2011 春の新ドラマは良い作品が少ない
2011年4月からスタートしたドラマで鑑賞を決めた6作品の一覧です。並びは期待度が高い順です。
ドラマ名 | 放送局 | 開始日 | 放送時間 | 曜日 | お薦め度※ | |
① | 「JIN-仁-」 | TBS | 4/17~ | 21:00 | 日 | ★★★★ |
② | 「高校生レストラン」 | 日テレ | 5/7~ | 21:00 | 土 | ★★★★★ |
③ | 「生まれる。」 | TBS系 | 4/22~ | 22:00 | 金 | ★★★ |
④ | 「アスコーマーチ ~明日香工業高校物語~」 | テレビ朝日系 | 4/24~ | 23:00 | 日 | ★★★★ |
⑤ | 「マルモのおきて」 | フジテレビ | 4/24~ | 21:00 | 日 | ★★ |
⑥ | 「四つ葉神社ウラ稼業 失恋保険~告らせ屋~」 | 日本テレビ系 | 4/7~ | 23:58 | 木 | ★★ |
※は後日レビュー結果を記入。
4月クールで気に入ったものは作品数が少なく、ほとんど週末に集中しています。続編が目白押しになりましたが、「JIN-仁-」(①)以外で面白いものはありませんでした。②はかなり期待できそうです。③は予想以上に魅力的な作品になりそうです。④の武井咲は主演級の役者であることがわかりました。以上、期待できるのがこのトップ4作品でしょう。⑤については様子をみています。面白くなるのかどうか微妙なところです。⑥は「SPEC]で共演した城田優と福田沙紀が同じようなキャラクターで演じているので観ています。ストーリーは並みです。
さて、鑑賞を見送ったドラマについて寸評を述べています。辛口なので読み飛ばしてください(笑)。
⑦「ハンチョウ~神南署安積班~ シリーズ4 正義の代償」:スリリングな導入で開始されました。しかし、演出と編集が効果的ではなく派手なエピソードが活かされていません。また、主演の佐々木蔵之介が演じる刑事に特別惹かれるものがありません。
⑧「幸せになろうよ」:月9の定番恋愛ドラマで結婚相談所のアドバイザーが顧客とラブバトルを展開するラブコメディーです。世界観が時流に合っていないように感じ、キャラクターにも魅力を見出せませんでした。
⑨「マジすか学園2」:いまや超人気者のAKB48が硬派なヤンキーを演じています。ギャップが大きく企画そのものに興味が持てません。メンバーの成り切り度は評価できるものの、格闘シーンは迫力がありません。
⑩「犬を飼うということ~スカイと我が家の180日~」:割と期待していたのですが、錦戸亮と水川あさみの夫婦で2人の子供を持っているという設定は、彼らには役不足でした。小学生の有り得ない行動や小学生に対して有り得ない大人の言動にがっかりしました。脚本が良くありません。
⑪「名前をなくした女神」:小学校受験をめぐるママ友社会の光と影を描いています。サスペンス調の演出がところどころに入ってきて、作品のテーマに似つかわしくありません。演出のセンスが自分にはありません。
⑫「遺留捜査」:主演が上川徹也なのですが、推理のロジックがあまりにお粗末で話についていけません。
⑬「グッドライフ~ありがとう、パパ。さよなら~」:母親が小学低学年の息子をほったらかしにして家出します。家庭が崩壊しているにもかかわらず父親が日常を変えようとしない乱暴過ぎる内容は全くついていけません。
⑭「リバウンド」:相武沙季が肥満の特殊メークで頑張っていますが、話の内容が面白くありません。
⑮「BOSS」:2年ぶりの人気作ということですが、キャスティングがあまりに不釣合いな役者が多くまったく馴染めませんでした。
⑯「シマシマ」:矢田亜希子の復帰主演作です。彼女は元々脇役で光っていたので、イメチェン無しで若い頃の可愛さだけで勝負するのは無理があります。 左頬の肌の荒れが気になりました。
⑰「マッスルガール」:女子プロレスの世界を描く青春スポーツコメディですが、安っぽい演出で低レベルの作品です。韓国のスター・イ=ホンギが登場していますが、全く魅力を感じません。
⑱「鈴木先生」:NHKドラマで人気が出た長谷川博己を抜擢した意欲作ですが、初回のあまりにセンセーショナルなエピソードに呆れました。また、長谷川博己の主演は無理があるようです。
⑲「ハガネの女」:人気ドラマの続編でゴールデン進出しましたが、主演の吉瀬美智子の演技力の無さが気になって、作品の世界にはいれません。頑張っているようですが、彼女は主演に向かないと思います。
| 固定リンク
| コメント (0)
| トラックバック (0)
最近のコメント