【放射能汚染】37京ベクレル→77京ベクレルに修正???
経済産業省の原子力安全・保安院は何のために存在するのでしょうか?
あまりに遅すぎる時期の発表と過小評価によるどうしようもない修正は止めていただきたい!!
ちなみに、77京ベクレルはチェルノブイリ原発事故での放出量のおよそ15%とのことです。
日本経済新聞から引用します。
福島1~2号機の圧力容器破損、東電解析より早かった
保安院 放射性物質の放出量、従来の2倍強に修正
2011/6/6 17:42経済産業省の原子力安全・保安院は6日、東京電力福島第1原子力発電所の事故で、1~3号機の原子炉が炉心溶融(メルトダウン)に至った独自の解析結果を発表した。東電も5月23日に1~3号機で炉心溶融が起きたとの解析結果を発表しているが、保安院の結果では1、2号機の圧力容器の破損時期が東電よりも大幅に早い。
保安院の解析によると1号機の燃料棒が冷却水から露出したのは3月11日午後5時ごろで、同8時には炉心溶融が起こった。2号機は3月14日午後6時ごろ露出し、同11時に炉心溶融が発生。3号機は3月13日午後8時ごろに露出し、14日午後10時に炉心溶融した。
圧力容器の破損時期は1号機で、東電の解析よりも10時間早い3月11日午後8時ごろ。2号機は29時間早い14日午後10時50分ごろとしている。3号機では東電の解析より13時間遅く、14日午後10時10分ごろだという。
大気中に放出された放射性物質の放出量は放射性ヨウ素131換算で、4月に公表した37京ベクレル(京は1兆の1万倍)の2倍強にあたる77京ベクレルに修正した。2号機からの放出経路の推定を改めた結果だとしている。
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