2011 夏の新ドラマは異色作揃い
2011年7月からスタートした新ドラマで鑑賞することを決めた7作品の一覧です。並びは期待度が高い順です。
ドラマ名 | 放送局 | 開始日 | 放送時間 | 曜日 | お薦め度※ | |
① | 「それでも、生きてゆく」 | フジテレビ系 | 7/7 | 22:00 | 木 | ★★★★★ |
② | 「ろくでなしBLUES」 | 日本テレビ他 | 7/6 | 24:58 | 水 | ★★★★ |
③ | 「勇者ヨシヒコと魔王の城」 | テレビ東京 | 7/8 | 24:12 | 金 | ★★★★ |
④ | 「チーム・バチスタ3 アリアドネの弾丸」 | フジテレビ系 | 7/12 | 22:00 | 火 | ★★★★ |
⑤ | 「全開ガール」 | フジテレビ系 | 7/11 | 21:00 | 月 | ★★★ |
⑥ | 「華和家の四姉妹」 | TBS系 | 7/10 | 21:00 | 日 | ★★ |
⑦ | 「荒川アンダーザ ブリッジ」 | TBS他 | 7/26 | 24:55 | 火 | ★ |
※は後日レビュー結果を記入。
夏場のドラマは多種多様なジャンルが登場しています。
そんな中にあって正統的で重厚な人間ドラマの①に一番期待しています。何といってもドラマ「モテキ」のいつかちゃん役から大ファンになった満島ひかりが主演です。主題歌は小田和正を起用しており、製作側にとってかなりの意欲作と思われます。ただし、あまりに暗い設定のため視聴者を寄せ付けない孤高さを感じます。
ヤンキーの学園ものながら、②はハチャメチャに面白いです。主演の青柳翔は初顔で正直高校1年には見えませんが、その血気盛んな切れっぷりとどこと無くペーソスな存在感はユニークです。
③の独特な笑いは壺にはまりました。予測不能でナンセンスな展開に気合が入りません(笑)。その辺りも計算されているとなると福田雄一監督はかなりの実力者だと思います。
チーム・バチスタの3シーズン目の④ですが、映画は第一作だけ観たものの、TVドラマは観たことがありませんでした。伊藤淳史と仲村トオルのバチスタコンビは呼吸が合っており良い味を出しています。
⑤は、月9らしいラブコメディーで新垣結衣の華やかさとベタ過ぎる鉄板の展開は期待できます。
⑥は、柴門ふみの原作が現在に通用するものなのか興味があります。
⑦は、すでに映画化が決定している人気アニメが原作です。何気に豪華キャストで各キャラクターがとんでもなく奇抜過ぎます。もしかすると大穴的な作品になるかもしれません。
以下に鑑賞見送りドラマの寸評を述べます。辛口なので悪しからずご容赦ください。
⑧「ドン★キホーテ」:松田翔太の演技が素晴らしく楽しめるのですが、人格が入れ替わった任侠集団のドンが高橋克実がどうしても親分に感じられなくて視聴を断念しました。
⑨「ブルドクター」:江角マキコ演じる法医学者を公私ともに描き過ぎており冗長さが否めません。また、石原さとみがどうしても刑事には見えないのでドラマとして成立していません。
⑩「絶対零度~特殊犯罪潜入捜査~」:続編に先駆けて放送されたスペシャルでリアリティを感じなかったので見送りました。
⑪「陽はまた昇る」:佐藤浩市主演なので期待したのですが、真矢みきを始めとする登場人物のセリフに違和感があり過ぎて途中で止めました。
⑫「ジウ 警視庁特殊犯捜査係」:SITに所属するといった前提自体にリアリティが無く、セリフが嘘っぽくて途中で観ることを断念しました。
⑬「美男(イケメン)ですね」:主演の滝本美織はどうみても男には見えません。ミスキャストです。
⑭「人間昆虫記」:設定が薄っぺらくてWOWOWのドラマとしては脚本がいただけません。美波は主人公としても女優としても魅力を感じません。
⑮「IS(アイエス)~男でも女でもない性~」:IS(インターセックス)という男女の身体的区分が曖昧という主人公に福田沙紀を抜擢したこと自体に無理があります。彼女はどう見ても女性にしか感じられません。ミスキャストです。剛力彩芽に興味があったのですが、脚本が力不足でした。
⑯「花ざかりの君たちへ~イケメン☆パラダイス~2011」:まだ観たことはありませんが、前田敦子に合う主演ドラマがあるはずです。元々カワイコちゃん系で万人が認める美少女とは言いがたい彼女にとって、重過ぎる役でした。2007年版のヒロインだった堀北真希と比べるほうが酷です。
⑰「名探偵コナン 工藤新一への挑戦状」:アニメなら通用する犯人の動機や手口でも、実写にすると途端に全く通用しません。コメディ超にしない限りドラマとして成立しません。
⑱「ピースボート」:重要人物に陣内孝則が起用されていますが、彼はどんな役を演じても彼自身なのでサスペンスドラマとして着いていけませんでした。
⑲「Friday Break「桜蘭高校ホスト部」」:アニメ過ぎる世界観で中途半端な演出では単に悪ふざけか妄想としか感じません。始まって直ぐにチャンネルを変えました。
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