映画『男はつらいよ 奮闘篇』(お薦め度★★★)
寅さんの恋愛としては異色のロリコン話です。
寅さんらしくない展開に、さくらが青森まで出掛けることになりました。第1話のマドンナ冬子や実母が再登場して、それなりのエピソードを盛り込んでいますが、割と淡白に物語が進行しました。
知的障害者のマドンナ花子役の榊原るみは、いたいけな少女を見事に演じました。歴代のマドンナの中でもかなり印象深いものがあります。
番組紹介/解説(WOWOWオンラインから引用)
渥美清が主演した、人情コメディの国民的ヒット作「男はつらいよ」シリーズの第7作。フーテンの寅こと車寅次郎は純粋無垢な少女と出会うが……。マドンナ女優は榊原るみ。
寅次郎は母親の菊(第2作「続・男はつらいよ」に続きミヤコ蝶々演じる)との再会を機に、はたして自分が誰かと結婚できるのかどうか真剣に悩みだす。ある意味自身同様、純粋無垢すぎるがゆえ世間と相容れにくいのも似た少女、花子(当時アイドル女優だった榊原るみ)と出会い、彼女と交流を深めていくが……。寅次郎と同じように社会の偏見にさらされてきた花子と寅次郎の交流が微笑ましい感動編。山田監督と共に続くシリーズ全作で脚本を共作した朝間義隆が本作でシリーズ初参加。ロケ地は新潟県(越後広瀬)、静岡県(沼津)、青森県。
制作年/制作国/内容時間 1971年/日本/93分
ジャンル コメディ物語
春。テキ屋の寅次郎は故郷の柴又に立ち寄るが、彼を訪ねて関西から来た母親、菊と再会する。早く結婚して身を固めてほしいと訴える菊に反感を覚えた寅次郎は、再び旅へ。沼津駅の近くで寅次郎が出会った青森出身の花子は、知的障害を持つ純粋無垢な少女。寅次郎は彼女の帰省に力を貸し、困った時は柴又の彼の実家《とらや》に行けと助言する。しばらくして《とらや》に戻った寅次郎は花子と再会。彼女との結婚を意識しだすが……。
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