映画『男はつらいよ フーテンの寅』(お薦め度★)
監督、 森崎東。
「男はつらいよ」シリーズに外れは無いと思っていたのですが、第3作は痛いだらけの寅さんでがっかりしました。監督が山田洋次から代わっただけでこれほど面白くなくなるものなのでしょうか。最初から最後まで物語に全く馴染めません。寅さんの演技がスベルスベル...、観ているのが辛く感じました。エピソードは取ってつけたような有り得ない話で全く共感できません。マドンナの新珠三千代にも全く感情移入できませんでした。 冒頭に寅さんの妄想劇が無く、救いようの無い寅さんが登場し続けます。大事な場面でさくらが登場しなかったりシリーズ最悪の作品だと思います。登場人物がいつもより大写しで、映像的にも納得できない作品でした。 人気が無いためか、いままで観たことが無い作品でした。これが最初で最後の鑑賞とします。
番組紹介/解説(WOWOWオンラインから引用)
日本映画が誇る金字塔「男はつらいよ」シリーズの第3作。渥美清演じる寅次郎は、お見合いをすることになるが……。マドンナ女優は新珠三千代。監督は喜劇の名手、森崎東。
渥美演じる《フーテンの寅》こと寅次郎は、故郷の葛飾柴又でお見合いをすることになるが、それだけでなく、三重県の湯の山温泉で若いカップルのために恋のキューピッドになろうとしたり、自身も温泉旅館の女将(新珠)と恋を育もうとするが……。監督はシリーズ第1作でシリーズの原作者、山田洋次と共に脚本を担当した、自身も喜劇の名手である森崎東。シリーズのエース山田監督以上にダイナミックなドタバタ感を重視しつつ、昭和の高度成長期の中で暮らしを変えざるをえなかった庶民の姿を端的に切り取ってみせ、独自の味わいを加えた。
制作年/制作国/内容時間 1970年/日本/90分
ジャンル コメディ物語
故郷の柴又に帰ったテキヤの寅次郎だが、彼が安定した生活を送ることを望む親族の期待もあり、あるお見合いに臨む。だが、相手は寅次郎が旅先で顔見知りになっていた女性。寅次郎は彼女が最愛の人と結ばれるよう奮闘する。再び旅に出た寅次郎は偶然、湯の山温泉でおいちゃんとおばちゃんの夫妻と再会。寅次郎はある旅館で女将のお志津に惚れ、彼女の役に立ちたくて番頭になったが、芸者の染奴とその恋人の仲を取り持とうとし……?
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