ドラマ「荒川アンダーザブリッジ」[全10話](お薦め度★)
<スタッフ>
原作、中村光(掲載「ヤングガンガン」スクウェア・エニックス刊)
監督・脚本、飯塚健、原桂之介
撮影、相馬大輔
証明、佐藤浩太
録音、田中博信
美術監督、相馬直樹
特殊造形、百武朋
VFXスーパーバイザー、小坂一順
<キャスト>
林遣都(リク)
桐谷美玲(ニノ)
小栗旬(村長)
山田孝之(星)
城田優(シスター)
片瀬那奈(マリア)
安倍なつみ(P子)
徳永えり(ステラ)
有坂来瞳(ジャクリーン)
駿河太郎(ラストサムライ)
平沼紀久(ビリー)
末岡拓人、益子雷翔(鉄雄、鉄郎)
手塚とおる(シロ)
上川隆也(市ノ宮積)
<作品概要>
すでに伝説の電波系コミック!
有り得ない豪華キャスト陣でまさかの実写化!!原作は中村光の超人気コミック!
とある事情で荒川河川敷に住み着くことになった大財閥の御曹司リク。
そこで出会った「金星人」と名乗る謎のホームレス美少女ニノと、奇怪で強すぎる個性の河川敷住人たちとの交流を描いた
新感覚のハートフル(?)ラブコメディー!
2011年7月にMBSーTBS系にてテレビドラマが放送開始。
さらに、2012年2月には映画化が決定。
橋の下に広がるワンダーランドで、一大「河川敷ヒューマンドラマ」が始まる…
ドラマが放映される前から映画化が決まっていた作品で、今やティーンの間で大人気のゆるカワ女優・桐谷美玲がヒロインで登場するとあって最後まで頑張って観ました。
面白くありません。回を重ねるごとに巻き返すのかと思われましたが、最終回まで盛り上がることはありませんでした。出演者は確かに豪華で、主役級の男優陣を揃えてしかも奇抜なキャラクターを演じさせたのに全く笑えないコメディでした。メジャーとして受け入れられるレベルに脚本が到達していません。
どうして当初から映画化を思いついたのでしょうか。全く理解できません。最終回が終わった後に、映画の予告を流していましたが、結局ドラマは映画のための序章に過ぎない位置付けです。登場人物の紹介で終わってしまったとも言えるかもしれません。しかも予告からは映画で盛り上がれるような物語に展開されるようには感じませんでした。
飯塚健監督はかなり期待されているのでしょうが、ドラマの中では光るものを感じませんでした。何故リスキーにもかかわらず、ドラマ→映画化が最初からセットで進められたのかはなはだ疑問です。
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