女はAOSSで簡単に設定できるはずと言い出しました。改めて無線LANアクセスポイント(WLA2-G54)を観たところ背面にAOSSボタンがあったので、躊躇無く押したところ、ニンデンドーDSiとの無線LAN通信が成功しました。
ところがここで問題が勃発です。いままで繋がっていたWindows7とXPのノートパソコン2台とiPod Touchが通信出来なくなりました。AOSSボタンを押したことでセキュリティの設定が変わってしまったようです。新しい設定に全部のマシンを切り替えなければなりません。
とりあえずWindows7のノートPCから設定のし直しです。
LANケーブルを繋いでバッファローのサイトに行ってAOSSの説明ページを確認したところ、ワイヤレスパソコン用に設定ツールプログラム「クライアントマネージャV(ヴィ)」があることがわかりました。早速インストールして手順通りに操作したところ自動設定で無事に無線LAN通信が出来るようになりました。
続いて、iPod Touchの無線LANを再設定です。検索で調べたところ、iPod TouchをAOSSに対応させるAPPは無いので再び手動になります。
①設定>Wi-Fiの画面で、ワイヤレスネットワークを選択で表示されたネットワーク名をタップ。
②パスワードを入力。
とここでパスワードがわかりません。無線LANアクセスポイント(WLA2-G54)の設定画面を見ればいいだけのことなのですが、以前自宅に導入したときのようにノートPCを直接LANケーブルで接続して設定画面を表示させようとするものの、何故か表示されません。IPアドレスを変更しては何度も試みましたが駄目です。こうなると俺の知識ではお手上げです。
そこで考えたのはノートPCで接続されているワイヤレスネットワークのプロパティを確認することにしました。
「ネットワークセキュリティキー(K)」がマスクされていますが、その下に「□パスワードの文字を表示する(H)」とあるのを見つけました。□をチェックするとパスワードの文字が表示されました。
これを先ほどのiPod Touchの②に入力したら再び無線LAN通信が復活しました。
半日かかりました。無線LANの知識が皆無の人間でも何とか一人で切り抜けることができました。
最後にXPのノートPCもWindows7と同様にLANケーブルを接続してXP用の「クライアントマネージャ3」をインストールしました。こちらも自動で簡単に設定できました。ただし、Windows7と違って接続されているワイヤレスネットワークのプロパティを確認することができませんでした。もしもXPだけだったら、パスワードを確認することができずにiPod Touchの設定が出来ずにいたと思います。
ちなみにAOSS(エーオーエスエス)ですが、AirStation One-Touch Secure System(エアーステーション ワンタッチ セキュア システム)の略で、バッファローが発売している無線LAN機器・AirStationに導入されている無線LAN設定システムです。今回の体験記にあるように、無線LANのアクセスポイント(親機)と端末(子機)の両方で同時にAOSSボタンを押すだけで簡単に無線LANのセキュリティなどの設定ができます。
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