東京電力がようやくまともな情報提供をサイトで開始した
震災後、東京電力のプレスリリースは毎日確認するようにしていました。しかし、断片的でわかりにくくなかなか全体像をとらえることが出来ずにいました。
ところが今日からサイトのトップページに「東日本大震災後の福島第一・第二原子力発電所の状況」というリンクが張られ、福島第一・第二原子力発電所のモニタリング情報、プレスリリースなどがとりまとめられたページに飛ぶようになりました。原発震災から1ヶ月経ってようやく国民にわかりやすい情報提供が実施されました。遅きに逸したとはいえ、長期の情報提供は必須なのですから評価したいと思います。
さて、気になる福島第一原発施設内の放射線量率ですが、計測グラフが掲載されていますのですぐに確認できます。事務本館南側はいまだに600μSv/hです。第二原発と比べて二桁数字が高いのがわかります。当ブログで紹介したサイト「μSv(マイクロシーベルト)」から相当過酷な状況にあることが読み取れます。
現在、福島第一原発で作業されている方々が極めて危険な環境下にあるかが改めて確認できました。
ところで、被爆された作業員の方々は、独立行政法人 放射線医学総合研究所(NIRS:National Institute of Radiological Sciences)で受診されています。NIRSのプレスリリースで確認できます。今のところ重症者は出ていないのがせめてもの救いです。
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