Android 4.0 “Ice Cream Sandwich”発表された
Google とサムスンが香港で開催する Android 4.0 “Ice Cream Sandwich” イベントで、Android 4.0 “Ice Cream Sandwich”を採用したスマートフォン「Galaxy Nexus」がついに正式発表されました。
当初10月11日に正式発表が予定されていましたが、Apple社のスティーブ=ジョブズの死去を受け延期されていました。
この発表を受けNTT docomoサイトでもGalaxy Nexus SC-04Dが掲載されています。
Android 4.0によって、スーマートフォンのAndroid 2.xとタブレット向けのAndroid 3.xが融合しました。今後続々と新商品が登場して、アプリも安定してくると思います。期待したいです。
【追記:2011/10/20】
Android 4.0になって、何が変わったのかをレポートした記事が配信されました。+D Mobileサイトの記事を引用します。
グーグル、「Android 4.0」発表――UI、カメラ、ブラウザなどを一新
+D Mobile 10月19日(水)15時45分配信グーグルが10月19日、Android OSの最新バージョンである「Android 4.0」の新機能を発表した。
【UI、カメラ、ブラウザなどを一新した、グーグルの「Android 4.0」】
コードネーム「Ice Cream Sandwich」で知られていたAndroid 4.0は、スマートフォンとタブレットに向けた新しいOS。現在のAndroid OSはスマートフォン向けはAndroid 2.x、タブレット向けは主にAndroid 3.xが提供されているが、Android 4.0以降のOSは統合される。Android 4.0搭載の初号機としてSamsung電子製の「GALAXY Nexus」が発表されており、日本ではドコモから「GALAXY NEXUS SC-04D」が11月に発売される予定。
Android 4.0では、ホーム画面をはじめとするUI(ユーザーインタフェース)、ブラウザ、カメラなどでさまざまな機能拡張がなされているので、その一部を紹介しよう。
ホーム画面にはAndroid 3.xのUIが取り込まれている。戻る/ホーム/タスクボタンが画面下部に並び、物理キーを使わずに操作できる。物理キー用のスペースを省けるため、大画面化に貢献するものと思われる。実際、GALAXY S Nexusも4.65インチの大型ディスプレイを搭載している。
画像:シンプルなロック解除画面、Android 4.0に最適化されたウィジェット、ほか
(http://plusd.itmedia.co.jp/mobile/articles/1110/19/news062.html)ウィジェットもAndroid 4.0用に最適化しており、Gmailのプレビュー表示やYouTubeのサムネイル表示などが可能。アプリ一覧ではアプリとウィジェットが個別に一覧表示される。スムーズにアプリを切り替えられるよう、画面右下のタスクボタンをタップすると、最近使ったアプリを一覧表示される。ここで任意のアプリを選んでスワイプさせると一覧から消える。また、通知バーに表示される内容も、任意の項目をスワイプすることで個別に消去できる。ロック解除画面では新たに顔認証を採用し、あらかじめ登録した顔を写すことでロックを解除できる。
ブラウザも進化した。タブは大きなサムネイルで表示され、上下スクロールで切り替えられる。ここで任意のサムネイルをスワイプすると、タブが個別に削除される。スマートフォン向けサイトをPC表示(desktop site)に切り替えたり、オフラインでも閲覧できる画面メモ機能も実装した。レンダリングの性能も向上し、「V8 Benchmark Suite」ではAndroid 2.3のブラウザに比べて220%高いベンチマークスコアを得られたという。
設定ではデータ通信量を確認できる項目が新設されており、毎月のデータ量を手動で制限することができる。アプリケーションごとの通信量も確認可能だ。
シャッターチャンスを逃さず撮影できるよう、ロック解除画面のカメラアイコンに向けて左にフリックするだけでカメラが起動する。ズームは画面下部のスライダーから調節できる。シャッタータイムラグのない素早い撮影やコンティニュアスフォーカス、ワイドな写真を撮れるパノラマ撮影も可能。撮影した写真を表示させると、GmailやTwitterなどのアイコンが現れ、タップするだけで簡単にメール添付や投稿ができる。
動画撮影はフルHD(1920×1080ピクセル)サイズの撮影、コンティニュアスフォーカス、録画中のズームやスナップショット撮影、早送り表示などをサポートする。
ギャラリーアプリも使いやすく進化。サムネイルが大きく表示され、撮影時間、場所、人、タグなどからアルバムを作成できる。写真の回転、赤目軽減、エフェクト追加などの編集も行える。
画像:SNSサービスとの連携も可能な「people」アプリ、ほか
(http://plusd.itmedia.co.jp/mobile/articles/1110/19/news062.html)このほか、物理キーを用いたスクリーンショット、オーディオファイルとしてメッセージを受け取れる「ビジュアルボイスメール」、SNSとも連携した「people」アプリ、NFCを利用して各種データやGoogle マップの地図、アプリからAndroid マーケットのリンクなどを送信できる「Android Beam」も搭載される。
[田中聡,ITmedia]
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