映画『ミッション：8ミニッツ』（お薦め度★★★★）

監督、ダンカン=ジョーンズ。脚本、ベン=リプリー。原題『SOURCE CODE』。2011年米。SF映画。出演、ジェイク=ギレンホール（コルター=スティーヴンス大尉）、ミシェル=モナハン（クリスティーナ=ウォーレン）、ヴェラ=ファーミガ（コリーン=グッドウィン大尉）、ジェフリー=ライト（ラトレッジ博士）。

見事なサスペンスでした。
物語の構成と脚本が秀逸です。
政府の極秘プロジェクト“ソース・コード”の任務に就かされた主人公が味わう緊張と恐怖、眼を背けたくなる絶望的な状況、そして唯一残された選択肢に打ちのめされ涙しました。スティーヴンス大尉の過酷な運命に対するグッドウィン大尉の思いやりに心を掴まれました。

ダンカン=ジョーンズ監督（雑誌「TVBros」10月29日号から引用）
1971年イングランド生まれ。
9歳のときに両親が離婚し、父親であるデヴィッド=ボウイのもとで育つ。
アメリカの大学で哲学を学び、ロンドン・フィルム・スクールで映画制作を学んだ後、広告業界に身を置き、コマーシャル映像を手がける。
'09年『月に囚われた男』で長編映画監督デビューを果たし、英国アカデミー賞新人監督賞ほか数々の賞を受賞。