映画『これでいいのだ!! 映画★赤塚不二夫』(お薦め度★★★)
監督、佐藤英明。脚本、君塚良一、佐藤英明。原作、武居俊樹『赤塚不二夫のことを書いたのだ!!』(文春文庫刊)。主題歌、ユニコーン「ぶたぶた」。2011年日本。コメディ映画。
出演、浅野忠信(赤塚不二夫)、堀北真希(武田初美)、阿部力(編集者・広瀬譲治)、木村多江(赤塚トシ子)、いしだあゆみ(赤塚ヨリ)、佐藤浩市(編集長・佐々木勝一)、正名僕蔵(フジオプロ・松野日出夫)、粟根まこと(フジオプロ・山口哲夫)、新井浩文(フジオプロ・森みのる)、山本剛史(フジオプロ・三波一喜)、佐藤恒治(フジオプロ・金子順蔵)、佐藤正宏(ゲイバー「狸御殿」ママ)、梅垣義明(ゲイバー「狸御殿」歌姫)。
堀北真希の“シェー”がとっても可愛く、しかもシャープな決めポーズになっていて格好良かったです。
ギャグマンガの神様・赤塚不二夫の破天荒な生き方を新人編集者の視点から描いた良質なコメディ映画でした。笑いばかりかと思っていましたが、思いっきり泣かせる場面もあり意外性がありました。浅野忠信が演じる人懐っこくやさしさに溢れる赤塚不二夫に癒されました。夫婦以上の関係を築かなければならない編集者を堀北真希が期待以上の名演をしてくれました。赤塚不二夫の才能を愛し、彼を支えようとする姿勢に共感しました。二人ともおバカなシーンを体当たりで演じてくれて、微笑ましく清々しさを感じました。評価は並みですが、心が洗われる作品で記憶に残ると思います。
TOHOシネマのプレミアスクリーンを初体験しました。2席ごとにテーブルが配置されており、後部座席からテーブル越しにスクリーンを観ることができるので、前の人の頭が視界に入ってきません。足が伸ばせる上にリクライニングが出来る座席なのでリッチな気分で映画鑑賞ができました。通常料金で利用できたので大満足です。
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