ぴあが月刊誌「ウレぴあ」を10/25創刊、連動するWEBサイト「ウレぴあ総研」を同日スタートさせた
ぴあ株式会社が新雑誌と新サイトを10月25日から立ち上げました。
通勤途中でキオスクに月刊誌「ウレぴ」が並んであるのを見つけ購入しました。
情報誌「ぴあ」という屋台骨を7月21日発売号で休刊させたぴあ株式会社にとって、新たな事業の柱を構築するための新雑誌&新サイトの組み合わせによる新メディアサービスです。
まず、新雑誌「ウレぴあ」ですが、定価580円でA4中綴じオールカラーの月刊誌です。印象としては「日経トレンディ」と「日経エンタテインメント」を足して2で割ったような内容です。様々なジャンルを網羅してマーケット分析を加えて、トレンドを紹介しています。やはり秀逸な記事は邦画人気ランキングでした。「動員数×話題度×満足度マトリックス」によって、映画の面白さ人気度を可視化しています。新たに考案された分析となっており、感心させられました。最近観た『モテキ』と『はやぶさ/HAYABUSA』もマッピングされており、やや満足度が高い場所に『モテキ』が位置していました。俺の評価と一致しており素直に納得できます。さらに『モテキ』よりも満足度が高い作品が『探偵はBARにいる』とのことです。まだ観ていないのでコメントできませんが、今後鑑賞してこのマトリックスが合っていたかどうか確認する楽しみが増えました。
WEBサイト「ウレぴあ総研」はまだβ版とのことです。主にレポートとリサーチの2本立てでスタートしています。まだ掲載している本数が少なく、雑誌と比べるとかなり物足りなさがありますが、今後充実が図られると思います。どのような切り口を提供してくれるのでしょうか。
雑誌とサイトともに、ぴあらしい網羅性の高さを感じますが、尖がった企画というか引っ掛かるものが弱い印象です。情報誌「ぴあ」のように総花的な内容では、雑誌の定価が高いこともあって厳しいかもしれませんが、新たな挑戦なので頑張って欲しいと思います。うまく雑誌とサイトが連動して盛り上がってほしいものです。
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